JPS6086342A - 熱交換形換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 ３ページ 本発明は住宅等の換気によって室外へ排出する室内の熱
エネルギーを回収する熱交換形換気装置に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点 近年、冷暖房を行なっている部屋を換気する手段として
、室内の汚れた空気を室外へ排出し、室外の新鮮な空気
を取り入れ、室内の空気と室外の空気との間で熱交換を
行ない、排出する室内空気の熱エネルギーを室外空気に
移して室内へ回収する熱交換形換気装置が使用されるよ
うになってきたが、住宅の密閉化にともないその普及に
は目ざましいものがある。従来の熱交換形換気装置につ
いて第１図〜第４図にもとづいて説明する。図において
、Ｚは天井埋込式熱交楔形換気装置、Ｒは壁埋込式熱交
楔形換気装置である。天井埋込式熱交楔形換気装置Ｚに
おいて、１００は室内側吸込口１０１と室内側吐出口１
０２とを有するルーバ、１０３は室外側吐出口１０４と
室外側吸込口１０５とを有する本体で、上記ルーバ１０
０と嵌合されている。１０６は上記室内側吸込口１０１
と上記？８開昭ＧＯ−８６３４２（２） 室外側吐出口１０４とを連通ずる排気通路、１０７は上
記室内側吐出口１０２と上記室外側吸込口１０５とを連
通ずる給気通路、１０８は上記排気通路１０６と上記給
気通路１０了の交差部に設けた熱交換素子、１０９は上
記排気通路１０６に送風するための排気用羽根、１１０
は上記給気通路１０７に送風するための給気用羽根、１
１１は排気用羽根１０９と給気用羽根１１ｏを回転させ
るためのモータである。

上記構成において、モータ１１１により排気用羽根１０
９と給気用羽根１１０ｉ回転させると、ルーバ１００の
室内側吸込口１０１より吸込まれた室内空気は矢印Ａ　
−Ａ’のごとく排気通路１０６を通り、熱交換素子１０
８’ｉ通って本体１０３の室外側吐出口１０４より室外
へ排出さ扛、本体１０３０室外側吸込口１０５より吸込
まれた外気は矢印Ｂ　、　Ｂ’のどとく給気通路１０７
′ｆ：通り、熱交換素子１０８（５通ってルーバ１００
の室内側吐出口１０２より室内へ吐出さ扛る。この時、
熱交換素子１０８の内部で外気と室内空気とが持って５
ページ いる熱エネルギーが互いに交換さ扛、室内空気の持って
いる熱エネルギーが室内へ回収される。また壁埋込式熱
交楔形換気装置Ｈにおいて２００は室内側吸込口２０１
と室内側吐出口２０２とを有するルーバ、２０３は室外
側吐出口２０４と室外側吸込口２０６とを有する本体で
、上記ルーバ２００と嵌合されている０２０６は上記室
内側吸込口２０１と上記室外側吐出口２０４とを連通ず
る排気通路、２０７は上記室内側吐出口２０２と上記室
外側吸込口２０５とを連通ずる給気通路、２０８は上記
排気通路２０６と上記給気通路２０７の交差部に設けた
熱交換素子、２０９は上記排気通路２０６に送風するた
めの排気用羽根、２１０は上記給気通路２０７に送風す
るための給気用羽根、２１１ハ排気用羽根２０９と給気
用羽根２１０　’ｉ回転させるためのモータである。

上記構成において、モータ２１１により排気用羽根２０
９と給気用羽根２１０’ｉ回転させると、ルーバ２００
の室内側吸込口２０１より吸込ま扛た室内空気は矢印Ｃ
−Ｃ’のごとく排気通路２０６を通り、熱交換素子２０
８ｉ通って本体２０３の６ページ 室外側吐出口２０４より室外へ排出さｎ、本体２０３の
室外側吸込口２０５より吸込まれた外気は矢印Ｄ　、　
Ｄ’のどとく給気通路２０７を通り、熱交換素子２０８
’ｉ通ってルーバ２００の室内側吐出口２０２より室内
へ吐出される。この時、熱交換素子２０８の内部で外気
と室内空気とが持っている熱エネルギーが互いに交換さ
ｎ１室内空気の持っている熱エネルギーが室内へ回収さ
れる。

