JPS6087229A - アセチレンとエチレンの混合物中に含まれるアセチレンの選択的水素化方法 - Google Patents
アセチレンとエチレンの混合物中に含まれるアセチレンの選択的水素化方法Info
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- JPS6087229A JPS6087229A JP59196483A JP19648384A JPS6087229A JP S6087229 A JPS6087229 A JP S6087229A JP 59196483 A JP59196483 A JP 59196483A JP 19648384 A JP19648384 A JP 19648384A JP S6087229 A JPS6087229 A JP S6087229A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3−
産業上の利用分野
この発明は、アセチレンとエチレンの混合物中に含まれ
るアセチレンの選択的水素化方法に関する。
るアセチレンの選択的水素化方法に関する。
従来技術
従来、例えば水蒸気分解のような熱的変換方法にJ:り
生じるオレフィン系およびジオレフィン系炭化水素は、
常により不飽和な炭化水素とくにアセチレン系炭化水素
と結びついている。
生じるオレフィン系およびジオレフィン系炭化水素は、
常により不飽和な炭化水素とくにアセチレン系炭化水素
と結びついている。
このようなアセチレン系炭化水素の選択的水素化により
、モノオレフィン系およびジオレフィン系炭化水素に望
まれる特質を有する留分を得ることができる。そしてこ
のような水素化は選択的触媒、例えばアルミナ上のパラ
ジウムを用いてなされているが、従来の接触方法は充分
に満足すべきものではなく、得られる収率は事実4− 多(の場合100%以下であり、触媒の安定性は一般に
不充分である。
、モノオレフィン系およびジオレフィン系炭化水素に望
まれる特質を有する留分を得ることができる。そしてこ
のような水素化は選択的触媒、例えばアルミナ上のパラ
ジウムを用いてなされているが、従来の接触方法は充分
に満足すべきものではなく、得られる収率は事実4− 多(の場合100%以下であり、触媒の安定性は一般に
不充分である。
この点について、以下エチレン(C2)留分の水素化に
関連して説明する。
関連して説明する。
水蒸気分解装置から出たエチレン留分は一般に次の組成
を有する。
を有する。
アセチレン 1〜2容量%
エチレン 70〜90容量%
エタン 10〜30容量%
エチレン留分のアセチレン含量は、パラジウム触媒上で
のアセチレンの選択的水素化により、2容量ppmまた
はそれ以下でなければならない。
のアセチレンの選択的水素化により、2容量ppmまた
はそれ以下でなければならない。
この結果は、現在まで多くの場合、気相で約20〜30
バールの圧力下、通常60〜150℃の温度で作動する
恒温または断熱方法の使用により得られていた。
バールの圧力下、通常60〜150℃の温度で作動する
恒温または断熱方法の使用により得られていた。
5−
この従来の方法にはつぎのような不都合があった。
すなわち、反応の発熱性は、連続した複数の反応器の設
置を余儀なくさせる。というのは気相は熱量の除去には
有利ではないからである。
置を余儀なくさせる。というのは気相は熱量の除去には
有利ではないからである。
その上、使用する触媒の量は多い。すなわち、2000
VVHの気体空間速度が標準のものであるから、C2留
分10t/時を処理するために約3トンの触媒を使用す
る。
VVHの気体空間速度が標準のものであるから、C2留
分10t/時を処理するために約3トンの触媒を使用す
る。
従来法によれば、触媒は完全に選択的なものとは言えな
い。エチレンの潜在収率は101〜102%であるのに
対して、実際に得られる収率は、99.5%以上になる
のが難しい。これらの低収率は次の2つの理由による。
い。エチレンの潜在収率は101〜102%であるのに
対して、実際に得られる収率は、99.5%以上になる
のが難しい。これらの低収率は次の2つの理由による。
すなわちエタンの過剰な生成をもたらす不充分な選択性
およびいわゆるグリーンオイルと呼ばれる重質=6− 生成物への、アセチレンのやっかいな重合化である。こ
れらの重合生成物は触媒上に沈積し、触媒の寿命を著し
く減じる。
およびいわゆるグリーンオイルと呼ばれる重質=6− 生成物への、アセチレンのやっかいな重合化である。こ
れらの重合生成物は触媒上に沈積し、触媒の寿命を著し
