JPS609272Y2 - 編針 - Google Patents

編針

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Publication number
JPS609272Y2
JPS609272Y2 JP4633282U JP4633282U JPS609272Y2 JP S609272 Y2 JPS609272 Y2 JP S609272Y2 JP 4633282 U JP4633282 U JP 4633282U JP 4633282 U JP4633282 U JP 4633282U JP S609272 Y2 JPS609272 Y2 JP S609272Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knitting needle
main body
flexible wire
diameter
base end
Prior art date
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Expired
Application number
JP4633282U
Other languages
English (en)
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JPS58148082U (ja
Inventor
秀一 岡田
Original Assignee
クロバ−株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クロバ−株式会社 filed Critical クロバ−株式会社
Priority to JP4633282U priority Critical patent/JPS609272Y2/ja
Publication of JPS58148082U publication Critical patent/JPS58148082U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は編針に関し、詳しくは剛性編針本体の基端部に
可撓性線材を連結して成る編針の改良に関する。
剛性編針本体の基端部に可撓性線材を連結した編針とし
ては、1対の編針本体の各基端部を1本の可撓性線材で
連結した所謂輪針と称されるもの、或いは1本の編針本
体の基端部に1本の可撓性線材を連結し且つ該線材の下
端に編目逸脱防止用ストッパーを取着したものなどが提
供されている。
この編針本体と可撓性線材との連結方法としては、実開
昭55−75涛並びに同55−753号公報に記載の考
案が公知である。
即ち、前者は、第7a図に示す如く、編針基端部aに穿
設した線材取付孔すに、端部Cに向は漸次拡径する膨出
部dを形成した可撓性線材eを、該膨出部dが編針基端
fに当接する位置まで挿入後、編針基端部aを挾圧縮径
せしめて連結したことを特徴とするものである。
又、後者は第7b図に示す如く、編針基端部aに穿設し
た線材取付孔すに、可撓性線材eの端部Cを挿入後、編
針基端fを絞り加工により縮径せしめて連結したことを
特徴とするものである。
しかしながら、前者の場合、端部Cに向は漸次拡径する
膨出部dを成形するには高度の技術を要し、成形が困難
な上に、編針基端部aを挾圧縮径せしめて膨出部dど段
差なく円滑に連結せしめるのも容易でないという欠点が
あった。
而して、連結部位に生ずる段差に編目が引掛かり編作業
が円滑に行えないという欠点を有していた。
又、後者の場合、絞り加工の程度により、筒状を呈する
編針基端fの円環状端部gが可撓性線材eに喰い切り状
に喰い込んで断裂を招くという欠点があった。
更に、両者とも、絞り若しくは挟圧加工の工程を要し、
製造工程が煩雑であるとともに製作費が嵩む欠点をも有
していた。
本考案は、上記従来例における欠点を是正して、編針の
製造工程を簡略化するとともに、可撓性線材に断裂を招
くおそれもなく、更に連結部に多生の段差が生じてもこ
れによる不都合を吸収し、編目が連結部において引掛か
ることなく、円滑な編作業を行いうる編針を提供するこ
とを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例に基き具体的に説明す
る。
第1図に示す如(1対の剛性編針本体1,1の各基端部
2,2を1本の可撓性線材3によって連結して成る輪針
、或いは第2図に示す如く1本の剛性編針本体1の基端
部2に1本の可撓性線材3を連結するとともに該線材3
の下端に編目逸脱防止用のストッパー4を取付けて成る
編針において、第3図に示す如く、金属製若しくは合成
樹脂製の編針本体1の基端部2をその基端2aに向は漸
次縮径して円錐台状若しくは弾頭状に形成する。
又、編針本体基端部2には、第4図に示す如く、線材取
付孔5を穿設しである。
該線材取付孔5は、所定の内径Nを有する基端2aより
内奥に向は漸次縮径形成した略ラッパ状開口部5aと該
開口部5aに連接し所定の内径M及び軸方向深さTを有
する円柱状又は角柱状内奥部5bより戒る。
尚、編針本体1の基端2aには面取を施すのが好ましい
可撓性線材3としては、ナイロン等の熱可塑性合成樹脂
を使用する。
可撓性線材3の端部には膨出部6を形成するとともに挿
入軸部7を延設しである。
膨出部6は可撓性線材3を熱処理して成形することによ
り得られ、第5図に示す如く横断面略円形を呈する如き
形状とする。
膨出部6の大きさは、その最大外径nを、編針本体1の
外径りより小で且つ編針本体1の基端2aの内径Nより
