JPS6085903A - ハサミ - Google Patents

ハサミ

Info

Publication number
JPS6085903A
JPS6085903A JP58194216A JP19421683A JPS6085903A JP S6085903 A JPS6085903 A JP S6085903A JP 58194216 A JP58194216 A JP 58194216A JP 19421683 A JP19421683 A JP 19421683A JP S6085903 A JPS6085903 A JP S6085903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scissors
mold
binder
injection
aperture plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58194216A
Other languages
English (en)
Inventor
薫 梅屋
智之 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP58194216A priority Critical patent/JPS6085903A/ja
Publication of JPS6085903A publication Critical patent/JPS6085903A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ジルコニアまたはアルミナを原料として成形
され、彎曲した刃渡り部を有するハサミに関するもので
ある。
従来、理美用ハサミは金属製で、特に眉毛及び鼻毛を切
るのに使用されるものであるが、眉毛に使用する場合に
は皮膚の汗等が付着し、拭き取って置かないと長期使用
中に錆が発生し切れ味を損ねることと、錆の出たハサミ
で皮膚を傷けると炎症を起すおそれがある。
又、鼻毛を処理する場合でも、’+’k /J(舌がイ
・J首し、短期間で錆が発生し易く、錆の出たハサミで
glの粘膜を傷けると、ひどい炎症を起すことがあり、
金属製ハサミをこれらの用途に使用するJ”J合には危
険+11が大である。
これらの欠点を補うため、錆の発生しないセラミックt
A”IJを使用することが量も好ましく、セラミックの
中でもアルミナ又はジルコニアが、この製品に使用でき
るが、この中でもジルコニアが自己潤N’Jダ1と耐水
ダ1の点でJ+にも良い月利である。
従来、セラミックスの成形力法としては、プレス成形(
PresSing )があるが、この方法は希望する型
にセラミック可塑体を入れ、−に下から200〜500
0 kg /cm ”の圧力で加用し、希望の形状に成
形する。しかし、成形して得られたアオ池を焼成して得
られる製品の欠点としては、成形体密度の分布にバラツ
キがあることで、1縮成形体の上面では、ハサミの形状
の周辺+Xliに才(3いて密度が大きく(従って、ハ
サミσ)形状の中心F?Rは密度が小さく)、r面ては
、バーllミの11ニ状の周辺部において密度が小さく
 (従って、バーIJミの形状の中心部は密度が大きく
)なるり(J、−HがJ’lる。
この欠点を↑+liうツノ法として、ラバープレスまた
はコールドアイソスタヂックプレス(CIip)という
等圧成形法があり、ゴム膜で包んだセラミック可塑体を
液体や気体中で加圧して成形する方法であるが、この際
ゴム膜の全表面から等圧の圧力で圧縮が行!まわれるの
で密度分布が均一となるとされている。しかし、この方
法の欠点は、寸法晴;痔が悪いため、後IJO工が!必
要とfJるわ1寺に刃1度り部が彎曲していることが好
ましい狸美用/Sサミては問題となる。又、量産性が部
いことが最大の欠点である。この量産性を解決する方法
として近年開発されたセラミック射出成形法があるが、
これはプラスチックスに極めて一般的な射出成形と同理
である。このセラミック射出成形の成形機は射出ユニッ
ト、型締ユニット、油圧ユニット及び制御ユニットの4
ユニツトから構成されており、割出ユニットは原料を溶
融し、スクリュー圧で金型内に射出するもので、型締ユ
ニットはセラミックを造形する金型の開閉及び成形品を
押出すエジェクターと安全扉からtよる。油圧ユニット
は射出二1ニット、型締ユニットに原動力を提供すると
ころて、その他、これらを制御する制御:1ニツトがあ
る。
この射出成形では量産性は最も良いが、問題となるとこ
ろは成形体に含まれているバインダー(可塑剤、添加剤
)を成形体から抜く脱脂作業に仕る。成形体からバイン
ダーを除くため、成形体を+111熱し成形体中に烏ま
れでいるバインダー物質を分解し、蒸発させる必要があ
り、しかもバインダー111に比例した焼成11ゾ絹性
が発生するので、複雑な形状の成形体では変形したり割
れたりする欠陥が発生し、まして刃渡り部の彎曲したセ
ラミックハサミのような高精度成形体を得ることはでき
なかっ1c0 本発明は、切れ味が長く、削久件に冨み、錆びるおそれ
のない新規なセラミックハサミを提供するものである。
本発明tこ係るハサミは、発開乙の・人が発則し特願昭
58−154148号)射11旨濾過F3:密成形法−
1として出願した一1イラミックスの成形法を適用する
ことにより、成功即に得られたものである。
この射出濾過圧割成)杉法について、説明すると、射出
成形機で1とラミック月利を、成形するに際し型外に孔
路を開1−1させた多孔質絞り板を予め型内に装着した
型構成体Cc旧料を射出造形した後、多孔質絞り板を造
形体に圧密し、凸形体中のバインダーの一部を多孔質絞
り板を通してン濾過絞り出し系外に抜き取ることにより
粉体濃度の高めら才また最終の成形体を得るものである
。tXお、バインダーとしては水などの菌体、熱可塑性
プラスチックス、または加温により流動化する固体、例
えば固形パラフィンが用いられる。
本発明に係るハサミの場合について、成形ゴ:程を図面
に基いて説明すると、射出成形機(図示せず)中で溶融
バインダーと均−l乙混練された粉体は、第1図に示す
金型中に射出される。金型には絞り板1.ヒーター2.
プレス部3.絞り板付後部4.ノズル接続部5が設けら
れ、凸形体6はメルト温度と同温に保たれた金型部こd
)って凸形される。この場合、造形体の片側の面は絞り
板1により1告形されるので、絞り板1は、金型内面側
の月ニ状を、−曲した刃渡り部をaするハサミの形状に