く減じる。
アセチレンの水素化については、溶媒を用いる方法がす
でに提案されている。これは米国特許第4.128.5
95号記載の方法の場合であり、この米国特許において
は不活性炭化水素溶媒を用いている。溶媒の使用は、気
相の水素化方法に比べて多くの利点、特に下記の利点を
有する。
でに提案されている。これは米国特許第4.128.5
95号記載の方法の場合であり、この米国特許において
は不活性炭化水素溶媒を用いている。溶媒の使用は、気
相の水素化方法に比べて多くの利点、特に下記の利点を
有する。
(i)反応の発熱性の良好な管理
(ii)水素化の選択性の改善、従って生成エチレン収
率の改善 (lii )触媒の活性および安定性の改良。
率の改善 (lii )触媒の活性および安定性の改良。
また従来、ベルギー特許第564.339号において提
案されたアセチレンの選択的水素化方法では、例えば炭
酸カルシウムまたは吹酸バリウム、硫酸バリウム、活性
炭またはシリカゲルのような1つの担体上に沈積したパ
ラジウム触媒を用い、キノリンまたピリジンである複素
環型のアミンの存在下、水、アルコール類または非芳香
族炭化水素の中から選ばれた溶媒の存在下に行なうもの
であった。
案されたアセチレンの選択的水素化方法では、例えば炭
酸カルシウムまたは吹酸バリウム、硫酸バリウム、活性
炭またはシリカゲルのような1つの担体上に沈積したパ
ラジウム触媒を用い、キノリンまたピリジンである複素
環型のアミンの存在下、水、アルコール類または非芳香
族炭化水素の中から選ばれた溶媒の存在下に行なうもの
であった。
しかしながら、上記の従来法のいずれによっても充分満
足な触媒の活性、選択性および寿命が得られないという
問題があった。
足な触媒の活性、選択性および寿命が得られないという
問題があった。
発明の目的
この発明の目的は、上記の問題を解決し、穏やかな条件
下で操作を行なうことができるだけでなく、とりわけ驚
くべきことに、触媒の活性、選択性および寿命を改善す
ることができるアセチレンとエチレンの混合物中に含ま
れるアセチ−/− レンの新規な選択的水素化方法を提供しようとするにあ
る。
下で操作を行なうことができるだけでなく、とりわけ驚
くべきことに、触媒の活性、選択性および寿命を改善す
ることができるアセチレンとエチレンの混合物中に含ま
れるアセチ−/− レンの新規な選択的水素化方法を提供しようとするにあ
る。
発明の構成
この発明は、上記の目的を達成するために、アセチレン
とエチレンの混合物をアルミナ上のパラジウム触媒の固
定床を通して流通させるアセチレンの選択的水素化方法
において、少なくとも1つの炭化水素をベースとする液
相の存在下に操作を行ない、この液相は少なくとも1つ
の芳香族炭化水素を液相の15〜100重量%含むとと
もに、液相中に溶解している状態のアミン類およびポリ
アミン類からなる群の中から選ばれた少なくとも1つの
アミン化合物を含むことを特徴とするアセチレンとエチ
レンの混合物中に含まれるアセチレンの選択的水素化方
法を要旨としている。
とエチレンの混合物をアルミナ上のパラジウム触媒の固
定床を通して流通させるアセチレンの選択的水素化方法
において、少なくとも1つの炭化水素をベースとする液
相の存在下に操作を行ない、この液相は少なくとも1つ
の芳香族炭化水素を液相の15〜100重量%含むとと
もに、液相中に溶解している状態のアミン類およびポリ
アミン類からなる群の中から選ばれた少なくとも1つの
アミン化合物を含むことを特徴とするアセチレンとエチ
レンの混合物中に含まれるアセチレンの選択的水素化方
法を要旨としている。
9−
8−
この発明の方法は、とくに水蒸気分解に由来するエチレ
ン留分に有利に適用される。
ン留分に有利に適用される。
この発明の上記の方法において、液相は、少なくとも1
つの芳香族炭化水素および例えばベンゼン、トルエン、
エチルベンゼンまたは、少なくとも1つの芳香族炭化水
素を有するナフサ留分またはケロシン留分を含んでいる
。溶媒として使用される液相中において、1つまたは複
数の芳香族炭化水素の含量は少なくとも15重量%にな
るようにする必要がある。これには好ましくは水素化生
成物から容易に分離されつるような1つまたは複数の炭
化水素が選ばれる。
つの芳香族炭化水素および例えばベンゼン、トルエン、
エチルベンゼンまたは、少なくとも1つの芳香族炭化水
素を有するナフサ留分またはケロシン留分を含んでいる
。溶媒として使用される液相中において、1つまたは複
数の芳香族炭化水素の含量は少なくとも15重量%にな
るようにする必要がある。これには好ましくは水素化生
