JPS608215B2 - 合成樹脂吹込成形方法 - Google Patents
合成樹脂吹込成形方法Info
- Publication number
- JPS608215B2 JPS608215B2 JP13688079A JP13688079A JPS608215B2 JP S608215 B2 JPS608215 B2 JP S608215B2 JP 13688079 A JP13688079 A JP 13688079A JP 13688079 A JP13688079 A JP 13688079A JP S608215 B2 JPS608215 B2 JP S608215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- parison
- blow molding
- cavity
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は合成樹脂による偏平な中空成形品や部分的に
膨脹させた中空成形品などを吹込成形する方法に関する
ものである。
膨脹させた中空成形品などを吹込成形する方法に関する
ものである。
第１図に例示する偏平度合の大きな中空容器Ａとか、第
２図に例示する点滴用のタコ管Ｂなどのようにブロー比
が異なる中空成形品は、ダイレクトブロー法による場合
が多かった。
２図に例示する点滴用のタコ管Ｂなどのようにブロー比
が異なる中空成形品は、ダイレクトブロー法による場合
が多かった。
しかし従来のダイレクトブロー法では、パリソンのピン
チオフを大きくして成形する必要があり、このためピン
チオフした分ガロスとなったり、また金型の損傷が激し
いなどの欠点があった。そこで材料樹脂のロスがほとん
どない射出吹込成形法で上訪中空成形品を成形すること
が試みられているが、、従来法によるときには、上記中
空成形品が出来ても偏肉が著しく、使用に供することが
できなかった。この発明は中空成形品の偏平度合が大き
く、また成形品におけるブロー比に差があっても、その
フロー比の大なる部分の膨脹を抑制することによって、
ダイレクトブロー法は勿論のこと、射出吹込成形法を利
用してきわめて容易に偏肉を起すことなく成形を行うこ
とができる新たな吹込成形方法を提供しようとするもの
である。以下この発明を図示の例により詳細に説明する
。
チオフを大きくして成形する必要があり、このためピン
チオフした分ガロスとなったり、また金型の損傷が激し
いなどの欠点があった。そこで材料樹脂のロスがほとん
どない射出吹込成形法で上訪中空成形品を成形すること
が試みられているが、、従来法によるときには、上記中
空成形品が出来ても偏肉が著しく、使用に供することが
できなかった。この発明は中空成形品の偏平度合が大き
く、また成形品におけるブロー比に差があっても、その
フロー比の大なる部分の膨脹を抑制することによって、
ダイレクトブロー法は勿論のこと、射出吹込成形法を利
用してきわめて容易に偏肉を起すことなく成形を行うこ
とができる新たな吹込成形方法を提供しようとするもの
である。以下この発明を図示の例により詳細に説明する
。
図中１は吹込成形金型で、第１図に示す偏平容器Ａを成
形するキャビティ２を形成する。
形するキャビティ２を形成する。
３はキヤビティ２の中央に位置する吹込用のコアで、そ
のコア３の周囲にパリソン４が、形成または鉄込んであ
る。
のコア３の周囲にパリソン４が、形成または鉄込んであ
る。
５，５はパリソン４の膨脹を部分的に抑制する板状の部
材で、キャビティ２のブロー比が最も大なる部分のパー
ティングラインに出入自在に設けてある。
材で、キャビティ２のブロー比が最も大なる部分のパー
ティングラインに出入自在に設けてある。
しかして、上記吹込成形金型１により従来法によってコ
ア３の周囲のパリソン４を吹込成形すると、パリソン４
が円筒形であることから、膨脹はどの方向とも同様に生
ずる。
ア３の周囲のパリソン４を吹込成形すると、パリソン４
が円筒形であることから、膨脹はどの方向とも同様に生
ずる。
