JPS6084293A - セフアロスポリン系抗生物質製造用中間体 - Google Patents

セフアロスポリン系抗生物質製造用中間体

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JPS6084293A
JPS6084293A JP59191427A JP19142784A JPS6084293A JP S6084293 A JPS6084293 A JP S6084293A JP 59191427 A JP59191427 A JP 59191427A JP 19142784 A JP19142784 A JP 19142784A JP S6084293 A JPS6084293 A JP S6084293A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D417/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00
    • C07D417/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
    • C07D417/06Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は式(I) 、/°“・ II式中、R1ハ水素、アルキル、フェナルキル−カル
ボアルコキシアルキル、アシルまたはカルボキシアルキ
ル、R2は水素−ピバロイルオキシメチルまたはカルボ
キシ保護基−に3は5員の窒素−酸素または硫黄含有複
素環(この環はアミノまたはアジドによって置換されて
いてもよい)=R4は水″素−アセトキシ、カルバモイ
ルオキシまたは−5−Y(式中−Yは置換されていても
よい複素環である)〕を意味する〕 で示される化合物のシン異性体の新規な製造法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
式(I)の化合物は−例えば西ドイツ特許公開第222
’3375号、同第2556736号、同第27025
01号、同第2707565号、同第2715385号
、同第2992036号および多くの他の特許並ひに他
の刊行物に開示されている既知の有用なセファロスポリ
ン抗生物質を表わす。この種の抗生物質は、セファロス
ポリン核に結合する7−アシルアミド側鎖にオキシイミ
ノ基が存在することを特徴とする。このオキシイミノ基
はシン形配置またはアンチ形配置を有することができる
が−シン異性体がより好ましいということがすでに知ら
れている。
R3の複数環は−へテロ原子として1個またはそれ以−
にの酸素および/または硫黄原子を有するのが好ましい
。しかし、更に1個またはそれ以上の窒素のへテロ原子
を有していてよい。好適な複素環としては、フリル−チ
ェニル、チアゾリル−チアジアゾリル−オキサシリルお
よびオキサジアゾリルが例示される。この複素環は前記
のように非置換でもよくまたはアミノもしくはアジド、
好ましくはアミンによって置換されていてもよい。好ま
しくは、R3の複素環はチアゾリルであり−これはアミ
ノによって置換されていることが好ましい。
」1記シン異性体の特に好ましい一群は、式(Ia)0
RI 〔式中−に□、I(2およびR4は前記の意味〕で示さ
れるものである。
これらの構造において、R4は水素であり得る。
またーカルバモイルオキシであってもよい。しかしなが
ら−アセドキシまたは−5−Yが好ましい。
Yで表わされる複素環の好適なものは−例えば上述の多
くの刊行物からよく知られている。好ましい複素環とし
ては−チアジアゾリルージアゾリルートリアゾリルーテ
トラゾリル、チアゾリル、チアトリアゾリル、オキサシ
リル、オキサシアシリ2ル、トリアゾリルピリジル、プ
リニル、ピリジル−ピリミジニル、ピリダジニル、ピラ
ゾリルまたはトリアジニルが例示される。これらの複素
環は非置換でもよく−また例えば3個以下の基で置換さ
れていてよい。好適な置換基としては−C1−4アルキ
ル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、トリム0−C1−
4アルキル、ヒドロキシ−オキソ、メルカプ1゛−アミ
