JPS6093674A - フレキシブル・デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は記録媒体としてフレキシブル・ディスクを用い
るフレキシブル・ディスク装置に関し、特に記録又は再
生ヘッドを通過する部分のディスクの安定化を図るべく
ディスクを介してヘッドと対向する位置に安定部材を備
えた７レキシプル・ディスク装置に関するものである。

（従来技術） 記録媒体として、例えば、７レキシプル磁気デイスクを
使用し、この磁気ディスクを回転させて信号を記録又は
再生する装置は槙々知られている。

この様な装置で特に記録又は再生用の磁気ヘッドをディ
スクの半径方向に移動することにより記録又は再生位置
を変更する装置にあっては、ヘッドの各移動位置の全て
において磁気ディスクとヘッドとの良好な接触状態を保
つために種々の方法が考えられている。

その一つとして、例えば特開昭５８−５７６６７号公報
によれば、第１図に示す様な方法が提案されている。即
ち、同図において１はフレキシブル磁気ディスクであり
、２は該磁気ディスク１の中心部に固着され、磁気ディ
スク回転駆動軸６に磁気ディスク１を取付けるためのセ
ンター拳コアである。

６は磁気ディスク１を介して磁気ヘッド５と対向する位
置に設けられている安定板である。尚、磁気ヘッド５の
側にも必要に応じて安定板４が設けられる。尚、第２図
は第１図におけるＡ−Ａ方向の断面を示すものである。

斯かる構成において、磁気ディスク１を回転駆動軸６に
より回転させ、磁気ヘッド５により信号の記録又は再生
を行うのであるが、この際に磁気ディスク１と磁気ヘッ
ド５との接触が安定しない状態では所謂スペーシング・
ロスが発生して信号の記録又は再生性能が極端に劣化し
て来る。そこで第１図に示す構成では上下の安定板６及
び４により歪気流を利用してヘッド近傍での磁気ディス
ク１を安定させるものである。

ところで第１図に示した構成の場合、安定板６と磁気デ
ィスク１との間における空気流の影響が大変重要なこと
が知られる。即ち、上記空気流により発生する所謂負正
により磁気ディスク１は安定板６側へ引き寄せられ、磁
気ディスク１の剛性と均合った状態で回動する。従って
、磁気ディスク１の安定板６及び４にて挟まれた部分以
外で例え磁気ディスク１が振動しても安定板６及び４で
挟まれた部分、換言すれば、ヘッド近傍の部分ではその
様な振動は生じないのである。

第６図は第１図における断面Ｂ−Ｂを示すものである。

同図に示す様に磁気ディスク１が回転すると、安定板６
と磁気ディスク１との間に生じる空気流の負正により磁
気ディスク１は安定板６側へ引き寄せられるのであるが
、その際、磁気ディスク１はその断面を下へ凸の曲線と
なる変形をうける。その曲線の形状は上記負圧の大きさ
、磁気ディスク１のＫＬ性、磁気ディスク１の大きさ、
そ従って、記録１は再生位置を変更するために磁気ヘッ
ド５を磁気ディスク１の内周から外周へ、又、その逆に
移動させるに当り、第６図中、Ｘで示す磁気ディスク１
の取付面に平行な面内で磁気ヘッド５を送ると、磁気ヘ
ッド５の位置によって、磁気ヘッド５と磁気ディスク１
との間にスペーシングが生じ、記録／再生出入力の低下
、あるいは、記録／再生出入力不能といった事態が発生
する。

この様な事態の発生を防止するためには、例えば特開昭
５８−１５９５５０号公報に示される様に磁気ヘッド５
を磁気ディスタ１の変形に沿って移動させる様にすれば
良いのであるが、下に凸の曲線に沿つてヘッド５を移動
させる様な機構を実際の装置に組入れることは機構の精
度等を考えるとあまり現実的ではない。そこで、第６図
に示す如く磁気ディスク１の取付面Ｘに対して適当な角
度θを有する如くヘッド５を移動させることも考えられ
るが、この様な場合でも、例えば、ディスク１の記録エ
リアの中央位置５−　ａでのヘッド５と磁気ディスク１
との接触は良好となっても内周側の位置５−ｂ、あるい
は、外周側の位置５−Ｑでの磁気ヘッド５と磁気ディス
ク１との間にはそれぞれａｌあるいはδ２のスペーシン
グが発生してしまうことになる。