しかしながら上記のような構成で二室の熱交換換気を行
なうとすると、各部屋そ扛ぞれに熱交換形換気装置を設
けなけ扛ばならず、天井埋込式熱交楔形換気装置Ｚにつ
いては、熱交換素子と排気用羽根、給気用羽根、及びモ
ータ等が本体の中に組込まれているので本体の寸法が大
きくなり、重量も重くなるため、取付工事が非常に困難
であり、り また、天井板を貼った後ではダｉトの接続ができないた
め取付工事ができないという欠点があった。

また、本体を取付けるための天井開口が大きく必要とな
るため、竿縁天井の場合は竿縁を切断しなければならず
、外観が悪くなる等の問題があり、７ページ 熱交換素子の清掃を行なう場合、ルーバ寸法が大きいた
め、取外しがめんどうで、かつ重量も重いので落下等の
危険性も大きく、また本体を交換する場合は天井板をは
がす必要があり、モータの交換等を行なう場合、天井付
近で作業しなければならず、保守点検が容易ではなかっ
た。またモータや羽根が本体にあるため運転時の騒音が
ルーバを通って室内へ入りやすく、室内騒音を高めてい
た。

壁埋込式熱交楔形換気装置については、取付工事、及び
保守点検は容易ではあるが、屋外に面した壁面に必らず
取付けなければならないため、取付は場所が限定さｎ、
かつ壁面にルーバが出張るため外観が良くなかった。

発明の目的 本発明はこのような従来の欠点を解消するもので、工学
の熱交換換気を行なう場合の熱交換形換気装置の取付工
事、及び保守点検を容易にするとともに外観を向上させ
、騒音の低下を図る熱交換形換気装置を提供するもので
ある。

発明の構成 特開昭ＧＯ−８６３４２（３） 本発明は内部に排気用羽根、給気用羽根、及びモータを
設けた送風機ユニットと、内部に熱交換素子を設けた複
数個の熱交換ユニットとを設け、送風機ユニットとそれ
ぞれの熱交換ユニットとをダクトで接続して複数の部屋
を同時に熱交換換気する構成とし、送風機ユニットは下
面に開口部を設け、天井には送風機ユニットの開口部に
対応する開口部と、この天井開口部と送風機ユニットの
開口部を閉鎖する平板を設けて、送風機ユニットの保守
点検を容易にし、熱交換ユニッ）ｌｄ室内側より天井開
口部を通して自由に取外しができるよう、ダクトと熱交
換ユニットに設けたダクト取付板とによって送風機ユニ
ットと着脱自在に接続することにより、取付工事を容易
にし、機器交換、保守点検を容易にするとともに、天井
開口寸法を小さくして室内天井面の外観を向上させ、室
内騒音が低下する構成としたものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第６図〜第８図にもとづいて説
明する。図において１は１次排気通路２９ページ と１次給気通路３とを区画し、１次排気通路２に室外側
吐出口４と吸込口６とを設け、１次給気通路３に室外側
吸込口６と吐出ロアとを設けた本体８と、上記吸込口５
と吐出ロアとが隣接する様に本体８に接続して設け、か
つ、本体８と着脱自在な集合ボックス９と、上記１次排
気通路２の中に配置し、１次排気通路２に送風するため
の排気用羽根１０と、上記１次給気通路３の中に配置し
、１次給気通路３に送風するための給気用羽根１１と、
排気用羽根１ｏと給気用羽根１１とを回転させるための
モータ１２とを有する送風機ユニットである。１３は上
記送風機ユニット１の下面に設けた開口部、１４は上記
開口部１３が室内と連通ずるように、上記開口部１３と
対応して天井１５に設けた天井開口部、１６は上記開口
部１３と上記天井開口部１４とが同時に室内と連通ある
いは閉鎖するように上記天井開口部１４に設けた、天井
材料にて構成された開閉自在な平板、１７は２次排気通
路Ａ１８と２次給気通路Ａ１９とを区画し、２次排気通
路Ａ１８に室内側吸込口Ａ２０と１０ページ 吐出接続口Ａ２１とを設け、２次給気通路Ａ１９に室内
側吐出口Ａ２２と吸込接続口Ａ２３とを設けた換気ボッ
クスＡ２４と、上記２次排気通路Ａ１８と２次給気通路
Ａ１９の交差部に設けた熱交換素子Ａ２５とを有する熱
交換ユニッ）ＡでＭ室に設けである０２６は２次排気通
路Ｂ２７と２次給気通路Ｂ２８とを区画し、２次排気通
路Ｂ２７に室内側吸込口Ｂ２９と吐出接続口Ｂａｏとを
設け、２次給気通路Ｂ２８に室内側吐出口Ｂ３１と吸込
接続口Ｂ３２とを設けた換気ボックスＢ３３と、上記２
次排気追路Ｂ２７と２次給気通路Ｂ２Ｂの交差部に設け
た熱交換素子Ｂ３４とを有する熱交換ユニッ）ＢでＮ室
に設けである。３６は上記熱交換ユニッ）Ａ１７の吐出
接続口Ａ２１と吸込接続口Ａ２３に設け、熱交換ユニッ
）Ａ１７と着脱自在なダクト取付板Ａ、３６は上記集合
ボックス９と上記ダクト取付板Ａ３５とを接続すること
により、送風機ユニット１の吸込口６と熱交換ユニット
Ａ１７の吐出接続口Ａ２１とを連通ずるとともに送風機
ユニット１の吐出ロアと熱交換ユニ１１　ページ ソ）Ａ１７の吸込接続口Ａ２３とを連通ずる二層接換ユ
ニノ）Ｂ２６と着脱自在なダクト取付板Ｂ、３８は上記
集合ボックス９と上記ダクト取付板Ｂ３７とを接続する
ことにより、送風機ユニット１の吸込口５と熱交換ユニ
ットＢ２６の吐出接続口Ｂ３０とを連通ずるとともに送
風機ユニット１の吐出ロアと熱交換ユニソ）Ｂ２６の吸
込接続口Ｂ３２とを連通ずる二層接続ダクトＢ、３９は
上記送風機ユニット１０室外側吐出口４と室外側吸込と
屋外とを連通ずるための二層ダクト、４１は屋外壁面に
設けた屋外フードである。