成物から容易に分離されつるような1つまたは複数の炭
化水素が選ばれる。
この炭化水素は処理される留分の沸点より高い沸点を有
するものであるのが好ましい。
するものであるのが好ましい。
上記アミン化合物は、液相に含まれる1または複数の炭
化水素の0.01〜10重量%、好10− ましくは0.1〜1重量%の割合であって、アミン類ま
たはポリアミン類を使用する。
化水素の0.01〜10重量%、好10− ましくは0.1〜1重量%の割合であって、アミン類ま
たはポリアミン類を使用する。
アミンまたはポリアミンの各アミン官能基は、主に第一
アミンまたは第三アミンであって、脂肪族鎖または環式
鋼を有するものである。脂肪族鎖の場合には第三アミン
も含まれる。アミン化合物としては、例えばブチルアミ
ン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン
、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、エチレンジア
ミンおよびジエチレントリアミンを挙げることができる
。アミン化合物は、置換基またはアミンとは別の官能基
例えばアルコールまたはエーテル基(従ってモルホリン
、エタノールアミンまたはジェタノールアミン)を含む
ことができる。ここで、キノリンまたはピリジン型の複
素環構造を有するアミン類は本発明には属11− さない。
アミンまたは第三アミンであって、脂肪族鎖または環式
鋼を有するものである。脂肪族鎖の場合には第三アミン
も含まれる。アミン化合物としては、例えばブチルアミ
ン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン
、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、エチレンジア
ミンおよびジエチレントリアミンを挙げることができる
。アミン化合物は、置換基またはアミンとは別の官能基
例えばアルコールまたはエーテル基(従ってモルホリン
、エタノールアミンまたはジェタノールアミン)を含む
ことができる。ここで、キノリンまたはピリジン型の複
素環構造を有するアミン類は本発明には属11− さない。
水素化触媒は担持パラジウムよりなる。パラジウムはア
ルミナ担体上にo、oi〜1重量%の割合で担持される
。銀(Alll )または金(八〇)のような二番目の
金属を、例えば触媒重量の0.01〜1%の含量でパラ
ジウムに組合わせてもよい。好ましくはAu /Pdま
たはAg/Pdの重量比は1以下である。金は特に興味
深い結果を生じる。ALI /Pdの重量比は好ましく
は0.05〜0.5である。
ルミナ担体上にo、oi〜1重量%の割合で担持される
。銀(Alll )または金(八〇)のような二番目の
金属を、例えば触媒重量の0.01〜1%の含量でパラ
ジウムに組合わせてもよい。好ましくはAu /Pdま
たはAg/Pdの重量比は1以下である。金は特に興味
深い結果を生じる。ALI /Pdの重量比は好ましく
は0.05〜0.5である。
水素化は、触媒が固定床として配置されている反応器で
行なわれてもよい。
行なわれてもよい。
つぎに、この発明の方法を図面に基づいて説明する。な
お図面は、エチレン留分の水素化にお番プる本発明の1
つの適用例を示す。
お図面は、エチレン留分の水素化にお番プる本発明の1
つの適用例を示す。
図面において、供給管(1)より水素化すベ 12−
きエチレン留分を、供給管(8)より水素を、供給管(
6)より炭化水素溶媒とアミン化合物との溶液を、それ
ぞれ反応器(2)に導入する。
6)より炭化水素溶媒とアミン化合物との溶液を、それ
ぞれ反応器(2)に導入する。
水素化反応後の混合物を熱交換器(3)において冷却し
た後、これらの気液混合物を導管(12)を経て気液分
離器(4)に導入する。この分離器(4)において気体
の精製留分を溶液から分離し、気体留分を排出管(5)
によって分離器(4)頂部から排出するとともに、溶液
を分離器(4)底部から循環管(10)によって排出す
る。この溶液はポンプ(7)を経て再循環させる。溶液
循環管(10)の途上に接続された排出管(11)によ
り溶媒の一部をバージすることができ、また溶媒補給管
(9)により溶媒を補給することができる。
た後、これらの気液混合物を導管(12)を経て気液分
離器(4)に導入する。この分離器(4)において気体
の精製留分を溶液から分離し、気体留分を排出管(5)
によって分離器(4)頂部から排出するとともに、溶液
を分離器(4)底部から循環管(10)によって排出す
る。この溶液はポンプ(7)を経て再循環させる。溶液