（目　的） 本発明は以上に述べた様な事情に鑑みて為されたもので
、冒頭に述べた様な、記録媒体としてフレキシブル・デ
ィスクを使用し、該ディスクを介して記録又は拘止ヘッ
ドと対向する位置にディスク安定部側を配したフレキシ
ブル・ディスク装置として、上述した様なディスクの変
形によって生ずるディスクとヘッドとの接触不良を解消
させてヘッドの各移動位置において常に良好な接触状態
が得られ、これにより記録又は再生性能が常に良好に保
証される様にしたフレキシブル−ディスク装置を提供す
ることを目的とするものである。

（実施例による説明） 以下、上記の目的の達成のために本発明において胎じた
手段について実施例により例示説明する。

第４図は本発明の一実施例を示すものであり、同図にお
いて、１６は安定板であり、装置の磁気ディスク装填部
の天井板２１に設けられている軸２２に回転可能に軸支
されている。磁気ヘッド５はキャリッジ２６に搭載され
ており、該キャリッジ２６はスクリュー３１により送ら
れる。２８は安定部材１６に対する角度変更手段の一例
であるカム板で一キャリッジ２６に、軸２７により回動
可能に軸支されており、該カム板２８はキャリッジ２６
との間に掛けられたばね２９により反時計方向に附勢さ
れている。更にキャリッジ２６には調整ビス５０が螺装
されており、その先端はカム２ 板２８と当接し該カム板の傾きを調整可能に支持△ している。２５は不因示の筐体の一部２４にその又、そ
の下９１１ミはカム板２Ｂのカム面２８αに当接してい
る。又、ばね２６は安定板１６に軸２２を中心として反
時計方向の附勢力を与えている。

斯かる構成において、磁気ディスク１が回転すると前述
の如く磁気ディスク１はヘッド５側へ凸の変形をするの
であるが、ここで例えば、ヘッド５がディスク１の記録
エリアのほぼ中央位置に位置したとき（第６図の５−　
ａに相当）にヘッド５とディスク１とが良好に接触する
様に調整ビス犯によりカム板２日を角度調整しておく。

これによりヘッド５がディスク１の内周側（第６図の５
−ｂの方向）へ送られると、カム板２Ｂによりビンｂは
押上げられ、安定板１６は軸２２を中心として時耐方向
に回動し第６図にて示すスペーシングδｌの発生を防止
する。又、ヘッド５がディスク１の外周側（第６図の５
−０の方向）へ移動すると安定板１３は反時田方向へ回
動し、今度はスペーシングδ２の発生を防止する。

前述した様に磁気ディスク１の変形量は磁気ディスク１
の大きさ、剛性、更にはセンター・コア２の大きさ等に
より決まるのであるが、それに対するスペーシング補正
量は調整ビス６０により調整可能となる。又、この場合
、カム板２Ｂのカム面２Ｂ＆は最も簡単には平面で良く
、あるいはディスク１の前述の変形を考慮した曲面に設
計しても良い。

（効　果） 以上詳述した様に本発明によれば、記録媒体としてフレ
キシブル・ディスクを使用し、該ディスクを介して記録
又は再生ヘッドと対向する位置にの変形によって生ずる
ディスクとヘッドとの接触不良が良好に解消される様に
なり、ヘッドの各移動位置において、常に良好な接触状
態が得られ、これにより記録又は再生性能が常に良好に
保証される様になるもの、斯種装置において極めて有益
なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来から知られている７レキシプル・ディスク
装置の一例の、特に本発明に関係する要部の概略を分離
して示す斜視図、 第２図は第１図におけるＡ−Ａ断面視図、第６図は第１
図におけるＢ−Ｂ断面視図、第４図は本発明の一実施例
の、特に本発明に関係する要部の構成を示す断面図であ
る。 １　ａ＠ｓフレキシブル魯ディスク、２・拳・センター
・コア、５・・台記録又は再生ヘッド、２６・−・ヘッ
ド・キャリッジ、６１１１＃・ヘッド送り用スクリュー
、１３・・・安定部材、２Ｂ・・・角度変更手段の一例
としてのカム板、３０・・・調整ビス、２５・書・ｅカ
ム・７オロワー・ビン、２３，２９・・・ばね、６・・
・回転駆動軸。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体としてフレキシブル・ディスクを使用えたこと
   を特徴とする記録再生装置。