JPS609112Y2 - スペアタイヤハンガ−の支持装置 - Google Patents
スペアタイヤハンガ−の支持装置Info
- Publication number
- JPS609112Y2 JPS609112Y2 JP10765380U JP10765380U JPS609112Y2 JP S609112 Y2 JPS609112 Y2 JP S609112Y2 JP 10765380 U JP10765380 U JP 10765380U JP 10765380 U JP10765380 U JP 10765380U JP S609112 Y2 JPS609112 Y2 JP S609112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- spare tire
- stopped
- hole
- tire hanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スペアタイヤハンガーの支持装置の改良に関
するものである。
するものである。
従来、スペアタイヤハンガーの基端を車体後方寄り下面
に回動自在に枢着し、自由端を車体後端下面にボルトと
サポートで締付けて、スペアタイヤを支持するようにな
した支持装置においては、ボルトを回転させてスペアタ
イヤを外す時、該ボルトを廻し過ぎるとサポートが該ボ
ルトから外れ、スペアタイヤハンガーが該サポートと共
に落下する虞れがあった。
に回動自在に枢着し、自由端を車体後端下面にボルトと
サポートで締付けて、スペアタイヤを支持するようにな
した支持装置においては、ボルトを回転させてスペアタ
イヤを外す時、該ボルトを廻し過ぎるとサポートが該ボ
ルトから外れ、スペアタイヤハンガーが該サポートと共
に落下する虞れがあった。
そのため、該スペアタイヤハンガーの脱落防止装置とし
て各種考案され、実用化されているものもあるが、いず
れもその構造が複雑であったり、又、該装置を別途設け
ていたために、高価なものになったり、あるいはスペア
タイヤハンガーの装着が面倒である等の問題があった。
て各種考案され、実用化されているものもあるが、いず
れもその構造が複雑であったり、又、該装置を別途設け
ていたために、高価なものになったり、あるいはスペア
タイヤハンガーの装着が面倒である等の問題があった。
本考案は、上記従来の問題点を解消するためになされた
ものであって、構造簡単にして、スペアタイヤハンガー
を吊下げているサポートがボルトから外れたとしても、
スペアタイヤハンガーが落下することのない脱落防止装
置を備えたスペアタイヤハンガーの支持装置を提供する
ことを目的とするものである。
ものであって、構造簡単にして、スペアタイヤハンガー
を吊下げているサポートがボルトから外れたとしても、
スペアタイヤハンガーが落下することのない脱落防止装
置を備えたスペアタイヤハンガーの支持装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随って説明する。
１１はスペアタイヤハンガーであって、その基端は車体
１２の後方寄り下面にブラケット１３を介して回動自在
に枢着されており、先端は自由端になされ、該自由端に
は後述するサポート１８のサポートピン１９に掛合する
フック１４が枢着されている。
１２の後方寄り下面にブラケット１３を介して回動自在
に枢着されており、先端は自由端になされ、該自由端に
は後述するサポート１８のサポートピン１９に掛合する
フック１４が枢着されている。
ａは上記スペアタイヤハンガー１１の自由端を支持する
支持装置であって、車体１２の後端部に固設されたブラ
ケット１５に遊嵌されたボルト１６と車体１２の後端下
面に固設されたタイヤストッパ１７の後端をサポート取
付部１７ａとし、該サポート取付部１７ａを貫通し、上
記ボルト１６と螺合するサポート１８とから構成されて
いる。
支持装置であって、車体１２の後端部に固設されたブラ
ケット１５に遊嵌されたボルト１６と車体１２の後端下
面に固設されたタイヤストッパ１７の後端をサポート取
付部１７ａとし、該サポート取付部１７ａを貫通し、上
記ボルト１６と螺合するサポート１８とから構成されて
いる。
上記サポート１８の上端には、車体側のボルト１６と螺
合する螺合部１８ａが形成されていると共に、サポート
１８を中心として両側に先端が、該サポート１８の外周
縁より外側に延びる被ストッパ部材２０が固設されてい
る。
合する螺合部１８ａが形成されていると共に、サポート