ノ−カルボキシ、カルバモイル−ジー(C1−4)アル
キルアミノ、カルボキシメチル−カルバモイルメチル、
スルホメチルおよびメトキシカルボニルアミノが例示さ
れる。特に好ましいものとして従来技術で指摘されてい
る複素環部分としては、テトラゾリル−特に1−メチル
−IH−テトラゾール−5−イル、およびトリアジニル
、特に1.2.5.6−チトラヒドロー2−メチル−5
,6−ジオキソ−35−トリアジン−3−イル、2.5
=ジヒドロ−6−ヒドロキシ−2−メチル−5−オキソ
−as −)リアジン−3−イルまたは1.4.5゜6
−テトラヒドロ−4−メチル−5,6−シオキソーas
−)リアジン−3−イルが例示される。好− ましくはに4はアセトキシ、1−メチル−1テトラゾー
ル−5−イルまたは2.5−ジヒドロ−6−ヒドロキシ
−2−メチル−5−オキシーas−トリアジンー3−イ
ルである。
これらの構造において、k□は水素であってよい。
またC1−4アルキル、好ましくはC1−2アルキル−
特にメチルであってよい。好適なフェナルキル基として
は−フエンーC1−4アルキル、特にベンジルが例示さ
れる。klはまたカルボアルコキシアルキル−例えばカ
ルボ(C1−2)アルコキシ(C1−4)アルキル、特
にカルボ(C1−4)アルコキシメチル(例−カルボエ
トキシメチル)であってよい。好適なアシル基としては
−C2−5アルカノイルまたはC1−4アルコキシカル
ボニルが例示される。R1はまたカルボキシアルキル−
特にカルボキシ−CI−4アルキル(例、カルボキシメ
チル)であってよい。
セファロスポリン分野でよく知られているように、」1
記化合物は遊離酸(R2−H)またはその塩類、例えば
アルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩、好ましくは
ナトリウム塩のようなアルカリ金属塩の形態であってよ
い。他方−」1記化合物はエステル類、例えばピバロイ
ルオキシメチルエステル(R2−ピバロイルオキシメチ
ル)の形態であってよい。R2で表わされる他のカルボ
キシ保護基はよく知られており、アセトキシメチル、1
−アセトキシエチル、■−エトキシカルボニルオキシエ
チル、5−インダノイルまたは、好ましくはヘキサノイ
ルメチル、フタリジル、カル7I仕トキシメトキシメチ
ルまたは3−カルボエトキシ−1−アセトニルが例示さ
れる。
特に好ましい化合物は、式(!b) /″IT3 〔式中−Iへはアセトキシ−1−メチル−IH−テトラ
ゾール−5−イルまたh’42. s−ジヒドロ−6−
ヒドロキシ−2−メチル−5−オキソ−as−トリアジ
ン−3−イルを意味する〕 を有するシン異性体およびそれらの塩類である。
式(Il)、)(D化合物は−セホタキシlh (Ce
fotaxim。
鳴−アセトキシ)、5CF−1365(R,l= 1−
メチル−111−テトラゾール−5−イル)およびセフ
トリアキ77 (Ceftriaxone −Ro 1
3−9904 )(1ら=2,5−ジヒドロ−6−ヒド
ロキシ−2−メチル−5−オキシーas−1−リアジン
ー3−イル)として、ナトリウム塩(Cefoiaxi
mと5CE−1365)またはジナトリウム塩(Cef
triaxone )の形態で知られている化合物であ
る。
前述のように一式(I)の化合物は一般に公知であり、
種々の製造法が提案されている。その−っの方法として
一対応する7−アミノセフアロスボラン酸誘導体(これ
は保護されていてよい)を式〔式中、klおよびR3は
前記の意味〕で示される酸の反応性誘導体でアシル化す
る方法が挙げられる。
提案されている各種の反応性誘導体の中には一活性エス
テル類が含まれる。式(I)のシン異性体の製造には一
式(A)の酸の反応性誘導体も可能な限り高純度のシン
異性体の形態をしていなければならず、そのシン配置は
後続工程、特にアシル化工程において可能な限り影響を
受けないことが必要である。従来提案されている各種反
応性誘導体、特に活性エステル類では−シン配置が製造
または使用時に若干不安定であるので一アンチ異性体の
生成が増大し−その結果所望のシン異性体の収率の減少
をもたらすという不利益があった。
式(Ia)の好ましい化合物の製造において起る他の欠
点は、実際上−アシル化工程前に側鎖のチアゾリル環の
アミノ置換基を保護することが必要であるということで
