JPS609440Y2 - ポンプの中胴 - Google Patents

ポンプの中胴

Info

Publication number
JPS609440Y2
JPS609440Y2 JP9085977U JP9085977U JPS609440Y2 JP S609440 Y2 JPS609440 Y2 JP S609440Y2 JP 9085977 U JP9085977 U JP 9085977U JP 9085977 U JP9085977 U JP 9085977U JP S609440 Y2 JPS609440 Y2 JP S609440Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition plate
pump
vane
lower partition
middle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9085977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5418704U (ja
Inventor
優 青木
Original Assignee
株式会社荏原製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社荏原製作所 filed Critical 株式会社荏原製作所
Priority to JP9085977U priority Critical patent/JPS609440Y2/ja
Publication of JPS5418704U publication Critical patent/JPS5418704U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS609440Y2 publication Critical patent/JPS609440Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、比較的小口径のポンプの中胴に関する。
通常例えば多段ポンプは、第1図に概略を示すように、
ポンプ部Pとモータ部Mとから成っていて、モータ部M
はモータ軸1に固定されている回転子2と、そのまわり
を囲繞するように設けられている固定子3と、モータフ
レーム4から構成すれ、ポンプ部Pは複数個の中胴10
が積み重ねられて構成されている。
そして各中胴10は、上部仕切板12や上下の隣接する
中胴との間をシールするシール部17.13を有する外
筒11と、その外筒11の中間付近に設けた中仕切板1
4と、その中仕切板に取付けられているポリュートベー
ン15とから構成され、その内部にはモータ軸1に固着
された回転羽根車16が設けられている。
そしてモータに通電されてポンプが運転されると、吸込
口20から吸込まれた液体例えば水はモータフレームと
外筒21との間を通って上昇し回転羽根車16によって
エネルギが与えられて吐出口22から吐出されるように
なっている。
このように構成されている中胴10の積み重ね時の接触
部は、第2図に示す鋳物製であろうと、第3図に示すプ
レス製であろうと、外筒11のシール部13とボリュー
ト部18が猛威されているが、これらの両部を同時に隣
接する中胴と接触させることは技術的に不可能に近く、
従来は外筒11のシール部13を隣接する中胴と水密的
に係合させ、ボリュート部18と隣接する中胴の上部仕
切板12との間は少しの逃げ19を有するように構成さ
れている。
すなわちボリュート部18は、中胴10を積み重ねると
きに中仕切板14に取付けられているポリュートベーン
15と外筒11の上部仕切板12とで猛威されるが、ポ
リュートベーン15の下端と外筒11の上部仕切板12
との間には隙間が存在するように構成されている。
しかしながら、この逃げすなわち隙間19はポンプの性
能に著しく影響を及ぼし、製作上も手間どる原因となり
、特に中胴がプレス製になるところの隙間は大きくなり
ポンプの効率低下の原因となった。
したがって本考案の目的は、積み重ねに際して隣接する
中胴のシール部が水密的に係合すると共にポリュートベ
ーンに関しても隙間を生ぜしめることのないポンプの中
胴を提供するにある。
本考案によれば、上部仕切板と下部仕切板とを一体に猛
威した円筒状の外胴部を有し、上下の各仕切板の間に設
けられた中仕切板と、ポリュートベーンとを備え、上部
仕切板と下部仕切板とはその外周付近に段部を有し、ポ
リュートベーンは下部仕切板と中仕切板とに固着手段を
介して一体とされている。
したがって隣接する中胴は上部仕切板の段部と下部仕切
板の段部とが係合して充分なシール作用を行うことがで
き、そして下部仕切板によってボリュート部を閉(クロ
ースト)構造とすることができるので、漏洩によるポン
プ効率の低下を防止できる。
また段部は積み重ねに際して芯出し作用を行うので、組
立が容易となる。
以下、添付図面の第4図に従って、本考案の一実施例を
、第1図ないし第3図に関して述べた従来例のものと同
一部材は同一符号を用いて説明する。
外形がほぼ円筒状を呈する中胴10は第1外筒部11と
第2外筒部11aからなり、第1外筒部11はその上端
部が段部17を形成するために半径方向内方に曲げられ
、そして立ち上り部を有して上部仕切板12に連なって
いる。
この段部17はシール部を構成している。
他方、第2外筒部11aは、その下端部が段部13を形
成するために半径方向内方へ曲げられ、そして立ち上が
り部を介して下部仕切板30に連なっている。
この段部13はシール部を構成している。
そしてこれらの外筒部の内部には中仕切板14が配置さ
れ、ボッニートベーン15はこの中仕切板14と下部仕
切板30とに固着手段例えはプロジェクション溶接を介
して固着されている。
本考案に係るポンプの中胴のポリュート部ハ、上述のよ
うに中仕切板と下部仕切板とにポリュートベーンが溶接
されて、閉構造に形成されているので、中胴を積み重ね
て多段にするときも、ボリュート部に隙間が生じること
はなく、ポンプの性能或いは効率向上に効果があり、ま
た中胴を鋳物製にするときは中子等の製作上の関係もあ
って多少のコストアップにもなるが、鋼板からプレスに
よって製作される場合は、プロジェクション溶接によっ
て安価に製作され、また管理面でのコストダウンにもな
るものである。
またシール部は段部によって形成され、隣接する中胴間
のシール作用も確実である。
ポリュートベーン15を下部仕切板に溶接してポリュー
ト部18を閉構造にしたので、中胴を積み重ねるときに
、下部仕切板30と上部仕切板12との間に新たに隙間
が生じるがこの隙間は性能上影響はないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多段ポンプの縦断面図、第2図および第
3図はそれぞれ第1図に示す従来のポンプの中胴部分の
拡大断面図、第2図は鋳物製の、そして第3図はプレス
製の例を示す図、第4図は本考案の一実施例を示す中胴
部分の拡大断面図である。 1・・・・・・モータ軸、10・・・・・・中胴、11
・曲・第1外筒部、lla・・・・・・第2外筒部、1
2・・・・・・上部仕切板、13・・・・・・段部、1
4・・・・・・中仕切板、15・・・・・・ポリュート
ベーン、16・・・・・・遠心回転羽根車、17・・・
・・・段部、18・・・・・・ポリュート部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部仕切板12と下部仕切板30とを一体に猛威した円
    筒状の外胴部11を有し、上下の各仕切板の間に設けら
    れた中仕切板14と、ポリュートベーン15とを備え、
    上部仕切板12と下部仕切板30とはその外周付近に段
    部17,13を有し、ポリュートベーン15は下部仕切
    板3と中仕切板14とに固着手段を介して一体とされた
    ことを特徴とするポンプの中胴。
JP9085977U 1977-07-11 1977-07-11 ポンプの中胴 Expired JPS609440Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9085977U JPS609440Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 ポンプの中胴

