JPS6228040Y2 - - Google Patents
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- JPS6228040Y2 JPS6228040Y2 JP1985115533U JP11553385U JPS6228040Y2 JP S6228040 Y2 JPS6228040 Y2 JP S6228040Y2 JP 1985115533 U JP1985115533 U JP 1985115533U JP 11553385 U JP11553385 U JP 11553385U JP S6228040 Y2 JPS6228040 Y2 JP S6228040Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はヒユーズ特にヒユーズエレメントの
溶断を表示する表示エレメントを有するヒユーズ
に関するものである。
溶断を表示する表示エレメントを有するヒユーズ
に関するものである。
第3図は従来のこの種ヒユーズの一般的な構造
を示す。即ち第3図において、1は端部を端子金
2によつて閉塞された外筒、3は固定金具4を介
してねじ5によつて端子金2に取付けられる中空
の絶縁巻心、6は絶縁巻心3にらせん状に巻回さ
れ両端から固定金具4に溶接等で固定されたヒユ
ーズエレメント、7は両端が端子金2に接合さ
れ、絶縁巻心3の中空部に収納された表示エレメ
ント、8は一端が表示エレメント7の途中に取付
けられ、表示カバ9内に押しばね10に抗して収
納されると共に、他端が端子金2の穴21に嵌合
するよう配置された表示棒、11は表示エレメン
ト7が表示棒8を押しばね10に抗して引き留め
ている状態で表示エレメント7を表示カバ9の穴
91に固定するためのプラグ、12は外筒1内に
表示カバ9内を除いて充填された粒状の消弧剤で
ある。
を示す。即ち第3図において、1は端部を端子金
2によつて閉塞された外筒、3は固定金具4を介
してねじ5によつて端子金2に取付けられる中空
の絶縁巻心、6は絶縁巻心3にらせん状に巻回さ
れ両端から固定金具4に溶接等で固定されたヒユ
ーズエレメント、7は両端が端子金2に接合さ
れ、絶縁巻心3の中空部に収納された表示エレメ
ント、8は一端が表示エレメント7の途中に取付
けられ、表示カバ9内に押しばね10に抗して収
納されると共に、他端が端子金2の穴21に嵌合
するよう配置された表示棒、11は表示エレメン
ト7が表示棒8を押しばね10に抗して引き留め
ている状態で表示エレメント7を表示カバ9の穴
91に固定するためのプラグ、12は外筒1内に
表示カバ9内を除いて充填された粒状の消弧剤で
ある。
こゝで構成部材の材質として外筒1および絶縁
巻心3には磁器、端子金2および固定金具4には
銅、ヒユーズエレメント6には銀線、表示エレメ
ント7にはニクロム線、表示カバ9、表示棒8お
よびプラグ11にはプラスチツク成形品、消弧剤
12には10〜200メツシユの硅砂が一般に使われ
ている。
巻心3には磁器、端子金2および固定金具4には
銅、ヒユーズエレメント6には銀線、表示エレメ
ント7にはニクロム線、表示カバ9、表示棒8お
よびプラグ11にはプラスチツク成形品、消弧剤
12には10〜200メツシユの硅砂が一般に使われ
ている。
このように構成された従来のものでは、表示エ
レメント7はヒユーズエレメント6と電気的に並
列に接続されているがヒユーズエレメント6には
固有抵抗の小さな銀線が使われ、表示エレメント
7には固有抵抗の大きなニクロム線が使われるの
で常時は大部分の電流が一方の端子金2、および
固定金具4、ヒユーズエレメント6、他方の固定
金具4および端子金2を経て流れるようになつて
いる。
レメント7はヒユーズエレメント6と電気的に並
列に接続されているがヒユーズエレメント6には
固有抵抗の小さな銀線が使われ、表示エレメント
7には固有抵抗の大きなニクロム線が使われるの
で常時は大部分の電流が一方の端子金2、および
固定金具4、ヒユーズエレメント6、他方の固定
金具4および端子金2を経て流れるようになつて
いる。
いま過電流が流れヒユーズエレメント6が溶断
