JPS6082468A - 洗車機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、レール上を前後進する門型フレーム内に洗
浄ブラシ・散水ノズル等を配し、適宜シーケンスに従っ
て車体を自動洗浄するタイプの洗車機の改良に関する。

一般に、この種の洗車機は、洗浄・ワックス等の液剤を
散布し洗浄・ワックス掛は等を行っているが、従来の洗
車は、それぞれ液剤の給液量の調節機能は有しているも
のの、具体的な給液量を確認する手段を備えていないた
め、定量的な調節は実質的に不可能であり、液剤の実使
用量の把握及び予測等により収益の管理・洗車価格の設
定・液剤備蓄の予測をするといった洗車機の管理が正確
に行えない不都合があった。

この発明は、こうした問題点に４Ｊ処して成されたもの
で、洗車を行うモードとは別に液剤の吐出量を確認する
モードを任意に設定できるものとし、適正な吐出量に調
節し且つ定量的な管理ができるよう改良を加えたもので
ある。以下図に示す実施例を基に詳説する。

第１図は本発明に基づ（実施例の正面外観図で、１は門
型に形成された洗車機本体であり、一対のレール２・２
上を自走して往復動し、該レール２・２の間に配される
車を洗浄するよう構成されている。３・３は本体両側に
配設される一対のザイドブラシで、洗浄する車の側面形
状に従って本体１の走行方向と直交する方向に移動する
。４は本体１の大部に指示されるトップブラシで、車の
形状に従って」−下動を行う。

５・５′は本体両側下半部に設けられる左右一対のロッ
カーブラシで、主に車のタイヤ及び車体側面下半部の洗
浄を行う。６は本体天部に支持される乾燥用プロワノズ
ルで、車体に空気を吹き付けて車体の水滴を飛散させ乾
燥する。７は本体前面に備えられる操作パネルである。

第２図は本体１内に備えられる散水ノズル等の配管機器
の配置を示す説明図。第３図は配管の接続を示す説明図
で、以下この図を基に各管路を説明する。８はポンプで
、給水管９を介して本体１へ加圧水を供給している。１
０は給水管９と接続される分岐管で、本体１各部に配さ
れる散水ノズル１１・１２・１３・１４・１５・１６と
接続してポンプ８からの給水を分岐し、この各ノズルへ
配水するもので、各ノズルへ至る給水ホース１７・１８
・１９・２０・２１には電磁弁２２・２３・２４・２５
・２６がそれぞれ備えられ、各ノズルへの給水が断通さ
れる。上記ノズルのうち１１・１２は本体１前面部に備
えられる水用ノズルで、電磁弁２２の開成により給水を
受け洗浄用水又は洗浄後のすすぎ用水として車体へ散水
を行うもので、ノズル１１は主に車体上面、１２は車体
下部をそれぞれ受け持っている。１３は洗剤用ノズルで
、給水ホース１８を介し電磁弁２３の開成により給水を
受けると共に、混合器２７を介して連通ずる洗剤用タン
ク２８より洗剤液が供給され、混合器２７においてこの
洗剤液と水とを混合し散布する。１４・１５はワックス
用ノズルで、それぞれ給水ホース１９・２０を介し電磁
弁２４・２５の開成により給水を受けると共に、混合器
２９・３０を介してワックス用タンク３１・３２からワ
ックス液が供給され、この混合器２９・３０においてこ
のワックス液と水とを混合し散布するもので、ノズル１
４は下地用、１５は仕」二用のワックスをそれぞれ散布
する。」二記各混合器２７・２９・３０、給水の水流中
に液剤の吸液ホース端を開口させ流水圧により液剤を吸
入し混合するタイプのものである。１６は本体後部の水
用ノズルで、電磁弁２６の開成により給水を受けノズル
１１・１２と同様に洗浄用水又はすすぎ用水として散水
を行う。３３・３４・３５は上記の洗剤・ワックス等の
液剤タンク２８・３１・３２より延出する吸液ホース３
６・３７・３８の途中に備えられる電磁弁で、各液剤の
供給を断通すると共に混合器２７・２９・３０からタン
クへの水の流下を防止している。３９・４０・４１は同
じく給液ホース３６・３７・３８の途ｑ月こ設けられる
流量調節弁で、それぞれ具備する調節ノブにより各液剤
の供給量を調節できる。