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9085977U JPS609440Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 ポンプの中胴

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5418704U JPS5418704U (ja) 1979-02-06
JPS609440Y2 true JPS609440Y2 (ja) 1985-04-03

Family

ID=29019589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9085977U Expired JPS609440Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 ポンプの中胴

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS609440Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4593962B2 (ja) * 2004-04-26 2010-12-08 株式会社荏原製作所 遠心ポンプ、及び遠心ポンプの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5418704U (ja) 1979-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11746766B2 (en) Electric oil pump
JPS609440Y2 (ja) ポンプの中胴
KR101583577B1 (ko) 라이너를 포함한 액체 링 펌프
US2276077A (en) Pump impeller
CN210041507U (zh) 一种高强度拉伸端盖及其应用的电机
RU180147U1 (ru) Центробежный насос с двухзавитковым спиральным отводом и разъемом корпуса в горизонтальной плоскости
CN109322822A (zh) 一种压迫式双进双出泵
EP0029895A1 (en) Improved case construction for multi-stage pump
CN220748446U (zh) 一种新型叶片活动式液压马达
FI62894B (fi) Vaetskeringpump
JPH0318688A (ja) ウエスコ型ポンプ機構
CN215890582U (zh) 一种卧式两级低汽蚀大流量离心泵
CN108768056B (zh) 一种稳定的电机
JPH0633891A (ja) 多段ディフューザ形遠心ポンプ
JPS6325876Y2 (ja)
JPH02278000A (ja) ポンプケーシング及びその製造方法
RU2229628C1 (ru) Сварное рабочее колесо двустороннего всасывания центробежного насоса
US4905471A (en) Blade fixing mechanism for torque converter
JP6779807B2 (ja) 液封式真空ポンプ
JPS5933918Y2 (ja) ポンプのボリユ−トの構造
JPS6337518Y2 (ja)
CN106089704A (zh) 压缩机及具有其的空调器
JPS6346720Y2 (ja)
RU2106533C1 (ru) Роторно-лопастная гидромашина
JPS587831B2 (ja) スピ−ドリング