符合するよう予め形状を加−J、され、!t’j内にk
> 、’l’lされている。
射出による凸形終了後、射出成形機のノズル7を射出機
本体と共に取りはずし、代りにストッパー(図示せず)
を装着する。また引続き金型部をヒーター2により金型
全体をメルト温度と同温に保持する。絞り板1には目的
とする成形体中の最も細かい粉体(ジルコニア)粒子よ
り、さら1こ小さな径の孔路を有する焼結金属板が使用
される。
次に、この状態下で、第1図のプレスのピストン8を図
面で右方に押し出し射出を完了している造形体6(射出
時と同温に保たれている)からバインダーの一部を絞り
板1を通して絞り出す(すなわち強制御濾過する)。2
戸液に相当するプラスチックやパラフィン等バインダー
の一部は絞り板1の背部に貯まるが、これらは排出パイ
プ(図示せず)により、金型外に排除される。絞り終っ
た時点で最終成形体寸法とする。金型を冷却して、固化
した成形体を金型から取出す。
このようにして得られたハ4)ミのアオ曲は焼成後、ハ
サミとして組立てられる。
姓で−Hした刃渡り部を何するハサミが理美用ハサミと
して好ましい理由を述べると、ハサミで毛を切断する時
に毛の根元を切るようにするため直線の刃を使用した場
合はハサミの先で皮豹を傷つけたり、又操作しにくいの
で、刃渡り部に彎曲を持たせ、これらの欠点を無くして
いるものである。
この彎曲する角度は10度〜50度の範囲で、最も好適
な角度は20度位が良く、この彎曲した刃渡り部を有す
るハサミの刃渡り部を第2図に示す。
なお、上記説明では、彎曲した刃握り部を有するハサミ
の成形について述べたが、同様に平面状の直線刃のハサ
ミについても成形し得ることは明らかである。
本発明に係るハサミは、セラミックスの成形法として最
も高密度で均質性の優れたC 、Ii P法と同一の品
質のものが得られ、また成形されたアオ地はバインダー
を脱脂するための1111然屯こよる変形、割れ等の欠
陥が無くなり、成形後、直ちに灯゛b成を行なうことが
可能なため、L+を産性に:・xむ。従って経済的にも
有利で、切れ味が良く、1litJ久性に富み錆を生ぜ
ず、使い勝手が良い利点がある。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例 ジルコニア物体(超微粉、 SV均粒展1μn1以下、
純度95,8%)を用い媒体として固形パラフィンを用
いた。
使用した射出成形機の条件は以下の通りである。
射出圧力(公称1 1800 kg/ CIIT”シリ
ンダ温度 72℃ 射出湯度 76°C 金型温度 76°C スクリュー回転数 60 r))+n 射出圧力(実施) 1300 kg、/ t:…3射出
速度 149CC7回 金型に彎曲度20度を持つハ→ノミの原形を彫刻した型
及び絞り板を第1図の型構成中に組み込み上記ジルコニ
ア粉体と固形パラフィンを用いてハサミの造形を行なっ
た。
注入時のパラフィン分は10重u1%(25容鞘%)で
あり、ハサミ造形後、型温を上記注入品温度75度±5
度)に保ったまま、絞りピストンを作動させて造形体中
の余分のパラフィン分を絞り出した。この場合、最終ハ
サミ成形体はパラフィンカ43重量%(12容量%)と
なったので、初めのパラフィン量(25容量%)のうち
、その約59%が絞り出されたことになる。この液分(
43重量%、12容量%)であれば、充分な保形性を有
するので、支障なく脱型することができた。
上記のようにして得られたハサミのアオ曲を焼成(16
00℃、2時間)した結果、変形9割れのないハサミを
得ることができた。
得られたハサミの刃の部分だけをストロラビングするだ
けで良く、他の加工を必要としなかった。
本実施例のハサミと同一の原料を用いてC1,P法で得
られたハサミ及び従来の金属ハサミの論久性を比較した
結果を、次の第1表に示す。
第1表 この結果から、本発明に係るハサミはCLP法によるも
のと同し高品質のものであることが示される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用した型構成体の縦断面図を示し、
第2図はハサミの一部首路側断面図である。 1・・・・絞り板、2・・・・ヒーター、3・・・・プ
レス部。 4・・・・絞り板前後部、 5・・・・ノズル接続部、
 6・・・・造形体、 7・・・・ノズル、(i・・・
ハサミの彎曲角度。 特許出yx+人 梅屋 In 同 FA式会社 資 生 堂 代理人 弁理士検水1:司 第1 M 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ジルコニアまたはアルミナとバインダーからなる
    ハサミの成形材料を射出成形するに際し、ハサミに対応
    した型および多孔質絞り板からなる型構成体を用いて射
    出背形した後、型の注入口を密閉し、前記絞り板を浩形
    体に汗密し、バインダーの一部を前記絞り板を介して系
    外に1〕1出させ成形体を形成し、型冷却後、成形体を
    脱<(r)、 EC8成してなることを特徴とするハサ
    ミ。 2 前記バインダーが固形パラフィンまたはレジンであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のハサミ
    。 & 前記ハサミの刃瀉り部が彎曲していることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載のハサミ。 4、 前記刃7度り部の鵠曲角j隻が101焚〜50度
    の範囲であることを特徴とする特許請求の範囲m3項記
    載のハサミ。
JP58194216A 1983-10-19 1983-10-19 ハサミ Pending JPS6085903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58194216A JPS6085903A (ja) 1983-10-19 1983-10-19 ハサミ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58194216A JPS6085903A (ja) 1983-10-19 1983-10-19 ハサミ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6085903A true JPS6085903A (ja) 1985-05-15

