JPS608573B2 - 電線用ヒユ−ズ - Google Patents

電線用ヒユ−ズ

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JPS608573B2
JPS608573B2 JP6780383A JP6780383A JPS608573B2 JP S608573 B2 JPS608573 B2 JP S608573B2 JP 6780383 A JP6780383 A JP 6780383A JP 6780383 A JP6780383 A JP 6780383A JP S608573 B2 JPS608573 B2 JP S608573B2
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JP
Japan
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fuse element
fuse
small
overcurrent
rod
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JP6780383A
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JPS59194327A (ja
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眞雄 神保
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KINHO DENKI KK
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KINHO DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は配電線路における引込線に過電流が流れた場合
にその回路を遮断して事故を防止するための電線用ヒュ
ーズに関するものである。
この種の配電線路には種々の原因によって〜比鮫的小さ
な小過電流が流れる場合と、比較的大きな大過電流が流
れる場合がある。
しかして従来の電線ヒューズは、通常そのヒューズェレ
メントが一種類しかなかったため「上記の小過電流と大
過電流の双方に対して有効に作用させることは困難であ
った。
本出願人は先に、上述の不具合を解消するために、小過
電流が流れた場合でも、大過電流が流れた場合でも有効
に作用して事故を防止できる電線ヒューズ(実関昭56
−59758号)を提案した。
しかしながら上述のヒューズェレメントは小過電流が溶
断する個所と、大過電流で溶断する個所にそれぞれ異つ
た材料を用いている。このように異種材料を直列に接続
すると、接続個所が多くなる欠点がある。すなわち一般
に電気機器および設備では、接続個所が接触不良となる
トラブルが最も多いのは周知の事実である。したがって
出来るだけ接続個所を少くすることが望ましい。また上
述の電線ヒューズは、電線と接続する両側の端子が節管
によって形成されており「 この鋼管の内部に挿入した
ヒューズまたは電線を「鋼管を圧縮して接続するか、あ
るいは接続部を溶接することにより接続していたが、こ
の方法では接続部を完全に密閉することはむずかしい。
すなわち電線を挿入した鋼管を圧縮した場合、その圧縮
部に小間隙が残りやすく、特に電線が撚線である場合は
、電線相互間の間隙からも浸水することがある。そして
ヒューズの内部に浸水するとヒューズの最重要特性であ
る溶断特性にも変化が生じ、その結果電線ヒューズが発
煙する寸前で漆断ずる特性がずれて溶断しなくなったり
、あるいは充填した珪砂が消弧性能を失って大電流が流
れた時に絶縁筒を破壊するなどの不具合が生じた。また
絶縁筒の外周に巻きつけた高低抗綾はト合成樹脂製の絶
縁筒に接触して巻かれているため〜何等かの理由でち例
えば非常にまれなケースであるが計器取替時に謀まって
引込線を短絡した場合あるいは製造工程中に誤ってヒュ
ーズェレメントを被断してヒューズヱレメントが不通電
状態になりも橋抵抗線のみが導適状態で残っている場合
はにはち残存負荷電流が高抵抗線に長時間流れる結果ト
高抵抗線の温度が上昇してもとの高抵抗線周囲の絶縁筒
を溶融したりあるいは焼損するとう保安上好ましくない
問題が発生するおそれがあった。本発明は上述の不具合
