JPS609013B2 - 2−クロロ−1,2−ジフルオロビニル基を有するベンゼン誘導体の製造方法 - Google Patents

2−クロロ−1,2−ジフルオロビニル基を有するベンゼン誘導体の製造方法

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JPS609013B2
JPS609013B2 JP1187682A JP1187682A JPS609013B2 JP S609013 B2 JPS609013 B2 JP S609013B2 JP 1187682 A JP1187682 A JP 1187682A JP 1187682 A JP1187682 A JP 1187682A JP S609013 B2 JPS609013 B2 JP S609013B2
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chloro
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benzene derivative
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、2−クロロー1・2−ジフルオロビニル基を
有するベンゼン誘導体の新規な製造方法に関し、更に詳
しくは、1・1・2ートリク。
ロー1・2・2−トリフルオロェタンを脱塩素化するこ
となく、該化合物をマグネシウムの存在下で、直接ハロ
ゲン化ベンゼンもしくはその誘導体を反応させ、一工程
で2−クロロ−1・2ージフルオロピニル基を有するベ
ンゼン誘導体を製造する方法に関する。〔従来技術とそ
の問題点〕 2ークロロ−1・2ージフルオロビニル基を有する芳香
族誘導体、とくに8ークロローQ・8ージフルオロスチ
レン誘導体は、含フッ素ポリマー原料の一つとして注目
されており、その製造方法としては、従来、次の2つの
方法が報告されている。
第1の方法は、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサィアティー、第7鯖蓋、1624頁、19
54年〔Joumal of 伍e American
ChemicalSocietyへ 76、1624(
1954)〕、ツアイトシュリフト・フュール・ヘミ、
第10巻、193頁、1970年〔Zeitschri
ft fur Chemie.、10、193(197
0)〕、プレタン・ド・ラ・ソシエテ・シミク・ド・フ
ランス、3202頁、1972王〔B側etinde
la SocieteChemique de Fra
nce、3202(1972)〕、ジヤーナル・オルガ
ニツシエスコイ・ヒミー、第11巻、2576頁、19
75年〔Zhumal仇鉾nicheskoiKhjm
ji.、11、2576(1975)〕、ジルナール・
オルガニツシェスコィ・ヒミー、第12巻、1372頁
、1976年〔Zhmnal ○r餌nicheSko
iKhimij.、12、1372(1976)〕等に
報告されている、クロロトリフルオロェチレンとハロゲ
ン化フェニルマグネシウム誘導体との反応による製造方
法である。
第2の方法は、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミ
ストリィ、第21巻、400頁、1955年〔Jo川船
1 of 0rgamc Chemistひ.、21、
400(1956)〕、ヘミシェ・ベリヒテ、第90巻
、2344頁、1957年〔ChemischeBer
ichte.、90、2344(1957)〕、西独特
許第100粥52号明細書、米国特許2804484号
明細書、米国特許第2874166号明細書等に報告さ
れている、クロロトリフルオロェチレンとハロゲン化フ
ェニルリチウム誘導体との反応による製造方法である。
しかし、これらの方法は、いずれも次に述べるような欠
点を有するために、生産効率が非常に悪かつた。第1に
、製造工程数が多いことである。
すなわち、ハロゲン化ベンゼン誘導体と金属単体との反
応によるフェニル金属誘導体の製造工程及び談議導体と
クロロトリフルオロェチレンとの反応による8ークロロ
−Q・8−ジフルオロスチレン誘導体の製造工程との二
段階の工程を要することである。第2に、前記工程にお
ける原料の一成分であるクロロトリフルオロェチレンは
、前記工程に先立つて、1・1・2ートリクロロー11
212ートリフルオロェタンを脱塩素化して製造しなけ
