JP6935639B2 - 戸当たり装置 - Google Patents

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本発明は、戸当たり装置に関するものである。
従来、扉が必要以上に開放されて扉や扉に取り付けた取っ手が柱や壁に衝突するのを防ぐために、扉の最大許容開放位置に扉の開放を規制する戸当たりを床面に固定するようにしている(例えば、特許文献1〜2参照。)。
そして、戸当たりには、上記衝突を防ぐ機能に加え、衝撃を吸収するための部材や機構を設けるようにしていた。
実開平5−89758号公報 実用新案登録第3156456号公報
ところで、従来の戸当たりは、衝撃を吸収するための部材や機構を設けるようにされているが、衝撃吸収力が小さく、このため、アパートやマンションでは隣室や上下階に音が響くという問題があった。
また、従来の戸当たりは、扉を開放状態で保持することができるように、戸当たりに止環等の係止手段を設け、この係止手段を用いて扉を係止できるようにしている。しかしながら、この止環等の係止手段による扉の係止操作及びその解除操作は、操作者が、腰を屈めて行う等の必要があるため、非常に操作が行いにくく、また、度々この操作を行う必要がある場合には、操作者に負担がかかるという問題点があった。
本発明は、上記従来の戸当たりの有する問題点に鑑み、大きな衝撃吸収力を得ることによって、扉を開放したときの衝撃を吸収し、音や振動を制御し近隣との諍いを未然に防ぐことができる戸当たり装置を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、扉を開放状態で保持する操作及びこの開放状態を解除する操作を、操作者が行う必要のない、操作がし易く、ユニバーサルデザイン(Universal Design)化した戸当たり装置を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するため、本発明の戸当たり装置は、床面に設けられる床側部材と、扉に設けられる扉側部材とからなる戸当たり装置において、前記床側部材が、床面に取り付けられる床取付部材に配設される揺動軸を挟んで位置する第1の支持面及び第2の支持面並びに揺動軸を対頂点とする傾斜面とを備え、揺動軸を軸として揺動する揺動部材を備え、前記扉側部材が、揺動部材の傾斜面に沿って当接しながら移動する移動部材及び該移動部材を傾斜面に向けて付勢する付勢機構を備えてなることを特徴とする。
この場合において、前記扉側部材が、扉が開放されたときに第1の支持面に当接する当接部材を備えてなるようにすることができる。
さらに、上記第2の目的を達成するため、本発明の戸当たり装置は、前記揺動部材の傾斜面が、移動部材が傾斜面に沿って移動する途中の位置で付勢機構による付勢力のピーク値が出現する形状を有してなるようにすることができる。
本発明の戸当たり装置によれば、揺動部材の傾斜面に沿って、移動部材が当接しながら移動するときの負荷によって、扉の運動エネルギを吸収し、大きな衝撃吸収力を得ることによって、扉を開放したときの衝撃を吸収し、音や振動を制御し近隣との諍いを未然に防ぐことができる。
そして、扉側部材に、扉が開放されたときに第1の支持面に当接する当接部材を備えてなるようにすることによって、揺動部材が揺動することで起立状態となった第1の支持面に当接部材が当接することによって、扉を所定位置で停止させることができる。
さらに、揺動部材の傾斜面が、移動部材が傾斜面に沿って移動する途中の位置で付勢機構による付勢力のピーク値が出現する形状を有してなるようにすることによって、扉を開放状態で保持することができるとともに、扉に閉じる方向の力を加えるようにすることで、開放状態を解除することができ、扉を開放状態で保持する操作及びこの開放状態を解除する操作を、戸当たり装置を直接操作せずに行うことができ、操作がし易く、ユニバーサルデザイン(Universal Design)化した戸当たり装置を提供することができる。
本発明の戸当たり装置の一実施例を示す扉が開く方向に移動し、移動部材が傾斜面に当接したときの説明図である。 同内部構造を示す説明図である。 同内部構造を示す斜視図である。 同扉が開く方向に移動し、移動部材が傾斜面の途中位置にあるときの説明図である。 同内部構造を示す説明図である。 同内部構造を示す斜視図である。 同扉が開放状態で保持されたときの説明図である。 同内部構造を示す説明図である。 同内部構造を示す斜視図である。
