JP3001952B2 - 熱交換形換気装置 - Google Patents

熱交換形換気装置

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JP3001952B2
JP3001952B2 JP2273553A JP27355390A JP3001952B2 JP 3001952 B2 JP3001952 B2 JP 3001952B2 JP 2273553 A JP2273553 A JP 2273553A JP 27355390 A JP27355390 A JP 27355390A JP 3001952 B2 JP3001952 B2 JP 3001952B2
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Inventor
一郎 石塚
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松下精工株式会社
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は事務所や住宅の居室などの換気に全熱交換器
を使い、排気の熱エネルギーを回収しつつ換気をおこな
う熱交換形換気装置に関するものである。
従来の技術 従来の熱交換形換気装置は第5図に示すように、装置
本体101の底面に開口部102を設け、該開口部102を覆う
蓋体103を設け、この蓋体103を開閉し、全熱交換器104
を装置外部へ底面より下方へ取り出すあるいは装着する
構成となっていた。
(例えば公開実用新案公報昭61−13222,昭61−13223) 発明が解決しようとする課題 一般に、熱交換形換気装置を建物に設置する場合、第
6図に示すように、天井裏空間105に装置本体101を設置
し、メンテナンスのための改め口106は、底面107に設け
ることはなく、天井面108に設けるのが通常である。
従来の熱交換形換気装置を第7図に示すようなマンシ
ョン等で覆い階段室をはさんで左右対称の間取りの建物
に設置した場合、前述の如く、改め口106は必ず天井面1
08に設けるため、装置本体の天地を逆にして設置するこ
とはできない。また、狭い天井裏空間でダクトを交叉す
ることは装置本体101を薄形化し、排気ダクトと外気ダ
クトは一部が重なり合うようになっていることもあって
困難である。そのためA室に設置した機器101Aの外気OA
を階段室からとった場合、隣室であるB室に設置した機
器101Bの排気EAも同一の階段室へ出すことになり、B室
に設置した機器101Bの排気EAが直接A室に設置した機器
101Aの外気OAとして吸い込まれ、A室の空気環境を良化
することができない。また、複数台の機器と併設した場
合、同一種類の空気を流すダクトが隣接した位置にない
ため、隣接した機器の外気OA同志及び排気EA同志を1本
のダクトにまとめることができないなどの課題を有して
いた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、左右対称
の間取りの建物に設置した場合、隣室の機器の排気を直
接吸い込み空気環境が悪化するのを防止することがで
き、また、複数台の機器を併設した場合、隣接した機器
の同一種類の空気を容易に1本のダクトにまとめること
ができる構成を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の熱交換形換気装
置は、装置本体内部に、室内と室外を連通する排気通路
と、室外と室内を連通する給気通路を有し、前記排気通
路には同通路に室内空気を送るための排気用ファンを、
前記給気通路には同通路に外気を送るための給気用ファ
ンを有し、前記排気通路と前記給気通路の交叉部には排
気の熱エネルギーを回収し、給気に伝えるための全熱交
換器を有し、前記全熱交換器は連立するダクトを含む平
面に対し着脱方向が垂直方向になるように備え、前記装
置本体の天面及び底面には、前記全熱交換器を装置外部
へ取り出すための開口部を有するとともに、前記天面お
よび底面に設けた開口部にはこの開口部を覆うための蓋
体を天面および底面それぞれに設けた構成としたもので
ある。
作用 この構成により、装置本体を天地を逆にして設置をし
た場合でも下方より蓋体を開放し、開口部より全熱交換
気を取り出し、メンテナンスをすることができる。その
ため、左右対称の間取りに設置する場合には、一方を正
規の取り付け方向で設置し、他方を天地逆方向に設置す
ることができ、併設した2台の隣接したダクトが同一種
類の空気となり、同一空間へダクト配管した場合でも一
方の排気EAを他方の外気OAとして吸い込むことがない。
また、複数台設置した場合でも1台おきに天地逆方向に
設置することによって隣接したダクトが同一種類の空気
になるので隣接した2本のダクトを1本にまとめること
が容易となる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図にもとづき
説明する。
図において、1は熱交換形換気装置の本体であり、内
部に室内と室外を連通する排気通路2と室外と室内を連
通する給気通路3を有する。4は排気用モータ5で駆動
