JPS587831B2 - スピ−ドリング - Google Patents
スピ−ドリングInfo
- Publication number
- JPS587831B2 JPS587831B2 JP49025178A JP2517874A JPS587831B2 JP S587831 B2 JPS587831 B2 JP S587831B2 JP 49025178 A JP49025178 A JP 49025178A JP 2517874 A JP2517874 A JP 2517874A JP S587831 B2 JPS587831 B2 JP S587831B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- speed ring
- casing
- bolts
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水車、ポンプ等の水力機械のスピードリングに
関するもので、その目的は構造的に簡単であり、しかも
強度的に充分であり、応力のバランスのとれたスピード
リングを提供するにある。
関するもので、その目的は構造的に簡単であり、しかも
強度的に充分であり、応力のバランスのとれたスピード
リングを提供するにある。
従来のスピードリングを第１図〜第３図に基づいて説明
する。
する。
第１図は一般的な水力機械の断面図を示すもので、第２
図は第１図の要部拡大図、第３図は第２図のａ − ａ
矢視図である。
図は第１図の要部拡大図、第３図は第２図のａ − ａ
矢視図である。
一般的に水力機械は、圧力水を導入、導出するケーシン
グ１と、ケーシング１の開口部を形成するスピードリン
グ２と、スピードリング２に連結している上カバ３と、
スピードリング２を上下対向するように連結するステー
ベーン６と、ステーベーン６の内側全周に複数枚配置さ
れ水の流過量を調整するガイドベーン４の内側中心に設
置された回転体（ランナ）５などにより構成されている
。
グ１と、ケーシング１の開口部を形成するスピードリン
グ２と、スピードリング２に連結している上カバ３と、
スピードリング２を上下対向するように連結するステー
ベーン６と、ステーベーン６の内側全周に複数枚配置さ
れ水の流過量を調整するガイドベーン４の内側中心に設
置された回転体（ランナ）５などにより構成されている
。
そしてスピードリング２は第２，３図にその詳細を示す
様に上下二枚の（下側の図示はない）リング状主板２Ａ
と、この主板２Ａを上下対向するように連結するステー
ベーンと、上側に位置する主板２人の上面に固定された
直円筒状リング９と、このリング９と一体に成形された
もしくはリング９に溶接された上カバ３との連結用フラ
ンジ７と主板２Ａ，リング９及びフランジ７に溶接され
た補強リブ８とより構成されている。
様に上下二枚の（下側の図示はない）リング状主板２Ａ
と、この主板２Ａを上下対向するように連結するステー
ベーンと、上側に位置する主板２人の上面に固定された
直円筒状リング９と、このリング９と一体に成形された
もしくはリング９に溶接された上カバ３との連結用フラ
ンジ７と主板２Ａ，リング９及びフランジ７に溶接され
た補強リブ８とより構成されている。
なお１０は上カバ３に穿設されたボルト穴である。
このような従来のスピードリング２の構造においては経
済性を考慮した、強度的にそれほど充分ではないリング
９の補強用として多数の（例えばステーベーン６と同数
の）リブ８を溶接していたためその作業工数が多大であ
るとともに、ケーシング１の開口端を主板２Ａの上面に
溶接しなければならないことと相まって、その作業はス
ペースがせまいことから極めて困難であった。
済性を考慮した、強度的にそれほど充分ではないリング
９の補強用として多数の（例えばステーベーン６と同数
の）リブ８を溶接していたためその作業工数が多大であ
るとともに、ケーシング１の開口端を主板２Ａの上面に
溶接しなければならないことと相まって、その作業はス
ペースがせまいことから極めて困難であった。
更に土カバ３とフランジ７との連結ポルト（図示せず）
は、ケーシング１及び上カバ３に加わる強大な水圧に対
処するため充分な本数を必要とし例えば第３図に示す様
にリブ８の２倍の本数であるとした場合には図示のよう
にポルト一本間隔でリブ８と合致する個所に位置するも
しくはリブ８に近いボルトと遠くに位置するボルトが存
在することになるが、このような場合には第６図に実線
で示すように、上カバ３がボルトに与える応力にむらが
生じ、全てのボルトが均等に応力を受けることにはなら
ず、一部の例えば設置ボルトの半分の本数で大部分の応
力を受け、強度的に問題が残る。
は、ケーシング１及び上カバ３に加わる強大な水圧に対
処するため充分な本数を必要とし例えば第３図に示す様
にリブ８の２倍の本数であるとした場合には図示のよう
にポルト一本間隔でリブ８と合致する個所に位置するも
しくはリブ８に近いボルトと遠くに位置するボルトが存
在することになるが、このような場合には第６図に実線
で示すように、上カバ３がボルトに与える応力にむらが
生じ、全てのボルトが均等に応力を受けることにはなら
ず、一部の例えば設置ボルトの半分の本数で大部分の応
力を受け、強度的に問題が残る。
