JPS6083506A - 歩行型田植機の植付部駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 木発舅は一輪型田植機の植付部駆動装置の改良に関する
。

一般に、−軸型の田植機は経営規模の小さい農家、又は
山間地のように単位圃場面積の小さい地域でも導入し得
るよう安価で、かつ小型であることが望まれる。

しかしながら、−軸型田植機は二輪型又は四輪型に比し
、左右バランスが著しく不安定な欠点があるところ、従
来のものは走行車輪の後方に植伺杆、苗載台及びそれら
を駆動する伝動ケースを設けていた（例えば実公昭５４
−５６４１８号公報）ので、機体重心が後方よりになっ
て機体の１ｊＯ後バランスが悪化すると共に機体の長さ
が大になって、：機体の同行性が悪い等の欠点かあり、
また、このような欠点を改善すへく、機体の両側に、前
部のミ・ンションケースから後部の植付伝動ケースに亘
るチェン呪−スをそれぞれ配設したもの（例えば実開昭
５７−５６４１８号公報）が提案されたが、この方式は
機体の前後長さを短くすることはできるが、前記のよう
に機体の両側に長くてかつ重量の犬なる伝動装置をそれ
ぞれ設けなければならないので機体重量が大になり、機
体が傾斜した時、それを支えるのが極めて大変であり、
かつ−軸型田植機としては著しくコスト高になるという
重大な欠点があった。

本発明は前述の諸欠点を改善することを目的とするもの
であって、機体中央部に位置する単一の走行車輪の前部
に、エンジンとミッションケースとを設け、後部に、後
傾した苗載台と、植付伝動ケースと、前記走行車輪の後
部両側に臨む左右一対の植付杆とを配設し、前記一対の
植付杆と、植イζｊ伝動ケースのクランク軸とを前部が
前記走行車輪を平面視で跨ぐべく二叉状をなすクランク
ロッドで連動連結して一対の植付杆を１本のクランクロ
ッドにより駆動するように構成したことを特徴とするも
のである。

以下、図面に示す実施例について説明すると、機体の前
部にエンジン１及びミッションケース２を設け、該ミ・
ンションヶース２の一側にある車輪駆動軸から後方へス
イング伝動ケース３を突出させ、その後部に走行車輪４
を機幅の中央に位置させて軸支し、該走行車輪４の後部
に配設した植付伝動ケース５の左側を、前後方向のチェ
ノヶース６で前記ミッションケース２に連結し、該ミッ
ションケース２の右側から突出した支持アーム７を枠筒
８でその側のハンドル９ａに連結し、該ハンドル９ａは
レール１０で前記植（ｄ伝動ケース５及び他方のハンド
ル８ｂに連結して全体を枠組に構成してあり、下方には
第４！ｌＡに示すような平…１視で馬蹄形をなすフロー
トｌｌを配設し、このフロート１１は前部をリンク１２
でエンジンベースの前部下面に連結し、後部は植付深さ
調節杆１３を介して左右のハンドル９ａ、　９ｂに傾動
係止可能に連結しである。

そして、前記左右のハンドル９ａ、　９ｂの前部から前
記走行車輪４の後端よりやや前部のｉＩＩ＋ｌ外側に向
けて支持腕１４．１４を垂下させ、植（＝ｊ杆１５．．
１５はその基部を揺動アーム１６．１６により支Ｉ）腕
１４．１４の下部に連結し、中間部のクランクピンとな
る軸１７、１７はクランクアーム１８．１８と遊転軸１
９．．１９にて前記支持腕１４．１４’に連繋しである
。

また、前記植付伝動ケース５は第３図に横送軸２０と植
付杆駆動用のクランク軸２１とを備えており、上記横送
軸２ｏは連結板２２．２２と、連杆２２ａと、滑子２２
ｂとを介して後傾姿勢の苗載台２３に連結してあり、ク
ランク軸２１の端部に固定したクランクアーム２４は、
前端が平面視で二叉状をなすクランクロッド２５の後端
に接続し、該クランクロッド２５の前部の二叉状部は前
記走行車輪４の後部を左右に跨ぐようにして前記植付杆
１５．１５の軸１７゜１７に回転自在に連結しである。