ればならないことである。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の欠点を解消したもので、1・1・2−
トリクロロ−1・2・2−トリフルオ。
ェタンを脱塩素化することなく、直接ハロゲン化ベンゼ
ンもしくはその誘導体と反応させ、一工程で2−クロロ
−1・2−ジフルオロビニル基を有するベンゼン誘導体
を製造する方法を提供することを目的とするものである
。〔発明の概要〕 本発明方法は、1・1・2−トリクロロ−112・2−
トリフルオロヱタンと、ハロゲン化ベンゼン、アルキル
置換ハロゲン化ベンゼン及びアルコキシ置換ハロゲン化
ベンゼンからなる群より選ばれる化合物とを、マグネシ
ウムの存在下で反応させることを特徴とする。
本発明でいう2ークロロ−1・2−ジフルオロビニル基
を有するベンゼン譲導体とは、2−クロ。
−1・2−ジフルオロピニル基がベンゼン環に直結した
ものをいう。本発明方法は、例えば窒素にような不活性
ガス雰囲気下で1・1・2−トリクロロー1・2・2ー
トリフルオ。ェタンとハロゲン化ベンゼンもし〈はその
誘導体とを所定の溶媒中で、マグネシウムの存在下、密
封条件で鍵拝して行なうものである。密封条件としたの
は、反応初期に発生するクロロトリフルオロェチレンの
逃散を防止するためである。仮に、反応を開放条件下で
行なった場合には、目的化合物の収率は著しく低下する
か、もしくは皆無となる。本発明に用いる化合物として
は、ハロゲン化ベンゼン、アルキル置換ハロゲン化ベン
ゼン及びァルコキシ檀換ハロゲン化ベンゼンが挙げられ
る。
反応を円滑に進め、目的化合物の収率を高めるという点
からは、ハロゲンが臭素原子又はヨウ素原子である化合
物を用いることが好ましい。ここで、ハロゲン原子とし
ては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられる
。アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、i
−プロピル、n−ブチル、t−ブチル、ベンチル、ヘキ
シル等の炭素数1〜6のものが挙げられる。アルコキシ
基としては、メトキシ、ェトキシ、プロポキシ、ブトキ
シ、ベンチルオキシ、ヘキシルオキシ等が挙げられる。
これらのうち、いずれも炭素数1〜3のものが好ましい
。これらの置換基は、ベンゼン環のいずれの位置にあっ
てもよく、また一個もしくは複数個であってもよい。本
発明に用いるハロゲン化ベンゼンもしくはその誘導体と
しては、ヨードベンゼン、フロモベンゼン、ヨードトル
エン、フロモトルエン、メトキシブロモベンゼン、フロ
モキシレン、フロモナフタレン等を好ましいものとして
挙げることができる。
ハロゲン化ベンゼンもしくはその誘導体の使用量は、1
・1・2−トリクロロ−1・2・2−トIJフルオロェ
タン1モルに対し、化学量論量(2倍モル)もしくはそ
れ以上であることが好ましく、その範囲は2〜2.2モ
ルである。
本発明に用いるマグネシウムは、単体マグネシウムで、
その形状に特に制限はないが、テープ状あるいはフレー
ク状のものが好ましい。
マグネシウムの使用量は、ハロゲン化ベンゼンもしくは
その誘導体1モルに対し、化学量論量(当モル)もし〈
はそれ以上であることが好ましく、その範囲は1〜1.
3モルである。本反応は所定の溶媒中で行なわれる。
この溶媒としては、エーテル系溶媒が好ましく、例えば
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1・4−ジオ
キサンが挙げられる。これらの溶媒のうち、テトラヒド
ロフランは、目的化合物の収率が高くなるので特に好ま
しい。溶媒の使用量は、反応原料に対し重量比で0.3
〜4倍、好ましくは0.5〜2倍である。本反応は発熱
反応で、通常00〜200℃の温度範囲で進行する。
しかし、収率の向上、副反応の防止等を図る上で、必要
に応じ加熱もしくは冷却してもよい。反応時間は、1・
1・2ートリクロロー1・2・2−トリフルオロェタン
、ハロゲン化ベンゼンもしくはその誘導体、マグネシウ
ム及び溶媒を反応容器中で混合して、加熱することなく
常温で激しく蝿拝した場合、出発原料であるハロゲン化
ベンゼンもしくはその誘導体の種類にもよるがおよそ1
び分〜1時間である。
反応終了後は、過剰の酸性水溶液(例えば塩酸酸性水溶
液)で処理し、有機化合物成分を常法に従い分離、精製
することにより、2−クロロ−1・2−ジフルオロビニ
ル基を有するベンゼン誘導体を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の製造方法によれば、1・1・2ートリクロロー