循環管(10)の途上に接続された排出管(11)によ
り溶媒の一部をバージすることができ、また溶媒補給管
(9)により溶媒を補給することができる。
C2留分の水素化の操作条件は、下記のとお13−
りである。
C2留分の空間速度(VVH) : 500〜2000
0、好ましくは1000〜1ooo。
0、好ましくは1000〜1ooo。
全圧:10〜50バール
温度:20〜150℃
なお、空間速度(VVH)は、標準温度および圧力での
気体C2留分の触1111容当り毎時の容積流量で表示
した。
気体C2留分の触1111容当り毎時の容積流量で表示
した。
水素流量は、仕込み物のアセチレン系炭化水素含量に従
って調整すると良い。この流量は、反応器に導入される
アセチレン系炭化水素1モルあたりの水素のモル数で表
わされる。この比は一般に1〜10好ましくは1〜2で
ある。
って調整すると良い。この流量は、反応器に導入される
アセチレン系炭化水素1モルあたりの水素のモル数で表
わされる。この比は一般に1〜10好ましくは1〜2で
ある。
溶媒(炭化水素+アミン)流量は、触媒の容積に対して
調整すると良い。この流量は、触媒1容につき毎時の液
体容積流量(液体VVH)14− で表わされる。この値は一般に1〜10とする。
調整すると良い。この流量は、触媒1容につき毎時の液
体容積流量(液体VVH)14− で表わされる。この値は一般に1〜10とする。
アミン含量は液相の炭化水素の0.01〜10重量%好
ましくは0.1〜2重量%に調整される。
ましくは0.1〜2重量%に調整される。
実 施 例
つぎに、この発明の実施例を比較例とともに説明する。
比較例
従来技術を示すこの比較例では、エチレン99重量%と
アセチレン1重量%を含む気体留分(以下C2留分と記
す)を処理する。ここで、溶媒は使用しない。触媒は、
70112/gの比表面積と0.6ci” /aの細孔
容積を有するアルミナ担体上に0.2重量%の割合で担
持されたパラジウムよりなるものである。触媒は管状反
応器中に固定床として配置されている。
アセチレン1重量%を含む気体留分(以下C2留分と記
す)を処理する。ここで、溶媒は使用しない。触媒は、
70112/gの比表面積と0.6ci” /aの細孔
容積を有するアルミナ担体上に0.2重量%の割合で担
持されたパラジウムよりなるものである。触媒は管状反
応器中に固定床として配置されている。
上記C2留分を、この反応器中に下記の条件で通過させ
る。
る。
気体VVH=2500
圧力=25バール
温度=25℃
H2/アセチレン−2モル1モル
反応器の出口におけるC2留分の組成は、5時間の実験
後、下記のとおりである。
後、下記のとおりである。
アセチレン:1001)rlll
エチレン:98.15重量%
エタン:1.84重量%
入ったエチレンに対する出たエチレンのパーセント表示
のエチレン収率は、99.15%にすぎない。
のエチレン収率は、99.15%にすぎない。
同じ条件下で50時間実験を続【プた。これにより、C
2流出物の下記組成が得られた。
2流出物の下記組成が得られた。
−I D −
アセチレン:0.20重量%
エチレン:99.50重量%
エタン:0.30重量%
アセチレン変換率が該時間の経過後80%以上ではない
ので、触媒活性は持続しないことがわかる。すなわち、
アセチレン含量は、反応器の入口で1重量%、出口で0
.2重量%である。
ので、触媒活性は持続しないことがわかる。すなわち、
アセチレン含量は、反応器の入口で1重量%、出口で0
.2重量%である。
実施例1
この実施例1においては、上記比較例と同じC2留分を
処理する。操作条件は比較例の場合と同じである。但し
、H2/アセチレン比は、所望のアセチレン変換を得る
ために調整した。
処理する。操作条件は比較例の場合と同じである。但し
、H2/アセチレン比は、所望のアセチレン変換を得る
ために調整した。
しかしながらこの比の値は常に1.5〜2モル1モルと
した。
した。
このC2留分に液体溶媒を添加する。この溶媒は、同様
に液体VVH−5の流量で触媒床上17− 16− を通過する。溶媒は気液分離器に集められて、上記の図
面に示したように再循環される。
に液体VVH−5の流量で触媒床上17− 16− を通過する。溶媒は気液分離器に集められて、上記の図
面に示したように再循環される。
表1に種々の溶媒を用いて得られたエチレン収率をまと
めて示した。この収率の値は、残留アセチレン2 pp
Hlとiooppmについて示されている。
めて示した。この収率の値は、残留アセチレン2 pp
Hlとiooppmについて示されている。