次ぎに、前記植付深さ調節杆１３の他の例を第５〜６図
について説明すると、下部をフロート１１の左右両側布
上（一方のみ図示）のブラケット１１ａにピン２Ｇで傾
動可能に連結し、中間の折曲部を支点ピン２７により前
記ハンドル９ａ　（９ｂ）に枢着し、上部の長孔２８を
上記ハンドル８ａがら突出したブラケット２９に締イづ
ポル）３０にて傾動調節可能に螺着しであるので植付深
さを無段階に調節でき、しかも従来のガイド溝方式のよ
うにガタつくことがないＪ なお、図面中３１は前記植付杆１５．１５と対応するｆ
ｊＪ位に切欠部を有するエプロンである。

前述の一輪型田植機において、走行車輪４を駆動すると
機体が前進し、植付伝動ケース５のクランク軸２１はチ
ェノケース６内のチェノ３２により駆動され、それにと
もなって、一方では苗載台２３が横方向に往復動じ、他
方では左右の４ｅｊ付杆１５．　＋５が１本のクランク
ロッド２５により一ヒ下連動して苗載台２３内のマット
苗を一株分ずつ掻き取って圃場面に植付ける。

このような植付作業中、植伺杆１５．１５は走行車輪４
の後部と側面視てラップする位置で」二下動ルており、
苗載台２３及び植付伝動ケース５は前記植付杆１５．１
５の直後に近接しているので、機体の前後長さを短くす
ることができ、がっ、２本の植（＝Ｊ杆１５．１５の駆
動装置は植付伝動ケース５の人力軸を兼ねたクランク軸
２１と１木のクランクロッド２５とにより駆動すること
ができる。

本発明は前述のように機体中央部に位置する単一の走行
車輪の前部に、エンジンとミッションケースとを設け、
後部に、後傾した苗載台と、植付伝動ケースと、前記走
行車輪の後７３Ｊ（両側に臨む左右一対の植付杆とを配
設し、前記一対の植イ」杆と、植付伝動ケースのクラン
ク軸とを前部が前記走行車輪を平面視で跨ぐべく二叉状
をなすクランクロンドで連動連結して一対の植付杆を１
本のクランクロッドにより駆動するように構成したので
、植付杆を走行車輪の後部両側に配設し得て機体の前後
長さか短くなり、機体の同行性を向上することができる
。　また、ミッションケースから後部の植付伝動ケース
への伝動を単一の伝動ケースにより行ないながら左右一
対の植付杆を一本のクランクロッドで作動させることが
でき、伝動装置の構成を著しく簡素化して機体重量及び
そのコストを低減することができる。

しかも、前記のように左右の植付杆を植付伝動ケースか
らの一本のクランクロッドにより駆動するので、従来の
ように左右の植付杆を別々の伝動ケースに支持させる必
要がなく、単なる支持腕にて支承するでけですみ、この
構成からも機体重量及びコストの低減を更に助長するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであって、第１図は
田植機の側面図、第２図は同上平面図、第３図は要部の
展開断面図、第４図１オフロートの平面図、第５図はフ
ロート支持部の他の例を示す背面図、第６図は同上側面
図である。 ２・・ミッションケース　４・・走行車輪５・・植付伝
動ケース　６・・チェンヶース１４・中支持腕２５＃−
クランク口ッド第　３　図 ５ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機体中央部に位置する単一の走行車輪の前部に、エンジ
   ンとミンションケースとを設け、後部に、後傾した苗載
   台と、植付伝動ケースと、前記走行車輪の後部両側に臨
   む左右一対の植付杆とを配設し、前記一対の植付杆と、
   植付伝動ケースのクランク軸とを前部が前記走行車輪を
   平面視で跨ぐべく二叉状をなすクランクロッドで連動連
   結して一対の植付杆を１本のクランクロッドにより駆動
   するように構成したことを特徴とする一輪型田植機の植
   付部駆動装値。