上記構成において、モータ１２により排気用羽根１ｏお
よび給気用羽根１１を回転させると、熱交換ユニットＡ
１７の室内側１吸込口Ａ２０より吸込１れたＭ室の室内
空気は矢印Ｘ−，Ｘ’のどとく熱交換素子Ａ２５を通り
、２次排気通路Ａ１８’ｉ通特開昭ＧＯ−８６３４２（
４） って吐出接続口Ａ２１、二層接続ダク）Ａ３６’ｊ５通
９、送風機１ニツト１の集合ボックス９に入り、また熱
交換ユニッ）Ｂ２６の室内側吸込口Ｂ２９より吸込まれ
たＮ室の室内空気は矢印Ｕ　−Ｘ’のごとく熱交換素子
Ｂ５４−ｑ通り、２次排気通路Ｂ２７を通って吐出接続
ロＢ３０．二層接続ダク）Ｂ３８を通り、送風機ユニッ
ト１の集合ボックスに入り、Ｍ室の室内空気と合流して
本体８の吸込口５よ′す１次排気通路２へ流ｎ、室外側
吐出口４より給排ボックス３９、二層ダクト４０’ｉ通
り屋外フード４１より屋外へ排出さｎ、屋外フード４１
より吸込まれた外気は矢印Ｙ−Ｙ’、Ｙ−Ｖ’のごとく
二層ダクト４０、給排ボックス３９を通って送風機ユニ
ット１の室外側吸込口６より１次給気通路３へ流れ、吐
出ロアより集合ボックス９へ流れて、一方は二層接続ダ
ク）Ａ３６を通り熱交換ユニットＡ１７の吸込接続口Ａ
２３より２次給気通路Ａ１９へ流れ、熱交換素子Ａ２５
を通って室内側吐出口Ａ２２よりＭ室へ吐出され、他方
は二層接続ダク）Ｂ３８ｉ通り熱交換ユニノ）Ｂ２６の
吸込接続１３ページ ロＢ３２より２次給気通路Ｂ２８へ流扛、熱交換素子Ｂ
３４ケ通って室内側吐出口Ｂ３１よりＮ室へ吐出される
。この時、熱交換素子Ａ２Ｂ、及び熱交換素子Ｂ３４の
内部で外気と室内空気とが持っている熱エネルギーが互
いに交換され、室内空気の持っている熱エネルギーが室
内へ回収さ扛る。