以下、本発明の戸当たり装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1−1〜図3−3に、本発明の戸当たり装置の一実施例を示す。
この戸当たり装置は、戸当たり装置を、開き扉(開き戸)からなる扉Dに適用したもので、床面Fに設けられる床側部材1と、扉Dに設けられる扉側部材2とからなる戸当たり装置において、床側部材1が、床面Fに取り付けられる床取付部材13に配設される揺動軸12を挟んで位置する第1の支持面11a及び第2の支持面11b並びに揺動軸12を対頂点とする傾斜面11cとを備え、揺動軸12を軸として揺動する揺動部材11を備え、扉側部材2が、揺動部材11の傾斜面11cに沿って当接しながら移動する移動部材21及びこの移動部材21を傾斜面11cに向けて付勢する付勢機構22を備えてなるようにしている。
床面Fに設けられる床側部材1は、床取付部材13を床面Fにビス14によって床面Fに取り付けるようにする。
床取付部材13に配設される揺動軸12を軸として揺動する揺動部材11は、扉Dが開放位置以外の位置にあるとき(扉側部材2の移動部材21が揺動部材11の傾斜面11cに当接していないとき)は、図1−1〜図1−3に示すように、揺動軸12を挟んで略直角をなすように位置する第1の支持面11a及び第2の支持面11bのうちの第1の支持面11aが床取付部材13に接地し、扉Dが開放位置にあるときは、図3−1〜図3−3に示すように、第2の支持面11bが床取付部材13に接地するようにされている。
揺動部材11の揺動軸12を対頂点とする傾斜面11cは、扉側部材2の移動部材21が傾斜面11cに沿って移動する途中の位置で付勢機構22による付勢力のピーク値が出現する形状、本実施例においては、略直角三角形状をなす揺動部材11の斜辺を構成するようにするとともに、傾斜面11cの第1の支持面11a側は、移動部材21が揺動部材11の傾斜面11cに当接するときに、面で当接するように、移動部材21の表面形状に合わせた湾曲面に形成するようにしている。
ところで、本実施例においては、揺動部材11には、揺動軸12に沿って配設するねじりコイルばね(キックばね)(図示省略)の一端を係止する係止孔11dを形成し(ここで、コイルばねの他端は、床取付部材13に形成した突起部13aに係止するようにしている。)、このねじりコイルばねの付勢力によって常に右回りの回転力が揺動部材11にかかるようにしている。
また、床取付部材13には、揺動部材11の第1の支持面11aと傾斜面11cが接する先端部を係止する板ばね部材15を配置し、この板ばね部材15によって、ねじりコイルばねの付勢力によって常に右回りの回転力がかかる揺動部材11を、図1−1〜図1−3に示す位置で保持されるようにしている。
なお、ねじりコイルばねの付勢力の方向を逆方向に設定し、床取付部材13に揺動部材11の第2の支持面11bと傾斜面11cが接する後端部を係止する板ばね部材(図示省略)を配置し、この板ばね部材によって、ねじりコイルばねの付勢力によって常に左回りの回転力がかかる揺動部材11を、図3−1〜図3−3に示す位置で保持されるようにすることもできる。
扉Dに設けられる扉側部材2の移動部材21は、揺動部材11の傾斜面11cに沿って当接しながら円滑に移動できるように、本実施例においては、ローラ部材を用いているが、すべり部材とすることもできる。
この移動部材21を揺動部材11の傾斜面11cに向けて付勢する付勢機構22は、ばね部材のほか、ばね部材とダンパ部材とを組み合わせたものを用いることができる。
また、扉側部材2には、扉Dが開放されたときに起立状態となる第1の支持面11aに当接する当接部材23を備えてなるようにすることができる。
この当接部材23には、緩衝機能を有する材質のものを用いることが好ましい。
次の、この戸当たり装置の動作について説明する。
図1−1〜図1−3に示すように、扉Dが開放位置以外の位置にあるとき(扉側部材2の移動部材21が揺動部材11の傾斜面11cに当接していないとき)は、ねじりコイルばねの付勢力によって常に右回りの回転力がかかる揺動部材11が、板ばね部材15によって、揺動部材11の第1の支持面11aが床取付部材13に接地した位置で保持される。
この状態から、扉Dを開く方向に移動させると、扉側部材2の移動部材21が揺動部材11の傾斜面11cに当たり、図2−1〜図2−3に示すように、揺動部材11が揺動して、板ばね部材15による揺動部材11の保持状態が解除され、さらに、揺動部材11の傾斜面11cに沿って、移動部材21が当接しながら移動する。このとき、移動部材21を揺動部材11の傾斜面11cに向けて付勢する付勢機構22の負荷、特に、移動する途中の位置で付勢機構22による付勢力のピーク値が出現することによって、扉Dの運動エネルギを吸収し、大きな衝撃吸収力を得ることによって、扉Dを開放したときの衝撃を吸収し、音や振動を制御する。
