JPS608379A - 感圧接着組成物とそれを用いた被覆シ−ト材料 - Google Patents

感圧接着組成物とそれを用いた被覆シ−ト材料

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JPS608379A
JPS608379A JP59114368A JP11436884A JPS608379A JP S608379 A JPS608379 A JP S608379A JP 59114368 A JP59114368 A JP 59114368A JP 11436884 A JP11436884 A JP 11436884A JP S608379 A JPS608379 A JP S608379A
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J153/00Adhesives based on block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J153/02Vinyl aromatic monomers and conjugated dienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils
    • C09J7/30Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
    • C09J7/38Pressure-sensitive adhesives [PSA]
    • C09J7/381Pressure-sensitive adhesives [PSA] based on macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C09J7/387Block-copolymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/02Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、粘着付与剤1.を含む星形ブロックコポリマ
ーを成分とした常態で粘着性を示す感圧接着性組成物、
及びそれを塗布したシート材料に関する。
背景技術 例えば接着テープに用いるのに適した常態で粘着性を示
す感圧接着性(以下「PSA」と略称する)の組成物は
、接着、凝集、延伸及び弾性の四重均衡を有すべきであ
ることが当業界で認められている。PSA被覆テープは
、少なくとも50年前から製造され、販売されている。
前記の性能の四重均衡化の条件を満たした接着性組成物
を得るため、初期のPEAテープは、エラストマーペー
スとして天然ゴム、及び粘着付与剤として木質ロジンに
頼った。粘着付与剤含有の天然デムにより、商用的価値
を有するPEA組成物が得られたが、PSA組成物の性
能水準についての期待が高まるにつれて、この種の組成
物を改良することが要求されるようになった。そのよう
な次第で、種々の改良PEA組成物が開数された。
高度の性能特性を有する接着剤を製造するため、PEA
組成物のエラストマーペース候補である線状AB及びA
BAブロックコポリマーのごときイオン重合で製造され
たブロックコポリマーエラストマーをはじめ、多(の物
質がPEA組成物に配合された。
PEA組成物を製するための他のニジストマー候補には
、いわゆる分枝鎖ブロックコポリマー、ラジアルテレブ
ロックコポリマー及び多重アーム星形ブロックコポリマ
ーが包含される。用語「分枝鎖」、「ラジアル」及び「
星形」で記載される種種のポリマー構造は同じでない。
「分枝鎖」というのは、ポリマーの主鎖又は骨格の各所
に結合した種々のポリマーのサシ単位を含む非線状構造
を示す総称である。この種の構造は、おおむねその性質
が複雑であって、遊離ラジカル、カチオン又はアニオン
重°合によって誘導される。用語゛「ラジアル」は、別
個のポリマーセグメントを結合し、中心点で結ばれた4
個又はそれ以下のアームを有するポリマーの混合物を生
成することによって得られた分枝鎖ポリマー構造に対す
る一般的呼称である。「星形」というのは、残りのポリ
マー構造の全体的な大きさに対して中心点となるような
結合基で構成された核で一緒に結ばれたコポリマーのア
ームを有する多重アームポリマーの構造を意味する。重
合性のアニオン構造が残されている非末端停止カップリ
ング剤が、一般に「星形」構造の結合剤として好ましい
分枝鎖ゾロツクコポリマー、ラジアルテレブロックコポ
リマー及び多重アーム星形ブロックマポリマーを用いて
接着性組成物を製造することは知られている。しかしな
がら、粘着付与剤含有接着性組成物を製造するのに、6
本又はそれ以上のアームを有する星形ブロックコポリマ
ーのみを選択することにより、すぐれた剪断保持力と所
望の溶融粘度との独特の組合せが得られるという事実は
今までに知られていない・ 従来技術において、は、加工容易性を犠牲にすることな
しに、PSAの剪断強度を最適化しうるとい 、プしと
は藁//J I:Jれ(いなh・つ/、。本発明により
、剪断保持力が必要とされる包装用テープに利用可能な
、改良された剪断強度と良好な加工容易性とを併せて有
する接着性組成物が提供される。
発明の開示 接着、凝集、延伸及び弾性の四重均衡化条件を満たず常
態で粘着性を示すPSA組成物及び接着剤被覆シート材
料が本発明によって提供される。また本接着性組成物は
、良好な剥離強度及び接着粘りと共に、優秀な剪断強度
及び防しわ性を有し、さらに溶剤を用い、又は用いない
場合の加工性がすぐれている。
本発明による常態で粘着性を示すPEA組成物は、5.