すると、表示エレメント7へ全電流が転流し、表
示エレメント7が溶断し、表示棒8の引き留め状
態を解除して、表示棒8の一端を端子金2の穴2
1から外部へ突出させ、ヒユーズが溶断したこと
を表示する。
すると、表示エレメント7へ全電流が転流し、表
示エレメント7が溶断し、表示棒8の引き留め状
態を解除して、表示棒8の一端を端子金2の穴2
1から外部へ突出させ、ヒユーズが溶断したこと
を表示する。
なおこの際ヒユーズエレメント6と表示エレメ
ント7には、アークが発生するが、このアークは
周囲の消弧剤12の働きで冷却、消弧され、瞬時
にして高抵抗体となり、過電流がしや断される。
ント7には、アークが発生するが、このアークは
周囲の消弧剤12の働きで冷却、消弧され、瞬時
にして高抵抗体となり、過電流がしや断される。
ところで表示エレメント7に常時流れる電流は
少ないが、小定格電流、例えば5A以下のものに
なると、ヒユーズエレメント6が細線となつて抵
抗が高くなり、表示エレメント7に流れる電流の
割合が大きくなる。そのためヒユーズエレメント
6はますます細線となり、その製作およびヒユー
ズの組立が困難となる。また、溶断性能に対する
表示エレメント7の影響が大きくなり、精度の良
い性能を確保するためにヒユーズエレメント6の
材質、形状、寸法等を精度よく設計、製作しても
性能を狂わせる要因となり、表示エレメント7も
ヒユーズエレメント6と同様の設計、製作が必要
となる等の問題が生じる。このため表示エレメン
ト7をできるだけ細線にすることが必要となる
が、表示棒8を付勢する押しばね10の荷重から
限界がある。
少ないが、小定格電流、例えば5A以下のものに
なると、ヒユーズエレメント6が細線となつて抵
抗が高くなり、表示エレメント7に流れる電流の
割合が大きくなる。そのためヒユーズエレメント
6はますます細線となり、その製作およびヒユー
ズの組立が困難となる。また、溶断性能に対する
表示エレメント7の影響が大きくなり、精度の良
い性能を確保するためにヒユーズエレメント6の
材質、形状、寸法等を精度よく設計、製作しても
性能を狂わせる要因となり、表示エレメント7も
ヒユーズエレメント6と同様の設計、製作が必要
となる等の問題が生じる。このため表示エレメン
ト7をできるだけ細線にすることが必要となる
が、表示棒8を付勢する押しばね10の荷重から
限界がある。
また定格電流がさらに小さくなると、例えば
PT用の1A程度のヒユーズになると、ヒユーズエ
レメント6を銀線で構成したのでは極めて細線と
なり製作上困難となる。
PT用の1A程度のヒユーズになると、ヒユーズエ
レメント6を銀線で構成したのでは極めて細線と
なり製作上困難となる。
そのために銅ニツケル線等の高抵抗体が使われ
るが、これらの高抵抗体になると、表示エレメン
ト7に使われるニクロム線と同程度の融点となつ
て、電圧−溶断時間特性がほとんど同じとなり、
表示カバ9の中で表示棒8を引き留める部分の表
示エレメント7は消弧剤12中に埋設されていな
いので、他の部分より熱放散が悪く、ヒユーズエ
レメント6が溶断する前にこの部分から溶断して
しまい、表示の誤動作をするという問題が生じ
る。
るが、これらの高抵抗体になると、表示エレメン
ト7に使われるニクロム線と同程度の融点となつ
て、電圧−溶断時間特性がほとんど同じとなり、
表示カバ9の中で表示棒8を引き留める部分の表
示エレメント7は消弧剤12中に埋設されていな
いので、他の部分より熱放散が悪く、ヒユーズエ
レメント6が溶断する前にこの部分から溶断して
しまい、表示の誤動作をするという問題が生じ
る。
このような問題から第3図に示すようなヒユー
ズエレメント6と表示エレメント7を並列に設け
るような方式での極小定格電流のヒユーズは製作
されていないのが現状である。
ズエレメント6と表示エレメント7を並列に設け
るような方式での極小定格電流のヒユーズは製作
されていないのが現状である。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、PT用のような極小定格電
流のヒユーズにおいて、良好な溶断特性が得ら
れ、動作表示を正確にできるヒユーズを得ること