を解消するためになされたものでt大小通電流遮断用ヒ
ュリズヱレメントを単一素材による単一ヒューズェレメ
ントとすることにより接続個所を少なくしても接触不良
によるトラブルをなくすと共に「電線用ヒュ山ズの防水
性能をさらに向上する上にも葛抵抗線による絶縁筒の溶
融あるいは焼損のおそれをなくすことを目的とするもの
である。
以下図面について本発明の実施例を説明する。
まず第3図〜第8図に示すように銃「銅合金または銀「
銀合金の単一素材による単一ヒューズュレメント畳を形
成しも この単一ヒューズェレメンふ官の一部8aの断
面積を狭小にすると共にも この部分軍a昔こ低溶融合
金傘を付着して小過電流港断部Aを形成しも単一ヒュー
ズェレメント電の他の部分軍らの断面積を狭中にして大
過電流港断部脇を形成しもさらにこの単一ヒューズェレ
メント富の任意の位置に屈曲部電cを設ける。第亀図お
よび第筆図は単一ヒューズヱレメント亘を帯板状の素材
により形成したものを示し、第3図は断面が円形の線村
を素材として単一ヒューズェレメント亀を形成した例で
ある。
なお低溶融合金は部分亀aの片面に添設するようにして
もよい。また上述のように形成した単一ヒューズヱレメ
ント軍の小過電流溶断部Aと大過電流総断部8との間に
、ベークライト製のりング状杜切板3を設け「 この単
一ヒューズェレメント富の両端に、貫通孔のない銅製の
棒状端子亀をそれぞれ嬢続する。
亀aはこれら棒状端子4の外側部に設けた電線挿入孔で
ある。また第軍図および第馬図に示すように中空円筒状
の絶縁筒5を合成樹脂を素材として形成し、この絶縁筒
富を前記した単一ヒューズェレメント母の婆続体にかぶ
せt仕切板3によって仕切られた大過電流渚断部8の室
内に珪砂等の消弧剤鰭を充填し「絶縁筒5の開放端と棒
状端子亀との間を合成樹脂製の塞栓貫首こよって閉塞し
も仕切板3の池側の小過電流溶断部公の室はも絶縁筒辱
と一体に形成した錘部室鮒こ棒状端子亀を貫通させるこ
とによって閉塞する。
つぎにも絶縁筒覇の両端部にそれぞれ銅製の接続ビン鰹
を貫通させると共にち第翁図に示すように低溶融合金製
の小ヒューズ9を途中に介挿したニクロム線等の高抵抗
線電鰯絶縁筒鷺の外周に巻きつけてふその両端をそれぞ
れ接続ピン濁を介して榛状端子鮒と接続する。
そして簾亀図に示すように高抵抗線電鰻の外周に加熱に
より変色する感熱紙(合成紙)雷電を絶縁筒函のほぼ全
周に巻きつけ〜さらにその外周を中空円筒状の合成樹脂
製透明カバー富慶喜こより被覆しもとの透明カバー富盈
の両端と前記棒状端子傘との間をそれぞれ合成ゴムまた
は合成樹脂等の弾性物製のキャップ軍議をかぶせて密封
すると共に、さらにその上から合成ゴムまたは合成樹脂
製のキャップ耳亀をカバ一意墨の両端部に薮合し〜 こ
の際キャップ雷ふ 富亀のシール面に防止用シール剤(
図示せず)を塗布しておく。本発明の電線用ヒューズは
上述のように大小の過電流遮断用のヒューズェレメント
を単一の素材により単一体とし形成することにより、接
続個所を減らしたからち接触不良によるトラブルを著し
く軽減することができる。
またこの電線用ヒュ−ズは低溶融合金認の付着量および
狭小部富a,軍Qの断面積を増減することによって必要
な溶断特性を容易に得ることができる。またヒューズヱ
レメント軍の任意の位置に屈曲部富cを設けたからもこ
れによって熱膨ヒ張または熱収縮を十分吸収することが
できる。また本発明の電線用ヒューズの電線接続用端子
は「貫通孔のない棒状端子多‘こしたから、従来のパイ
プ状端子のように〜接続電線の圧縮部に生ずる間隙や、
撚線内の間隙による浸水を完全に防止することができる
。また棒状端子4の外周と透明カバー12の端部間には
、弾力性のある合成ゴムまたは合成樹脂のキャップ13
,14を二重にかぶせたから、この部分からの浸水の恐
れもなく、長期間にわたって初期の溶断特性および遮断
特性を維持することができる。またヒューズの溶断表示
をするため絶縁筒5の外周に巻きつけた高抵抗線亀0の
途中には「合成樹脂絶縁筒5の着火温度より低い温度で
溶融する小ヒューズ9を設けたから「何等かの理由で、
例えば誤作業等により極短時間短絡させてヒューズェレ
メントが不通電状態になった電線用ヒューズを使用した
場合、残存負荷電流が高抵抗線に流れるが、この場合は
わずかな熱で小ヒューズ9が確実に溶断するので、表示
線の周囲の絶縁物を溶融したり、焼損することなく溶断
