JPS6086375A - ロ−ラ−ハ−スキルンの冷却帯に於ける陶磁器製品の急冷方法および装置 - Google Patents

ロ−ラ−ハ−スキルンの冷却帯に於ける陶磁器製品の急冷方法および装置

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JPS6086375A
JPS6086375A JP19318783A JP19318783A JPS6086375A JP S6086375 A JPS6086375 A JP S6086375A JP 19318783 A JP19318783 A JP 19318783A JP 19318783 A JP19318783 A JP 19318783A JP S6086375 A JPS6086375 A JP S6086375A
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JP
Japan
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heat transfer
ceramic
furnace
roller hearth
cooling
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JP19318783A
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稔 丹羽
筑紫 勝
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Noritake Co Ltd
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Noritake Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) 本発明は、ローラーハースキルンの冷却帯に於ける石英
を含む1IIi磁器製品の急冷方法および装置に関する
もので、その目的は、焼成後の筒温の陶ainam品と
りわけ衛生陶器を特定温度まで急冷せしめることにより
、冷却時間の短縮を図ることである。
(従来技術) 従来、ローラーハースキルンに於いては、焼成の総時間
を短縮することを目的として種々の発明がなされている
が、その殆んどは予熱帯および焼成帯に関するものであ
り、冷却帯に関する発明は極めて少ない。
これは、昇温時間の短縮は予熱帯および焼成帯の加熱技
術の改良のみで行うことが可能であるが、冷却帯に闘し
てμ、被焼成品が衛生陶器である場合、通常喀よ30%
以上の石英を含み、良品質の衛生陶器を得る−こは、石
英・の変mt温度(573℃)付近を緩やかに冷却しな
ければならず、このため第4図から明らかのように冷却
時間が長くなり、ひいては焼成の総時間が長くなってい
た。
(発明の構成) 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その要旨
μ、冷却帯において、焼成後の高温の陶磁器製品とりわ
け衛生陶器を石英の変態温度付近(変態温度より10−
100℃高い温度)まで急冷せしめることにより冷却時
間の短縮を図ることであり、以下実扇例を添付図面を参
照にして説明する。
1111図および112図に9いて、本発明のローラー
ハースキルンAは、入口から出口に向って順次予熱帯P
、焼成帯F、冷却帯Cが形成され、この予熱帯Pと焼成
帯Fとの長さの和が、冷却帯Cの長さにほぼ等しい構成
のものである。
予熱帯P、焼成帯Fおよび冷却帯Cには、それぞれ複数
本のローラ1が所定の間隔をおいて配設されていると共
に、該ローラlの両端部が炉外に突出してそれぞれ軸受
2で支承されている。各ローラ1は、駆動装置(図駅せ
ず)により駆動されて回転し、これにより耐火性移送板
3に載置した被焼成品である皿、茶腕等の陶磁器食器な
どの1lli磁器製品もしく%よ衛生容器などの衛生陶
器4をローラーハースキルンAの入口から出口に向って
低速度で移送させる。
又、冷却@Cのほば前半部の炉内上方に、m*な熱伝導
性と耐熱性とを兼備した複数本のセラミック製の伝熱管
5が所定の間隔をおいて炉巾方向に配設されて、その両
端部が炉外に突出している。
セラミックはアルミナ質、コーディエライト質、β−ス
ポジニメン質、炭化珪素質、窒化珪紫質、ベリリア質、
電化アルミ質、部分安定化ジルコニアMR結体などの熱
伝導性と耐熱性・低熱膨張性を葡Tるセラミックが用い
られる6通常これらセラミック原料粉末、粘土、添加剤
からなるスラリーを多孔性の石膏型に鋳込んで成形する
が、水分30〜3596の坏土を押出して成形すること
も可能である。成形されたものを生仕上、乾燥、焼成し
て伝熱管6を得る。両端部が炉外に突出した各伝熱管5
の一端が吹込ダクト6に接続されていると共に、他端が
排気ダクト7に接続されている。吹込ダクト6の一端に
は、前記各伝熱管5に冷却媒体である空気を吹き込むた
めの送風機8が接続されている。
そして、送風機8を作動させて各伝熱管5内に室温程度
の空気を流動させつつ、ローラ1の駆動4は、予熱帯P
で予熱された後に、焼成帯Fで焼成されて冷却帯Cに移
送されてゆく、ここで、冷却帯Cのほぼ前半部の炉内上
方に炉巾方向に複数本の伝熱w5が配設され、この伝熱
管5内に室温程度の空気が流動しているので、炉内の上
方の気体の熱が伝熱管5の管壁を通って流動する空気に
伝導伝熱され、このため炉内の上方の気体の温度が下が
って炉内を下降するため、炉内の気体に自然対流が生じ
る。この作用により、第4図に示されるように、冷却帯
Cのほぼ前半部において、高温に加熱された陶an製品
又は衛生向II!4は、石英の変WMm度より10〜1
00℃高い温度まで急冷され、ついで徐冷域で徐冷され
、しかる後に冷却帯Cの後半部に移送され、ここで再び
急冷される。
又、上記の急冷の程度は、配設するセラミック製伝熱管
5の本数酸るいは伝熱管5内を流動させる空気量を変化
させることにより、自在に変動させることができ、又冷