を目的とする。
めになされたもので、PT用のような極小定格電
流のヒユーズにおいて、良好な溶断特性が得ら
れ、動作表示を正確にできるヒユーズを得ること
を目的とする。
この考案に係るヒユーズは、表示エレメントの
一部にギヤツプを設けたもので、特にそのギヤツ
プを、表示エレメントを2分割して一方の表示エ
レメントの端部上に耐熱性クロスからなる絶縁チ
ユーブを被せ、この絶縁チユーブ上に他方の表示
エレメントの端部を巻き付け両方の表示エレメン
トの端部をUターンさせてそれぞれねじつて鎖状
に結合させて構成したものである。
一部にギヤツプを設けたもので、特にそのギヤツ
プを、表示エレメントを2分割して一方の表示エ
レメントの端部上に耐熱性クロスからなる絶縁チ
ユーブを被せ、この絶縁チユーブ上に他方の表示
エレメントの端部を巻き付け両方の表示エレメン
トの端部をUターンさせてそれぞれねじつて鎖状
に結合させて構成したものである。
この考案におけるヒユーズは、ギヤツプにより
表示エレメントには常時全く電流が流れないよう
にしてヒユーズエレメントの溶断性能に表示エレ
メントの影響がないようにし、ヒユーズエレメン
トが溶断すると、その回復電圧によつてギヤツプ
が閃絡して表示エレメントに電流を流して溶断
し、溶断動作を表示する。
表示エレメントには常時全く電流が流れないよう
にしてヒユーズエレメントの溶断性能に表示エレ
メントの影響がないようにし、ヒユーズエレメン
トが溶断すると、その回復電圧によつてギヤツプ
が閃絡して表示エレメントに電流を流して溶断
し、溶断動作を表示する。
そしてそのギヤツプは、2分割した一方の表示
エレメントに被せたクロスチユーブの上に他方の
表示エレメントを巻き付けて鎖状に結合してある
ので、クロスの編目の部分で閃絡が生じ、気中ギ
ヤツプと同様な特性を示して安定した低い閃絡電
圧を与え、また、最少の構成部品数で、かつ小形
となし、さらにギヤツプ部にそれ以外の表示エレ
メントと同様な柔軟性を保持し、螺旋状への加工
を容易とする。
エレメントに被せたクロスチユーブの上に他方の
表示エレメントを巻き付けて鎖状に結合してある
ので、クロスの編目の部分で閃絡が生じ、気中ギ
ヤツプと同様な特性を示して安定した低い閃絡電
圧を与え、また、最少の構成部品数で、かつ小形
となし、さらにギヤツプ部にそれ以外の表示エレ
メントと同様な柔軟性を保持し、螺旋状への加工
を容易とする。
以下第1図および第2図にもとづいてこの考案
の一実施例を説明する。即ち第1図および第2図
において、13は表示エレメント7のほゞ中央部
に設けられた小さなギヤツプで、第2図に示す如
く表示エレメント7を2分し、一方の表示エレメ
ント7の端部上に厚さの薄い絶縁チユーブ17を
被せ、この絶縁チユーブ17の上に他方の表示エ
レメント7の端部を巻きつけて両者の間にギヤツ
プを形成し両端部はそれぞれUターンさせて輪を
形成するようにねじり、鎖状に結合するように構
成してある。
の一実施例を説明する。即ち第1図および第2図
において、13は表示エレメント7のほゞ中央部
に設けられた小さなギヤツプで、第2図に示す如
く表示エレメント7を2分し、一方の表示エレメ
ント7の端部上に厚さの薄い絶縁チユーブ17を
被せ、この絶縁チユーブ17の上に他方の表示エ
レメント7の端部を巻きつけて両者の間にギヤツ
プを形成し両端部はそれぞれUターンさせて輪を
形成するようにねじり、鎖状に結合するように構
成してある。
こゝでギヤツプ13が閃絡する電圧は少なくと
も回路電圧以下に設計することが必要で、できる
だけ低く安定していることが必要であり、ギヤツ
プを構成する絶縁チユーブ17としては、ガラス
やアスベスト等の耐熱性クロスが適している。
も回路電圧以下に設計することが必要で、できる
だけ低く安定していることが必要であり、ギヤツ
プを構成する絶縁チユーブ17としては、ガラス
やアスベスト等の耐熱性クロスが適している。
その他の構成は、第3図に示す従来のものと同
様であるので説明を省略する。
様であるので説明を省略する。
このように構成されたものでは、表示エレメン
ト7にはギヤツプ13があるために通常の電流は
すべてヒユーズエレメント6に流れる。いま過電
