JPS6082632A - 耐食性に優れた銅合金 - Google Patents
耐食性に優れた銅合金Info
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- JPS6082632A JPS6082632A JP18933983A JP18933983A JPS6082632A JP S6082632 A JPS6082632 A JP S6082632A JP 18933983 A JP18933983 A JP 18933983A JP 18933983 A JP18933983 A JP 18933983A JP S6082632 A JPS6082632 A JP S6082632A
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- Japan
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- owt
- wtl
- corrosion resistance
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は優れた耐食性を有する銅合金で復水器、給水加
熱器、蒸留器、冷却器、造水装置などの熱交換器用の材
料として、特に自動車等に用いられるラジェーターのタ
ンク(容器)、チューブ(管)、フィン等の材料として
最適な銅合金に関するものである。
熱器、蒸留器、冷却器、造水装置などの熱交換器用の材
料として、特に自動車等に用いられるラジェーターのタ
ンク(容器)、チューブ(管)、フィン等の材料として
最適な銅合金に関するものである。
黄銅は一般に機械的性質や成形性が良好であり、そのほ
かの銅合金にくらべて価格も安いため、広範囲の用途で
使用されている。熱交換器特に自動車用ラジェーターと
しても好んで使用されているが、黄銅は環境によっては
脱亜鉛腐食現象が起き、これが大きな問題となっている
。
かの銅合金にくらべて価格も安いため、広範囲の用途で
使用されている。熱交換器特に自動車用ラジェーターと
しても好んで使用されているが、黄銅は環境によっては
脱亜鉛腐食現象が起き、これが大きな問題となっている
。
自動車用ラジェーターはエンジン本体の温度を調節する
ために液体を冷却媒体としてエンジンとラジェーターと
を循環させて熱を放散させるものでラジェーターは冷却
媒体と常時接触しており、この冷却媒体により内面から
腐食が生じる問題がある。又自動車の走行中にラジェー
ター排気ガス、塩分を含む海岸大気、さらには工場大気
のSO□ガス等にさらされている場合には外面からも腐
食される。
ために液体を冷却媒体としてエンジンとラジェーターと
を循環させて熱を放散させるものでラジェーターは冷却
媒体と常時接触しており、この冷却媒体により内面から
腐食が生じる問題がある。又自動車の走行中にラジェー
ター排気ガス、塩分を含む海岸大気、さらには工場大気
のSO□ガス等にさらされている場合には外面からも腐
食される。
従来ラジェーターに使用されている材料としては銅65
wt係、亜鉛35 wtlからなる黄銅が用いられてい
るが、腐食環境の悪化等により。
wt係、亜鉛35 wtlからなる黄銅が用いられてい
るが、腐食環境の悪化等により。
従来の黄銅を用いたラジェーターの寿命が短かく々シつ
つある。
つある。
さらにまた、近年2%にラジェーターチューブ(管)に
は、従来のカシメによるロックシームチューブにかわっ
て、コスト低減と生産効率の面から、高周波抵抗溶接ま
たは高周波誘導溶接による銅合金溶接管が採用されるよ
うになってきた。しかしながら銅合金溶接管は、その溶
接組織の特異性からその溶接部は他の部分と比較して耐
食性が大幅に劣るという欠点を持っている。このことは
銅合金溶接管の使用上の大きな制約となる。さらには、
銅合金溶接管の製造の際に溶接方法として高周波誘導溶
接もしくは高周波抵抗溶接を用いた場合、その溶接方法
の特徴から特に溶接割れを発生しやすいという製造上の
難点を持っている。
は、従来のカシメによるロックシームチューブにかわっ