1・2・2−トリフルオロェタンを脱塩素化することな
く、該化合物をマグネシウムの存在下で、直接ハロゲン
化ベンゼンもしくはその譲導体と反応させ、一工程で2
−クロロー1・2ージフルオロビニル基を有するベンゼ
ン誘導体を製造することができるので、従来よりも生産
効率を著しく高めることができ、その工業的価値は大で
ある。
〔発明の実施例〕
実施例 1 内容量200泌の金属製オートクレープ中に、窒素雰囲
気下で、1・1・2ートリクロロ−1・2・2ートリフ
ルオロエタン30.8夕、ブロモベンゼン51.6夕、
フレーク状マグネシウム10.0夕、テトラヒドロフラ
ン70の‘を入れ、常温で水冷しつつ、激しく燈拝した
反応開始後、2〜3分以内に発熱及び圧力上昇が始まり
、約4.5分後に系内の温度は192『0に達し、圧力
は最高12k9/仇に達した。
その後、すみやかに温度、圧力は低下し始め、反応開始
後、約1耳分には温度3030、圧力1.6k9′のと
なった。約30分後には、温度、圧力ともに変化がなく
なったことを確認し、反応を停止した。GLC分析によ
って、反応混合物は8ークロローQ・8ージフルオロス
チレン17夕、クロロベンゼン14夕を含有しているこ
とが確認された。
ついで、反応混合物を塩酸酸性水溶液500の【に注ぎ
、有機層を分離した。更に、水層にシクロヘキサン20
の上加えて抽出し、得られたシクロヘキサン層を先の有
機層に加えた。この有機層を精蟹し、bp.960〜灘
。○(59側Hg)の留分を集めた。8−クロローQ・
8ージフルオロスチレン12夕(収率42%)を得た。
実施例 2 実施例1と同様に、1・1・2ートリクロ。
−1・2・2−トリフルオロエタン30.8夕、ヨード
ベンゼン67.1夕、マグネシウム10.0夕をテトラ
ヒドロフラン70机と混合して反応を行なった。反応過
程は、実施例1とほぼ同様であった。30分後に反応を
停止し、反応混合物を実施例1と同様に処理し、8−ク
ロロ−Q・8−ジフルオロスチレン12夕(42%)を
得た。
実施例 3 実施例1と同様に、1・1・2−トリクロ。
−1・2・2ートリフルオロエタン30.8夕(p−フ
ロモトルエン56.3夕、マグネシウム10.0夕をテ
トラヒドロフラン70の‘と混合して反応を行なった。
反応過程は、実施例1とほぼ同様であった。40分後に
反応を停止した。
反応混合物は、GLC分析により、8−クロローQ・8
−ジフルオロー4ーメチルスチレン19夕、p−クロロ
トルェン16夕を含有していることが確認された。
反応混合物を実施例1と同様に処理し、糟蟹によりbp
89〜9rC(24柳Hg)の留分を集め、8−クロロ
−Q・Bージフルオロ−4−メチルスチレン14夕(4
5%)を得た。
実施例 4 実施例1と同様に、1・1・2−トリクロロ−1・2・
2−トリフルオ。
エタン30.8夕、p−〆トキシブロモベンゼン61.
5夕、マグネシウム10.0夕をテトラヒドロフラン7
0Mと混合して反応を行なった。反応経過は、実施例1
とほぼ同様であった。
40分後に反応を停止した。
反応混合物は、GLC分析により、6ークロロ−Q・8
−ジフルオロ−4−メトキシスチレン22夕、p−〆ト
キシクロロベンゼン19夕を含有していることが確認さ
れた。
反応漉合物を実施例1と同様に処理し、糟留によりbp
l03〜10げ○(15側Hg)の留分を集め、8ーク
ロロ−Q・Bージフルオロー4ーメトキシスチレン18
夕(54%)を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1・1・2−トリクロロ−1・2・2−トリフルオ
    ロエタンと、ハロゲン化ベンゼン、アルキル置換ハロゲ
    ン化ベンゼン及びアルコキシ置換ハロゲン化ベンゼンか
    らなる群より選ばれる化合物を、マグネシウムの存在下
    で、反応させることを特徴とする2−クロロ−1・2−
    ジフルオロビニル基を有するベンゼン誘導体の製造方法
    。 2 前記ハロゲン化ベンゼンのハロゲン原子が、塩素原
    子、臭素原子又はヨウ素原子である特許請求の範囲第1
    項記載の2−クロロ−1・2−ジフルオロビニル基を有
    するベンゼン誘導体の製造方法。
JP1187682A 1982-01-29 1982-01-29 2−クロロ−1,2−ジフルオロビニル基を有するベンゼン誘導体の製造方法 Expired JPS609013B2 (ja)

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