ある。さもなければ、競争反応が起こり、最終生成物の
収率の著しい減少をもたらす。しかし−アシル化工程前
に適当な保護基を導入しそして後にこれを除去すること
には一一般に、所望の最終生成物の収率および純度の低
下、並びに余分な反応時間−エネルギー−労力およびコ
ストが伴なう。
〔発明の開示〕
この発明は、所望のシン異性体を高い純度と収率で得る
ことができ−特に式(Ia)のシン異性体を側鎖のチア
ゾリル環のアミノ置換基を保護する必要なくして高い純
度と収率で得ることができる方法を提供するものである
詳しく述べると、この発明は式(I)のシン異性体およ
びその塩類の製造法を提供するものであり一上記方法は
式(TI) 0RI 〔式中、koは前記の意味、R′3は5員の窒素−酸素
または硫黄含有複素環(この環はアミン、保護アミンま
たはアジドによって置換されていてもよこの環は窒素原
子に加えて酸素−窒素および硫黄から選ばれる1または
2個の他のへテロ原子を有していてもよく、また置換さ
れていてもよくまたはそれ自体置換されていてもよいベ
ンゼン環に縮合されていてもよい)を意味する〕 で示される化合物のシン異性体を一式(■)〔式中、R
2およびR4は前記の意味−に5は水素またはアミノ保
護基を意味する〕 で示される化合物と反応させ、必要に応じて得られる生
成物を脱保護し、また必要に応じて得られるに2が水素
の化合物をその塩に変換するかまたはその逆を行なうこ
とからなる方法である。
上記方法は、塩素化炭化水素類(例−メチレンジクロラ
イド)またはエーテル類(例、エチルアセテート)のよ
うな不活性有機溶媒、またはこのような溶媒と水の混合
物の中で実施するのが適当である。反応温度は一40〜
+60°C1特に−15℃ 〜+25℃〜殊に0〜20が適当であり、反応時△ 間は代表的には0.5〜48時間の間で変えることがで
きる。式(TI)または式(TIT)の反応物は化学当
量で使用するのが適当である。また、式(TI)の化合
物の25%までの過剰量を使用するのも好適である。
前記のように−に2が水素である化合物(およびその塩
類)の製造には、式(IT)の出発物質のカルボン酸基
は保護されているのが好適である。適当な保護基はよく
知られており、R2の可能な定義として上述したものの
みならず、またシリルエステル保護基、特にトリメチル
シリル保護基も包含され、この保護基は例えばN、O−
ビス−トリメチルシリルアセトアミドと遊離酸の反応に
よって導入されてよい。
式(Il[)の出発物質の7−アミン基も前述のように
保護されていてよい。好適な保護基はよく知られており
一例えばトリメチルシリル基のようなシリル保護基が挙
げられ−この基は例えばカルボン酸基を保護する時に同
時に導入されてよい。
所望の生成物のR3が複素環にアミノ置換基を有する場
合、対応する式(TI)の出発物質は遊離または保護さ
れた形の何れでこのアミン置換基を有していてもよい。
前述のように、一般には保護は必要でない。それにもか
かわらず保護を望む場合には、それは通常の方法で達成
されてよく一好適な保護基はよく知られている。
式(TI)と式(I)の化合物の反応後、次の脱保護工
程は通常の方法で行なうことができる。同様に遊離酸(
R2=1−1 )とその塩類の相互変換も周知の方法で
達成されてよい。
得られる生成物は常法により単離および精製することが
できる。
従って、本発明方法は一式(A)の酸の反応性誘導体と
して複素環アミド類(チオエステル類)を使用する。驚
くべきことに、これらのアミド類は、−C=N−シン配
置幾何学的配置を事実上完全に保持した状態で製造−使
用し得ることが判明した。
さらに−これらのアミド類の複素環にアミン基が存在す
る場合−該アミド類(エステル類)は自己反応しないこ
とが判明した。従って、次のアシル化においてこのアミ
ン基の保護は必要ではない(しかし、勿論何らかの理由
で保護が望ましい場合にはそのことは除外されない)。
式(II)のシン異性体は新規であり−この発明の性お
よび入手可能性のような要因によって好ましい化合物が
決定される。しかしながら、」二記環は2−チオキソピ
リジン−1−イル−2−チオキシベンゾチアゾリン−3
−イルを意味するのか好ましい。式(IT)の好ましい
化合物は、好ましい最終生成物に対応するもの、すなわ
