JPH0633891A - 多段ディフューザ形遠心ポンプ - Google Patents

多段ディフューザ形遠心ポンプ

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Publication number
JPH0633891A
JPH0633891A JP18656092A JP18656092A JPH0633891A JP H0633891 A JPH0633891 A JP H0633891A JP 18656092 A JP18656092 A JP 18656092A JP 18656092 A JP18656092 A JP 18656092A JP H0633891 A JPH0633891 A JP H0633891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
centrifugal pump
type centrifugal
cylindrical casing
diffuser
Prior art date
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Pending
Application number
JP18656092A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhide Okawa
勝秀 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0633891A publication Critical patent/JPH0633891A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】多段ディフューザ形遠心ポンプにおけるステー
ジ2を、製作の容易な円筒形ケーシングと平板2bの組
合わせにより形成する。また、各部材の合わせ面は、ス
テージ2の外圧により円筒ケーシング2aが収縮してシ
ールする。また、表面改質で耐食性をもたせるステージ
とする。 【効果】ステージを製作の容易な部材に分割化すること
で、ステージを鋳造する必要がなくなり製作が容易にな
り、また、表面改質で耐食性をもたせ、組立,分解の容
易な保守性に優れたポンプを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段ディフューザ形遠
心ポンプに係り、特に、ポンプ内のステージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のポンプは、火力原子力協
会講座ポンプ(改訂版)P24,図7に開示されるよう
に、吸込ノズルより流入した流体は、駆動部により駆動
された複数段のインペラにより、昇圧され、吐き出しノ
ズルより吐出されるようになっている。ディフューザは
ディフューザ羽根と水返し羽根をもち、ステージ内に収
納されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、各段の流路を
形成するステージを鋳造により製造され、他のステージ
との合わせ面は、各段のステージから外部へ流体が洩れ
るのを防げるシール性のある加工を施してきた。
【0004】本発明の目的は、ステージの製作の簡略化
および原価低減を図り、また、組立,分解が容易で保守
性に優れた多段ディフューザ形遠心ポンプを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、鋳造していた各段のステージを、製作の
容易な部材の組合わせでステージを配し、部材の数が増
しても各部材の合わせ面はステージ外側との圧力差によ
る外筒の収縮でシールする。また、ステージ表面にメッ
キを施こし表面改質を図り、耐食性をもたせる。
【0006】
【作用】製作の容易な円筒形ケーシングと平板の組合わ
せによりステージを形成し、各部材の合わせ面はステー
ジ外側との圧力差による外筒の収縮で流体が漏れるのを
シールする。このため、ステージを一体形の鋳造で製作
する必要がなく、製作が簡略化されるとともに従来のス
テージと同様の機能をもつ。また、ステージ表面にメッ
キを施こし耐食性をもたせることで、耐食性のある材質
で製作されたステージと同様の耐食性のある安価なステ
ージを得ることができる。
【0007】
【実施例】
〈実施例1〉図1は一実施例の要部の断面図、図2は多
段ディフューザ形遠心ポンプの断面図である。
【0008】図2において、初段から最終段まで流路を
インペラ1,ディフューザ3,ステージ2より形成して
いる。軸受6は回転軸5を支持し、バランスドラム7が
回転軸5の回転バランスをとるために用いられている。
図1において、流路を形成するステージ2は円筒ケーシ
ング2aと平板2bとで組み立てられ、数段重ねてバー
レル4内に組み込まれている。
【0009】本実施例によれば、 (1)従来の鋳造されていたステージに代わり、図1のよ
うな円筒ケーシング2aと平板2bの組み合わせにより
ステージを形成することで、従来に比べて製作の容易な
ステージが得られる。
【0010】(2)多段ディフューザ形遠心ポンプの運転
時の円筒ケーシング2aの外圧は数十kg/cm2 以上とな
るため、円筒ケーシング2aは外圧により収縮し、平板
2bとの合わせ面はシールされ、流体の漏れを防ぐこと
ができる。
【0011】〈実施例2〉図3は、第2の実施例であ
り、ステージは全段一体型の円筒ケーシング9aと平板
9bより形成されている。図3のように円筒ケーシング
内には内径差を設けて、各段差で段間の位置を固定す
る。
【0012】本実施例によれば、 (1)実施例1の効果に示す(1)と同様、製作の容易なス
テージが得られる。また、組立てる際、円筒ケーシング
と回転軸に平板9b,インペラ,ディフューザを段数分
組み入れていくだけであり、組立,分解が容易である。
【0013】(2)実施例1の効果に示す(2)と同様の効
果がある。また、円筒ケーシング9aと平板9bの合わ
せ面にシール性の優れたピストンリングを介在させるこ
とで、シール力はさらに高まる。
【0014】〈実施例3〉図4は、第3の実施例であ
り、ステージは半割れ円筒ケーシング10aと平板10
bより形成されている。本実施例の場合、平板10bと
半割れ円筒ケーシング10aのシール、また半割れ円筒
ケーシング10a上下のシールを必要とするが、半割れ
合わせ面をフランジ構造にして外部へ流体が漏れるのを
シールする。本実施例によれば、 (1)実施例1の効果に示す(1)と同様、製作の容易なス
テージが得られる。
【0015】(2)実施例1の効果に示す(2)と同様の効
果がある。また、実施例2の効果に示す(2)と同様に半
割れ円筒ケーシング10aと平板10bの合わせ面にシ
ール性の優れたピストンリングを介在させることでシー
ル力はさらに高まる。
【0016】(3)半割れ円筒ケーシングを用いることに
より、ピストンリングを用いても、ピストンリングが円
筒ケーシング内を接触しながら組立,分解することがな
いため、円筒ケーシングの内面を傷つけることがない。
【0017】〈実施例4〉多段ディフューザ形遠心ポン
プにおいて、流路を形成するステージにメッキを施して
表面改質を行うことで、耐食性をもたせる。
【0018】本実施例によれば、表面改質で耐食性をも
たせるため、従来同様の機能をもち従来より安価なステ
ージを得ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ステージを鋳造一体形
のステージから製作の容易な部材の組合わせで分割化す
ることにより、また表面改質で耐食性をもたせることに
より、原価低減の効果がある。さらに、組立,分解の容
易な保守性にも優れたポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多段ディフューザ形遠心ポンプにおけ
る一実施例を示す要部の断面図。
【図2】多段ディフューザ形遠心ポンプの断面図。
【図3】本発明の全段一体形の円筒ケーシングと平板か
らなる一実施例の断面図。
【図4】本発明の全段一体形の半割れ円筒ケーシングと
平板からなる一実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…インペラ、2…ステ…ジ、2a…円筒ケ…シング、
2b…平板、3…ディフュ…ザ、4…バ…レル、5…回
転軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーレルの内側にあって流路を形成する複
    数のインペラ、前記各インペラ相互間に介在するステー
    ジ,ディフューザ,回転軸、前記回転軸を駆動するため
    の駆動部とからなる多段ディフューザ形遠心ポンプにお
    いて、前記各ステージを分割化することを特徴とする多
    段ディフューザ形遠心ポンプ。
JP18656092A 1992-07-14 1992-07-14 多段ディフューザ形遠心ポンプ Pending JPH0633891A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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