第４図は、操作パネル７部の拡大説明図で、」一方にデ
ィスプレイ装置４２、その下方に入力ボード４３を配し
ている。ディスプレイ装置４２は、ここてはＬＣＤ　（
液晶ディスプレイ）を使用しており、入力ボード４３に
対する入力に応じて対話形式で必要データや操作手順等
を表示し、使用者の希望に応じた洗車作業及び管理がで
きるよう案内する。以下入力ボード４３の各キーについ
て説明する。４４は各ボタン毎に異なる洗車シーケンス
が設定された洗車コースの選択ボタンで、ワックス処理
の有無・洗車スピー１−の高低等により区別され、顧客
の好みに応して選択できる。４５は緊急時の手動回避や
選択ボタン４４による自動洗車ではカバーできない微調
節等を行うマニュアルボタンで、サイドブラシ３・３の
開閉、トップブラシ５の上下、本体】の前進後退をそれ
ぞれ手動で操作できる。４６は選択ボタン４４で選択設
定した洗車コースを開始するスタートボタン。４７は水
抜きボタンで、水管路内にコンプレッサーからの圧縮空
気を導入して強制排水すると共に各ブラシ３・３・５・
７・７を回転して水切りを行う。４８は電源投入を行う
キースイッチで、「管理」：「運転」の二つのモードが
あり、管理モードでは主にディスプレイ４２を利用して
１」計・月計等の集計及び始業点検・終業点検といった
洗車機の管理を行ない、運転モードでは本来の洗車作業
を行う。４９は会員カードの挿入口。５０はコインの投
入口である。このうち各ボタン４４・４５・４６・４７
にはそれぞれランプが内蔵されると共に、カード挿入口
３７とコイン投入口５０には補助ランプ５１・５２がそ
れぞれ備えられており、操作手順に従って操作されるべ
き部分のランプが点灯もしくは点滅するよう構成され、
この各ランプの点灯もしくは点滅する順番に操作すれば
操作方法を知らない顧客でも簡単にこの洗車機を運転で
きるよう構成されている。５３はテンキー５４・リター
ンキー５５・カーソルキー５６・確認キー５７をそれぞ
れ有する入力キーセットで、テンキー５４では数字によ
る選択入力又は数字データの入力、カーソルキー５６で
はディスプレイ装置４２の画面上でのカーソルの移動、
確認キー５７では入力されたデータの確認及び登録、リ
ターンキー５５では１ステツプ前の画面・モート゛への
復帰をそれぞれ行い、管理モードにおける各操作入力を
行う。

第５図はこの実施例の制御信号の授受を示すブロック図
で、５８はメインの制御ホード。５９は各プラン・ノズ
ル等を駆動するモーター・電磁弁と云った出力機器。６
０は該出力機器への継電操作を集中して行うリレーボー
ド。６１はディスプレイ装置４２及び入力ボード４３と
の信号授受を行うサブ制御ボード。６２はブラシの作動
状態・液剤タンクの残量・洗浄する車の停車位置等をそ
れぞれ感知するセンサーから成る入力機器である。従っ
て制御信号の流れは、キースイッチ４８が運転モードに
設定されているときには、まず入力ボード４３で希望す
る洗車の選択入力が行われるとサブボード６１を介して
メインボード５８へ至り、メインボードからはその入力
に応じた出力信号がプログラムされたシーケンスに従っ
てリレーボー１”５９に出力され、洗車機を駆動する。

前記入力機器６２よりの感知信号は随時メインボード５
８へ入力され、この入力信号に応じてメインボー１’　
５８ではり゛レーボート５９への出力信号をシーケンス
制御している。万一人力機器６２からの信号が異常を示
すものであることをツインボードで判断・検知すると、
リレーボード５９へ非常停止出力をすると共に、サブボ
ード６１へ異常検知信号を出力し、サブボードではその
信号に応じた異常報知データをディスプレイ装置４２へ
表示する。また管理モードに設定されているときは、デ
ィスプレイ装置４２の表示に導かれて入力ボードで選択
操作をすることによりサブボード６１にストアされた会
員登録・集計・点検等の管理プログラムを読出し、各プ
ログラムに応じて、サブボード６１内のメモリへの会員
データ等の書込み、該メモリからの集計データの読出し
、メインボード５８を介しての各出力機器５９への作動
出力等を行い各種管理をしている。