000秒−1の剪断速度で測定して約40〜250ポア
ズの範囲内の粘度を有し、かつ、 (11一般式(A−s+Cを有する星形ブロックコポリ
マー〔但し、 [(A−B+は、rCJで表わされる一つめ核力・ら放
射状に分出する「n」本のボIJマー性アームの一つを
表わし、 rAJは、スチレン及びアルキル化スチレンからなる群
から選ばれる、炭素数8〜18のモノビニル芳香族モノ
マーのポリマーカ・ら本質白りになる末端ポリマーブロ
ックを表わし、rBJは、炭素数4〜12の共役ジエン
モノマーのポリマーから本質的になるポIJマーブロッ
クを表わし、 「C」は、前記の星形プロックコボIJマーの少な(と
も6本のポリマー性アームを一緒に結合させる核となる
ポリビニル芳香族化合物の残基を表わし、そして rnJは少な(とも6の整数であり、また、rAJは前
記ポリマー中のA+Bσ)合計重量の約5〜25重量%
を占め、 「B」は前記ポリマー中のA十Bの合計重量の約75〜
95重t%を占め、そして 「C」は前記星形ブロックコポリマーの全重電の約6重
t%以下を占めるものとする〕、及び (11) 剪断保持力が少なくとも1.000分である
、PSA性の均衡を接着性組成物内に維持するに充分な
接着性粘着付与樹脂 を含んでいる。
モノビニル芳香族モノマーは、スチレン、メチルスチレ
ン(例えばα−メチルスチレン又は環置換メチルスチレ
ン)及びブチルスチレンからなる群から選ばれるのが好
ましく、スチレンであるのが望ましい。
好ましい共役ジエンは、炭素数4〜約10のものである
。有用な共役ジエンには、ブタジェン、イソプレン、ピ
ペリレン、ミルセン、2.6−シメチルゾタジエン又は
それらの2種以上の混合物がある。最も好ましい共役ジ
エンはイソプレンである。
接着性粘着付与樹脂は、ポリテルペン樹脂、ポリビニル
芳香族樹脂、クマロンーインデ/及び混合C5脂肪族−
09芳香族炭化水素樹脂からなる群から選ばれるのが好
ましい。混合c、−c’、樹脂が最も好ましい。
本発明による常態で粘着性かつ感圧接着性の被覆シート
材料は、基材及び基材の一つの主要面の少なくとも一部
をカバーする前記のPSA組成物の被覆からなる。
本発明による利点がいっそう理解しやすいように、不発
明による星形ブロックコポリマーを含む接着組成物と従
来技術を代表する接着組成物について、それらの剪断速
度を関数とした溶融粘度を比較してみた。従来技術によ
る接着組成物は、線状のABA−型ブロツクコポリマー
を含むか、又はアーム数が6未満のラジアルテレブロッ
クコポリマーを含む組成物であった。この比較は第1〜
4図に示されている。市販のブロックコポリマー及び本
発明の星形ブロックコポリマー含有接着組成物に粘着付
与剤を比較しやすいように添加した試料の粘度を測定す
ることにより、比較を行った。
第1図は、約160,000の分子量を有するスチレン
ーイソゾレンースチレンから不質的になる市販のABA
−型ブロツクコポリ7−〔シェル社(5he11 )#
のクレイトン(Kraton’)1107 〕を用い、
図に示す種々の量の粘着付与剤を加えた従来技術のPS
Aを試験した結果を示すグラフである。
第2図は、約280.000の分子量を有する、アーム
数6未満のラジアルテレブロックコポリマー〔フィリッ
プス社(Ph1llipθ)製のソルダy (5olp
rene@ ) S −423〕を用い、図に示す種々
の量の粘着付与剤を加えた従来技術のPSAを試験した
結果を示すグラフである。
第6図は゛、約386,000の分子量を有する8アー
ムの星形ブロックコポリマー(表Iの例5−2)を用い
、図に示す種々の量の粘着付与剤を加えた本発明の接着
組成物を試験した結果を示すグラフである。
第4図は、約774,000の分子量を有する8アーム
の星形ブロックコポリマー(表1の例5−8)を用い、
図に示す種々の量の粘着付与剤を加えた本発明の接着組
成物を試験した結果を示すグラフである。