て、コスト低減と生産効率の面から、高周波抵抗溶接ま
たは高周波誘導溶接による銅合金溶接管が採用されるよ
うになってきた。しかしながら銅合金溶接管は、その溶
接組織の特異性からその溶接部は他の部分と比較して耐
食性が大幅に劣るという欠点を持っている。このことは
銅合金溶接管の使用上の大きな制約となる。さらには、
銅合金溶接管の製造の際に溶接方法として高周波誘導溶
接もしくは高周波抵抗溶接を用いた場合、その溶接方法
の特徴から特に溶接割れを発生しやすいという製造上の
難点を持っている。
このような状況から熱交換器特にラジェーターのタンク
(容器)7チユーブ(管)、フィン等に耐食性の向上が
要求されると同時に、溶接部位においては耐食性と同時
に溶接割れ感受性の低い材料の開発が望まれてきた。
(容器)7チユーブ(管)、フィン等に耐食性の向上が
要求されると同時に、溶接部位においては耐食性と同時
に溶接割れ感受性の低い材料の開発が望まれてきた。
本発明はかかる点に鑑み、従来の黄銅を改良し、熱交換
器特にラジェーター用羽料として優れた耐食性を有する
鋼合金を提供するものでおる。
器特にラジェーター用羽料として優れた耐食性を有する
鋼合金を提供するものでおる。
本発明は、亜鉛10〜40wt%、りんo、 o o
s−0,070wt’Z 、錫0.05−1. Owt
l 、アルミニウム005〜1゜Owtlを含み、ヒ素
0.005−0.1 wtl、アンチモン0、o o
s 〜o、 1wt%の内側れか1種又は2種を合計0
.005〜0.2wt係含み。
s−0,070wt’Z 、錫0.05−1. Owt
l 、アルミニウム005〜1゜Owtlを含み、ヒ素
0.005−0.1 wtl、アンチモン0、o o
s 〜o、 1wt%の内側れか1種又は2種を合計0
.005〜0.2wt係含み。
さらにホウ素0.005〜0.1 wtl 、 ニッケ
ル0.005〜1. Owt憾、ケイ素0.005〜1
゜0wt%、コバルト0.005〜1.0wt%、クロ
ムQ、005〜1.Gwt係、マンガン0.005〜1
.Owtl 、チルk O,005〜1.0 wtqb
。
ル0.005〜1. Owt憾、ケイ素0.005〜1
゜0wt%、コバルト0.005〜1.0wt%、クロ
ムQ、005〜1.Gwt係、マンガン0.005〜1
.Owtl 、チルk O,005〜1.0 wtqb
。
インジウムo、oos〜1.Owt係、チタン0.00
5〜1、 Owt係、ジルコニウム0.005〜1.0
wt%、ハフニウム0.005〜1.Owtl 、ベリ
リウム0.005〜1、 Owt係、マグネシウム0.
005〜tOwt係、銀0、005〜1.0wt%、カ
ドミウム0005〜1.0wt%。
5〜1、 Owt係、ジルコニウム0.005〜1.0
wt%、ハフニウム0.005〜1.Owtl 、ベリ
リウム0.005〜1、 Owt係、マグネシウム0.
005〜tOwt係、銀0、005〜1.0wt%、カ
ドミウム0005〜1.0wt%。
ゲルマニウムQ、GO5〜1.Owt’lの内側れか1
種又は2種以上を合計Q、005〜2.Owt%含み、
残部鋼及び不可避的な不純物からなる合金、及び該合金
を最終焼鈍で結晶粒度が0.015+mn以下となるよ
うに調整した合金、及び該合金を最終焼鈍後3〜20係
の加工度で冷間圧延を施した合金。
種又は2種以上を合計Q、005〜2.Owt%含み、
残部鋼及び不可避的な不純物からなる合金、及び該合金
を最終焼鈍で結晶粒度が0.015+mn以下となるよ
うに調整した合金、及び該合金を最終焼鈍後3〜20係
の加工度で冷間圧延を施した合金。
ならびに該合金を最終焼鈍で結晶粒度が0015爛以下
となるように調整した後、さらに5〜20係の加工度で
冷間圧延を施した合金であって優れた耐食性を有する銅
合金に関する。
となるように調整した後、さらに5〜20係の加工度で
冷間圧延を施した合金であって優れた耐食性を有する銅
合金に関する。
次に本発明合金を構成する合金成分及び内容の限定理由
を説明する。銅と亜鉛は2本発明合金の基本羽料となる
もので、加工性1機械的強度にすぐれていると共に熱伝
