JPS608087A - リボンカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインパクト式印字装置に用いられるリボンカー
トリッジの構造に関する。

従来、インパクト式印字装置において複数色の印字を行
なう場合は第１図に示すように幅方向に複数色Ａ、Ｂを
有する１本のインクリボンを使用し、そのカートリッジ
を揺動させることにより印字ヘッド前面に位置するイン
クリボンの色を変え複数色の印字を得るのが一般的であ
る。この方式の場合、リボンは１本で済み、リボン送り
機構に必要な部品点数も少なくて済むため、リボンカー
トリッジの原価は比較的安くなる。しかし、インクの混
色を防ぐためインクリボンに含ませる着色材として染料
は使用できず顔料のみを使用しなければならないため、
染料と顔料の両方を混合した着色材を使用できる単色リ
ボンに較べて寿命は短かくなる。したがってケースを大
きくしてインクリボンを長くする必要があり、小型化・
長寿命化は難しい。さらにインクリボンの使用頻度は黒
色部分の方がはるかに高く、黒色以外の色の部分はまだ
使用可能にもかかわらず、黒色部分の着色材の離脱によ
ってカートリッジ全体を取り換えなくてはならず結局コ
スト高になる欠点があった。

また、第２図のように単色のリボンカートリッジを２個
重ねて二色印字を可能とする方式もあるが、この場合イ
ンクリボンの回転機構を含むケースも当然２個必要とな
り原価が高くなるという欠点があった。また、厚さ方向
の寸法が大きくなるという欠点があった。

従って、本発明の目的は、小型・長寿命でかつ原価的に
も比較的安価なリボンカートリッジを提供することにあ
る。

本発明によれば、複数個の単色インクリボンを同一のリ
ボンカセットケースに収納したことを特徴とするリボン
カートリッジが得られる。

次に本発明の一実施例を示す図面を参照して本発明の詳
細な説明する。この実施例では赤および第３図において
、リボンカセットケース７内は仕切板８によって縦方向
に２つの空間に区切られている。仕切板Ｂの両側には２
色のインクリボン５．６を送るだめのフィードローラ９
，９′およびドリブンローラ１０．１０’が設けられて
いる。フィードローラ９と９′およびドリブンローラ１
０と１０’は同軸上に配置されており、フィードローラ
９゜９′はプリンタへの装着によってその軸がリボン送
りのための回転軸に係合し同時に同量だけ回転する。こ
のカセットケース７内には、独立した黒色インクリボン
５および赤色インクリボン６が収納されており、黒色イ
ンクリボン５はフィードローラ９およびドリブンローラ
１０によって搬送され、赤色インクリボン６はフィード
ローラ９′およびドリブンローラ１０’によって搬送さ
れる。

黒色インクリボン５と赤色インクリボン６とはケース７
内で仕切板８によって分離されているだめ、これらの着
色材として染料と顔料とを混合した寿命の長いものを使
用することができる。また、黒色インクリボン５の方が
赤色インクリボン６よりも使用頻度が高く、早く交換が
必要となるが、この構成により、黒色リボン５のみの交
換が可能である。

また、第４図に示すように、インクを染み込ませたイン
クカートリッジ１２をリボンカートリッジ７内に内蔵し
、リボン５，６にインクを塗布しながら送ることにより
、さらに寿命を伸ばすことも可能である。

本発明は以上説明したように色別にインクリボンを分離
して一体のケースに収納することによって、リボンカー
トリッジを小型にし、内部のインクリボンを高寿命にす
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来の２色インクリボンカートリ
ッジを示す図、第３図は本発明の一実施例を示す分解斜
視図、第４図は本発明の他の実施例を示す図である。 ５・・・・・・黒色インクリボン、６・・・・・・赤色
インクリボン、７・・・・・・カセットケース、８・・
・・・・仕切板、９゜９′・・・・・・フィードロー＝
、１ｏ、ｔｏ’・・・・・・ドリブンローラ、１１・・
・・・・印字ヘッド、１２・・・・・・インクカートリ
ッジ。 ５− ｌｌ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 分離された複数の単色インクリボンを１本のケースに収
   納したことを特徴とするリボンカートリッジ。