Family

ID=16320881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58194216A Pending JPS6085903A (ja) 1983-10-19 1983-10-19 ハサミ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6085903A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110240049A1 (en) * 2010-04-02 2011-10-06 Crevent, Inc. Scissors with bent distal portions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110240049A1 (en) * 2010-04-02 2011-10-06 Crevent, Inc. Scissors with bent distal portions

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05286826A (ja) 固形状化粧料の製造方法
JPS61261274A (ja) 粉体の成形方法
JPS61287702A (ja) 粉体の成形方法
AU6323096A (en) Method and means for producing a ceramic or metallic product for sintering
JPS6085903A (ja) ハサミ
JPH039820A (ja) 中空型物の成形法
JPS6160802A (ja) 粉体の射出成形方法
JPH07191156A (ja) ジルコニア製腕時計用ケースおよびジルコニアセラミックスの射出成形方法
JPS6152780B2 (ja)
JPS6254162B2 (ja)
GB1493300A (en) Injection moulding of ultra high molecular weight polyethylene
US2457114A (en) Process of forming dentures from polymerizable acrylic materials
JPS61125825A (ja) 薄肉部を有する樹脂成形品の製造方法
JPH02280999A (ja) 金属、セラミックス等の粉体の成形方法
JP2000072556A (ja) 射出成形による粉末焼結体およびその製造方法
JPS6469319A (en) Manufacture of molding having mirror surface
JPS6315723A (ja) 射出成形方法
JPH084905B2 (ja) 薄肉鋳物の鋳造方法及び装置
JP2592599B2 (ja) 超硬合金粉末の成形方法
JPS6366646B2 (ja)
JPH0346891Y2 (ja)
JPH09109113A (ja) 繊維性成形品の成形方法およびそれに用いる成形金型
SU816695A1 (ru) Пресс-форма дл гидростатическогопРЕССОВАНи пОРОшКОВ
US2395408A (en) Method of making graphite molds
JPS60183103A (ja) セラミツク部品の射出成形法