ち式(IIa )および式(]Tb ) 、ORI で示されるシン異性体である。
本発明によれば、式(IT)のシン異性体は、式(TV
)〔式中−に1およびR′3は前記の意味〕で示される
シン異性体を適当にアミド化することによって製造する
ことができる。
アミド化は、例えば式(V) 5員または6員の複素環(これは窒素原子に加えて酸素
、窒素および硫黄から選ばれる1または2個の他のへテ
ロ原子を有していてもよく、また置換されていてもよく
またはそれ自体置換されていてもよいベンゼン環に縮合
していてもよい)を意味する〕 て示される化合物との反応によって達成することかでき
る。
反応はトリ(低級アルキル)−またはトリ(アリール)
−ホスフィンまたはホスファイト−特にトリフェニルホ
スフィンの存在下で行うのが好適である。反応温度は例
えば−30〜+50°C−特に−20〜+25°C1好
ましくは一5〜+5℃であってよい。反応は不活性の非
ヒドロキシ含有有機溶媒(例5メチレンクロライドの如
き塩素化炭化水素)中で行うのが好適である。R3が保
護されたアミノ置換の複素環である式(II)の化合物
が望まれる場合には、そのアミン保護基は勿論反応の前
後において導入することができる。
〔効果〕
式(1)のシン異性体は前述したように一般に公知の抗
生物質である。特に−該化合物は、例えば0.01〜5
0μグ/meの温度での連続希釈試験としてのインビト
ロ試験、および例えば0.1〜100巧/に2(動物体
重)の用量でのマウスにおけるインビボ試験で示される
ように、広範な菌株1例えばスタフィロコッカス・アウ
レウス(5tapbylo−coccus aurcu
s )、ストレプトコッカス・ビロゲネス(5trep
tococcus pyrogenes )、ストレプ
トコッカス7、lT−カリス(5treptococc
us faecalis)、エシェリヒア・コリ(E、
coli )、プロテウス・ブJl/ガ′リス(Pro
teus vulgaris )+プロテウス・ミラヒ
リス(Proteus m1rabilis )、プロ
テウス・モルガ= (Proteus morgani
i )、シゲラ・ジセンテリ7 (Shigella 
dyscnteria )、シゲラ・ソネイ(Shig
ella 5onnei )−シゲラ・フレクスネリ(
Shigclla flcxneri )−アルカリゲ
ネス−7エカリス(Alcaligcnes faec
alis)、クレブシラ・よりゲネス(Klebsic
lla aerogencs )、 クレブシラ−= 
ニー モ= x (Kl ebs 1cll a pn
eumoniae)−セラター?ルセセンス(5err
2ta marcesccns)、サルモネラ・ハイデ
ルベルク(Salmoncl Ialleidell)
erg )−サルモネラ・チフイムリウム(Salmo
nel la typhinurium )、サルモネ
ラ・エンテリチジス(Salmonella entc
ritidis )およびニューセリア ゴノロエ(N
cuscria gonorrhoac )に対する抗
菌剤としての用途を有する。
したがって、−に配化合物は細菌に対して活性を有する
抗生物質として有用である。この用途では、用量は使用
化合物、投与態様および所望の処置によって勿論変化す
る。しかし一般には、1〜6gの一日量で、好適には約
0.25〜約32の分割用量として1日2〜4回投与す
るとき、または持効性製剤として投与するときに、満足
な結果が得られる。
1(2が水素である化合物は、遊離酸またはその生理学
的に許容される塩の形態で使用してよく、塩は遊離酸と
同程度の活性を有している。好適な塩としては、アルカ
リ金属塩とアルカリ土類金属塩−特にす1−リウム塩の
ようなアルカリ金属塩が例示される。」−配化合物は通
常の製薬上許容される希釈剤や担体および必要に応じて
他の賦形剤と混合することができ、またカプセル剤また
は注射用製剤のような形態で投与することができる。
この発明の方法および中間体(■)は、ヨーロッパ特許
公開第37380号の方法および中間体に類似している
。しかし、第1に−この発明の中間体(TI)が」−記
ヨーロッパ出願記載の方法と実質的に同じ方法により製
造され、実質的に純粋なものとして単離されること、お