導性にもすぐれている。亜鉛含有量を10〜40w優と
する理由は。
を説明する。銅と亜鉛は2本発明合金の基本羽料となる
もので、加工性1機械的強度にすぐれていると共に熱伝
導性にもすぐれている。亜鉛含有量を10〜40w優と
する理由は。
亜鉛含有量が1o wt%未満では加工性が悪くなるこ
と、及び亜鉛含有量が40 wtlを越えると銅−亜鉛
合金におけるβ相の析出がみられ、耐食性および冷間加
工性が悪くなるためである。
と、及び亜鉛含有量が40 wtlを越えると銅−亜鉛
合金におけるβ相の析出がみられ、耐食性および冷間加
工性が悪くなるためである。
りんの含有量をa005〜0.070 wtlとする理
由は、りんの含有量がo、 o o 5 wt%未満で
は耐食性の改善がみられず、逆にりんの含有量が007
0wt%を越えると耐食性は改善されるが5粒界腐食の
徴侯が見られるためである。錫の含有量がα05 wt
4未満では耐食性、特に溶接した場合溶接部の耐食性の
改善が認められず、また1、0wt%を越えるとその効
果が飽和する穴めである。
由は、りんの含有量がo、 o o 5 wt%未満で
は耐食性の改善がみられず、逆にりんの含有量が007
0wt%を越えると耐食性は改善されるが5粒界腐食の
徴侯が見られるためである。錫の含有量がα05 wt
4未満では耐食性、特に溶接した場合溶接部の耐食性の
改善が認められず、また1、0wt%を越えるとその効
果が飽和する穴めである。
アルミニウム含有量を0.05〜t o wt4とする
理由は、アルミニウムの含有量が0.05 wt%未満
では耐食性、特に溶接した場合溶接部の耐食性の改善が
認められず、またt o wt’lを越えると、その効
果が飽和するためである。またヒ素。
理由は、アルミニウムの含有量が0.05 wt%未満
では耐食性、特に溶接した場合溶接部の耐食性の改善が
認められず、またt o wt’lを越えると、その効
果が飽和するためである。またヒ素。
アンチモンの内側れか1種又は2種を合計0005〜0
.2 wt係とする理由はy’ o、 O05wt係未
満では耐食性、特に溶接した場合溶接部の耐食性の改善
が認められず、0.2vit%を越えるとその効果が飽
和するためである。
.2 wt係とする理由はy’ o、 O05wt係未
満では耐食性、特に溶接した場合溶接部の耐食性の改善
が認められず、0.2vit%を越えるとその効果が飽
和するためである。
サラに、ホウ素、ニッケル、ケイ素、コバルト、クロム
、マンガン、テルル、インジウム。
、マンガン、テルル、インジウム。
チタン、ジルコニウム、ノ・フニウム、ヘリリウム、マ
グネシウム、銀、カドミウム、ゲルマニウムは本発明合
金の耐食性を阻害することなく。
グネシウム、銀、カドミウム、ゲルマニウムは本発明合
金の耐食性を阻害することなく。
機械的強度を改善する作用をなすものである。
0、 O05wt%未満ではその効果が得られず、2.
Owj4を越えると加工性が低下するためである。
Owj4を越えると加工性が低下するためである。
さらに結晶粒度を0.015餌以下に限定した理由につ
いて述べる。高周波誘導溶接もしくは高周波抵抗溶接に
よって起とる溶接割れの原因について調査した結果2本
発明者らは溶融した母材金属と接触していると粒界が脆
化して軽い衝撃を受けた場合に溶接割れが発生すること
を知見した。そこでこのような現象について調査を行っ
た結果、結晶粒度の影響が大きく、結晶粒度を小さくす
ることにより、このような現象を大幅に抑制すること力
Sできることを知見したまた本発明者らは耐食性に及ば
ず結晶粒度の影響について調査した結果、耐食性特に耐
脱亜鉛腐食性は結晶粒度に依存し、結晶粒度を小さくす
ることにより耐食性を向上させることができることを知
見した。
いて述べる。高周波誘導溶接もしくは高周波抵抗溶接に
よって起とる溶接割れの原因について調査した結果2本
発明者らは溶融した母材金属と接触していると粒界が脆
化して軽い衝撃を受けた場合に溶接割れが発生すること
を知見した。そこでこのような現象について調査を行っ
た結果、結晶粒度の影響が大きく、結晶粒度を小さくす