この均一な膨脹は、平断面形状がパリソン４と同一の円
筒形の中空成形品を吹込成形する場合にはきわめて好ま
しいことであるが、偏平な中空容器の場合には、コア３
とキャビティ面２ａとの距離に著しい差があり、この差
によってブロー比も必然的に異なり、キャビティ面２ａ
に最も遠い部分が薄くなる。またコア３のキャビティ面
２ａに対する遠近は、ブロー比のみならず、膨脹しつつ
あるパリソンの温度分布にも変化をもたらし、パリソン
４の延伸に大きな影響を与える。すなわち、パリソン４
はキャビティ面２ａに接した部分から、温度が低下して
伸び難くなり、延伸は非接触部分のみとなる。しかも非
接触部分の膨脹に伴い減少し、パリソン４から中空成形
品Ａに至る延伸は全体的から部分的にと移行し、局部延
伸によって段々と薄肉となり、時には破裂する。しかし
ながら、キャビティ面２ａと最も離れたパリソン４の側
面に、膨脹を抑制する上記部村５を臨ませ、その部材５
にパリソン４を空気の吹込みにより当接して、パリソン
４の膨脹に伴い或る程度の抵抗を付与しつつ後退させた
場合には「その当援部分の膨脹が抑制されて部分的な延
伸への移行が遅くなり、最終的にキャビティ面２ａに達
する部分が一方的に延びることができず、それにより薄
肉化が防止されて、第３図左側に例示するごとく、中空
成形品Ａの肉厚分布は均等化される。なお図は省略した
が、上記部材５を当接する部分に肉厚を予め厚く偏肉さ
せ、熱容量を他の部分より高めた場合には、ならに良好
な結果が得られる。次に第４図に示す例はネック型にて
保持した有底パリソン４の一部を他の部分よりも膨脹さ
せる場合であって、このときは吹込成形金型１の片側の
金型ｌａに凹部７を形成し、その凹部７に上記部材５を
ェアシリンダ８により適度な抵抗を付与できるように貴
挿して、キヤピテイ２内のパリソン４の厚肉部分４ａに
先端を臨ませ、この厚肉部分４ａの膨脹を上記実施例の
ごと〈抑制しながら吹込成形を行うと、側面に膨大部分
を有する異形の中空成形品が生ずる。
筒形の中空成形品を吹込成形する場合にはきわめて好ま
しいことであるが、偏平な中空容器の場合には、コア３
とキャビティ面２ａとの距離に著しい差があり、この差
によってブロー比も必然的に異なり、キャビティ面２ａ
に最も遠い部分が薄くなる。またコア３のキャビティ面
２ａに対する遠近は、ブロー比のみならず、膨脹しつつ
あるパリソンの温度分布にも変化をもたらし、パリソン
４の延伸に大きな影響を与える。すなわち、パリソン４
はキャビティ面２ａに接した部分から、温度が低下して
伸び難くなり、延伸は非接触部分のみとなる。しかも非
接触部分の膨脹に伴い減少し、パリソン４から中空成形
品Ａに至る延伸は全体的から部分的にと移行し、局部延
伸によって段々と薄肉となり、時には破裂する。しかし
ながら、キャビティ面２ａと最も離れたパリソン４の側
面に、膨脹を抑制する上記部村５を臨ませ、その部材５
にパリソン４を空気の吹込みにより当接して、パリソン
４の膨脹に伴い或る程度の抵抗を付与しつつ後退させた
場合には「その当援部分の膨脹が抑制されて部分的な延
伸への移行が遅くなり、最終的にキャビティ面２ａに達
する部分が一方的に延びることができず、それにより薄
肉化が防止されて、第３図左側に例示するごとく、中空
成形品Ａの肉厚分布は均等化される。なお図は省略した
が、上記部材５を当接する部分に肉厚を予め厚く偏肉さ
せ、熱容量を他の部分より高めた場合には、ならに良好
な結果が得られる。次に第４図に示す例はネック型にて
保持した有底パリソン４の一部を他の部分よりも膨脹さ
せる場合であって、このときは吹込成形金型１の片側の
金型ｌａに凹部７を形成し、その凹部７に上記部材５を
ェアシリンダ８により適度な抵抗を付与できるように貴
挿して、キヤピテイ２内のパリソン４の厚肉部分４ａに
先端を臨ませ、この厚肉部分４ａの膨脹を上記実施例の
ごと〈抑制しながら吹込成形を行うと、側面に膨大部分
を有する異形の中空成形品が生ずる。
第５図及び第６図は、第１図に示す点滴用タコ管Ｂの吹
込成形を例示する場合で、吹込成形金型１１の一般にタ
コと称されている膨大部分を成形するキャビティ１２に