発明を実施するための最善の方式 本発明のPSA組成物が所要の接着性能、特にきわめて
高い剪断値及び望ましい加工容易性を有するためには、
本発明に有用な星形ブロックコポリマーが、前記に定義
された特定のタイプσ)ものでなくてはならない。
かかるポリマーを製造するには、有機リチウム化合物を
用いてモノマーを重合させ、Aポリマーブロックを形成
する。次に別のモノマーを加えてBポリマーブロックを
生成させ、リチウムイオンで末端停止されたABブロッ
クコポリマーを得る。
しかる後、前記のリチウム末端停止Bブロックに対して
少な(とも2個の官能基を有する結合剤を加え、該結合
剤を介して連結されたコポリマーアームで構成された星
形構造を形成する。生成されるコポリマーの全重量に対
し、結合剤の策かきわめて少ないため、ポリマー構成成
分の性質を考える際、結合剤の存在を無視してもさしつ
かえないAブロックは、室温よりも少なくとも20℃高
いガラス転移温度(Tg)を有するのが好ましい。
Bブロックは、室温よりも少なくとも20℃低いTgを
有するのが好ましい。
星形ブロックコポリマーは、少なくとも6本のポリマー
性(A−B’)アームを有すべきである。ポリマー性ア
ームの数は、6〜約20であるのが好ましい。
各ポリマー性アームの分子量は40,000〜200;
000の範囲内であってよい。最適の性状を得るため、
ポリマー性アームの個々のブロックの分子量を変動させ
ることができる。モノアルケニル芳香族ブロックの分子
量は5,000〜約s o、o o o、好ましくは8
.000〜20.0 ’00であってよい。共役ジエン
ブロックの分子量は20.000〜約200.[500
、好ましくは50.000〜100,000であってよ
い。モノアルケニル芳香族化合物及び共役ジエン化合物
の比率は、モノアルケニル芳香族ブロックから誘導され
るガラス質又は硬質相が、全ポリマーの6〜20%、好
ましくは10〜約18チを占め、ポリマーの残余が共役
ジエンブロックに由来するゴム質の相で構成されるよう
に選択されるのが望ましい。星形ブロックコポリマーの
アーム数は、どのような結合剤を選ぶかによって調節で
きる。これらのパラメーターを制御することにより、所
望の剪断値を有する最終生成物を生成するに必要な分子
量にすることができる。
星形ブロックコポリマーを製造するのに有用な開始剤は
、公知のアルキルリチウム化合物、例えばメチルリチウ
ム、n−ブチルリチウム及びBf3Q−ブチルリチウム
、シクロアルキルリチウム化合物、例えばシクロヘキシ
ルリチウム、ならびにアリールリチウム化合物、例えば
フェニルリチウム、ナフチルリチウム等である。
結合剤の使用量は、重合混合物中の活性ポリマー連鎖末
端部の実際の含有量(モル/l基準)から割出される。
一般的に、結合剤:活性連鎖末端部のモル当量比は、6
二1〜約20=1又はそれ以上であってよい。好ましい
比率は4:1〜約6二1である。カップリング反応中に
重合する二官能性の結合剤、例えばジビニルベンゼンノ
場合、当量官能性部位の数量が不定であるため、結合剤
の使用量は反応条件に応じて決定すべきである。
星形ブロックの構造は、その線状類似体に較べてこしん
まりとしているため、PS八へ成物の加工を容易にする
のに役立つ。
粘着付与樹脂を選ぶに当っては、高い剪断強度など、均
衡のとれたPSA性能が生成組成物に保たれるような適
度の粘りを有する星形ブロックコポリマーが得られるよ
うにする。当業界で公知のとおす、同一のベースエラス
トマーとの間で、スヘての粘着付与樹脂が同じように相
互作用を行うわけではない。従って、好適な粘着付与樹
脂を選び、最適の接着性能を発揮させるためには、若干
の最低限度の実験が必要である。そのような最低限度の
実験は、接着剤技術の熟練者のよ(知るところである。
これらの線に沿い、樹脂を選定する際には、その樹脂が
熱可塑性のスチレン部分と連携するものであるか、又は