本発明は以上の問題点を解消する為になされたもので、
第４図、第５図に示す如く、直円筒状リング９を半径方
向に厚く形成し、上カバ３との連結ボルトをその厚みで
螺合可能としたリング９Ａとしたものである。
第４図、第５図に示す如く、直円筒状リング９を半径方
向に厚く形成し、上カバ３との連結ボルトをその厚みで
螺合可能としたリング９Ａとしたものである。
このようなリング９Ａを有するスピードリング２は、リ
ング９Ａの厚みを増したことによりそれ自体の剛性が向
上し、多くのリブ８を省略できるので、溶接作業工数が
大巾に減少し、又作業性の面でもケーシング１と主板２
Ａとの溶接点に近づくことがないので格段に優れ、ひい
ては製品の質的向上が期待できるので、信頼性の高い製
品とすることができる。
ング９Ａの厚みを増したことによりそれ自体の剛性が向
上し、多くのリブ８を省略できるので、溶接作業工数が
大巾に減少し、又作業性の面でもケーシング１と主板２
Ａとの溶接点に近づくことがないので格段に優れ、ひい
ては製品の質的向上が期待できるので、信頼性の高い製
品とすることができる。
又上カバ３に加わる水圧はボルト穴１０に螺合するボル
トにより受けるが、ボルトに加わる応力は、リング９Ａ
の剛性向上と相まって、わずかにステーベーン６の位置
する個所のボルトのみがやや高い応力を受け、第６図点
線図示のように応力分布も従来に比して格段に安定し、
この点からも信頼性向上が図れる。
トにより受けるが、ボルトに加わる応力は、リング９Ａ
の剛性向上と相まって、わずかにステーベーン６の位置
する個所のボルトのみがやや高い応力を受け、第６図点
線図示のように応力分布も従来に比して格段に安定し、
この点からも信頼性向上が図れる。
本発明のスピードリングは、第４図に示されているよう
に、主板２Ａに直円筒状のリング９Ａが固定されている
。
に、主板２Ａに直円筒状のリング９Ａが固定されている
。
すなわち断面を見ると主板２Ａとリング９Ａが直角に固
定されている。
定されている。
その為に水平方向の力にも、鉛直方向の力にも強い構造
となっている。
となっている。
ケーシング１からスピードリング２が受ける力をＰとし
、その水平分力をＰ″、鉛直分力をＰ′とする。
、その水平分力をＰ″、鉛直分力をＰ′とする。
また上カバからスピードリング２が受ける力をＦとする
。
。
本発明のスピードリング２においてはステーベーン６を
別とすればＦ，Ｐ′に対してはリング９Ａが、Ｐ″に対
しては主板２Ａが有効な強度部材として作用する。
別とすればＦ，Ｐ′に対してはリング９Ａが、Ｐ″に対
しては主板２Ａが有効な強度部材として作用する。
更に本発明においてはケーシング１とリング９Ａの（主
板２Ａ上の）固定位置を、水力機械の中心から見て、前
記ステーベーンの最外側（第４図の直線Ｘ）よりも内側
でかつ最内側（第４図の直線ｙ）よりも外側の領域、す
なわち第４図のＸとｙの間の領域に設けたことを特徴と
する。
板２Ａ上の）固定位置を、水力機械の中心から見て、前
記ステーベーンの最外側（第４図の直線Ｘ）よりも内側
でかつ最内側（第４図の直線ｙ）よりも外側の領域、す
なわち第４図のＸとｙの間の領域に設けたことを特徴と
する。
これは両固定位置をなるべくステーベーンの中心方向に
近づけようという意図である。
近づけようという意図である。
すなわちこのように構成することにより外力Ｐ，Ｆによ
りステーベーン６に発生する曲げモーメントを低減する
ことができる。
りステーベーン６に発生する曲げモーメントを低減する
ことができる。
更にリング９Ａの剛性向上によるスピードリング２全体
の剛性を考えると特に低落差から高落差（〜３００ｍ程
度）の水車、ポンプ水車ではリング９Ａの高さを抑える
ことができるので経済的である。
の剛性を考えると特に低落差から高落差（〜３００ｍ程
度）の水車、ポンプ水車ではリング９Ａの高さを抑える
ことができるので経済的である。
第１図は一般的な水力機械の一部断面図、第２図は第１
図の要部拡大図、第３図は第２図のａ −ａ矢視図、第
４図は本発明になるスピードリングを示す側面断面図、
第５図は第４図，のｂ−ｂ矢視図、第６図はスピードリ
ングと上カバとの接続ボルトに作用する応力の比較線図
である。 １・・・・・・ケージング、２・・・・・・スピードリ
ング、３・・・・・・上カバ、４・・・・・・ガイドベ
ーン、５・・・・・・ランナ、６・・・・・・ステーベ
ーン、７・・・・・・フランジ、８・・・・・・リブ、
９，９Ａ・・・・・・リング、１０・・・・・・ボルト
穴。
図の要部拡大図、第３図は第２図のａ −ａ矢視図、第
４図は本発明になるスピードリングを示す側面断面図、
第５図は第４図，のｂ−ｂ矢視図、第６図はスピードリ
ングと上カバとの接続ボルトに作用する応力の比較線図
である。 １・・・・・・ケージング、２・・・・・・スピードリ
ング、３・・・・・・上カバ、４・・・・・・ガイドベ
ーン、５・・・・・・ランナ、６・・・・・・ステーベ
ーン、７・・・・・・フランジ、８・・・・・・リブ、
９，９Ａ・・・・・・リング、１０・・・・・・ボルト
穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 上下二枚の対向するリング状主板と、こめ二枚の主
板を適当な間隔をもって対向する状態に連結する複数の