ることにより、このような現象を大幅に抑制すること力
Sできることを知見したまた本発明者らは耐食性に及ば
ず結晶粒度の影響について調査した結果、耐食性特に耐
脱亜鉛腐食性は結晶粒度に依存し、結晶粒度を小さくす
ることにより耐食性を向上させることができることを知
見した。
結晶粒度を0.015+++m以下に限定した理由は結
晶粒度が0.015wnを越えると溶接割れが発生し易
くな)、また耐食性の劣化が認められるためである。
晶粒度が0.015wnを越えると溶接割れが発生し易
くな)、また耐食性の劣化が認められるためである。
また本発明合金を最終焼鈍した後3〜20%の加工度で
冷間圧延を施す理由は、冷間圧延を施すことによp本発
明合金のはんだ付は性が向上するためであるが、加工度
が3%未満でははんだ付は性の向上が認められず、また
20%を越えると機械的強度が高くなり、成形性、特に
ラジェーターチューブ加工時の成形性が劣化するためで
ある。このような本発明合金は、良好な耐食性及び耐溶
接割れ性を示すとともに、はんだ付は性も良好な合金で
あるため、熱交換器。 用、特妬ラジェーター用銅合金
として適した材料である。
冷間圧延を施す理由は、冷間圧延を施すことによp本発
明合金のはんだ付は性が向上するためであるが、加工度
が3%未満でははんだ付は性の向上が認められず、また
20%を越えると機械的強度が高くなり、成形性、特に
ラジェーターチューブ加工時の成形性が劣化するためで
ある。このような本発明合金は、良好な耐食性及び耐溶
接割れ性を示すとともに、はんだ付は性も良好な合金で
あるため、熱交換器。 用、特妬ラジェーター用銅合金
として適した材料である。
実施例
第1表に示す諸組成の合金を溶製し熱間圧延及び適宜焼
きなましを加えなから冷間圧延にょシ1tKM厚さの板
とし、最終的に種々の温度で焼きなましを加え第2表に
示される結晶粒度に調整した。強度は引張強さと伸びで
評価し、結果を第3表に示した。耐食性試験に供する溶
接部材は第2表に示される結晶粒度をもっ1!lI!I
厚さの諸組成の合金を突き合せTIG溶接することによ
り作製した。耐食性試験は1tの蒸留水に炭酸ナトリウ
ム 1,3f 硫酸ナトリウム 1.5グ 塩化ナトリウム 1.6f 全各々溶かした液を液温88℃に保持し、毎分100ゴ
の空気を吹き込みこの液の中に500時間浸漬した。そ
の時発生した最大脱亜鉛腐食深さを溶接部及び母材部に
ついて測定し、これをもって耐食性を評価した。その結
果を第4表に示した。
きなましを加えなから冷間圧延にょシ1tKM厚さの板
とし、最終的に種々の温度で焼きなましを加え第2表に
示される結晶粒度に調整した。強度は引張強さと伸びで
評価し、結果を第3表に示した。耐食性試験に供する溶
接部材は第2表に示される結晶粒度をもっ1!lI!I
厚さの諸組成の合金を突き合せTIG溶接することによ
り作製した。耐食性試験は1tの蒸留水に炭酸ナトリウ
ム 1,3f 硫酸ナトリウム 1.5グ 塩化ナトリウム 1.6f 全各々溶かした液を液温88℃に保持し、毎分100ゴ
の空気を吹き込みこの液の中に500時間浸漬した。そ
の時発生した最大脱亜鉛腐食深さを溶接部及び母材部に
ついて測定し、これをもって耐食性を評価した。その結
果を第4表に示した。
溶融した母材金属と接触した場合に粒界が脆化して溶接
割れが発生することに対する耐性建ついての試験は第2
表に示される結晶粒度をもつ諸組成の合金を第1図に示
されるようにパイプ状に加工し、これを同一組成の融点
+50℃に保持された溶融金属に3秒間浸漬し、その後
取り出して保持炉中で付着している金属が溶融している
状態で第2図のように衝撃を加えた。
割れが発生することに対する耐性建ついての試験は第2
表に示される結晶粒度をもつ諸組成の合金を第1図に示
されるようにパイプ状に加工し、これを同一組成の融点
+50℃に保持された溶融金属に3秒間浸漬し、その後
取り出して保持炉中で付着している金属が溶融している
状態で第2図のように衝撃を加えた。
その時変形したバイブ断面を顕微鏡によって観察し粒界
破壊の有無を確認し、とれをもって溶接割れに対する耐