される排気用ファンであり、排気通路2に室内空気を送
るためのものである。6は給気用モータ7で駆動される
給気用ファンであり、給気通路3に外気を送るためのも
のである。8は排気通路2と給気通路3の交叉部に設け
た全熱交換器であり、排気の熱エネルギーを回収し、給
気へ移すためのものである。9aは全熱交換器8をメンテ
ナンス時に取り出すために本体1の底面に設けた開口部
であり、10aは開口部9aを覆うための蓋体である。ま
た、9bは全熱交換器8をメンテナンス時に取り出すため
に本体1の天面に設けた開口部であり、10bは開口部9b
を覆うための蓋体である。11は排気通路2の室内側入口
部に設けたRAダクト接続口であり、ダクトを経由し、室
内空気RAを取り入れるためのものであり、12は同屋外側
出口部に設けたEAダクト接続口であり、ダクトを経由
し、排気EAを屋外へ排出するためのものである。13は給
気通路3の屋外側入口部に設けたOAダクト接続口であ
り、ダクトを経由し、外気OAを取り入れるためのもので
あり、14は同室内側出口部に設けたSAダクト接続口であ
り、ダクトを経由し、給気SAを室内へ供給するためのも
のである。
上記構成において、排気用モータ5で駆動される排気
用ファン4により、ダクトを経由し、RAダクト接続口11
より本体1の排気通路2に導かれた室内空気は全熱交換
器8を通った後、EAダクト接続口によりダクトを経由し
て屋外に排出される。それと同時に給気用モータ7で駆
動される給気用ファン6により、ダクトを経由して、OA
ダクト接続口13より本体1の給気通路3に導かれた外気
は全熱交換器8で室内空気の熱エネルギーを回収した
後、SAダクト接続口14よりダクトを経由し、室内に供給
される。
メンテナンス時に全熱交換器8を本体1の外部へ取り
出す場合は、通常は本体1の底面に設けた開口部9aを覆
った蓋体10aを開放し、開口部9aより全熱交換器8を取
り出す。また、天地逆方向に設置した場合は、本体1の
天面に設けた開口部9bを覆った蓋体10bを開放し、開口
部9bより全熱交換器8を取り出すこととなる。
したがって、第3図に示すようなマンション等で多い
階段室をはさんで左右対称の間取りの建物に設置した場
合、A室用の本発明による熱交換形換気装置1Aを正規の
取り付け方向に設置し、B室用の同熱交換形換気装置1B
を天地逆方向に設置すれば、併設した2台の隣接したダ
クトが同一種類の空気すなわち共に外気OAとなり、同一
空間にダクト配管をしても、1Bの排気EAを1Aの外気OAと
して取り入れる恐れはない。また、第4図に示すよう
に、複数台設置した場合でも、1台おきに天地逆方向に
設置、すなわち1C,1Bは正規方向の取り付け、1D,1Fは天
地逆方向の取り付けとすることによって隣接したダクト
は同一種類の空気になり隣接した2本のダクトを1本に
まとめることができる。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によ
れば、天面,底面いずれの方向からも全熱交換器の取り
出しができ、天地逆方向の取り付けが可能となり、左右
対称の間取りの建物に設置した場合、隣室の排気を外気
として吸い込むことがない。また、複数台を併設した場
合、隣接したダクトを同一種類の空気とすることがで
き、隣接した2本のダクトを容易に1本にまとめること
が出来るなどの効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による熱交換形換気装置の断
面図、第2図は同熱交換形換気装置の平面図、第3図及
び第4図は同熱交換形換気装置の設置例図、第5図は従
来の熱交換形換気装置の断面図、第6図は同従来の熱交
換形換気装置の設置立面図、第7図は同従来の熱交換形
換気装置の設置例図である。 1……熱交換形換気装置の本体、2……排気通路、3…
…給気通路、4……排気用ファン、5……排気用モー
タ、6……給気用ファン、7……給気用モータ、8……
全熱交換器、9a,9b……開口部、10a,10b……蓋体、11…
…RAダクト接続口、12……EAダクト接続口、13……OAダ
クト接続口、14……SAダクト接続口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体内部に、室内と室外を連通する排
    気通路と、室内と室外を連通する給気通路を有し、前記
    排気通路には同通路に室内空気を送るための排気用ファ
    ンを前記給気通路には同通路に外気を送るための給気用
    ファンを有し、前記排気通路と前記給気通路の交叉部に
    は排気の熱エネルギーを回収し、給気に伝えるための全
    熱交換器を有し、前記全熱交換器は連立するダクトを含
    む平面に対し着脱方向が垂直方向になるように備え、前
    記装置本体の天面および底面には、前記全熱交換器を装
    置外部へ取り出すための開口部を有するとともに、前記
    天面および底面に設けた開口部にはこの開口部を覆うた
    めの蓋体を天面および底面それぞれに設けた構成とした
    熱交換形換気装置。
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