JPS58474B2 - カンアツネンチヤクテ−プヨウソセイブツ - Google Patents

カンアツネンチヤクテ−プヨウソセイブツ

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JPS58474B2
JPS58474B2 JP49042390A JP4239074A JPS58474B2 JP S58474 B2 JPS58474 B2 JP S58474B2 JP 49042390 A JP49042390 A JP 49042390A JP 4239074 A JP4239074 A JP 4239074A JP S58474 B2 JPS58474 B2 JP S58474B2
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JP
Japan
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weight
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adhesive
styrene
butadiene
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JP49042390A
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西川忠
斉藤千明
米本公平
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明 チレン共重合体を含む感圧粘着テープ用組成物に関しそ
の目的とするところは熱溶融粘着剤として接着力、クリ
ープ性共に高く且つ溶融粘度も低く又耐熱性、耐寒性も
良好な感圧粘着テープ用組成物に関する。
従来粘着剤としては天然ゴム、合成ゴム、ポリビニール
エーテル、ポリアクリレート等が凝集力を与える弾性体
として多く使用され粘着剤の組成としては弾性体粘着附
与剤の2成分が主体である。
これらの大部分は溶剤型粘着剤であるが、用途、作業性
並びに環境衛生、防災等の点で問題がある。
これらの欠点を改善するためにブタジェン−スチレン−
ブロック共重合体と粘着附与剤との組合せなどの提案が
ある。
しかしながらこの組成物は溶融粘度が高くそれ故に接着
能力が小さく作業性の低下を招来し、又耐熱性、耐寒性
についても満足すべきものではなく工業的に実施する場
合望ましい性質を同時備えていない。
か匁る観点から本発明者等は種々検討した結果ブタジェ
ン−スチレン−α−メチルスチレンブロック共重合体、
粘着樹脂、プロセスオイル及び安定剤との均一な混合物
からなる熱溶融粘着組成物が各種の被着体に対し強力な
接着能力及び粘着力を有し且つ耐熱性、耐寒性に優れ更
に溶融粘度が小さい粘着組成物が得られることを見出し
本発明に到達した。
即ち本発明の目的は優れた感圧粘度テープ用組成物を提
供するにある。
本発明の他の目的は耐熱性、耐寒性に優れ且つ溶融粘度
が小さい熱溶融粘着剤を提供するにある。
この目的は以下に詳述する本発明方法によって達成され
る。
本発明の感圧粘着テープ用組成物は(1)ブタジェン−
スチレン−α−メチルスチレンブロッ合体15〜40重
量部(2)粘着樹脂40〜60重量部(3)プロセスオ
イル15〜40重量部及び(4)少量の安定剤を均一に
混合して成るものであり、その特徴とするところは溶融
粘度が小さい(150℃における溶融粘度が2000〜
3000センチポイズである)ことに基因して作業性に
優れ又粘着力も大きく、更に耐熱性及び耐寒性が良好で
あるので多くの被着体に好ましく使用される。
本発明において用いられるブタジェン−スチレン−α−
メチルスチレンブロック共重合体とはアルカリ金属化合
物を開始剤として 共役ジエン(例えばイソプレン、1・3−ブタジェンな
ど)(以下Aという) Cを除くビニル置換芳香族炭化水素(例えばスチレン、
3−ビニルトルエンなど)(以下Bという) a−メチルスチレン(以下Cという) なる3成分を共重合して得られるブロック共重合体で、
例えば (A−C−)n (A−C−B)n B−C−B−A−B−C−B (但しn=1以上) なる構造を有し、又前記ブロック共重合体はテーパ一部
分をも含むブロック体もこの範囲に含まれる。
テーパーとはスチレンとブタジェンの共重合の割合が重
合連鎖に沿って連続的に変化している部分を示す。
各成分の組成はAは30〜80重量%、好ましくは50
〜70重量%の範囲にあり、B+C:は70〜20重量
%、内Bは5重量%以上で5%以下だと本発明の目的に
はそばない。
又共重合体の分子量は20000〜200000好まし
くは30000〜150000が望ましい。
上記組成の範囲外の場合は何れも粘着性と凝集力のバラ
ンスに欠き両者の増減によって実用性に乏しい結果を与
える。
式 %式%) ) (但し、Aは共役ジエン、Bはビニル置換芳香族炭化水
素、Cはα−メチルスチレンであり、n=1以上である
)のブロック共重合体を製造する方法としては、通常リ
ビングアニオン重合方法が用いられる。
すなわち触媒として一般式R1−X,X−R2−Xで示
されるアルキル金属化合物を用い(式中R1はn−ブチ
ル、See−ブチル、t−ブチル等のアルキル基、R2
はブタジェン、スチレン、α−メチルスチレン等のオリ