流が流れてヒユーズエレメント6が溶断すると、
回路電圧が表示エレメント7に印加され、ギヤツ
プ13が閃絡して、表示エレメント7に電流が流
れて溶断し、従来と同様に表示棒8を突出させて
ヒユーズの溶断動作を表示する。
ト7にはギヤツプ13があるために通常の電流は
すべてヒユーズエレメント6に流れる。いま過電
流が流れてヒユーズエレメント6が溶断すると、
回路電圧が表示エレメント7に印加され、ギヤツ
プ13が閃絡して、表示エレメント7に電流が流
れて溶断し、従来と同様に表示棒8を突出させて
ヒユーズの溶断動作を表示する。
なお、上記実施例ではギヤツプ13を表示エレ
メント7の中央部に入れる場合を示したが、ギヤ
ツプ13は表示エレメント7の端部に設けてもよ
い。
メント7の中央部に入れる場合を示したが、ギヤ
ツプ13は表示エレメント7の端部に設けてもよ
い。
また、ギヤツプ13が表示エレメント7の途中
に入れられる場合には、ギヤツプ13で2分され
た表示エレメント7の一方を他方より太くすると
か、材料を変えるなどしてジユール積分(溶断す
るまでの電流の2乗の積分値)を大きくすると、
表示エレメント7の溶断時に、両者を時差発弧さ
せることができ、過電圧を低く抑制することがで
きる。
に入れられる場合には、ギヤツプ13で2分され
た表示エレメント7の一方を他方より太くすると
か、材料を変えるなどしてジユール積分(溶断す
るまでの電流の2乗の積分値)を大きくすると、
表示エレメント7の溶断時に、両者を時差発弧さ
せることができ、過電圧を低く抑制することがで
きる。
以上のようにこの考案によれば、表示エレメン
トの一部に小さなギヤツプを設けているので、常
時は表示エレメントには全く電流が流れず、その
ためヒユーズエレメントに太い線を使用すること
ができ、製作および組立が容易となる。またヒユ
ーズの溶断性能に対して表示エレメントが全く影
響しないので良好な精度のものを得ることができ
る。
トの一部に小さなギヤツプを設けているので、常
時は表示エレメントには全く電流が流れず、その
ためヒユーズエレメントに太い線を使用すること
ができ、製作および組立が容易となる。またヒユ
ーズの溶断性能に対して表示エレメントが全く影
響しないので良好な精度のものを得ることができ
る。
さらにヒユーズエレメントに銅ニツケル等の高
融点、高抵抗材料を使用しても表示エレメントが
ヒユーズエレメントより先に動作するという問題
もなくなり、PT用のIAヒユーズ等の極小定格電
流のヒユーズに対しても動作表示を行なうことが
できる効果がある。
融点、高抵抗材料を使用しても表示エレメントが
ヒユーズエレメントより先に動作するという問題
もなくなり、PT用のIAヒユーズ等の極小定格電
流のヒユーズに対しても動作表示を行なうことが
できる効果がある。
そして、そのギヤツプは、2分割した一方の表
示エレメントに被せた耐熱性クロスチユーブ上に
他方の表示エレメントを巻き付けて鎖状に結合し
て構成してあるので、安定した低い電圧で閃絡が
生じ安定した動作表示が得られ、また、構成部品
数が最少で、さらに、ギヤツプ部にそれ以外の表
示エレメントと変わらない柔軟性があるので螺旋
状への加工が容易で、小形・安価となるという効
果がある。
示エレメントに被せた耐熱性クロスチユーブ上に
他方の表示エレメントを巻き付けて鎖状に結合し
て構成してあるので、安定した低い電圧で閃絡が
生じ安定した動作表示が得られ、また、構成部品
数が最少で、さらに、ギヤツプ部にそれ以外の表
示エレメントと変わらない柔軟性があるので螺旋
状への加工が容易で、小形・安価となるという効
果がある。
第1図はこの考案の一実施例によるヒユーズを
示す一部破断側面図、第2図は第1図のギヤツプ
部を示す拡大図、第3図は従来のヒユーズを示す
一部破断側面図である。 1は外筒、6はヒユーズエレメント、7は表示
エレメント、13はギヤツプ、17は耐熱クロス
チユーブ。なお、図中、同一符号は同一、または
相当部分を示す。
示す一部破断側面図、第2図は第1図のギヤツプ
部を示す拡大図、第3図は従来のヒユーズを示す
一部破断側面図である。 1は外筒、6はヒユーズエレメント、7は表示