１８を中心として両側に先端が、該サポート１８の外周
縁より外側に延びる被ストッパ部材２０が固設されてい
る。
又、サポート１８の下端にスペアタイヤハンガー１１の
自由端に枢着されたフック１４を掛止するサポートピン
１９が嵌着されている。
自由端に枢着されたフック１４を掛止するサポートピン
１９が嵌着されている。
更に、上記タイヤストッパ１７のサポート取付部１７ａ
にサポート１８が貫通してサポートピン１９がサポート
取付部に係合する貫通孔２１が穿設されており、該貫通
孔２１の両側に貫通孔２１と連通し、上記被ストッパ部
材２０を貫通させる切欠孔２１ａが穿設され、該切欠孔
２１ａはスペアタイヤハンガー１１の装着時における上
記被ストッパ部材２０の延設方向とは異なる方向に設け
られている。
にサポート１８が貫通してサポートピン１９がサポート
取付部に係合する貫通孔２１が穿設されており、該貫通
孔２１の両側に貫通孔２１と連通し、上記被ストッパ部
材２０を貫通させる切欠孔２１ａが穿設され、該切欠孔
２１ａはスペアタイヤハンガー１１の装着時における上
記被ストッパ部材２０の延設方向とは異なる方向に設け
られている。
従って、スペアタイヤハンガー１１を装着する時には、
サポート１８の被ストッパ部材２０を下方から貫通孔２
１の切欠孔２１ａに貫通させてサポート１８をタイヤス
トッパ１７内に挿入し、サポート１８の螺合部１８ａを
ボルト１６の下端に螺合させて仮止めし、サポートピン
１９にスペアタイヤハンガー１１のフック１４を掛止し
てボルト１６を締め付け、フック１４をサポート取付部
１７ａに押圧してスペアタイヤハンガー１１を固定する
ことになる。
サポート１８の被ストッパ部材２０を下方から貫通孔２
１の切欠孔２１ａに貫通させてサポート１８をタイヤス
トッパ１７内に挿入し、サポート１８の螺合部１８ａを
ボルト１６の下端に螺合させて仮止めし、サポートピン
１９にスペアタイヤハンガー１１のフック１４を掛止し
てボルト１６を締め付け、フック１４をサポート取付部
１７ａに押圧してスペアタイヤハンガー１１を固定する
ことになる。
尚、この状態では、サポート１８の被ストッパ部材２０
の延設方向と切欠孔２１ａの切欠方向とが異っているの
で、スペアタイヤハンガー１１を外す時にサポート１Ｂ
がボルト１６から外れたとしても、被ストッパ部材２０
がタイヤストッパ１７のサポート取付部１７ａに引掛り
、地上に落下することがない。
の延設方向と切欠孔２１ａの切欠方向とが異っているの
で、スペアタイヤハンガー１１を外す時にサポート１Ｂ
がボルト１６から外れたとしても、被ストッパ部材２０
がタイヤストッパ１７のサポート取付部１７ａに引掛り
、地上に落下することがない。
又、被ストッパ部材２０が引掛るタイヤストッパ１７の
当接部に凹部２２を設けてサポート１８が廻らないよう
にすることもできる。
当接部に凹部２２を設けてサポート１８が廻らないよう
にすることもできる。
尚、上記実施例ではサポート取付部をタイヤストッパの
一部を利用したが、これを車体パネル、もしくは車体フ
レーム等に設けてもよく、又、被ストッパ部材を貫通さ
せる切欠孔は車体パネルとブラケットの下部に設けても
よい。
一部を利用したが、これを車体パネル、もしくは車体フ
レーム等に設けてもよく、又、被ストッパ部材を貫通さ
せる切欠孔は車体パネルとブラケットの下部に設けても
よい。
以上述べたように本考案によれば、サポートに被ストッ
パ部材を固設し、タイヤストッパに穿設したサポート貫
通孔に、スペアタイヤハンガーの装着時に、上記被スト
ッパ部材と方向の異る方向に延びる切欠孔を穿設したの
で、スペアタイヤハンガーの外脱時にボルトを廻し過ぎ
てサポートが外れてもタイヤストッパに引掛り地上に落
下することがなく、安全性が向上した。
パ部材を固設し、タイヤストッパに穿設したサポート貫
通孔に、スペアタイヤハンガーの装着時に、上記被スト
ッパ部材と方向の異る方向に延びる切欠孔を穿設したの
で、スペアタイヤハンガーの外脱時にボルトを廻し過ぎ
てサポートが外れてもタイヤストッパに引掛り地上に落
下することがなく、安全性が向上した。
サポート取付部にサポートが貫通してサポートピンとサ
ポート取付部とが係合する貫通孔を設け、サポートピン
がスペアタイヤハンガーのフックをサポート取付部に押
圧して支持するようにしたので、ボルトをゆるめるだけ
でフックをサポートピンから外すことができ、着脱作業
が簡単にできる。
ポート取付部とが係合する貫通孔を設け、サポートピン
がスペアタイヤハンガーのフックをサポート取付部に押