そして、扉側部材2の移動部材21が傾斜面11cに沿って移動する途中の位置で付勢機構22による付勢力のピーク値が出現した後、さらに、揺動部材11が揺動して、図3−1〜図3−3に示すように、ねじりコイルばねの付勢力によって常に右回りの回転力がかかる揺動部材11は、揺動部材11の第2の支持面11bが床取付部材13に接地した位置で保持される。
このとき、扉側部材2に備えた当接部材23が、扉Dが開放されたときに起立状態となる第1の支持面11aに当接することによって、扉Dを所定位置で停止させる。
この状態では、揺動部材11の傾斜面11cが、移動部材21が傾斜面11cに沿って移動する途中の位置で付勢機構22による付勢力のピーク値が出現する形状を有しているため、揺動部材11にねじりコイルばねの付勢力によって常に右回りの回転力がかかっていることと相俟って、扉Dを開放状態で安定して保持することができる。
そして、扉Dを閉じる方向に所定の大きさの力、具体的には、付勢機構22による付勢力のピーク値とねじりコイルばねの付勢力とを加えた力以上の力を加えることで、扉Dの開放状態を解除することができる。
この場合、扉Dを閉じる方向に移動させると、揺動部材11が揺動して、図2−1〜図2−3を経て、図1−1〜図1−3に示すように、揺動部材11の第1の支持面11aが床取付部材13に接地し、板ばね部材15によって、その位置で保持される。
ここで、戸当たり装置の衝撃吸収力や扉Dを閉じるために要する力は、揺動部材11の傾斜面11cの形状、付勢機構22及びねじりコイルばねに用いるばねのばね定数を適宜設定することにより、任意の大きさに設定することができる。
このように、扉Dを開放状態で保持する操作及びこの開放状態を解除する操作を、戸当たり装置を直接操作せずに行うことができ、操作がし易く、ユニバーサルデザイン(Universal Design)化した戸当たり装置を提供することができる。
以上、本発明の戸当たり装置について、開き扉(開き戸)用の戸当たり装置の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、例えば、引き扉(引き戸)用の戸当たり装置としても用いることができる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の戸当たり装置は、大きな衝撃吸収力を得ることによって、扉を開放したときの衝撃を吸収し、音や振動を制御し近隣との諍いを未然に防ぐことができ、また、扉を開放状態で保持する操作及びこの開放状態を解除する操作を、操作者が行う必要のない、操作がし易く、ユニバーサルデザイン(Universal Design)化したものであることから、アパートやマンションの開き扉用の戸当たり装置の用途に好適に用いることができるほか、各種扉用の戸当たり装置の用途にも用いることができる。
1 床側部材
11 揺動部材
11a 第1の支持面
11b 第2の支持面
11c 傾斜面
11d 係止孔
12 揺動軸
13 床取付部材
13a 突起部
14 ビス
15 板ばね部材
2 扉側部材
21 移動部材
22 付勢機構
23 当接部材
D 扉
F 床面

Claims (3)

  1. 床面に設けられる床側部材と、扉に設けられる扉側部材とからなる戸当たり装置において、前記床側部材が、床面に取り付けられる床取付部材に配設される揺動軸を挟んで位置する第1の支持面及び第2の支持面並びに揺動軸を対頂点とする傾斜面とを備え、揺動軸を軸として揺動する揺動部材を備え、前記扉側部材が、揺動部材の傾斜面に沿って当接しながら移動する移動部材及び該移動部材を傾斜面に向けて付勢する付勢機構を備えてなることを特徴とする戸当たり装置。
  2. 前記扉側部材が、扉が開放されたときに第1の支持面に当接する当接部材を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の戸当たり装置。
  3. 前記揺動部材の傾斜面が、移動部材が傾斜面に沿って移動する途中の位置で付勢機構による付勢力のピーク値が出現する形状を有してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の戸当たり装置。
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