(以下余白)
−18−
表 1
注: ジメチルホルムアミドの場合には、H2/アセチ
レン比=2モル1モルを用いてさえ、2111)Ill
のアセチレン含量を得ることができなかった。
レン比=2モル1モルを用いてさえ、2111)Ill
のアセチレン含量を得ることができなかった。
1q−
この表1から本発明の方法によりピペリジン0.2重量
%を添加したベンゼン溶媒を使用すれば、より良いエチ
レン収率を得ることができることがわかる。
%を添加したベンゼン溶媒を使用すれば、より良いエチ
レン収率を得ることができることがわかる。
使用した仕込物では、すべてのアセチレンが選択的にエ
チレンに転換されなければならないことを考慮すると、
理論上の収率は101%である。従って本発明の方法に
よれば、アセチレンの65%をエチレンに転換すること
ができるものである。
チレンに転換されなければならないことを考慮すると、
理論上の収率は101%である。従って本発明の方法に
よれば、アセチレンの65%をエチレンに転換すること
ができるものである。
実施例2
この実施例2では、上記実施例1の場合と同様に種々の
溶媒を用いて、比較例と同じC2留分の水素化を行なう
。仕込物および操作条件は実施例1と同じである。実験
は50時間続けて行なった。また比較のためにアミンと
してキノ−20− リン0.2重量%とピリジン0.2重量%(本発明に一
致しないアミン)を用いて、同様の操作を行なった。下
記の表2に5時間後および50時間後に得られたアセチ
レンの残留含量の結果をまとめて示した。
溶媒を用いて、比較例と同じC2留分の水素化を行なう
。仕込物および操作条件は実施例1と同じである。実験
は50時間続けて行なった。また比較のためにアミンと
してキノ−20− リン0.2重量%とピリジン0.2重量%(本発明に一
致しないアミン)を用いて、同様の操作を行なった。下
記の表2に5時間後および50時間後に得られたアセチ
レンの残留含量の結果をまとめて示した。
(以下余白)
21−
亀
覧
(
この表2からピペリジンを含む芳香族炭化水素を用いる
本発明の方法により、触媒のより良好な活性とより良い
安定性が同時に得られることが認められる。
本発明の方法により、触媒のより良好な活性とより良い
安定性が同時に得られることが認められる。
実施例3
この実施例3では、比較例と同じC2留分の水素化を行
なう。このC2留分に種々の液体溶媒を添加する。この
溶媒はそれぞれn−へブタン、トルエン、および蒸留範
囲35〜170℃で芳香族炭化水素20重量%を含むナ
フサを使用する。液体はVVH=5に相当する流量を有
するものである。各溶媒にピペリジン0.2重量%を添
加する。操作条件は実施例1と同じである。
なう。このC2留分に種々の液体溶媒を添加する。この
溶媒はそれぞれn−へブタン、トルエン、および蒸留範
囲35〜170℃で芳香族炭化水素20重量%を含むナ
フサを使用する。液体はVVH=5に相当する流量を有
するものである。各溶媒にピペリジン0.2重量%を添
加する。操作条件は実施例1と同じである。
表3に、100 l1l)IIIと2 ppmの残留ア
セチレン含量について上記種々の溶媒を用いて得られ−
93− たエチレン収率をまとめて示した。
セチレン含量について上記種々の溶媒を用いて得られ−
93− たエチレン収率をまとめて示した。
表 3
この表3から、芳香族炭化水素溶媒の存在下に操作を行
なう方が有利であることがわかる。
なう方が有利であることがわかる。
実施例4
この実施例4では、実施例3で用いた種々の溶媒を用い
てC2留分の水素化を行なう。仕込物と操作条件は実施
例1の場合と同じである。
てC2留分の水素化を行なう。仕込物と操作条件は実施
例1の場合と同じである。
実験を50時間続けて行なった。5時間後と50時間後
に得られたアセチレンの残留含量を表4にまとめて示し
た。
に得られたアセチレンの残留含量を表4にまとめて示し
た。
(以下余白)
25−
24−
表 4
(以下余白)
実施例5
この実施例では、実施例1の操作条件下で、比較例と同
じC2留分の水素化を行なう。C2留分にトルエンを添
加する。これは同様に触媒床上を液体VVH=5に相当
する流量で通過する。このトルエンに種々のアミン化合
物0.2重量%を添加する。このアミン化合物はそれぞ
れブチルアミン、ジエチルアミン、エタノールアミンお
よびエチレンジアミンである。アセチレンの残留含量1
00 l1l)IIIと2111)lについて得られた
結果を表5にまとめて示した。
じC2留分の水素化を行なう。C2留分にトルエンを添
加する。これは同様に触媒床上を液体VVH=5に相当