よび第2に、アミドであるこれら中間体が一式(TV)
の酸の反応性誘導体として、式(I)の目的生成物を得
るために効果的に作用することは、驚くべきことである
この発明は−特に、化合物(I)の製造法において、実
質的に純粋な式(II)の化合物または少なくともその
混合物(例えば上記ヨーロツノ々出願の式■の化合物と
の混合物)であって−この発明の式(IT)の化合物が
少なくとも60%−好ましくは70%−さらに好ましく
は80%、最も好ましくは90%の優位を占める混合物
を一使用する方法を提供するものである。
〔実施例〕
次に実施例を挙けて本発明を説明する。なお一温度はセ
氏の度で示す。
実施例1 ニア−([2−(2−アミノチアゾール−4
−イル)−2−シンーメトキ シイミノ〕アセトアミド)セファロ スポラン酸〔セホタキシム〕。
7−アミノセファロスポラン酸2.72fi’をメチレ
ンジクロライド5 Q me中に懸濁する。N、〇−ビ
スー(トリメチルシリル)アセトアミド3.5 meを
加え、混合物を透明な溶液が得られるまで室温で攪拌す
る。3C2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
−シンーメトキシイミノアセチル〕ベンゾチアゾリン−
2−チオン3.5りを加え、混合物を35〜40°で1
5時間攪拌する。次いで溶液をに■−ICO32りと水
40 meで抽出し、濾過により相分離する。水相を酢
酸エチル/n−ブタノール(8/2 )の混合物により
prl 2て抽出し、相分離前に水相を(NH4)2S
04で飽和する。有機相をNa(4+溶液100 me
で2回洗浄し、蒸発乾固する。結晶性残渣をジエチルエ
ーテルl Q Q meで振とうし、濾過し、エーテル
で洗浄して、標記生成物を得る。mp205°C(分解
)、収量4,2り(純粋なシン異性体に対して理論値の
92%)。
実施例2ニアIC2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−シンーメトキ シイミノ〕アセトアミド)−3−( 〔2,5−ジヒドロ−6−ヒドロキシ −2−メチル−5−オキソ−as − トリアジン−3−イルコチオメチル )−3−セフェム−4−カルボン酸〔 セフトリアキソン〕。
実施例1と同杵の方法において、はぼ当m゛の適当な出
発原料を用い、純粋な状態で標記化合物を得る。mp1
20°C(分解)。
実施例3ニア−(C(2−アミノチアゾール−4−イル
)−2−シンーメトキシイ ミノ〕アセトアミド)−3−(1− メチル−1■−テトラゾール−5− イル)チオメチル−3−セフェム− 4−カルボン酸(5CE1365)。
実施例1と同様の方法において、はぼ当量の適当な出発
原料を用い一標記化合物を得る。
実施例4:3−42−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−シンーメトキシ イミノアセチル〕ベンゾチアゾリン −2−チオン〔化合物(■)〕。
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−シン−
メトキシイミノ酢酸1.0.1 v、ビス(ベンゾチア
ゾール−2−イル)ジスルフィド20.3ノおよびベン
ジルトリブチルアンモニウムプロミド0,16りを、完
全乾燥した窒素雰囲気下、室温で、無水アセトン100
−にけんだくする。次いで、けんだく液をトリフェニル
ホスフィン16グと、−5°で小量づつ混合する。トリ
エチルアミン5.1グを30分間に滴下し、その後温度
を室温に昇温する。混合物を3時間室温で攪拌し、−5
°に冷却し、沖過し、水冷したアセトンで洗浄する。
粗製物をテトラヒドロフランから再結晶し、乾燥して黄
金色の生成物を得る。分解点274°。
IR7,ベクトル: 3400(SL)、3240(m
、S)。
310.0(m)、2940(W)、1722(St)
、1600(vst)、1533(VSt)、1460
(VSt)、1370(St)、1315,1.305
(vst、sh)、1280(St)。
1230(vst)、1185(w)、1150(st
、sh)。
1120(’W)、1080(nl)、1045(rn
)、1020(W)。
985(st)、940(m)、880(W)、865
(vw)。