性を評価した。その結果を第5表に示した。
破壊の有無を確認し、とれをもって溶接割れに対する耐
性を評価した。その結果を第5表に示した。
さらに第2表に示された結晶粒度をもつ1B厚さの合金
を第6表に示す加工度で冷間圧延を加えたのちはんだ付
は性試験に供した。はんだ付は性試験は直径80m、深
さ60W+の円筒形ルツボにSn20wt9S−Pb8
0wt%からなるはんだを360℃に加熱して溶湯をつ
くり、その中に降下速度25 tan / seaでサ
ンプル(表面を清浄にした幅10■、長さ5o閾の形状
)を浸漬したときはんだ浴からサンプルが受ける浮力と
はんだ浴に引き込まれる力とが平衡に達するまでの時間
を測定し、これをもってはんだ付は性を評価した。その
結果を第7表に示した。
を第6表に示す加工度で冷間圧延を加えたのちはんだ付
は性試験に供した。はんだ付は性試験は直径80m、深
さ60W+の円筒形ルツボにSn20wt9S−Pb8
0wt%からなるはんだを360℃に加熱して溶湯をつ
くり、その中に降下速度25 tan / seaでサ
ンプル(表面を清浄にした幅10■、長さ5o閾の形状
)を浸漬したときはんだ浴からサンプルが受ける浮力と
はんだ浴に引き込まれる力とが平衡に達するまでの時間
を測定し、これをもってはんだ付は性を評価した。その
結果を第7表に示した。
第3表、第4表、第5表、第7表かられかるよ−うに本
発明合金は、脱亜鉛腐食に対して素材及び溶接した場合
溶接部において優れた耐食性を示すとともに強度も向上
しておシ、さらには耐溶接割れ性及びはんだ付は性も良
好な合金であることが判明した。
発明合金は、脱亜鉛腐食に対して素材及び溶接した場合
溶接部において優れた耐食性を示すとともに強度も向上
しておシ、さらには耐溶接割れ性及びはんだ付は性も良
好な合金であることが判明した。
すなわち比較合金(試料番号1〜6)では最大脱亜鉛腐
食深さが素材で199〜324μ。
食深さが素材で199〜324μ。
溶接部で348〜729μに達するのに対し。
本発明合金(試料番号7〜28)は最低値27μ、最高
値90μ、溶接部で最低値45μ、最高値169μであ
り、耐脱亜鉛腐食性に優れていることが分る。そして本
発明合金の中でも結晶粒度が0.015m以下の合金は
よυ耐脱亜鉛腐食性に優れている。
値90μ、溶接部で最低値45μ、最高値169μであ
り、耐脱亜鉛腐食性に優れていることが分る。そして本
発明合金の中でも結晶粒度が0.015m以下の合金は
よυ耐脱亜鉛腐食性に優れている。
また比較合金(試料番号1〜6)では引張強さが32〜
31Kf/−であるのに対し1本発明合金(試料番号7
〜28)は42〜48 Q / 4と強度が向上してい
ることが分る。
31Kf/−であるのに対し1本発明合金(試料番号7
〜28)は42〜48 Q / 4と強度が向上してい
ることが分る。
また本発明合金は上記のように耐脱亜鉛腐食性1強度に
優れているが、さらに結晶粒度が0.015vz以下で
あるもの(試料番号7,12゜14、15.2L 27
)は第2図に示される溶接割れ性の試験において単に
延性変形するのみで割れの発生がなく溶接割れ性が改径
される。逆に結晶粒度がQ、015s+aを越えるもの
については粒界破壊を起こすので好ましくない。
優れているが、さらに結晶粒度が0.015vz以下で
あるもの(試料番号7,12゜14、15.2L 27
)は第2図に示される溶接割れ性の試験において単に
延性変形するのみで割れの発生がなく溶接割れ性が改径
される。逆に結晶粒度がQ、015s+aを越えるもの
については粒界破壊を起こすので好ましくない。
さらに本発明合金のうち加工度3〜20%の冷間圧延を
施したもの(試料番号7〜22)は同冷間圧延を施して
いないもの(試料番号23〜28)のはんだ付は性の評
価(はんだ浴からサンプルが受ける浮力とはんだ浴に引
き込まれる力とが平衡に達するまでの時間(よる)にお
いて2.23〜2.34秒と比較的長時間かかるのに比
べてより短時間に平衡に達し、はんだ付は性に優れてい
ることが分る。
施したもの(試料番号7〜22)は同冷間圧延を施して