する流量で通過する。このトルエンに種々のアミン化合
物0.2重量%を添加する。このアミン化合物はそれぞ
れブチルアミン、ジエチルアミン、エタノールアミンお
よびエチレンジアミンである。アセチレンの残留含量1
00 l1l)IIIと2111)lについて得られた
結果を表5にまとめて示した。
(以下余白)
表 5
− ど l 一
実施例に
の実施例6では、実施例5で用いた種々のm媒を用いて
、C2留分の水素化を行なう。仕込物と操作条件は実施
例1と同じである。実験を50時間続けた。表6には5
時Itfl後および50時間後に得られたアセチレンの
残留含量を示した。
、C2留分の水素化を行なう。仕込物と操作条件は実施
例1と同じである。実験を50時間続けた。表6には5
時Itfl後および50時間後に得られたアセチレンの
残留含量を示した。
(以下余白)
29−
28−
表 6
実施例7
この実施例7では、エチレン98重量%とアセチレン2
重量%を含むC2留分の水素化を、上記実施例1と同じ
条件下で行なう。溶媒としては、エチレンジアミン0.
1%を添加したトルエンを使用する。各々アルミナ上に
担持されたパラジウム0.2重量%と、パラジウム0゜
2重量%十金0.05重量%を含む本発明による2つの
触媒上で水素化を行なった。表7に、アセチレンの残留
含量が1001)I)1!lと2 ppmである場合に
得られた結果をまとめて示した。この表7から金の存在
がより良い結果をもたらすことがわかる。
重量%を含むC2留分の水素化を、上記実施例1と同じ
条件下で行なう。溶媒としては、エチレンジアミン0.
1%を添加したトルエンを使用する。各々アルミナ上に
担持されたパラジウム0.2重量%と、パラジウム0゜
2重量%十金0.05重量%を含む本発明による2つの
触媒上で水素化を行なった。表7に、アセチレンの残留
含量が1001)I)1!lと2 ppmである場合に
得られた結果をまとめて示した。この表7から金の存在
がより良い結果をもたらすことがわかる。
−31−
表 7
実施例8
この実施例8では実施例7の条件下でC2留分の水素化
を行なう。実験を200時間続けた。
を行なう。実験を200時間続けた。
表8には5時間後と200時間時間前られたアセチレン
の残留含量を示した。この表8から、さらに金の存在の
有利であることがわかる。
の残留含量を示した。この表8から、さらに金の存在の
有利であることがわかる。
表 8
発明の効果
この発明は、上述のように、アセチレンとエチレンの混
合物をアルミナ上のパラジウム触媒33− 32− の固定床を通して流通させるアセチレンの選択的水素化
方法において、少なくとも1つの炭化水素をベースとす
る液相の存在下に操作を行ない、この液相は少なくとも
1つの芳香族炭化水素を液相の15〜100重量%含む
とともに、液相中に溶解している状態の第一級および第
二級のアミン類およびポリアミン類からなる群の中から
選ばれた少なくとも1つのアミン化合物を含むことを特
徴とするもので、アセチレンの選択的水素化方法を穏や
かな条件下で操作を行なうことができるだけでなく、触
媒の活性、選択性および寿命を大幅に改善することがで
きるという効果を奏する。
合物をアルミナ上のパラジウム触媒33− 32− の固定床を通して流通させるアセチレンの選択的水素化
方法において、少なくとも1つの炭化水素をベースとす
る液相の存在下に操作を行ない、この液相は少なくとも
1つの芳香族炭化水素を液相の15〜100重量%含む
とともに、液相中に溶解している状態の第一級および第
二級のアミン類およびポリアミン類からなる群の中から
選ばれた少なくとも1つのアミン化合物を含むことを特
徴とするもので、アセチレンの選択的水素化方法を穏や
かな条件下で操作を行なうことができるだけでなく、触
媒の活性、選択性および寿命を大幅に改善することがで
きるという効果を奏する。
図面はこの発明の方法を実施する装置の概略管系図であ
る。 34− (1)・・・エチレン留分供給管、(2)・・・水素化
反応器、(3)・・・熱交換器、(4)・・・気液分離
機、(5)・・・精製気体留分排出管、(6)・・・溶
液供給管、(8)・・・水素供給管、(9)・・・溶媒
補給管、(10)・・・溶液循環管。 以上 特許出願人 アンスティテユ・フランセ・デュ35− 11?(fD59 年10 月21 B特許庁長官 志
賀 学 殿 3、補正をする者 氏名6名称 アンステイテユ・フランセ・デュ・ベトロ
ール4、代 理 人 5、補正命令の日付 昭和 年 月 口 外 4 名6
、補正により増加する発明の数 同頁8行の「トリメチルアミン、」を削除する。 同頁10行の[ジエチレントリアミンjを「トリエチレ