第６図は実施例の特に本発明に係る誕剤点検モードに関
する部分を主として示すフローチャー１−図である。以
下、このフローチャートに基づき、モートの設定方法及
び各モードの説明をする。（表１参照） （１）　キースイッチ４８により電源が投入されるとま
ず該キースイッチか管理モードか洗車モードかいずれか
に設定されているかを検知し、洗車モードであれば洗車
ルーチンを実行する。

（２）キースイッチにおいて管理モードに設定されてい
れば、選択画面Ａをディスプレイ装置４２に表示し、こ
の選択画面Ａの入力指示に従いテンキー５４において会
員登録を選択する入力があれば会員登録のルーチンを実
行する。

このルーチンでは、会員契約をした車の車番・契約内容
等の入力を受けて制御ボートのメモリへ書込みを行うも
ので、洗車時にカード挿入口４９において会員カードが
挿入されるとこの書込みデータが読み出される。

（３）画面Ａに基づき、集計を選択する入力があれば集
計のルーチンを実行する。このルーチンでは、日計・月
計等の集計管理を行うもので、制御ボードにおいて随時
メモリされた金銭データ・会員カード受付データ等の処
理・読み出しを行う。

（４）画面Ａに基づき、点検を選択する人力があれば点
検のルーチンに入り、まず選択画面Ｂを表示する。この
画面Ｂの入力指示に従い、テンキー５４において始業点
検を選択する入力があれば始業点検のルーチンを実行す
る。このルーチンでは、毎１」の始業時における必要な
点検項目を表示し、この項目に沿って点検確認作業を行
う。

表１ （５）画面Ｂに基づき、終業点検を選択する入力があれ
ば終業点検のルーチンを実行する。このルーチンでは、
毎日の終業時における必要な点検項Ｌ１を表示し、この
項目に沿って点検確認作業を行う。

（６）画面Ｂにおいて、液剤点検を選択する入力かあれ
ば、まず選択画面Ｃを表示して点検したい液剤の種別を
入力するようめると共に各液剤の一定時間（本例では２
０秒）における適正消費量（○○○ＣＣ）を表示する。

画面Ｃに従って、「１洗剤」を選択する入力があれば、
洗車機では前記画面Ｃに表示した一定時間だけ洗剤液の
散布を行う。この散布時の各部の動作をみると、テンキ
ー５４より「１洗剤」の選択入力を受けるとサブボード
６１からメインボード５８へ動作命令を信号出力し、メ
インボード５８てはこの信号を受けてまず電磁弁２３を
開成するようリレーボード６０へ信−弓出力してノズル
１３より散水を行ない、続いて一定の少許時間の後電磁
弁３３を開成し洗剤液の供給を始める。ここで、洗剤液
は給水ボース１８内の流勢により混合器２７における混
合比が異なるため、ホース１８内の水流が定常化するま
で、洗剤液の供給を遅延させている。更に、メインボー
ドては、洗剤液供給開始から前記表示された一定時間（
２０秒）をタイマーカウントシ、時間経過と同時に各部
２３・３３を閉成して洗剤液の散布を止める。

（７）画面Ｃにおいて、「２下地ワツクス」を選択する
入力があれば、表示した一定ｕｈ間だけワックス液の散
布を行うもので、（６）と同様にテンキー５４より選択
入力を受けると、メインボード５８ではまず電磁弁２４
を開成し遅れて電磁弁３４を開成して、一定時間だけ該
ワックス液を散布する。

（８）画面Ｃにおいて、「３仕」ニワックス」を選択す
る入力があれば、表示した一定時間だけ仕」ニワックス
液の散布を行うもので、（６）（７）と同様に、テンキ
ー５４より選択入力を受けるとメインボード５８ではま
ず電磁弁２５を開成し遅れて電磁弁３５を開成して、一
定時間だけ該ワックス液を散布する。