いないもの(試料番号23〜28)のはんだ付は性の評
価(はんだ浴からサンプルが受ける浮力とはんだ浴に引
き込まれる力とが平衡に達するまでの時間(よる)にお
いて2.23〜2.34秒と比較的長時間かかるのに比
べてより短時間に平衡に達し、はんだ付は性に優れてい
ることが分る。
以上本発明合金は熱交換器用特にラジェーター用として
極めて優れた特性を有する。
極めて優れた特性を有する。
第 2 表
第 3 表
第5表
第 6 表
第 7 表
第1図は耐溶接割れ性の試験に用いる厚さ1簡の合金パ
イプの断面図、第2図は耐溶接割れ性の試験装置の概略
説明図である。 −1:厚さ1間の合金パイプ(長さ1
0fi)2: 自由落下体(重量200gw )3:支
持台 4:加熱保持炉 a:゛バイブ内径(σ20霧) b:パイプ外径(922間) C:落下体2の落下距離(50篇) 特許出頭人 日本鉱業株式会社 代理人 弁理士(751S9)並川啓志第1図
イプの断面図、第2図は耐溶接割れ性の試験装置の概略
説明図である。 −1:厚さ1間の合金パイプ(長さ1
0fi)2: 自由落下体(重量200gw )3:支
持台 4:加熱保持炉 a:゛バイブ内径(σ20霧) b:パイプ外径(922間) C:落下体2の落下距離(50篇) 特許出頭人 日本鉱業株式会社 代理人 弁理士(751S9)並川啓志第1図
Claims (4)
- (1) 亜鉛10〜40wtチ、りん0.005〜0.
070wtチ。 錫0.05〜1. Owtl、アルミニウムO,CI5
〜1、 OwfAを含み、さらにヒ素0.005−(1
1wtl。 アンチモン0.005〜0.1wt%の内側れが1種又
は2種を合計0.005〜0.2wt%含み、さらにホ
ウ素0.005〜0.1wtチ、ニッケルQ、005〜
t Owt叱ケイ素0.005〜1.Owtl、コバル
ト0.005−1.0wt%、クロム0.005〜・1
.Owt憾、マンガンα005−1. Owtl 、テ
ルル0.005−1.Owtl 、インジウム0.00
5−1. Owtl 、チタン’ 0.005〜1.O
wtl。 ジルコニウム0.005〜1.0wt%、ハフニウムa
、 a a s〜1.Owtチ、ベリリウムa、aas
〜1.GWtチ。 マグネシウム0.005〜1.Owt係、銀C1,o
o s〜1.0wt%、カドミウムα005〜1、Ow
tl 、ゲルマニウムo、oos〜1.Owtチの内側
れが1種又は2種以上を合計[1,005〜2.o w
tl含み、残部銅及び不可避的な不純物からなる耐食性
に優れた銅合金。 - (2)最終焼鈍で結晶粒度が0.015m以下となるよ
うに調整した亜鉛10〜40wt%、シん0、005〜
no’70wt%、錫0.05〜1. Owtチ。 アルミニウム0.05〜1. Owtlを含み、さらに
ヒ素0.005〜0.1wt96 、アンチモy O,
OO5〜0.1 wtlの内側れか1種又は2程を合計
0.005〜0.2wtチ含み、さらにホウ素0.00
5〜0.1 wtチ、ニッケル0.005〜1.0wt
%、ケイ素・0.0 O5−1,o wtl、コバルト
[1,o 05−1.Owtl 。 クロム0.005〜1.0wt%、マンガン0.005
〜1.0wt%、テルルo、oos〜1.Owtチ、イ
ンジウム0.005〜1.Owtl 、チタン0.00
5−1.Owtl、ジルコニウムao O5−1,Ow
tl 、 /・7 =ウム0.005〜t OwfA
、ベリリウム0.005−1.Owt俤、 ?グネシウ
ム0.005〜1.Owtチ、銀0.0 O5〜1.O
Vt%、カドミウム0.005−1.Owtl、ゲルマ
ニウム0.005〜1.0wt1の内側れか1種又は2
種以上を合計0.005〜2.0wt1含み、残部銅及
び不可避的な不純物からなる耐食性に優れた銅合金。 - (3)最終焼鈍で結晶粒度が0.015+u以下とりる
ように調整したのち、さらに3〜20係の加工度で冷間
圧延をほどこした亜鉛10〜40wt% 、りん0.0
05−0.070wt5.錫α05〜1.Owt% 、
アルミニウム0.05〜1. Owtlを含み。 さらにヒ素0.005〜0.1wt%、アンチモン0.