イム質部分と連携するものであるかを考慮に入れるべき
である。
好ましいジオレフィン−オレフィンコポリマー樹脂は、
ピペリレンと炭素数4〜6の少なくとも1種のオレフィ
ンとのモル比0.8 : 1.0〜約2.5:1.0に
おける混合物である。場合によっては、メチA/スチレ
ン及びジシクロペンタジェンカラ選ばれる、全モノマー
類を基準にして約5〜約20重量%の少なくとも1種の
付加的モノマーと前記コポリマーとを共重合させて該コ
ポリマーを変性することができる。これらの樹脂は、お
おむハ50°〜150℃の範囲内の軟化点を有する。
星形ブロックコポリマーと粘着付与樹脂とを溶液中で、
又は乾燥粒状物として、又は溶融ゾレンrを行って混合
することにより、本発明のPSA組成物を形成すること
ができる。高剪断強度を有するこの接着剤の溶融粘度が
比較的低いため、普通のホットメルト押出機によるPS
A組成物の塗布が容易に達成される。任意の慣用の基材
、例えば紙、箔、フィルム、織製又は不織基材(包装及
び締結用テープ材料)に対し、このPSA組成物を塗布
することができる。
実施例 以下、実施例によって本発明の詳細な説明する。
特記しない限り、例中に記載の部はX量基準である。
星形ブロックコポリマーS−1〜S−9の製造乾燥シク
ロヘキサンと乾燥スチレンモノマーとを取合反応器に装
入した。θθC−ブチルリチウムを加え、60°〜65
“Cで1時間スチレンブロックを重合させた。次に乾燥
イソプレンを加え、第2ブロツクを50c′〜65℃で
最低2時間重合させた。このようKして生成させたブロ
ックポリマーの「アーム」を、65°〜70℃で乾燥ジ
ビニルベンゼン〔マセソン拳コールマン・アント轡ベル
社(Matheson Coleman & Bel 
)製、56%〕を加えることによって星形構造にカップ
リングし、この温度に1夜(約14時間)保った。室温
に冷却後、ポリマー安定剤として、1〜2%(固形分基
準)のオクタデシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシヒドロシンナメート〔チバ・ガイギー社(C1
ba Geigy )製の「イルガノックス」(Irg
anox ) 1076 )酸化防止−熱安定剤を添加
した。反応に用いた各成分の量及びタイプ、ならびに生
成ポリマーの組成を表■に示す。これらの重合が、無水
及び嫌気性の条件を保つために細心の注意を払って実施
されたことは、当業者であれば判ると思う。
例 1 グツドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー社(Goody
ear Txre and Rubber Co、 )
から商標「ウィングタック・シラx J (Wingt
ack Plus )の名で市販の合成炭化水素粘着付
与樹脂と溶液混合することにより、屋形ゾロツクコポリ
マー8−8をP8A組成物に配合した。繊維板に対する
2 5.4 x25.4 IIIKの重ね剪断の下、4
9℃における剪断接着力をAS’l’M −D 365
4によって測定した。表■に記載の種々のPSA組成物
の剪断接着力の値と、商標「ンルゾレンJ423(フィ
リップス・ケミカル社製)として市販されている4本ア
ームのラジアルブロックコポリマー及び商標「クレイト
ンj1107(シェル・ケミカル社製)として市販され
ている線状トリブロックポリマーを用いて製造した対照
PEA組成物の剪断接着力の値とを比較した。その結果
を表■に示す。
表 ■ 剪断接着力(分) 粘着付与 ABA線状 ラジアル(AB) 星形ポリマ
ー1、破壊が生じる前に試験を中止した。
例 2 商標「ソナレツズJ (Zonarez ) M 11
15〔アリシナ・ケミカル社(Ar1zona Che
mical Co、)製〕として市販のポリテルペン粘
着付与剤と、本発明による星形ブロックコポリマーs−
2及びS−8、ならびに比較用のABA線状ブロックコ