従って、ディスプレイ装置４２の画面に導かれて入力ポ
ート４３て入力操作すれば、洗車の他に各種の管理モー
ドを選択し管理作業かできる。特に、（６）〜（８）に
示される液剤点検モードでは、一定時間における適正な
液剤消費量を表示すると共に、該一定時間だけ各液剤の
散布を行い、消費量の点検作業を行えるようにしたもの
である。この点検作業は、例えばメスシリンダー等の計
算可能な容器内に測作したい液剤を入れ、更に該容器内
へ対応する液剤の給液ホースの先端を入れて、この容器
から液剤を供給して散布前後の液剤の減少量を測定する
等して消費量をめ、この消費量が画面Ｃに表示した適正
量と異なれば、各調節弁３９・４０・４１で調節して成
される。また、この消費量は」二記に限らず各液剤タン
ク２８・３１・３２の重量を測定する重量計、又は各液
剤ホース３６・３７・３８内の流量を測定する流量計等
を本体に具備し、この計器からの測定信号を換算してそ
の時の消費量をディスプレイ装置４２へ自動表示させる
ことも可能である。

尚、フローチャー１・中（イ）、（ロ）、（ハ）に示す
ように、選択操作中にキースイッチ３６において運転モ
ードに切り換えられるのを常＋＋、１検知し随時選択画
面表示を中止し洗車ルーチンへ移行できるよう洗車優先
に構成されている。また、リターンキー４３を押せば、
（ロ）、（ハ）に示すように一段階前の選択モードに復
帰でき選択操作の訂正等に便宜を計っている。

この発明は以上のように構成されるもので、洗車を行う
モードとは別に液剤点検モードを任意に設定可能とし、
単位時間の液剤散布を行えるようにしたため、使用する
各液剤の単位時間当りの消費量の測定作業が容易にでき
、定量的に液剤供給量を調節できるので、正確な濃度の
液剤散布かでき各液剤を最も効果的に使用できる。また
単位時間当りの消費量がめられるので、時間的に換算す
れば洗車１回当りの液剤消費量等が容易にめられ、正確
な液剤の実使用量の把握及び使用予測等の管理が可能に
なるといった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の正面外観図。 第２図は実施例の配管機器の配置を示す説明図。 第３図は実施例の配管の接続を示す説明図。 第４図は実施例の操作パネル部の拡大説明図。 第５図は実施例の制御信号の授受を示すブロック図。 第６図は実施例の要部動作を示す フローチャート図。 特許出願人 第１図 第３図 第２図 第１頁の続き ０発　明　者　倉　崎　−由　更埴市粟佐宮西１２８７
の２所内 ０発　明　者　城　本　和　男　更埴市粟佐宮西１２８
７の２所内 ０発　明　者　越　英　人　更埴市粟佐宮西１２８７の
２所内 ０発　明　者　村　山　光　−更埴市粟佐宮西１２８７
の２所内 ０発　明　者　青　柳　−春　更埴市粟佐宮西１２８７
の２所内 丸山工業株式会社商品開発研究 丸山工業株式会社商品開発研究 手続補正内（方式） ％式％ 、事件の表示 昭和５８年特許願第１９２１９４号 、発明の名称 洗　車　機 、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　長野県更埴市大字雨宮１８２５番地昭和５９年１
月３１日（発送日） 、補正の対象 ｔＪＪ＃ＩｔのンｌＩＴ書 （４号相当の印字にて記載し直し、内容に変更なし。）
補正の内容 別紙の通り

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レール上を前後進する門型フレーム内に少な（とも洗浄
   ブラシ・散水ノズルを備え、入力ボードにおいて選択設
   定されたシーケンスに従って車体の洗浄・ワックス掛は
   等を行う洗車機において、洗車に什い散布される洗剤・
   ワックス液等の液剤の消費量を点検する液剤点検モード
   を任意に設定可能とし、該モードでは入力ボードにおけ
   る人力操作により単位時間の液剤散布を行えることを特
   徴とする洗車機。