JPS6087767A - カニ肉様練製品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カニ肉に近似した食感と外観を持つカニ肉様
練製品の製造方法に関する。

従来、この種のカニ肉４ｍ練製品は故多くの種類のもの
が市販され、またその製造方法も種々提案されているが
、本発明では、食感が極めてカニ肉に近似し、特に外観
についてもカニ肉に近岬、した練製品を得るための製造
方法を提供することを目的とする。

即ち、この目的を達成するために、本発明のカニ肉様練
製品の製造方法は、順次繰り出される複数枚の帯状肉を
長手方向に多数条に切込み形成したのち、これを積層し
て連続長繊維群を形成上次にこの連続長繊維群を繊維方
向に月して傾斜する方向に切断することで、多数の短（
裁誰状肉を切断方向に対して傾斜する方向に集束させた
’ｔ、：ｉ、繊維集束フロックを形成し、次にこの各短
ｔＡ日１Ｆ、婁東ブロックを切断面が側面になる状態に
一連に連接して連続ブロックを形成上次にこの連続ブロ
ックをフィルム包装したのち、各Ｒりに幅方向のずれを
生じさせる方向に、該包装連続ブロックを押圧して抑圧
連続ブロックを形成し、次にこの抑圧連続ブロックを任
意の長さに切断するように構成することとした。

以下、本発明の実施例を図面に示して説明する。

１５１図は本発明の一実施例である製造方法の工程説明
図である。。

この製造方法は、まず原料供給装置から原料となる魚肉
摺身を幅広の帯状に繰り出しながらこれを加熱して俗に
薄皮と称される幅広帯内１を成形し、次にこの幅広く１
シ肉１を適宜の切断手段によって複数枚（実施例では５
枚）の帯状肉２に区割する。

次に、この各帯状肉２をそれぞれ適宜の細断手段によっ
て長手方向に多数条に完全に分断することで、該帯状肉
２を麺線状に細断し、そしてこの細断された帯状肉を積
層して連続長繊維群３を成形する。次に、該連続長繊維
群３を切断カッタ等により繊維方向に対して４５度の傾
斜角度で切断して、多数の短繊維状肉ａを切断方向に対
して４５度傾斜方向に集束させた短繊維集束ブロック４
を形成するものである。そして、この短繊維集束ブロッ
ク４．４・・・を並び替えてその切断面が１１１１面に
なる状態に一連に連接させて連続ブロック５を形成し、
次に′この連続ブロック５をフィルム６により包装した
のち、この包装連続フロック７を、各層に幅方向のずれ
を生しさせるように略月角線方向に押圧して抑圧連続ブ
ロック８を形成し、次に、この抑圧連続ブロック８を切
断カッタ等によって任意の長さに切断することで、第２
図に示すようなカニ肉揉練製品へを製造するものである
。

従って、前述のようにして製造されたカニＩＪＩ　Ｌｌ
’１練製品Ａは、多数の短繊維状肉ａが゛製品への長−
ト方向に対して４５度に１ｔ１（斜した状態で集束され
たものであり、これを食した場合には、噛み込みに伴な
う裂断方向か短繊維状肉ａの繊維Ｊｊ向である製品の斜
方向となり、しかもその裂断が短繊維状肉ａに沿って切
り離すれていくことになるし、又、口の中で噛んだ場合
の由さ゛わりゃ占さ゛わりについても、カニ肉特有の短
繊維感覚が１：１られるため、練製品でありながら本物
のカニ肉のようなｆｌ感が得られるものである。

又、製品Ａの外観について、連続ブロック５の状態では
断面形状が角のある方形であるため、これを定＝Ｊに切
断して製品とした場合には、あたかも練製品の成形品で
あることを呈すような外観となるが、本製造方法では、
連続ブロック５をフィルム包装したのち、この包製連続
ブロック７を略対角線方向に押圧して、各層を幅方向に
ずらすように変形させるため、各短繊維状肉ａの端面が
平面上に現われ、しかもフィルム６で包装した状態で押
圧することが呟製品の角が取れて断面形状がグ円形に近
に形に変形し、外観上においても本物のカニ肉に近卸、
シた製品へをイυ−ることかできるのである。