圧して支持するようにしたので、ボルトをゆるめるだけ
でフックをサポートピンから外すことができ、着脱作業
が簡単にできる。
又、本考案によれば、従来のサポートに被ストッパ部材
を設け、タイヤストッパ等のサポート取付部に、該被ス
トッパ部材を貫通させる切欠孔を穿設するだけでよいの
で、構造簡単にして安価に提供することができる等の効
果を有するものである。
を設け、タイヤストッパ等のサポート取付部に、該被ス
トッパ部材を貫通させる切欠孔を穿設するだけでよいの
で、構造簡単にして安価に提供することができる等の効
果を有するものである。
第１図は本考案による脱落防止装置を備えた支持装置に
よるスペアタイヤハンガーの支持状態を示す側面図、第
２図は同上の要部拡大側面図、第３図は第２図のＩ−Ｉ
線断面図、第４図はサポートの拡大斜視図、第５図はサ
ポート貫通孔を示すタイヤストッパの拡大部分平面図で
ある。 ａは支持装置、１１はスペアタイヤハンガー、１８はサ
ポート、２０は被ストッパ部材、２１はサポート貫通孔
、２１ａは切欠孔。
よるスペアタイヤハンガーの支持状態を示す側面図、第
２図は同上の要部拡大側面図、第３図は第２図のＩ−Ｉ
線断面図、第４図はサポートの拡大斜視図、第５図はサ
ポート貫通孔を示すタイヤストッパの拡大部分平面図で
ある。 ａは支持装置、１１はスペアタイヤハンガー、１８はサ
ポート、２０は被ストッパ部材、２１はサポート貫通孔
、２１ａは切欠孔。
Claims (1)
- 基端が車体後方の下面に回動自在に枢着されたスペアタ
イヤハンガー自由端にフックが枢着され、サポートの下
端に上記フックを掛止するサポートピンが形成され、上
端に車体側のボルトと螺合する螺合部が形成され、車体
後端の下面にサポート取付部が固設され、該サポート取
付部にサポートが貫通してサポートピンとサポート取付
部とが係合する貫通孔が穿設されたスペアタイヤハンガ
ーの支持装置において、上記サポートの上端に被ストッ
パ部材が固定され、該被ストッパ部材の先端がサポート
の外周縁より外側に延設されると共に、上記サポート取
付部の貫通孔に、該貫通孔と連通し、被ストッパ部材を
貫通させる切欠孔が穿設され、該切欠孔が、スペアタイ
ヤハンガーの装着における被ストッパ部材の延設方向と
異なる方向に設けられていることを特徴とするスペアタ
イヤハンガーの支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10765380U JPS609112Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | スペアタイヤハンガ−の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10765380U JPS609112Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | スペアタイヤハンガ−の支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5732585U JPS5732585U (ja) | 1982-02-20 |
| JPS609112Y2 true JPS609112Y2 (ja) | 1985-04-01 |
Family
ID=29468941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10765380U Expired JPS609112Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | スペアタイヤハンガ−の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609112Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0341980Y2 (ja) * | 1985-01-07 | 1991-09-03 |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10765380U patent/JPS609112Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5732585U (ja) | 1982-02-20 |
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