ポリマー(1−クレイトンJ1107の登録商標で市販
のもの)とを溶液ブレンドして接着剤組成物を製造した
。A8TM D 3654によって剪断接着力を測定し
た。結果を表■に示す。
表 ■ 1、破壊が生じる前に試験を中止した。
例 6 分子量は増加するが、組成は比較的一定である一連の星
形ブロックコポリマー(S−6、S−2、S−7及び5
−8)と粘着付与樹脂(グツドイヤー・タイヤ・アンド
・ラバー社から「ウィングタック・プラス」の登録商標
で市販のもの)とを配合してPSA組成物を製造した。
繊維板に対する1 2.7 X 19mmの重ね剪断結
合下、49℃で試験(修正ASTM −D 3654法
)を行って、これらの組成物の剪断接着値を測定した。
これらの配合物と、市販のABA線状ブロックコポリマ
ー(登録商標[クレイトンJ1107)を用いて製造し
たPSA組成物とを比較した。結果を表■に示す。
例 4 分子量は比較的一定であるが、スチレン含有量が漸増す
る一連のポリマー(S−1、S−3、S−4及び5−5
)と、グツドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー社から「
ウィングタック・プラス」の登録商標で市販されている
粘着付与樹脂とを配合してPSA組成物を製造した。例
2のごと(剪断接着力を測定した。結果を表■に示す。
表 V %、、、v711.8 14.3 16.7 22.4
1、破壊が生じる前に試験を中止した。
例 5 本発明の星形ブロックコポリマー接着剤と、わずか2本
のアームをカップリングして形成したその類似体とを比
較した。例2のごと(剪断接着力を測定した。結果を表
■に示す。
表 ■ 120 14 1624 17 1805 1、登録商標[エスコレッズJ (Escorez) 
1310〔エクスコン・ケミカル社(Exxon Ch
5amical Co、)製〕で市販のもの。
2.8−9は星形ブロックコポリマーでなく、星形ブロ
ックコポリマーs−2の2本ブーム類似体である。
ホットメルト実験 へりコーン(He1icone■)ミキサー〔アトラン
ティック・リサーチ社(At1antic Re5ea
rch Corp、)製〕内で、あらかじめ秤量した量
の登録商標「エスコレツズ」(エクスコン・ケミカル社
M)を有する市販の炭化水素粘着付与樹脂を溶融した後
、ポリスチレン−ポリインプレンブロックコポリマーを
ミキサーに入れた。これらの二つの成分を10〜15分
間混合した。得られた溶融接着剤をダイを通して50μ
のポリエステルフィルムの上にポンプ送入して被覆処理
を施した。被覆ずみのシートを大形ロールに巻きあげた
。幅25.4mmの接着テープのロールに前記の大形ロ
ールを切断した。ホットメルト接着剤の配合、加工温度
及び塗布量を表■に示す。
表 ■ 線状トリブロック1100 177 14 670S−
21001741096O 8−2120174882O 8−812019614685 1、登録商標[クレイトンJ1107(シェル・ケミカ
ル社)で市販のもの。
第1〜4図のデータの説明 秒の逆数(秒−1)で表わした剪断速度に対するポアズ
で表わした粘度をゾロツトするのに必要な計算が簡単に
できる記録装置を備えたインストロン毛管流動計を用い
て測定を行った。各ブロックコポリマーに対し、好まし
い粘着付与剤の代表的部類に属する同一の粘着付与剤(
ウィングタンク95■)を5段階に分けた量で加えて得
られた接着組成物について試験した。選択された剪断速
度(102〜104秒−1)は、溶融押出法で通常経験
される速度がその範囲内に入るため選んだ。各試料の溶
融粘度を比較するのに5.OD 0秒−1の剪断速度を
選んだ理由は、接着剤被覆工業で現在用いられている押
出装置で見られる剪断速度に前記の速度が非常に近いか
らである。
第1〜4図を見ると、本発明の星形ブロックコポリマー
を含む接着剤を代表するs−2及びS−8含有接着剤が