この場合、Ｍ室とＮ室は天井に配置した１台の送風機ユ
ニットと各部屋の天井に設けた熱交換ユニットによって
熱交換換気が可能となり、各部屋それぞｔｌ、に熱交楔
形換気装置を設ける場合と比較して装置のコストが安価
になり、送風機ユニットと熱交換ユニットは個々に独立
したユニットとなっているので、各ユニットは一体形の
ものと比べ、小形軽量とすることが可能となり、換気す
る部屋の天井裏スペースが小さいために一体形のもので
は取付は不可能な場合でも、熱交換ユニットを換気する
部屋の天井に取付けて、送風機ユニットヲ廊下等の天井
裏スペースの大きい場所へ設けることにより取付けが可
能となる。また、天井板を貼った後で取付工事を行なう
場合は、まず換気する１４１（−ジ それぞ扛の部屋の天井開口部１４ａよりダクト３６．３
８ｉ天井裏に入ｎ１ダクト取付板３６゜３７を天井に固
定してこれにダクトを接続し、熱交換ユニソ）１７．２
６ｉ固定する。次に送風機ユニッＩｆ設置する廊下等の
天井裏スペースの大きい場所の天井に天井開口部１４と
天井開口部を開閉する平板１６を設け、この天井開口部
より集合ボックス９と給排ボックス３９を天井裏に入れ
て、それぞれの熱交換ユニット１７．２６からのダクト
３８．３８と集合ボックス９とを、また屋外からのダク
）４０と給排ボックス３９とを固定し、集合ボックスと
給排ボックスの間に本体１を入れて固定し、天井に設け
た平板１６を閉鎖すｎばよい。この場合、各熱交換ユニ
ットの取付は等の作業は、それぞれの部屋の天井開口部
を通して室内より行なうことが可能であり、送風機ユニ
ットも天井開口部を通して室内より行なうことが可能で
あるので非常に作業性がよい。また、換気する部屋の天
井開口は熱交換ユニットの大きさでよいので小さくする
ことが可能となり、天井面の外１６ページ 観もすっきりとしたものになる。捷だ、送風機ユニｙト
を設ける場所の天井は、天井開口部を天井材料で構成さ
れた平板にて閉鎖さ扛るため、天井開口部が目立た彦〈
なり非常に外観がよくなる。

熱交換素子の清掃等の保守点検や交換はすべて室内側か
ら容易にでき、捷だ、送風機ユニットの保守点検や交換
を行なう場合も、平板を開放することにより室内側から
容易に行なうことが可能であるので天井板をはがす必要
もなく、作業性がよい０また、送風機ユニットが廊下環
の天井裏に配置されているので、運転時の騒音が室内へ
入りにくく、室内騒音を高める等の悪影響が発生しない
。また送風機ユニットと屋外フードとを１本の二層ダク
トで接続するため、壁面の穴が１個でよく、取付工事が
より簡単になる。