850(W)、840(W)、790(W)、750,
740 (st、sh)。
4、ν許出願人 ビオヘミ−・ゲゼルシャフト・ミツト
・ベシュレンクテル・ハフラング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)式(I) 0RI 〔式中、R1は水素、アルキル、フェナルキル、カルボ
    アルコキシアルキル、アシルまたはカルボキシアルキル
    −R2は水素、ピIくロイルオキシメチルまたはカルボ
    キシ保護基−R3は5員の窒素−酸素または硫黄含有複
    素環(この環はアミノまたはアジドによって置換されて
    いてもよい)、R4ハ水素−アセトキシ−カルバモイル
    オキシまたは−3−Y(式中、Yは置換されていてもよ
    い複素環である)を意味する〕 で示される化合物のシン異性体およびその製薬上許容さ
    れる塩類を製造する方法において、式(If)〔式中−
    に0は前記の意味−Raは5員の窒素。 酸素または硫黄含有複素環(この檄はアミノまたはアジ
    ドによって置換されていてもよい)、は窒素原子に加え
    て酸素、窒素および硫黄から選ばれる1または2個の他
    のへテロ原子を有していでもよく、また置換されていて
    もよくまたはそれ自体置換されていてもよいベンゼン環
    に縮合していてもよい)を意味する〕 で示される化合物のシン異性体を、式(Iff)OOR 〔式中−R2およびに4は前記の意味−R5は水素また
    はアミン保護基を意味する〕 で示される化合物と反応させ、必要に応じて得られる生
    成物を脱保護し、また必要に応じて得られるに2が水素
    の化合物を塩に変換するかまたはその逆を行なうことを
    特徴とする方法。 (2)式(Ia) 00R2 〔式中、k□、 R2およびR4は前記の意味〕で示さ
    れる化合物のシン異性体およびその製薬」ユ許容される
    塩類を製造するためのものである一特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 10C■−13 OOH 〔式中、R4はアセトキシ−1−メチル−11−T−テ
    トラゾール−5−イノkまたは2,5−ジヒドロ−6−
    ヒドロキシ−2−メチル−5−オキソ−as−トリアジ
    ン−3−イルを意味する〕 で示される化合物のシン労異性体およびその医薬的に許
    容される塩類を製造するためのものである、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 が3−チオキソベンゾチアゾリン−2−イルである、特
    許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項記載の方法。 (5)式(IV) 〔式中、R,およびR′3は上記第1項記載の意味〕テ
    示すレル化合物のシン異性体を適当にアミド化すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の式(TI)の
    シン異性体の製造法。 (6) アミド化を、式(V) 5員または6員の複素環(これは窒素原子に加えて酸素
    、窒素および硫黄から選ばれる1または2個の他の・\
    テロ原子を有していてもよく−また置換されていてもよ
    くまたはそれ自体置換されていてもよいベンゼン環に縮
    合していてもよい)を意味する〕 で示される化合物との反応によって実施する一特許請求
    の範囲第5項記載の方法。 (7)特許請求の範囲第1項に記載の式(TI)のシン
    異性体。 (8)式(ITa) 、/°“′ 記載の意味〕 5 で示される化合物である、特許請求の範囲第7項記載の
    シン異性体。 (9)式(H1)) 1001−13 て示される化合物である、特許請求の範囲第7項記載の
    シン異性体。 (10)3−C2−(2−アミノチアゾール−4−イル
    )−2−シンーメトキシイミノアセチル〕ベンゾチアゾ
    リン−2−チオンである、特許請求の範囲第7項記載の
    化合物。
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