エレメント、13はギヤツプ、17は耐熱クロス
チユーブ。なお、図中、同一符号は同一、または
相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外筒内に収納されたヒユーズエレメント、こ
のヒユーズエレメントに並列接続されヒユーズ
エレメントの溶断にともなつて溶断してヒユー
ズエレメントの溶断を表示する表示エレメント
を備えたヒユーズにおいて、この表示エレメン
トを2分割し、一方の表示エレメントの端部上
に耐熱性クロスからなる絶縁チユーブを被せ、
この絶縁チユーブ上に他方の表示エレメントの
端部を巻き付け、両方の表示エレメントの端部
をUターンさせてそれぞれねじつて鎖状に結合
させることによつて2分割した表示エレメント
の間にギヤツプを形成したことを特徴とするヒ
ユーズ。 (2) 絶縁チユーブはガラスあるいはアスベストの
クロスチユーブからなることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第(1)項記載のヒユーズ。 (3) 上記2分割された表示エレメントの一方のジ
ユール積分を他方のそれよりも大きい線とした
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
項および第(2)項のいずれかに記載のヒユーズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11553385U JPS6142049U (ja) | 1985-07-27 | 1985-07-27 | ヒユ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11553385U JPS6142049U (ja) | 1985-07-27 | 1985-07-27 | ヒユ−ズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142049U JPS6142049U (ja) | 1986-03-18 |
JPS6228040Y2 true JPS6228040Y2 (ja) | 1987-07-18 |
Family
ID=30674506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11553385U Granted JPS6142049U (ja) | 1985-07-27 | 1985-07-27 | ヒユ−ズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142049U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0754778Y2 (ja) * | 1990-07-11 | 1995-12-18 | 三洋電機株式会社 | 製氷用冷却器の温度検出装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5852292A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-28 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 抗生物質と医薬剤 |
-
1985
- 1985-07-27 JP JP11553385U patent/JPS6142049U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5852292A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-28 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 抗生物質と医薬剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6142049U (ja) | 1986-03-18 |
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