ンジアミン」と訂正する。 特開昭GO−87229(11) 特許請求の範囲 (1) アセチレンとエチレンの混合物をアルミナ上の
パラジウム触媒の固定床を通して流通させるアセチレン
の選択的水素化方法において、少なくとも1つの炭化水
素をベースとする液相の存在下に操作を行ない、この液
相は少なくとも1つの芳香族炭化水素を液相の15〜1
00重量%含むとともに、液相中に溶解している状態の
第一級および第二級のアミン類およびポリアミン類から
なる群の中から選ばれた少なくとも1つのアミン化合物
を含むことを特徴とするアセチレンとエチレンの混合物
中に含まれるアセチレンの選択的水素化方法。 (2〉 アミン化合物の濃度が、液相の1つまたは複数
の炭化水素の0.01〜10重量%である、特許請求の
範囲第1項記載の方法。 1− (3) アミン化合物の濃度が、液相の0.1〜1重量
%である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 (4) アミン化合物が、ブチルアミン、エチルアミン
、ジエチルアミンエζベリジン、モルホリン、ピペラジ
ン、エチレンジアミン、トリエチレンジアミンおよびエ
タノールアミンからなる群の中から選ばれる、特許請求
の範囲第1〜3項のうちいずれか1項記載の方法。 (5) アミン化合物が、ピペリジン、エチレンジアミ
ン、エタノールアミン、ジエヂルアミンおよびブチルア
ミンからなる群の中から選ばれる、特許請求の範囲第1
〜4項のうちいずれか1項記載の方法。 (6) 触媒が0.01〜1重量%のパラジウムを含む
、特許請求の範囲第1〜5項のうちいず2− れか1項記載の方法。 (7) 触媒がo、oi〜1重量%のパラジウムと0.
01〜1重量%の銀(Ag)または金(AU >を含む
、特許請求の範囲第1〜6項のうちいずれか1項記載の
方法。 (8) Au/PdまたはAg/Pd (7)重量比が
1以下である、特許請求の範囲第7項記載の方法。 (9) Au/Pdの重量比が0.05〜0.5である
、特許請求の範囲第8項記載の方法。 3−
る。 34− (1)・・・エチレン留分供給管、(2)・・・水素化
反応器、(3)・・・熱交換器、(4)・・・気液分離
機、(5)・・・精製気体留分排出管、(6)・・・溶
液供給管、(8)・・・水素供給管、(9)・・・溶媒
補給管、(10)・・・溶液循環管。 以上 特許出願人 アンスティテユ・フランセ・デュ35− 11?(fD59 年10 月21 B特許庁長官 志
賀 学 殿 3、補正をする者 氏名6名称 アンステイテユ・フランセ・デュ・ベトロ
ール4、代 理 人 5、補正命令の日付 昭和 年 月 口 外 4 名6
、補正により増加する発明の数 同頁8行の「トリメチルアミン、」を削除する。 同頁10行の[ジエチレントリアミンjを「トリエチレ
ンジアミン」と訂正する。 特開昭GO−87229(11) 特許請求の範囲 (1) アセチレンとエチレンの混合物をアルミナ上の
パラジウム触媒の固定床を通して流通させるアセチレン
の選択的水素化方法において、少なくとも1つの炭化水
素をベースとする液相の存在下に操作を行ない、この液
相は少なくとも1つの芳香族炭化水素を液相の15〜1
00重量%含むとともに、液相中に溶解している状態の
第一級および第二級のアミン類およびポリアミン類から
なる群の中から選ばれた少なくとも1つのアミン化合物
を含むことを特徴とするアセチレンとエチレンの混合物
中に含まれるアセチレンの選択的水素化方法。 (2〉 アミン化合物の濃度が、液相の1つまたは複数
の炭化水素の0.01〜10重量%である、特許請求の
範囲第1項記載の方法。 1− (3) アミン化合物の濃度が、液相の0.1〜1重量
%である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 (4) アミン化合物が、ブチルアミン、エチルアミン
、ジエチルアミンエζベリジン、モルホリン、ピペラジ
ン、エチレンジアミン、トリエチレンジアミンおよびエ
タノールアミンからなる群の中から選ばれる、特許請求
の範囲第1〜3項のうちいずれか1項記載の方法。 (5) アミン化合物が、ピペリジン、エチレンジアミ
ン、エタノールアミン、ジエヂルアミンおよびブチルア
ミンからなる群の中から選ばれる、特許請求の範囲第1
〜4項のうちいずれか1項記載の方法。 (6) 触媒が0.01〜1重量%のパラジウムを含む
、特許請求の範囲第1〜5項のうちいず2− れか1項記載の方法。 (7) 触媒がo、oi〜1重量%のパラジウムと0.