又、１ｉｉｊ記押１工による変形を、定寸切断の手前、
即ち、連続ブロック５をフィルム６で包装したのちにお
いて行なうようにしているため、抑圧による変形作業が
一連の連続作業で行なえるし、しかも変形形状を均一な
形に揃えることができるものである。

以」二、本発明の一実施例について図面により説明した
が、本発明の具体的な構成は前記した実施例に限定され
ることはない。

例えば、実施例では、幅広帯内を切断手段により区割し
て複数枚の帯状肉を形成するようにしたが、帯状肉の数
に対応する数の原料供給装置を用意し、それぞれの供給
装置によって原料を当初から複数列のイ；シ状に繰り出
して、これを複数枚の帯状肉としてもよい。

又、各帯状肉のｔＪＪＪ断についても、複数枚の帯状肉
を一度に一個の細断手段によって細断してもよく、また
、各帯状内をそれぞれ独立して別々に４１１１ｔｔｌｉ
　してもよい。

又、実施例では帯状肉を完全に分断して麺状にｔｉｌ＋
断したものとなっているが、帯状肉の一部分が残る程度
に切込み形成してもよく、この場合には帯状肉を積ＷＩ
させるときの取扱いが容易になるし、連続長繊維群、群
の集束状態が安定する。

又、実施例ではイ１）状肉を５枚にしているか、４枚以
上て゛あれば充分目的を満足させ得るものであるや又、
複数枚の帯状肉を積層させるに際し、各７Ｍ間の結着を
十分にさせるため、層間に結着身井の結着剤を加えるこ
とは適宜に行なうことがでとる。

又、連続長繊維群がら短繊維集束ブロックを切断する場
合、−個の切断手段によって一個づつ短繊維集束ブロッ
クを切断してもよいし、複数個の切断手段によって一度
に＋、ｔｑｉ個の短！＆、砒集束ブロックを切り出して
もよい。又、その切断方向について、実施例では４５度
にしているが、これに限らず、要は繊維方向に対して傾
斜する方向に切断すればよいのである。

又、連続ブロックのフィルム包装に際し、並（ｊして着
色を施こすことは適宜に行なえるものである。

更に、包装連続ブロックを変形させる場合の抑圧手段と
しては、例えばコンベア上面にテーパ状ローラを軸支し
て、コンベアとローラとの間を通過させたり、或いはテ
ーパ状ローラの代りに幅方向に傾斜させたコンベアを用
いたり、要は、連続ブロックの各層が幅方向にずれを生
じるように押圧）Ｊを作用させればよいのである。

以」二、説明したように、本発明によれば、食感および
外観の両方共について本物のカニ肉に極く近Ｕ、した製
品を製造することができるし、しかもその製造が一連の
連続作業で能率的に行なえるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例のカニ肉様練製品の製造工程を示
す説明図、第２図は該製造上程ｌこよって製造された製
品例としてのカニ肉様練製品を示す切欠斜視図である。 へ二カニ肉様糾！製品 ａ：短繊胤状肉 ２：帯状肉 ３：′＆続長繊ｊｉｈＪ！Ｔ ４：短線剤り集束ブロック ５：連続ブロック ６：フィルム ７：包装連続ブロック ８：押圧連続ブロック 特許出願人 ヤマサ蒲鉾株式会社（池１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）順次繰り出される複数枚の帯状肉を長手方向に多数
   条に切込み形成したのち、これを積層して連続長１＆Ｉ
   Ｐｔ群を形成し、次にこの連続長Ｎｋ維群を１に維方向
   に対して傾斜する方向に切断することて・、多数の短繊
   維状肉を切断方向に対して傾斜する方向に集束させた短
   ＃＆維集東ブロックを形成し、次にこの各短Ｉ＆紺集束
   ブロックを切断面が側面になる状態に一連に連接して連
   続ブロックを形成し、次にこの連続ブロックをフィルム
   包装したのち、各Ｍに幅方向のずれを生じさせる方向に
   、該包装連続ブロックを押圧して抑圧連続ブロックを形
   成し、次にこの抑圧連続ブロックを任息の長さに切断す
   るように構成したことを持金とするカニ肉様練製品の製
   造方法。