、線状ABAブロックコポリマー(例えば、商標クレイ
トン1107として市販のもの)や4本アームのラジア
ルブロックコポリマー(例えば、商標ンルゾレン426
として市販のもの)を原料とした接着剤と同程度に容易
に押出せることが判る。両者の間にうっかりすると見落
してしまう相違点があるが、それが本発明の要点である
。その相違というのは、ジビニルベンゼン「核」のごと
き結合剤の架橋作用により、星形ブロックコポリマーを
用いると網状構造の完全性が得られることである。この
性質こそ、本発明のPSA組成物にすぐれた内部強度を
与えるものであり、それによって、本発明によるPSA
は、高包装性能及び高剪断保持力をゴするテープ用とし
ての必須条件を満たすわけである。第1〜4図は、製造
時に経験される剪断速度における粘着付与剤含有ブロッ
クコポリマーの溶融粘度の測定結果を示すものであり、
本発明の作用効果を実証するものである。
これらのグラフは、粘着付与剤の含有量が高い場合、市
販の線状あるいは4本アームラジアルブロックコポリマ
ーを用いた接着剤に較べ、本発明の星形ブロックコポリ
マーを用いた接着剤がすぐれていることを明白に示して
いる。
【図面の簡単な説明】
図面は接着剤の剪断速度と粘度との関係を示すグラフで
あり、第1図及び第2図は従来技術による接着剤につい
てのグラフであり、そして第6図及び第4図は本発明に
よる接着剤に゛ついてのグラフである。 代理人 浅 村 皓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)基材及び該基材の−っの主要面の少なくとも一部
    をカバーする常態で粘着性かつ感圧接着性の組成物から
    なる被覆シート材料において、前記の常態で粘着性かつ
    感圧接着性の組成物が、5,000秒″″1の剪断速度
    で測定して約40〜250ポアズの範囲内の溶融粘度を
    有し、かつ、 (1)一般式(A−B)nCを有する星形ブロックコポ
    リマー〔但し、 r(A−B)Jは、「C」で表わされる一つの核から放
    射状に分出するrnJ本のポリマー性アームの一つを表
    わし、 「A」は、スチレン及ヒアルキル化スチレンからなる群
    から選ばれる、炭素数8〜18のモノビニル芳香族モノ
    マーのポリマーから本質的になる末端ポリマーブロック
    を表わし、IBJは、炭素数4〜12の共役ジエンモノ
    マーのポリマーから本質的になるポリマーブロックを表
    わし、 FC」は、前記の星形ブロックコポリマーの少な(とも
    6本のポリマー性アームを一緒に結合させる核となるポ
    リビニル芳香族化合物の残基を表わし、そして rnJは少なくとも6の整数であり、また、rAJは前
    記ポリマー中のA十Bの合計重量の約5〜25重量%を
    占め、 rBJは前記ポリマー中のA十Bの合計重量の約5〜2
    5重量係を占め、そして 「C」は前記星形ブロックコポリマーの全重量の約6重
    量俤以下を占めるものとする〕、及び til+ 剪断保持力が少な(とも1.000分である
    、感圧接着性の均衡を前記の接着性組成物内に維持する
    に充分な接着性粘着付与樹脂 を含むものであることを特徴とする前記の被覆シート材
    料。 (2)前記の接着性粘着付与樹脂が、ポリテルペン樹脂
    、ポリビニル芳香族樹脂、クマロン−インデン及び混合
    C5脂肪族−09芳香族炭化水素樹脂からなる群から選
    ばれたものである特許請求の範囲(1)の被覆シート材
    料。 (3) 前記の接着性粘着付与樹脂が混合C5脂肪族−
    C9芳香族炭化水素樹脂である特許請求の範囲(2)の
    被覆シート材料。 (4)前記のモノビニル芳香族モノマーが、スチレン及
    びメチルスチレンからなる群から選ばれたものである特
