JPH0316035Y2 - - Google Patents

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JPH0316035Y2
JPH0316035Y2 JP1979113703U JP11370379U JPH0316035Y2 JP H0316035 Y2 JPH0316035 Y2 JP H0316035Y2 JP 1979113703 U JP1979113703 U JP 1979113703U JP 11370379 U JP11370379 U JP 11370379U JP H0316035 Y2 JPH0316035 Y2 JP H0316035Y2
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JP
Japan
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top plate
hole
flange
seat plate
fixing bolt
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JP1979113703U
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JPS5631332U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タンクにおけるフロートレススイツ
チの電極棒を保護する電極保護装置に関し、特に
その保護装置をタンクの天板に取付吊持するため
の取付構造及び空気抜き構造の改良に関するもの
である。
〔従来の技術及びその問題点〕 従来、此種電極保護装置は実開昭50−72264号
公報のものが存在している。
斯る電極保護装置は、タンクの天板に開穿した
孔の周囲上面に、フロートレススイツチ用の係止
部となる開口端を備えた上方フランジを載置し、
その上方フランジ、天板に渉りボルトを貫通し、
そのボルトに締付ナツトを螺合せしめて空気抜き
用の小孔を有する保護筒を、連結垂下する構造で
ある。
ところが、この従来品は下記の不具合がある。
空気抜き用の小孔を保護筒に形成しているか
ら、注文主等の顧客の要望によつてタンクの貯
水量を天板直下まで上昇させた場合、その小孔
が水中に没入して空気抜き機能が損われ、圧搾
空気によつてフロートレススイツチの故障を招
く。また小孔であるため、タンク内外のゴミ等
によつて閉塞し空気抜き機能が損われる。
吊持手段の他に保護筒に空気抜き用の小孔を
開穿しなければならないから、加工コストの高
騰につながる。
保護筒取付時に鍔部で天板から挿通状に垂下
するボルトが誤つて上方へ押動されてフランジ
から外れる危険性がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が解決しようとする問題点は、保護筒に
開口作業を施すことなく最上位に空気抜きを形成
すると共に、保護筒取付時にボルトが外れないよ
うにすることにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
上記問題点を解決する為に講じた技術的手段
は、孔を開穿したタンクの天板上面にその孔と相
対させてフロートレススイツチ用の取付口を開口
した座板を載置し、その座板及び天板に渉つて固
定ボルトを貫通すると共に、その固定ボルトの螺
子部に内螺子付スペーサーを螺合締結して座板を
天板に固定し、該固定ボルトの螺子部に鍔付保護
筒のその鍔部を嵌合すると共に締結ナツトで締結
して天板と鍔付保護筒との間に空気抜き用の空間
を形成することである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中Aはタンクの天板で該天板Aの適当な個所
にフロートレススイツチBの電極棒(図示セズ)
を挿通する孔6を開穿し、その孔6の周囲に通孔
8を適宜間隔をおいて開孔してなり、前記孔6の
上下にフロートレススイツチB取付用の座板1及
び鍔付保護筒2を取付ける。
座板1は、上記孔6と相対する部分にフロート
レススイツチB用の取付口7及び通孔8と相対す
る部分に連絡孔12を開孔する。
鍔付保護筒2は、上端に懸吊用孔13を有する
鍔部4を突設形成し、中途部において半割状とす
ると共に、その半割片10は係止具11により着
脱自在としている。
次に以上の如く形成した座板1及び鍔付保護筒
2の天板Aへの取付方を説明すると、取付口7に
フロートレススイツチBを嵌合装備した座板1を
天板A上面に載置し、その座板1の連絡孔12よ
り天板Aの通孔8に渉りボルト3を貫通装備して
そのボルト3のタンク内に突出せる螺子部に内螺
子付スペーサー5を螺合せしめ、座板1を天板A
に固定する。然る後、鍔付保護筒2の懸吊用孔1
3を中間ナツト5より突出せる螺子部に嵌合挿入
し締付ナツト3′を螺合せしめて鍔付保護筒2を
締結吊持する。
そして、鍔付保護筒2を取外す場合には、締付
ナツト3′の螺合を解けば取外せる。尚この際座
板1は内螺子付スペーサ5によつて固定されガタ
付くことはない。
而して、鍔付保護筒2の取外し、取付け作業を
締付ナツト3′の螺合操作のみでもつて行ない得
る取付構造としたものである。また、座板1を天
板Aに固定するために螺合介在した中間ナツト5
によつて天板Aと鍔付保護筒2の鍔部4との間に
できた間隙(空間)を空気抜き用空間14として
空気抜き部分の別途形成を不要とし、構造の簡略
化を図る様にしたものである。
尚図中9は天板A上のフロートレススイツチB
をカバーするキヤツプである。
本考案は以上のように孔を開穿したタンクの天
板上面にその孔と相対させてフロートレススイツ
チ用の取付口を開口した座板を載置し、その座板
及び天板に渉つて固定ボルトを貫通すると共に、
その固定ボルトの螺子部に内螺子付スペーサーを
螺合締結して座板を天板に固定し、該固定ボルト
の螺子部に鍔付保護筒のその鍔部を嵌合すると共
に締結ナツトで締結して天板と鍔付保護筒との間
に空気抜き用の空間を形成したので下記の利点が
ある。
空気抜き用の空間が必然的に天板と保護筒と
の間に形成されるから、注文主等の顧客の要望
によつてタンクの貯水量を天板直下まで上昇さ
せても空気抜きを行なうことができ、安全であ
る。
保護筒取付時や取外し時にボルトの頭部を押
えなくても、ボルトの天板からの外れや空回り
等の不都合を生せず、保護筒の脱着作業が簡単
となる。
保護筒に空気抜き用の小孔を形成する必要が
ないから、保護筒がコスト的に高騰しない。
依つて所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案電極保護装置の正面中央縦断面
図である。 尚、図中、A……天板、B……フロートレスス
イツチ、1……座板、2……鍔付保護筒、3……
ボルト、3′……締付ナツト、5……内螺子付ス
ペーサ、6……孔、7……取付口、13……懸吊
用孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 孔を開穿したタンクの天板上面にその孔と相対
    させてフロートレススイツチ用の取付口を開口し
    た座板を載置し、その座板及び天板に渉つて固定
    ボルトを貫通すると共に、その固定ボルトの螺子
    部に内螺子付スペーサーを螺合締結して座板を天
    板に固定し、該固定ボルトの螺子部に鍔付保護筒
    のその鍔部を嵌合すると共に締結ナツトで締結し
    て天板と鍔付保護筒との間に空気抜き用の空間を
    形成した電極保護装置。
JP1979113703U 1979-08-18 1979-08-18 Expired JPH0316035Y2 (ja)

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JP1979113703U JPH0316035Y2 (ja) 1979-08-18 1979-08-18

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JP1979113703U JPH0316035Y2 (ja) 1979-08-18 1979-08-18

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Publication Number Publication Date
JPS5631332U JPS5631332U (ja) 1981-03-26
JPH0316035Y2 true JPH0316035Y2 (ja) 1991-04-08

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ID=29345980

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JP1979113703U Expired JPH0316035Y2 (ja) 1979-08-18 1979-08-18

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122103Y2 (ja) * 1971-03-06 1976-06-08
JPS4712962U (ja) * 1971-03-09 1972-10-16
JPS50123215U (ja) * 1974-03-23 1975-10-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5631332U (ja) 1981-03-26

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