JPS609144A - 半導体素子用配線 - Google Patents

半導体素子用配線

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Publication number
JPS609144A
JPS609144A JP11584383A JP11584383A JPS609144A JP S609144 A JPS609144 A JP S609144A JP 11584383 A JP11584383 A JP 11584383A JP 11584383 A JP11584383 A JP 11584383A JP S609144 A JPS609144 A JP S609144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
sectional area
temperature
conductors
lifetime
Prior art date
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Pending
Application number
JP11584383A
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English (en)
Inventor
Kenji Hinode
憲治 日野出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、半導体素子の配線に関するもので、特に、電
流密度が高いためエレクトロマイグレーションによる断
線が問題となるような配線を対象とする。
〔発明の背景〕
配線の耐エレクトロマイグレーション性を向上させるだ
めの材料については非常に多くの検討がなされている。
その結果例えばアルミニウム若しくはアルミニウム・シ
リコン合金に数%の銅を添加した合金等が発明されてい
る。また熱処理条件等を制御して、よシ適切な結晶粒径
、結晶粒の配向性を有す配線を作製することも可能だが
、素子の他の部分へ与える影響が大きく、実用イ1は非
常に困難である。材料及び製造プロセスが決まれば、配
線の断面積を増して電流密度を下げることが、エレクト
ロマイグレーション起因の不良を防ぐ唯一の方法と考え
られてきた。、この方法では、例えば配線幅を1.5倍
にして、通電寿命が2倍になる程度の効果しかなく、特
に元々幅の広い配線の幅を更に広げることは、他の配線
、素子寺の配置の点で好ましくない。
〔発明の目的〕
そこで配線幅を大幅に増力口させずに、配線の耐エレク
トロマイグレーション性を向上させることを目的とした
〔発明の概要〕
上記目的を達成するための本発明の構成は、ある断面積
を必要とする配線を、よシ小FIfr面積を持つ二本以
上の導体で構成することにある。
細い配線をパターンユング後、熱処理すると、結晶粒の
再配列が進行し、エレクトロマイグレーション寿命が飛
躍的に上昇することがわかった。
この現象は、配線断面積が小さいほど著しく、太い配線
で、この効果を出すためには、より高温、−より長時間
の熱処理が必要である。必要な熱処理条件は、配線幅だ
けでなく、配線材料にも依存する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を、実施例をもって説明する。
実施例 1 アルミニウム・3%鋼・1.5%シリコンで形成した配
線の通電寿命を調べだ。熱酸化膜を形成したシリコン基
板上に、上記の合金を、0.6μmの厚さに被着した後
、ドライエツチング法で3種類の断面積(Sl=0.8
.2.0.3.8μIT+2)を持つ長さ100μmの
配線を作った。この配線に所定の熱処理(250,35
0,450,530C,各温度で1時間保つ)をした後
、温度250 CX 電流密度2.5 M A/cm 
2で通電し、断線までの寿命を測定した。結果全第1図
に示す。150Cの位置に示されているのは、蒸着した
だけで、熱処理を経てない配線の寿命である。
熱処理温度が低い(350c以下)場合、配線寿命は、
その断面積と正の相関を持っているが、450C以上ノ
熱処if、断面積S=0.8μm2の配線の寿命が急速
に延び、断面積の大きいものの寿命を゛越えることがわ
かる。
実施例 2 実施例1と同様の材料、方法で作製した、次のような配
線を、−500Cで1時1川熱処理し、通電寿命”を・
測定した。配線は、A:幅10μmの1本の配線、B:
幅2μmの配線を1μmの間隔で5本並列にし、断面積
10μm2としたもの、c:1隔2μmの配線を1μm
の間隔で3本並列にし、断面積6μm2としたもの、の
3樺類である。各配線に、250Cで、150mAの戒
流を流し、寿命を測定した。結果を下表に示す。
ていることがわかる。
本実験では、B、Cの細い配線の間隔ケ1μmとしたが
、この間隔は加工技術の、改良で更に狭くできるため、
配線・項域の面積を大幅に増加させずにこの効果を得る
ことが可能である。
今回用いた、アルミニウム・3%鋼・1.5%シリコン
では、500Cで1時間の熱処理が必要であったが、銅
、シリコンの濃度を下げることにより、より低温で同等
の効果が得られた。
〔発明の効果〕
本発明により、眠気的特性の艮好な半導体用配線が得ら
れ、工業的利用分野を拡大させた点極めて効あるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を説明するための3種類の断面積を持
つ配線の通電寿命の、熱処理温度に対する依存性を示し
た特性図である。 第 1 目 +00200 300 400 500 600漬度 
(C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ある断面積を必要とする配線を、より小断面積を持つ二
    本以上の導体で構成することを特徴とする半導体素子用
    配線。
JP11584383A 1983-06-29 1983-06-29 半導体素子用配線 Pending JPS609144A (ja)

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