    許請求の範囲(1)の被覆シート材料。 (5) 前記のモノビニル芳香族モノマーがスチレンで
    ある特許請求の範囲(1)の被覆シート材料。 (6) 前記の共役ジエンモノマーがイソプレンである
    特許請求の範囲(1)の被覆シート材料。 (力 前記の基材が可撓性である特許請求の範囲(1)
    の被覆シート材料。 (8) 前記の基材がテープである特許請求の範囲(7
    )の被覆シート材料。 (9)前記の基材が、一つの主要面全部に亘って前記の
    接着性組成物で被覆され、そして接着剤で被覆された該
    基材がロールに巻かれた特許請求の範囲(8)の被覆シ
    ート材料。 al 前記の基材が、紙、織物、フィルム−形成ポリマ
    ー、金属、イム及びセラミjツクから1なる群から選ば
    れた物質で形成されたシートである特許請求の範囲(1
    )の被覆シート材料。 al 前記の粘着付与樹脂が、前記の星形ブロックコポ
    リマー100部に対して50〜600重量部を占める特
    許請求の範囲(1)の被覆シート材料。 (12+ s、o o o秒−1の剪断速度で測定して
    約40〜250ポアズの範囲内の溶融粘度を有し、かつ
    、(11一般式(A−B)nCを有する星形ブロックコ
    ポリマー〔但し、 「(A−B) Jは、rCJで表わされる一つの核から
    放射状に分出する「n」本のポリマー性アームの一つを
    表わし、 「A」は、スチレン及ヒアルキル化スチレンからなる群
    から選ばれる、炭素数8〜18のモノビニル芳香族モノ
    マーのポリマーから本質的になる末端ポリマーブロック
    を表わし、rBJは、炭素数4〜12の共役ジエンモノ
    マーのポリマーから本質的になるポリマニブロックを表
    わし、 rCJは、前記の星形ゾロツクコポリマーの少な(とも
    6本のポリマー性アームを一緒に結合させる核となるポ
    リビニル芳香族化合物の残基を表わし、そして rnJは少な(とも6の整数であり、また、rAJは前
    記71セリマー中のA+Hの合計重量の約5〜25重量
    %を占め、 r B J ハfm 記+le IJママ−中A+Bの
    合計重量の約75〜95重tSを占め、そして rCJは前記星形ブロックコポリマーの全重量の約6重
    t%以下を占めるものとする〕、及び +M+ 少な(とも1,000分の剪断保持力を後記の
    接着性組成物内に保つに充分な#着性粘着付与樹脂 を含むことを特徴とする常態で粘着性かつ感圧接着性の
    組成物。 03 前記の接着性粘着付与樹脂が、ポリテルペン樹脂
    、ポリビニル芳香族樹脂、クマロン−インデン及び混合
    C5脂肪族−C9芳香族炭化水素樹脂からなる群から選
    ばれたものである特許請求の範囲(1々の常態で粘着性
    かつ感圧接着性の組成物。 (14) 前記の接着性粘着付与樹脂が混合C5脂肪族
    −09芳香族炭化水素樹脂である特許請求の範囲11S
    の常態で粘着性かつ感圧接着性の組成物。 19 前金のモノビニル芳香族モノ〜−が哀チレン及び
    メチルスチレンからなる群から選ばれたものである特許
    請求の範囲a7Jの常態で粘着性かつ感圧接着性の組成
    物。 M FiiJ記の七ノビニル芳香族モノマーがスチレン
    である特許請求の範囲α9の常態で粘着性かつ感圧接着
    性の組成物。 TJ?) 前記の共役ジエンモノマーがイソプレンであ
    る特許請求の範囲αりの常態で粘着性かつ感圧接着性の
    組成物。 al 前記の粘着付与樹脂が、前記の星形ブロックコポ
    リマー100部に対して50〜300重量部を占める特
    許請求の範囲u3の常態で粘着性が1感圧後着性の組成
    物。
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