表示をすることができる。したがって保安装置としての
役目を十分に果すことができる。以上のように本発明に
よる電線用ヒューズはヒューズェレメントを単一素材に
より単一体として形成したから〜接続個所が減少し、接
触不良によるトラブルを著しく少〈することができる。
また浸水防止対策を十分施したから、これにより長期に
わたり安定した特性の維持が可能となった。また大電流
遮断部を設けたことにより霞路が短絡状態にある場合に
、万一ヒューズの取替作業を行っても作業者に危険を与
えることがなく、確実に動作する。そしてヒューズ溶断
時には、どの方向からもその表示が容易に確認できる。
さらにこの表示用の高抵抗線中には小ヒューズを介挿し
たため、いかなる場合にも機器が焼損することがない。
したがって本発明の電線用ヒューズは万一の事故にも十
分に対応できる保安装置としての適格性を備えるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明電線用ヒュ−ズの縦断面図、第2図aは
その単一ヒューズェレメントの平面図「同図bはその側
面図、同図cはその1−1線による拡大断面図「同図d
は同日一日線による拡大断面図t第3図aは単一ヒュー
ズェレメントの変形例を示す平面図、同図b‘まその側
面図、同図cはそのm−m線による拡大断面図「同図d
は同W−N線による拡大断面図、第4図は高抵抗線の部
分図〜第5図は本発明電線用ヒューズの製造過程を示す
説明図である。 軍…・・・単一ヒューズヱレメント、la,亀b……断
面積狭小郡「 畳c…・・・屈曲部「 2……低溶融合
金トA・・…・小遜電流溶断部、B……大過電流燈断部
、3…・・・仕切板〜 4……棒状端子「 5・・…・
絶縁筒、6…・・・消弧剤(珪砂)「 7……墓栓「
8……接続ピン「 9・…・・小ヒューズ、亀0・…・
・高抵抗線、11……感熱紙、】2・・・・・・透明カ
バー、13…・・・弾性物製のキャップ、亀4…・・・
合成樹脂製のキヤツプ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 銅、銅合金または銀、銀合金等の単一素材により単
    一ヒユーズエレメントを形成し、この単一ヒユーズエレ
    メントの一部の断面積を狭小にすると共に、この部分に
    低溶融合金を付着して小過電流溶断部を形成し、単一ヒ
    ユーズエレメントの他の部分の断面積を狭小にして大過
    電流溶断部を形成し、さらにこの単一ヒユーズエレメン
    トの任意の位置に屈曲部を設け、この単一ヒユーズエレ
    メントの小過電流溶断部と大過電流溶断部との間に仕切
    板を設け、この単一ヒユーズエレメントの両端に貫通孔
    のない棒状端子をそれぞれ接続し、その接続された単一
    ヒユーズエレメントを中空の絶縁筒で外包すると共に、
    前記仕切板によって仕切られた大過電流溶断室に消弧剤
    を充填して塞栓により密閉し、他方の小過電流溶断室は
    そのまま密閉し、前記絶縁筒の外周に途中に小ヒユーズ
    を介挿した高抵抗線を巻きつけて、その両端をそれぞれ
    前記棒状端子と接続し、この高抵抗線の外周に感熱紙を
    巻きつけ、さらにその外周を透明カバーにより被覆し、
    この透明カバーの両端と前記棒状端子との間にそれぞれ
    弾性物製のキヤツプをかぶせると共に、さらにその外に
    キヤツプをかぶせて二重に密封してなる電線用ヒユーズ
JP6780383A 1983-04-19 1983-04-19 電線用ヒユ−ズ Expired JPS608573B2 (ja)

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JPH0757610A (ja) * 1993-08-18 1995-03-03 S O C Kk ヒューズ
JP4630788B2 (ja) * 2005-10-07 2011-02-09 日本高圧電気株式会社 ヒューズ素子とヒューズ素子の捻回方法
JP5764006B2 (ja) * 2011-08-08 2015-08-12 矢崎総業株式会社 ヒューズ
JP7132845B2 (ja) * 2018-12-26 2022-09-07 日東精工株式会社 電線ヒューズにおける接続端子

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