キャビティ面１２ａの一部を形成する可動型１５を進退
自在に挿入し、かつ可動型１５の中央に抑制用のピン１
６ａを該可動型１５に先行しかつ同時に移動すべく貫挿
する。
込成形を例示する場合で、吹込成形金型１１の一般にタ
コと称されている膨大部分を成形するキャビティ１２に
キャビティ面１２ａの一部を形成する可動型１５を進退
自在に挿入し、かつ可動型１５の中央に抑制用のピン１
６ａを該可動型１５に先行しかつ同時に移動すべく貫挿
する。
一方空気路を備えたコア１３の周囲に射出または鉄挿し
た両□のパリソン１４には、予め上記キャビティ１２に
位置せしめる側面の一部１４ａを厚肉に形成して置く。
そしてホルダー１６，１６１こて保持した上記コア１３
ととも、パリソン１４を吹込金型１１に型閉じし、厚肉
部分１４ａをキャビティ１２に臨ませ、上記可動型１５
及びピソ１５ａと対向させる。次に吹込成形にあたって
は、まず空気の吹込みにより厚肉部分１４をキャピティ
１２へと膨脹させると同時に、その形状から最も薄肉に
成形され易い厚肉部分１４ａの中央に、上記ピン１５ａ
を膨脹を利用して当接する。
た両□のパリソン１４には、予め上記キャビティ１２に
位置せしめる側面の一部１４ａを厚肉に形成して置く。
そしてホルダー１６，１６１こて保持した上記コア１３
ととも、パリソン１４を吹込金型１１に型閉じし、厚肉
部分１４ａをキャビティ１２に臨ませ、上記可動型１５
及びピソ１５ａと対向させる。次に吹込成形にあたって
は、まず空気の吹込みにより厚肉部分１４をキャピティ
１２へと膨脹させると同時に、その形状から最も薄肉に
成形され易い厚肉部分１４ａの中央に、上記ピン１５ａ
を膨脹を利用して当接する。
このピン１５ａは厚肉部分１４ａの膨脹に伴って可動型
１５内へと後退し〜それが完全に引込むと次に図は省略
したが可動型１５型面が膨脹体と接する。この可動型１
５も上記ピン１５８と同様に厚肉部分１４ａの膨脹に伴
い徐々に後退し、最終時には当綾面がキャビティ面１２
ａと面一になり、厚肉部分１４ａは第６図に示すように
、キャビティー杯に均一膨脹して膨大部１７となる。な
お１８は可動型１５のばね、１９はピン１５のばねで、
可動型１５はシリンダ２０の頃部のねじ部材２１により
、キャビティ１２内における後退位置を調整できるよう
になっている。この発明は上述のように、吹込成形金型
のキャビティのブロー比が大なる部分に、キャビティ内
のパリソンの膨脹を抑制する部分を出入自在に設け、そ
の都材をパリソンの一部に当接し、かつ都村の後退によ
り当該部分の膨脹をキャピティ面まで部分的に抑制しつ
つ吹込成形を行ったことから、偏肉による破損が少なく
なり、しかも成形された中空成形品の肉厚分布は形状に
関係なく均等となり、良品質の製品が得られる。またキ
ャビティに膨脹を抑制する都材を施すだけでよく、その
部材もパリソンの膨脹により移動させることから、吹込
成形に際し高度な技術を要せず、従来と同機な吹込成形
技術をもって行うことができるなどの特長を有する。
１５内へと後退し〜それが完全に引込むと次に図は省略
したが可動型１５型面が膨脹体と接する。この可動型１
５も上記ピン１５８と同様に厚肉部分１４ａの膨脹に伴
い徐々に後退し、最終時には当綾面がキャビティ面１２
ａと面一になり、厚肉部分１４ａは第６図に示すように
、キャビティー杯に均一膨脹して膨大部１７となる。な
お１８は可動型１５のばね、１９はピン１５のばねで、
可動型１５はシリンダ２０の頃部のねじ部材２１により
、キャビティ１２内における後退位置を調整できるよう
になっている。この発明は上述のように、吹込成形金型
のキャビティのブロー比が大なる部分に、キャビティ内
のパリソンの膨脹を抑制する部分を出入自在に設け、そ
の都材をパリソンの一部に当接し、かつ都村の後退によ
り当該部分の膨脹をキャピティ面まで部分的に抑制しつ
つ吹込成形を行ったことから、偏肉による破損が少なく
なり、しかも成形された中空成形品の肉厚分布は形状に
関係なく均等となり、良品質の製品が得られる。またキ
ャビティに膨脹を抑制する都材を施すだけでよく、その