ゴマー、Xはリチウム、ナトリウム等のアルカリ金属)
また溶媒として、ベンゼン、トルエン、シクロヘキサン
等の芳香族又脂環族溶媒等の該溶媒中で上記モノマーを
順次加えて重合することによって得られる。
さらにα−メチルスチレンの重合は、平衡モノマー濃度
を低下させるため低温(−80〜+5℃)条件下で重合
させることが必要であり、重合活性化剤としてヘキサメ
チレンフォスフオアミド等が加えられる。
これらの重合を工業的に有利に導く方法としては、例え
ば特願昭47−97768号があげられる。
本発明に使用する粘着樹脂としては(1)変性又は未変
性ロジン又はロジンエステル、(2)ポリテルペン類(
3)クマロン.インデン樹脂(4)石油系炭化水素樹脂
があげられる。
(1)は例えばエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、グリセリン及びペンタエリスリットロジンエス
テル、水素添加したロジンエステル又はメチル化ロジン
エステルである。
かゝるロジン類は部用林産化学よりエステルガムA,H
,HPなる商品名で市販されている。
(2)は例えば分子量が約1200のピコライトS−1
00のようなポリBーピネンでありこれはペンシルバニ
ア.インダストリアル・ケミカル社から、又テルペンフ
ェノール樹脂として商品名SP−559としスケネクタ
デイケミカル社より市販されている。
(3)は例えばペンシルバニア、インダストリアル。
ケミカル社から軟化点100℃のピコクマコン450−
Lなる商品名で市販されている。
(4)は例えば三片石油化学よりFTR−6100なる
商品名で市販されている、軟化点97℃の炭化水素樹脂
及び部用林産化学よりアルコンP−100(軟化点10
0℃)なる商品名で市販されている脂環族炭化水素樹脂
がある。
上記の粘着樹脂は例えば、接着性、軟化点、感圧性等の
性質の希望塵に応じ1種あるいは2〜3種の組合せ使用
も可能で又各樹脂のブレンド比率も広範に変化すること
ができる。
その使用量は40〜60重量部が望ましく、この範囲以
外では粘着性、接着性に悪影響を与える。
本発明で用いられるプロセス油とは一般 類の配合加工に使用される石油オイル類をいゝポリマー
を軟化し流動化促進作用がある。
好ましくはナンキン系オイルが淡色で好適である。
例えば日本サンオイル社より商品名サンセン、410、
430、450が市販されている。
その使用量は15〜40重量部が望ましく、この範囲以
外では溶融粘度及び粘着性に悪影響を与える。
本発明で用いられる安定剤とは例えばシェル社よりアイ
オノツクス330なる商品名で市販され。
ている酸化防止剤をいゝ必要に応じて紫外線吸収剤、例
えばチバ・ガイギー社の商品名チヌビン326を併用す
ることも可能である。
これらは通常ポリマーに対し1%以下の量で充分である
上記の如く本発明粘着剤は(1)ブタジェン、スチ。
レン、α−メチルスチレンブロック共重合体(2)粘着
樹脂(3)プロセスオイル及び(4)安定剤の4成分か
らなる感圧粘着テープ用組成物で、従来のブタジェンと
スチレンからなるA−B−Aブロック共重合体(シェル
社 A:ポリスチレン、B:ポリブタジェン)の種々の欠点
を改良し良好な性質を示す。
本発明の感圧粘着テープ用組成物は前記の4成分を混合
して始めて効果が実現するものであって1成分でも欠け
ると顕著な効果を発揮し得ないものである。
本発明の感圧粘着テープ用組成物は前記の4成分を熱溶
融してつくられる。
即ち前記成分を180〜190℃で均一に加熱混和する
ことによって得られる。
かようにして得られた組成物は150℃位に加熱すれば
流動粘着性となるからこの状態で接着面、例えば感圧テ
ープ用の種々の基材に塗布接着し片面あるいは両面など
の粘着テープに応用する。
粘着剤としては揮発物のない無溶剤型のものが望ましい
から前述の如く使用するのが最も適当であるが、必要に
応じ溶液として使用することも可能である。
この場合の溶液としては比較的低沸点のナフテン系炭化
水素(例えばミクロヘキサン)又は一般的な芳香族炭化
水素(例えばトルエン)が適当である。
以下に実施例より本発明の顕著なる点を示す。
ブロック共重合体の製法(実施例1の配合)窒素ガス雰
囲気中で、3lの攪拌器付ガラスフラスコに精製脱水し
たベンゼン1l、スチレン5グを入れ、さらにブタジェ
ン134Pを吹込み重合開始剤としてブタジェンオリゴ
マージリチウム3.5ミリモルを添加し、50℃2時間
重合した。
ブタジェンの重合が完結したのち重合系は赤色に発色し
スチレンの重合が続いて完結した。
この段階でB−A−Bなる構造のりピングポリマーが出
来る。
続いて、ヘキサメチレンフォスフオアミド2mlを添加
した後反応器を5℃まで冷却し、α−メチルスチレン4
6グを添加し10分間重合した。
続いてスチレン15グを約1時間少量づつ連続的に添加
し重合を完結させた。
得られた重合体溶液からスチームストリッピング法によ
り重合体を回収した。
収率は99%であった。オスモメトリーによる数平均分
子量は12万であった。
実施例1 エステルガムHP(部用林産化学、軟化点89℃)15
0重量部及びサンセン430(日本サンオイル)100
重量部をステンレス製加熱容器に入れ130〜140℃
で加熱混合した后 B−C−B−A−B−C−B A:ブタジェン B:スチレン C:α−メチルスチレン の構造を有しAは67%、B+Cは33%(内Bは10