発明の効果 このように本発明によ庇ば、１台の送風機ユニットと複
数個の熱交換ユニットで複数の部屋を同時に熱交換換気
を行なうことが可能となり、各ユニットヲ独立させてい
るため、取付工事の時期と建築の進行状況とが多少ずｎ
ても容易に作業でき、取付工事が非常に容易になるとと
もに、天井面の外観もよい。また保守点検も取付工事と
同様に非常に容易となり、運転騒音が室内へ侵入しにく
いため、室内騒音に影響を与えないなどの効果を発揮す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の熱交楔形換気装置の取付は図、第２図は
従来の天井埋込式熱交楔形換気装置の側面断面図、第３
図は同平面図、第４図は従来の壁埋込式熱交楔形換気装
置の側面断面図、第６図は本発明の一実施例の側面断面
図、第６図は同平面図、第７図は同側面断面図で熱交換
ユニットの取付図、第８図は熱交換素子の斜視図である
。 １・・・・・・送風機ユニット、２・・・・・１次排気
通路、３・・・・・・１次給気通路、４・・・・・・室
外側吐出口、６・・・・・・吸込口、６・・・・・・室
外側吸込口、７・・・・・・吐出口、８・　・・・本体
、９・・・・・・集合ボックス、１０・・・・・・排気
用羽根、１１・・・・・給気用羽根、１２・・・・モー
タ、１３・・・・・開口部、１４・・・・・天井開口部
、１６・・・・・１７ページ 天井、１６・・・・・・平板、１７・す・熱交換ユニッ
トＡ１１８・・・・・・２次排気通路Ａ、１９・・甲・
２次給気通路Ａ、２０・・・・・・室内側吸込口Ａ１２
１・・・・・吐出接続口Ａ１２２・・・・・・室内側吐
出口Ａ、２３・・川・吸込接続口Ａ１２４・・・・・・
換気ボックスＡ１２５・・・・・・熱交換素子Ａ１２６
・・・・・・熱交換ユニノ）Ｂ、２７・・・・・・２次
排気通路Ｂ、２８・・印・２次給気通路Ｂ、２９・・・
・・・室内側吸込口Ｂ、３ｏ・・・・・・吐出接続口Ｂ
１３１・・・・・・室内側吐出口Ｂ、３２・・・・・・
吸込接続口Ｂ、３３・・・・・・換気ボックスＢ、３４
・・曲熱交換素子Ｂ、３６・・・・・・ダクト取付板Ａ
、３６・・・・・・二層接続ダク）Ａ、３７・・・・・
・ダクト取付板Ｂ１３８・・・・・・二層接続ダクトＢ
、３９・・・・・・給排ボックス、４ｏ・・・・・・二
層ダクト、４１・・・・・・屋外フード。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名第１
図 ＠２図 八′　４０８　ｆｏｌ 糾〉−丁一ワ　！″′

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）１次排気通路と１次給気通路とを区画し、１次排
   気通路には室外側吐出口と吸込口とを有し、１次給気通
   路には室外側吸込口と吐出口とを有する本体と、上記吸
   込口と上記吐出口とが隣接する様に本体に接続して設け
   、本体と着脱自在な集合ボックスと、上記１次排気通路
   に送風する排気用羽根及び上記１次給気通路に送風する
   給気用羽根とそれらを回転させるモータとを有する送風
   機ユニットと、２次排気通路と２次給気通路を区画し、
   ２次排気通路には室内側吸込口と吐出接続口とを有し、
   ２次給気通路には室内側吐出口と吸込接続口とを有する
   換気ボックスと、上記２次排気通路と２次給気通路の交
   差部に設けた熱交換素子とを有する熱交換ユニットヲ複
   数個有し、上記集合ボックメ縣熱交換ユニットの吐出接
   続口及び吸込接続口とを七″れぞれ接続ダクトと熱交換
   ユニットの２ページ 吐出接続口及び吸込接続口に設け、熱交換ユニットと着
   脱自在なダクト取付板とによって接続し、上記送風機ユ
   ニットの下面に開口部を設け、天井に上記開口部と対応
   する開口部を設けて、上記送風機ユニットの開口部と室
   内とを連通させ、上記天井開口部に、天井開口部を閉鎖
   するとともに送風機ユニットの開口部を閉鎖する、天井
   材料にて構成された開閉自在な平板を設けた熱交換形換
   気装置。
2. （２）集合ボックスは、中央部を延長方向に仕切った二
   層接続ダクトで、熱交換ユニットの吸込接続口と吐出接
   続口に設けたダクト取付板に接続した特許請求の範囲第
   １項記載の熱交換形換気装置。
3. （３）送風機ユニットの室外側吐出口と室外側吸込口は
   隣接するように、送風機ユニットと着脱自在な給排ボッ
   クスを設け、中央部を延長方向に仕切った二層ダクトで
   屋外と連通させた特許請求の範囲第１項Ｆ＆　＋１第２
   項記載の熱交換形換気装置。