005〜0.1 wtlの内側れか1種又は2種を合計
0.005〜0.2wt係含み、さらにホウ素[)、[
l 05〜Q、 1 wtl、ニッケル0005〜1.
0wt%、ケイ素0.005〜1.0w1J、コバルト
0.005〜1.Owt係。 クロム1005〜1. Owtチ、マンガンo、oos
〜1.Owt%、テルル0.005〜1.Owtチ、イ
ンジウム0、005〜1.Owt係、チタン0.005
〜1.Owt係、ジルコニウム0.005〜1.Owt
係、)1フニウムo、oos−1,OwIJ 、ベリリ
ウムo、o o s 〜i、o wtl 、マグネシウ
ム0.005〜1.Owtチ、銀0.005〜1.Ow
tもカドミウム0.00’5〜1.0ytl、ゲルマニ
ウム0.005〜1.0wt%の内側れが1種又は2種
以上を合計0.005〜2.0vrt%含み、残部銅及
び不可避的な不純物からなる耐食性に優れた銅合金。 - (4)最終焼鈍後さらに3〜20%の加工度で冷間圧延
をほどこした命鉛1o〜40 wtl 、りん0.00
5〜0.070 wtl、錫0.05−1. Owt4
。 アルミニウム0.05〜1. Owtlを含み、さらに
ヒ素0.005〜0.1wt係、アンチモン0.005
〜o、 1wt%の内側れが1種又は2種を合計0.0
05〜0.2 wtl含み、さらにホウ素0.005〜
011wt%。 ニッケル0.005〜1.Owt係、ケイ素(LOO5
〜i、。 wtl、:+バルトQ、005−1.Owtl 、りo
ム0.005〜1. Owtl、 マンガン0.00
5〜1.Owtl、テルル0.005〜1.Owt4
、インジウム0.005〜1.Owt% 、チタy 0
.005〜1.Owtl 、 ジルコニウム0、005
〜1.Owt係、ハフニウム0.005〜1.Owt係
。 ベリリウム0.005〜1. Owtl 、マグネシウ
ム0005〜to wtq6.銀0.005〜1.Ow
t係、カドミウム0.005〜tOwtチ、ゲルマニウ
ム0.005〜1. Owtlの内側れが1程又は2種
以上を合計0.005〜2.owt4含み、残部銅及び
不可避的な不純物からなる耐食性に優れた銅合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18933983A JPS6082632A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 耐食性に優れた銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18933983A JPS6082632A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 耐食性に優れた銅合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082632A true JPS6082632A (ja) | 1985-05-10 |
Family
ID=16239680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18933983A Pending JPS6082632A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 耐食性に優れた銅合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082632A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5766377A (en) * | 1994-10-28 | 1998-06-16 | Wieland-Werke Ag | Copper-zinc-alloy for use in drinking-water installations |
CN1053707C (zh) * | 1997-09-23 | 2000-06-21 | 西北铜加工厂 | 耐介质腐蚀、耐冲击腐蚀的铜合金 |
CN104911390A (zh) * | 2015-06-13 | 2015-09-16 | 陈新棠 | 一种抗菌耐腐蚀的热交换器铜管 |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP18933983A patent/JPS6082632A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5766377A (en) * | 1994-10-28 | 1998-06-16 | Wieland-Werke Ag | Copper-zinc-alloy for use in drinking-water installations |
CN1053707C (zh) * | 1997-09-23 | 2000-06-21 | 西北铜加工厂 | 耐介质腐蚀、耐冲击腐蚀的铜合金 |
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