ステーベーンと、 上側に位置する主板の上面に固定され、上カバとボルト
にて連結できる厚みを有する直円筒状のリングと、 前記上下二枚の主板に固定されるケーシングとよりなり
、 前記ケーシングと前記リングの固定位置を、水力機械の
中心から見て、前記ステーベーンの最外側よりも内側で
かつ最内側よりも外側の領域に設けたことを、 特徴とするスピードリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49025178A JPS587831B2 (ja) | 1974-03-06 | 1974-03-06 | スピ−ドリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49025178A JPS587831B2 (ja) | 1974-03-06 | 1974-03-06 | スピ−ドリング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS50119140A JPS50119140A (ja) | 1975-09-18 |
| JPS587831B2 true JPS587831B2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=12158740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49025178A Expired JPS587831B2 (ja) | 1974-03-06 | 1974-03-06 | スピ−ドリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587831B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5360439A (en) * | 1976-11-11 | 1978-05-31 | Toshiba Corp | Speed ring for hydraulic machine |
| JPS605788B2 (ja) * | 1977-10-20 | 1985-02-14 | 株式会社東芝 | 水車ケーシング |
-
1974
- 1974-03-06 JP JP49025178A patent/JPS587831B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS50119140A (ja) | 1975-09-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US209219A (en) | Improvement in turbine water-wheels | |
| JPS587831B2 (ja) | スピ−ドリング | |
| CN107401468A (zh) | 一种基于水力发电的新型冲击水轮机装置 | |
| US4380401A (en) | Bearing support | |
| JPH10238495A (ja) | 水中ポンプ用ブレードレス形羽根車 | |
| CN207906155U (zh) | 一种紧凑型一体式旋涡泵 | |
| US4135853A (en) | Stay ring for the spiral casing of a rotary hydraulic machine | |
| JPS5999090A (ja) | 多段循環ポンプの吸込段 | |
| GB1175496A (en) | Aerodynamic Pressure-Wave Machine | |
| JPS609440Y2 (ja) | ポンプの中胴 | |
| JPS6011686A (ja) | フランシス型水力機械 | |
| CN210068550U (zh) | 一种轴向平衡叶轮 | |
| US1132263A (en) | Rotary pump. | |
| JPS6332955Y2 (ja) | ||
| US2006338A (en) | Hydraulic machine | |
| CA1064367A (en) | Circular stay ring for rotary fluid machine | |
| JPS5836857Y2 (ja) | 水力機械のスピ−ドリング | |
| US2383A (en) | Improvement in the construction of water-wheels | |
| US188960A (en) | Improvement in water wheel and gate | |
| SU1406405A1 (ru) | Рабочее колесо радиально-осевой гидромашины | |
| US155714A (en) | Improvement in water-wheels | |
| JPH09112204A (ja) | 連結型１８０°分割静翼の上下ボルト締め構造 | |
| JPS6135380B2 (ja) | ||
| JPH0441275Y2 (ja) | ||
| US1728906A (en) | Hydraulic machine |