%)なる組合のブロック共重合体100重量部及びアイ
オノツクス330(シェル)1重量部を徐々に添加し1
70〜180℃に加熱攪拌を行なうと茶褐色透明の粘稠
物が得られた。
この溶融粘度は2000センチポイズ/150℃であっ
た。
接着方法としてはこの粘着組成物を再度150〜160
℃に加熱流動化し、これを粘着テープ用セロハン#60
0に塗布(粘着剤塗布厚0.2ii)したものを常温で
2日間放置し、測定温度下に1〜2時間放置し以下JI
SZ1522(セロハン粘着テープ)に準じて常態粘着
力を測定した。
又凝集力の測定方法は保持力法で一定温度の雰囲気下で
ステンレス板に面積15X25mm巾で貼付し1kgの
荷重下で落下した時間を測定した。
比較のためスチレンとブタジェンからなるA−B−Aブ
ロック共重合体(シェル社、カリフレックスTR−11
01、A:ポリスチレンB:ポリブタジエン)を用いて
上記と同様な配合で粘着剤を作り(この溶融粘度は10
000センチポイズ。
150℃)、同様にして測定試験を行ない比較した(従
来品とする)。
以上の結果を表−1に示した。
実施例2 エステルガムHP130重量部、ピコクマロン450−
L20重量部及びサンセン410100重量部をステン
レス製加熱容器に入れ130〜140℃で加熱混合した
后、実施例1と同様のブタジェン−スチレン−α−メチ
ルスチレンブロック共重合体100重量部及びアイオノ
ツクス3301重量部を徐々に添加し170〜180℃
に加熱攪拌した。
このものの溶融粘度は、2800センチポイズ/150
℃であった。
以下実施例1と同様な方法で試片を作製し測定試験を行
なった結果、常態粘着力は390g/10mm、又40
℃、20℃、0℃の凝集力は夫々55.280゜480
分であった。
実施例3 ピコライトS−100100重量部、FTR−6100
50重量部及びサンセン430100重量部をステンレ
ス製加熱容器に入れ130〜140℃で加熱混合した后
実施例1と同様のブタジェン−スチレン−α−メチルス
チレンブロック共重合体100重量部及びアイオノツク
ス13301重量部を徐々に添加し170〜180℃に
加熱攪拌した。
このものの溶融粘度は3000センチポイズ/150℃
であった。
以下実施例1と同様な方法で試片を作製し測定試験を行
なった。
結果、常態粘着力は410g/10mm、又40℃、2
0℃、0℃の凝集力は夫々60.250゜450分であ
った。
比較例1 実施例1の場合のブタジェン−スチレン−α−メチルス
チレンブロック共重合体(ブタジェン67%、スチレン
+α−メチルスチレン33%、(内Bは10%)の代り
にブタジェン80%、スチレン+α−メチルスチレン2
0%(内Bは10%)なる組成のブロック共重合体(製
法は実施例1と同様)100重量部を使用し以下実施例
1と同様な配合で粘着剤を作製し測定試験を行なった結
果、常態粘着力は340g/10mm又40℃、20℃
、0℃の凝集力は夫々15.180゜320分と低下し
た。
比較例2 実施例1の場合のブタジェン−スチレン−α−メチルス
チレンブロック共重合体(ブタジェン6)%スチレン+
α−メチルスチレン33%、(Mは10%))の代りに
ブタジェン20%、スチレン+α−メチルスチレン80
%(内Bは10%)なる組成のブロック共重合体(製法
は実施例1と同様)100重量部を使用し以下実施例1
と同様な配合で粘着剤を作製し測定試験を行なった結果
、常態粘着力は150g/10mm又40℃、20℃、
0℃の凝集力は夫々10.100゜150分と大幅に低
下した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(1)式 %式%) ) (但し、Aは共役ジエン、Bはビニル置換芳香族炭化水
    素、Cはα−メチルスチレンであり、nは1以上の整数
    である) から選ばれた1種以上のブロック共重合体であって、し
    かもその組成が、Aは30〜80重量%、B+Cは70
    〜20重量%で、この内Bは5重量%以上であり、その
    平均分子量が 20000〜200000であるブロック共重合体15
    〜40重量部 (2)粘着樹脂40〜60重量部 (3)プロセスオイル15〜40重量部 (4)安定剤0.1〜1重量部 からなる感圧粘着テープ用組成物。
JP49042390A 1974-04-16 1974-04-16 カンアツネンチヤクテ−プヨウソセイブツ Expired JPS58474B2 (ja)

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JPS50135131A JPS50135131A (ja) 1975-10-27
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JPS5491540A (en) * 1977-12-29 1979-07-20 Asahi Chem Ind Co Ltd Adhesive composition
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JPS50135131A (ja) 1975-10-27

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