01〜1重量%の銀(Ag)または金(AU >を含む
、特許請求の範囲第1〜6項のうちいずれか1項記載の
方法。 (8) Au/PdまたはAg/Pd (7)重量比が
1以下である、特許請求の範囲第7項記載の方法。 (9) Au/Pdの重量比が0.05〜0.5である
、特許請求の範囲第8項記載の方法。 3−
Claims (9)
- (1) アセチレンとエチレンの混合物をアルミナ上の
パラジウム触媒の固定床を通して流通させるアセチレン
の選択的水素化方法において、少なくとも1つの炭化水
素をベースとする液相の存在下に操作を行ない、この液
相は少なくとも1つの芳香族炭化水素を液相の15〜1
00重量%含むとともに、液相中に溶解している状態の
第一級および第二級のアミン類およびポリアミン類から
なる群の中から選ばれた少なくとも1つのアミン化合物
を含むことを特徴とするアセチレンとエチレンの混合物
中に含まれるアセチレンの選択的水素化方法。 - (2) アミン化合物の濃度が、液相の1つまたは複数
の炭化水素の0.01〜10重量%である、特許請求の
範囲第1項記載の方法。 - (3) アミン化合物の濃度が、液相の0.1〜1重量
%である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 - (4) アミン化合物が、ブチルアミン、エチルアミン
、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ピペリジン、モ
ルホリン、ピペラジン、エチレンジアミン、トリエチレ
ンジアミンおよびエタノールアミンからなる群の中から
選ばれる、特許請求の範囲第1〜3項のうちいずれが1
項記載の方法。 - (5) アミン化合物が、ピペリジン、エチレンジアミ
ン、エタノールアミン、ジエチルアミンおよびブチルア
ミンからなる群の中から選ばれる、特許請求の範囲第1
〜4項のうちいずれか1項記載の方法。 - (6) 触媒がo、oi〜1重量%のパラジウムを含む
、特許請求の範囲第1〜5項のうちいずれか1項記載の
方法。 - (7) 触媒がo、oi〜1重量%のパラジウムと0.
01〜1重量%の銀(Ao )または金(All>を含
む、特許請求の範囲第1〜6項のうちいずれか1項記載
の方法。 - (8) Au/PdまたはA!+ /Pdの重量比が1
以下である、特許請求の範囲第7項記載の方法。 - (9) Au/Pdの重量比が0.05〜0.5である
、特許請求の範囲第8項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8314969 | 1983-09-19 | ||
FR8314969A FR2552078B1 (fr) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | Procede d'hydrogenation selective de l'acetylene contenu dans un melange d'acetylene et d'ethylene |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6087229A true JPS6087229A (ja) | 1985-05-16 |
JPH0424332B2 JPH0424332B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=9292379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59196483A Granted JPS6087229A (ja) | 1983-09-19 | 1984-09-19 | アセチレンとエチレンの混合物中に含まれるアセチレンの選択的水素化方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4571442A (ja) |
EP (1) | EP0135442B1 (ja) |
JP (1) | JPS6087229A (ja) |
KR (1) | KR850002822A (ja) |
AU (1) | AU570754B2 (ja) |
CA (1) | CA1224219A (ja) |
DE (1) | DE3461777D1 (ja) |
FR (1) | FR2552078B1 (ja) |
Cited By (1)
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