JPS608203Y2 - 回転往復運動装置 - Google Patents

回転往復運動装置

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Publication number
JPS608203Y2
JPS608203Y2 JP12711179U JP12711179U JPS608203Y2 JP S608203 Y2 JPS608203 Y2 JP S608203Y2 JP 12711179 U JP12711179 U JP 12711179U JP 12711179 U JP12711179 U JP 12711179U JP S608203 Y2 JPS608203 Y2 JP S608203Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
shaft
stopper pin
vibration absorbing
vibration
Prior art date
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Expired
Application number
JP12711179U
Other languages
English (en)
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JPS5644241U (ja
Inventor
忠弘 三浦
和憲 長谷川
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP12711179U priority Critical patent/JPS608203Y2/ja
Publication of JPS5644241U publication Critical patent/JPS5644241U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はある限られた範囲で回転往復運動をする回転往
復運動装置に関するもので、簡単な構造にしてその動作
範囲を制限する物体の衝突による跳ね返り振動を確実に
押えることができるようにすることを目的とする。
従来の同様の装置に於ける運動の状態を第1図により説
明する。
同図は、回転往復運動装置を示し、ロータリンレノイド
1へ通電することにより同ロータリソレノイド1に生じ
るトルクにより、ロータリソレノイドシャフト2に取付
けられた回転側ストッパ3のストッパピン4とストッパ
10の孔leaとによって制限された範囲でロータリン
レノイドシャフト2は図示の方向へ回転し、一方通電を
停止することにより引張りコイルバネ5により定常位置
へ復帰するようになっている。
なお11は支柱である。
ロータリソレノイド1への通電または通電停止によって
、ストッパピン4は固定側ストッパ10と衝突し、跳ね
返り振動径所定の角度の動作を完了する。
この時の跳ね返り振動は、ストッパピン4とストッパ1
0の間の反発係数、ロータリソレノイド1のトルク、シ
ャフト2の慣性モーメントの関係によって決まる。
ここで、その動作状態を第5図に示す。
上述のような跳ね返り振動を防ぐ為に従来は、ストッパ
部分に緩衝材7を用いていたが、初期に於ては若干改善
されるが、耐久性に乏しく、絶対的な振動吸収を確実な
ものとすることは不可能であった。
本考案はこのような欠点を除去したもので、一実施例と
して示す第2図により、以下に説明する。
ここで1〜5,10.11は従来のものと同じであって
ロータリンレノイド1は支柱11によって機器に固定さ
れ、支柱11の他端にはストッパ10が取付けられる。
回転側ストッパ3はシャフト2に固定され、ストッパ3
に設けたストッパピン4は吸振材6,6′の孔6a、6
’aを通り、孔10aに挿入される。
なお上記孔6a、6a’の径は上記ストッパピン4の径
に対して大径である。
この場合、吸振材6,6′はシャフト2に対して自由回
転する。
8は吸振材6,6′が互に逆回転する方向に作用させる
バネで、吸振材6,6′にそれぞれ設けた突片6pt6
p’にそれぞれ端部が挿入される。
9はストッパ3と吸振材6、吸振材6と6′、吸振材6
′と固定側ストッパ10の摩擦を防ぐ為に挿入したスペ
ーサである。
次に上記実施例の動作について説明する。
ロータリンレノイド1に電流を流していない場合、第3
図(第3図は第2図のシャフト2側から見た図)に示す
ように、回転側ストッパ3はコイルバネ5によって時計
方向(第2図のシャフト2の方向から見た場合の時計方
向)に引かれ、ストッパピン4はストッパ10の孔10
aによって定められる角θ□なる位置に停止している。
この時、シャフト2に回転自在に支持された吸振材6,
6′はバネ8によって互いに逆方向に付勢される。
すなわち吸振材6は時計方向に、吸振材6′は反時計方
向に付勢される。
この結果吸振材6,6′の孔6a、6a’に挿入されて
いるストッパピン4は、第3図に示すように角度θ1の
位置において、孔6a、6a’の孔壁により挾持される
ここで、ロータリソレノイド1に通電すると、シャフト
2は第2図に矢印で示す反時計方向に回転する。
シャフト2の回転に伴って回転側ストッパ3は反時計方
向に回転するとともに、吸振材6.6′もストッパピン
4を挾持した状態で反時計方向に回転する。
シャフト2がさらに回転し、ストッパピン4が第4図に
示す角度θ2なる位置に達すると、ストッパピン4は、
吸振材6,6′の孔6a、6a’の孔壁に挾持された状
態で、ストッパ10の孔10aの孔壁に衝突する。
この衝突によりストッパピン4は第4図において時計方
向に回転しようとするが、この時計方向の回転エネルギ
は吸振材6′が受け、この吸振材6′は第4図に示すよ
うに時計方向に回転する。
この結果ロータリソレノイド1には、ストッパピン4の
衝突による時計方向の回転エネルギは発生しない。
一方、第4図に示すように、ストッパピン4が孔10a
の孔壁に衝突した後も、吸振材6はそれ自身の慣性によ
り、反時計方向に回転しようとするが、この回転力がバ
ネ8を圧縮することになり、吸振材6の反時計方向の回
転が抑えられる。
なお孔6a、6’aは必要以上に大きくする必要はない
ストッパピン4がストッパ10に衝突した後は吸振材6
,6′ともシャフト2とは無関係に運動するが、吸振材
6,6′は同一慣性モーメントであることからそれらの
定常位置に復帰するときのストッパピン4への衝突によ
る振動はない。
ロータリンレノイド1の通電を停止すると、バネ5によ
って通電時と逆方向に回転するが、この時も通電時と同
一原理によってストッパピン4とストッパ10の衝突に
よる跳ね返り振動を吸収することができる。
第6図は上述の動作にともなうソレノイドシャフトの変
位の推移を示す。
以上の実施例により説明したように、本考案によれば跳
ね返り振動を確実に吸収できるようにしているために特
にこのような振動をきらう装置に採用した場合有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の分解斜視図、第2図は本考案の一実施
例の分解斜視図、第3図、第4図はそれぞれその実施例
における動作状態を説明するための図、第5図は上記従
来例における動作を示す図、第6図は上記実施例におけ
る動作を示す図である。 1・・・・・・ロータリソレノイド、2・・・・・・ロ
ータリソレノイドシャフト、3・・・・・・回転側スト
ッパ、4・・・・・・ストッパピン、5・・・・・・引
張コイルバネ、6゜6′・・・・・・吸振材、8・・・
・・・圧縮コイルバネ、1゜・・・固定側ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通電された際一方向に回転するシャフトを有する回転装
    置と、ストッパピンを有し上記シャフトに固定された回
    転側ストッパと、この回転側ストッパを一方向に付勢す
    る第1の付勢部材と、上記ストッパピンの径に対して大
    径であり上記ストッパピンが通る孔を有し上記シャフト
    に回転自在に支持された第1、第2の吸振材と、この第
    1、第2の吸振材を互いに逆方向に付勢する第2の付勢
    部材と、上記ストッパピンの移動範囲を規制する規制部
    材とを具備してなる回転往復運動装置。
JP12711179U 1979-09-14 1979-09-14 回転往復運動装置 Expired JPS608203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12711179U JPS608203Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 回転往復運動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12711179U JPS608203Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 回転往復運動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5644241U JPS5644241U (ja) 1981-04-21
JPS608203Y2 true JPS608203Y2 (ja) 1985-03-22

Family

ID=29358980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12711179U Expired JPS608203Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 回転往復運動装置

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JP (1) JPS608203Y2 (ja)

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JPS5644241U (ja) 1981-04-21

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