大となるように形成する。
挿入軸部7は、その外径m及び長さtが線材取付孔内奥
部5bの内径M及び深さTより夫々若干小となるように
形成する。
編針本体1と可撓性線材3との連結は、接着剤Aを線材
取付孔内奥部5bに充填後、膨出部6の一部を線材取付
孔開口部5aに嵌入するとともに挿入軸部7を線材取付
孔内奥部5bに挿入して行う。
その際、予め線材取付孔内奥部5bの容積と挿入軸部7
の体積を計算しておき、その差より若干小量の接着剤A
を線材取付孔内奥部5bに充填すれば、接着剤Aは線材
取付孔5より食み出ることがないので編作業上好都合で
ある。
本考案によれば、膨出部6の最存外径nが編針本体1の
基端2aの内径Nより大であるので、編針本体1と可撓
性線材3との連結部に多生の段差を生じるが、この段差
iこよる不都合は吸収され、編目が連結部において引掛
かることなく円滑な編作業を行いうる。
即ち、連結部近傍における編目Bの移行は、編針本体1
から可撓性線材3方向へは、編目Bの大きさは編針本体
1の外径りにより定まっており、しかも膨出部6の最大
外径nが編針本体1の外径りより小で且つ編針本体1の
基端2aの内径Nより大なので、編目Bは連結部たる前
記基端2aに当接せず、第6a図の矢印線P方向の軌跡
を描いて円滑に移行する。
逆に、可撓性線材3から編針本体1への編目Bの移行は
、膨出部6において編目Bが拡開され、しかも該膨出部
6の最大外径nが編針本体基端2aの内径Nより大きい
ので編目Bは拡開されたまま編針本体基端部2に移行し
、連結部たる基端2aに当接しないので、編目Bは第6
b図の矢印線Q方向の軌跡を描いて円滑に移行するので
ある。
叙上の如く、本考案に係る編針を用いれば、編針製作上
のおいて編針本体と可撓性線材間の連結部に生じる隙間
に編目が当接せず移行するので、たとえ連結部に隙間が
存しても編目がこれに引掛かるおそれはなく、編作業を
円滑に行うことができるので、編作業を快適に行うこと
ができるのみならず作業能率を向上させることもできる
又、従来例において行われていた絞り若しくは挟圧加工
の工程が不要となり、編針の製造工程を簡略化すること
ができ、製作費の低廉化を図ることができる。
更に、編針本体基端部に絞り若しくは挟圧加工を施さな
いので、挿着される可撓性線材に断裂を招くというおそ
れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の応用例を示す正面図、第3
図は第1図及び第2図のX部の拡大正面図、第4図は第
3図の縦断面図、第5図は第3図のY−Y線横断面図、
第6a図及び第6b図は本考案に係る編針を用いた場合
の編目の移行状態を示す説明図、第7a図及び第7b図
は従来例の縦断面図である。 1・・・・・・編針本体、2・・・・・・編針本体基端
部、2a・・・・・・編針本体の基端、3・・・・・・
可撓性線材、5・・・・・・線材取付孔、5a・・・・
・・線材取付孔開口部、5b・・・・・・線材取付孔内
奥部、6・・・・・・膨出部、7・・・・・・挿入軸部
、L・・・・・・編針本体の外径、M・・・・・・内奥
部の内径、N・・・・・・基端の内径、n・・・・・・
膨出部の最大外径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 剛性編針本体1の基端部2に可撓性線材3を連結してる
    編針において、前記編針本体基端部2を基端2aに向は
    漸次縮径せしめるとともに、該基端部2に所定の内径N
    を有する基端2aより内奥に向は漸次縮径形成した開口
    部5a及びこれに連接し所定の内径Mを有する内奥部5
    bより戊る線材取付孔5を穿設する一方、前記可撓性線
    材3の端部に最大外径nが編針本体1の外径りより小で
    且つ前記基端2aの内径Nより大なる膨出部6を形成す
    るとともに挿入軸部7を延設し、該膨出部6の一部を前
    記開口部5aに嵌入するとともに該挿入軸部7を前記内
    奥部5bに挿着することにより、編針本体1と可撓性線
    材3を連結したことを特徴とする編針。
JP4633282U 1982-03-30 1982-03-30 編針 Expired JPS609272Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4633282U JPS609272Y2 (ja) 1982-03-30 1982-03-30 編針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4633282U JPS609272Y2 (ja) 1982-03-30 1982-03-30 編針

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58148082U JPS58148082U (ja) 1983-10-05
JPS609272Y2 true JPS609272Y2 (ja) 1985-04-02

Family

ID=30057332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4633282U Expired JPS609272Y2 (ja) 1982-03-30 1982-03-30 編針

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JPS58148082U (ja) 1983-10-05

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