却媒体として冷水を用い不ことも可能である。向、伝熱
管5内を通って排出ダクト7から排出される空気は、炉
内の熱交換により100〜500℃程度まで加熱せられ
ているため、バーナーの燃焼空気として利用すれば、エ
ネルギーの節減を図ることができる。
次に、上記の伝熱管6の替りに、113図にパされるよ
うな全周に亘って多数の微小通気孔9が穿設された伝熱
管51を用いた実施例について説明する。この実施例に
おいては、冷却帯Cのほぼ前半部において、炉内の上方
の気体の熱が伝熱管51を通って内部を流動する空気に
伝導伝熱されると共に、伝熱管51の微小通気孔9から
i[温程度の空気が高温の炉内に流出し、この流出した
空気により炉内の温度が下げられると同時に、炉内の気
体に強制対流が生じて陶磁器製品又は衛生向H4の冷却
が尚一層促進される。
(発明の効果) 本発明は、ローラーハースキルンの冷却帯の炉内上方に
、良好な熱伝導性、耐熱性、低熱膨張性を兼備した複数
本のセラミック製伝熱管を配設し、この伝熱管内に室温
程度の冷却媒体を流動せしめることにより、炉内の熱を
セラミック製伝熱管を(9) 通して冷却媒体に伝導伝熱せしめると共に、この伝熱作
用により炉内の気体に自然対流を生じせしめることによ
り、高温に焼成された陶磁器製品とりわけ石英を含む衛
生陶器を急冷することができるので、従来のローラーハ
ースキルンに比較して冷却時間を短縮することができ、
ひいては迅速な焼成を行うことが可能となる。特に、全
周に亘って多数の微小な通気孔を穿設した伝熱管を用い
た場合には、冷却時間を尚一層短縮させることが可能と
なる。
又、本発明によれば、被焼成品である石英を含む陶磁器
製品又は衛生陶器を石英の変態温度付近まで急冷した後
に、石英の112Ilil温度付近を徐冷することが可
能となるので、冷却時間の短縮を図ると同時に、良品質
の陶磁器製品又は衛生陶器を焼成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るローラーハースキルン(1G) Aの一部を断面した平面図、第2図は、第1図のx−X
線拡大断面図、纂3図は、伝熱管51の斜視図である。 第4図は、被焼成品である陶磁器製品又&よ衛生陶器4
の焼成温度と焼成時間との関係を示すグラフであり、曲
線(イ)は従来のローラーハスキルンに係るものであり
、曲線(ロ)は本発明のローラーハースキルンに係るも
のである。 (主要部分の符号の説朗) 5.51・・・・・・セラミック製伝熱管6・・・・・
・吹込ダクト 7・・・・・・排出ダクト A・・・・・・ローラーハースキルン P・・・・・・予 熱 帯 F・・・・・・焼成帯 C・・・・・・冷却帯 代理人 弁理士 仙 波 正(外2名)(11)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ローラーハースキルンの冷却帯の炉内上方に、
    良好な熱伝導性と耐熱性午を兼備した複数本のセラミッ
    ク製伝熱管を配設し、この伝熱管内に冷却媒体を流動ぜ
    しめることにより、炉内の熱を前記伝熱管を通して前記
    冷却媒体KP内での放射伝熱。 対流伝熱、伝導伝熱により熱交換せしめると共に、これ
    によって生ずる上下の温度差により炉内の気体に自然対
    流を生じせしめて陶磁器製品を急冷せしめることを特徴
    とするローラーハースキルンの冷却帯に於ける陶磁器製
    品の急冷方法。
  2. (2)、前記セラミックがアルミナ質、コーディエライ
    ト質、β−スボジニメン質、炭化珪票質、窪化珪禦質、
    ベリリア質、窪化アルミ質、部分安定化(1) ジルコニア質焼結体である特許請求の範囲第1項記載の
    ローラーハースキルンの冷却帯に於ける陶磁器製品の急
    冷方法。
  3. (3)、前記セラミックがセラミック粉末と水と添加剤
    からなる潟合快を鋳込成形または、押し出し成形したも
    のを職操・焼成したものである特許請求の範囲第1項な
    いし118項記載のローラーハースキルンの冷却帯に於
    ける陶磁器製品の急冷方法。
  4. (4)、前記陶taが衛生陶器である特許請求の範囲第
    1項ないし第3項記載のローラーハースキルンの冷却帯
    に於ける陶磁器製品の急冷方法。
  5. (5)、冷却媒体が空気であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のローラーハースキルンの冷却帯に
    齢ける陶磁器製品の急冷方法。
  6. (6)、ローラーハースキルンの冷却帯の炉内上方に、
    良好な熱伝導性と耐熱性とを兼備し、しかも全周に亘っ
    て多数の微小通気孔が穿設された複数本のセラミック製
    伝熱管を配設し、この伝熱管に照温(2) 程度の空気を流動させて微小通気孔から炉内に該空気の
    一部を流出させることにより炉内の気体に強制対流を住
    じせしめると共に、炉内の熱を前記伝熱管を通して該伝
    熱管内を流動する残り空気に伝熱せしめて陶1iri器
    製品を急冷せしめることを特徴とするローラーハースキ
    ルンの冷却帯に於ける陶磁器製品の急冷方法。
  7. (7)、ローラーハースキルンの冷却帯のほば前半部の
    炉内上方に、良好な熱伝導性と耐熱性とを兼備した複数
    本のセラミック製伝熱管を炉巾方向に配設してその両端
    部を炉外に突出させ、各伝熱管の一端を吹込ダクトに接
    続すると共に、他端を排出ダクトに接続し、前記吹込ダ
    クトに送風機を接続したことを特徴とするローラーハー
    スキルンの冷却帯に於ける陶磁器製品の急冷装置。
  8. (8)、伝熱管の全周に亘って多数の微小通気孔を穿設
    したことを特徴とする特許請求の範囲第7項記識のロー
    ラーハースキルンの冷却帯に於ける陶磁器製品の急冷装
    置。
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