部材もパリソンの膨脹により移動させることから、吹込
成形に際し高度な技術を要せず、従来と同機な吹込成形
技術をもって行うことができるなどの特長を有する。
図面はこの発明に係る方法を説明するもので、第１図は
偏平な中空成形品の斜視図、第２図はタコ管の斜視図、
第３図は偏平な中空成形品の吹込成形を説明する吹込金
型の略示横断平面図、第４図は他の実施例を示す吹込金
型の略示縦断面図、第５図はタコ管の吹込成形を説明す
る型閉時の吹込金型の略示縦断正面図、第６図は同じく
吹込完了時の吹込金型の略示縦断側面図である。 Ａ・・・・・・偏平な中空成形品、Ｂ・・・・・・夕コ
管、１，１１…・・・吹込金型、２，１２……キャビテ
ィ、３，１３……コア、４，１４……バリソン、５…・
・・部材、４ａ，１４ａ……厚肉部分。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図
偏平な中空成形品の斜視図、第２図はタコ管の斜視図、
第３図は偏平な中空成形品の吹込成形を説明する吹込金
型の略示横断平面図、第４図は他の実施例を示す吹込金
型の略示縦断面図、第５図はタコ管の吹込成形を説明す
る型閉時の吹込金型の略示縦断正面図、第６図は同じく
吹込完了時の吹込金型の略示縦断側面図である。 Ａ・・・・・・偏平な中空成形品、Ｂ・・・・・・夕コ
管、１，１１…・・・吹込金型、２，１２……キャビテ
ィ、３，１３……コア、４，１４……バリソン、５…・
・・部材、４ａ，１４ａ……厚肉部分。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図
Claims (1)
- １ 射出または押出成形したパリソンを、吹込成形金型
によりブロー比が著しく異なる中空成形品に吹込成形す
るにあたり、吹込成形金型のキヤビテイのブロー比が大
なる部分に、キヤビテイ内のパリソンの膨脹を抑制する
部材を出入自在に設け、その部材をパリソンの一部に当
接し、かつ部材の後退により当該部分の膨脹をキヤビテ
イ面まで部分的に抑制しつつ吹込成形を行うことを特徴
とする合成樹脂吹込成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13688079A JPS608215B2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | 合成樹脂吹込成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13688079A JPS608215B2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | 合成樹脂吹込成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5660225A JPS5660225A (en) | 1981-05-25 |
| JPS608215B2 true JPS608215B2 (ja) | 1985-03-01 |
Family
ID=15185691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13688079A Expired JPS608215B2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | 合成樹脂吹込成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608215B2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-23 JP JP13688079A patent/JPS608215B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5660225A (en) | 1981-05-25 |
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