JPS608070B2 - フオトクロミツク組成物 - Google Patents

フオトクロミツク組成物

Info

Publication number
JPS608070B2
JPS608070B2 JP10281179A JP10281179A JPS608070B2 JP S608070 B2 JPS608070 B2 JP S608070B2 JP 10281179 A JP10281179 A JP 10281179A JP 10281179 A JP10281179 A JP 10281179A JP S608070 B2 JPS608070 B2 JP S608070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
film
formula
degree
viologen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10281179A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5626977A (en
Inventor
弘次 佐藤
彰 森中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP10281179A priority Critical patent/JPS608070B2/ja
Publication of JPS5626977A publication Critical patent/JPS5626977A/ja
Publication of JPS608070B2 publication Critical patent/JPS608070B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高感度で優れたフィルム形成性能を有するフオ
トクロミック組成物及び積層物に関する。
一般式 (式中、Rはアルキル基又はアルアルキル基、×はハロ
ゲン又は安定な陰イオンを形成する原子団を示す)で表
わされるピオローゲン化合物は、下記m式で示されるよ
うに容易に1電子還元を受け、〔式中、R及びXは前記
〔1〕式におけるものと同じ意味を有する〕一般式 (式中、R及びXは前記〔1〕式におけるものと同じ意
味を有する)で表わされる青紫色系のカチオンラジカル
塩を可逆的に形成する。
電圧を印加することにより還元反応を起す現象は特に、
ェレクトロクロミズムとして知られ、これをェレクトロ
クロミック表示素子に応用する試みがなされている。
〔C.J.Shootet.ab,AppliedPh
yefcsにtter,23,p.64〜65(197
3)参照〕一方、ビオローゲン化合物は、光照射によっ
ても還元反応を起させることが可能であり、フオトクロ
ミックな応用面に利用する可能性を有している。しかし
ながら、フオトクロミツクな応用を図るためには、十分
な感度、解像性及びフィルム形成性能を有していなけれ
ばならない。例えば、一般式(式中、R及び×は前記〔
1式〕におけるものと同じ意味を有し、nは3〜8の数
値を示す)で表わされるアィオネン型のビオローゲン重
合体は、重合度が低いため均一なフィルムを得ることが
できず、又、感度も不十分である。
又、例えば、一般式で表わされる十分なフィルム形成性
能を有するビオローゲン重合体が合成されているが、そ
の塗膜を着色させるためには、275Wのサンランプで
15伽の距離から10分間程度照射しなければならず感
度的に不十分である。
〔Simonet.ab.JomMilofPoIMm
er Science,Polymer Chemis
tび Edition13,p.1〜16(1975)
参照〕一方、一般式〔1〕で表わされるビオローゲン化
合物をポリアクリル酸ナトリウムのような高分子マトリ
ックスに分散した系は、感度的に不十分であると同時に
、解像性及び耐溶媒性が劣るという欠点がある。
本発明は上記の現状に鑑みてなされたものであり、その
目的は、従来技術の欠点を解消し、高感度で優れた鱗像
性及びフィルム形成性能を有するフオトクロミック組成
物及び積層物を提供することである。
本発明は上記の目的を達成するため次の構成をとるもの
である。
すなわち、本発明のフオトクロミツク組成物は、一般式
(式中、Rはアルキル基又はアルアルキル基、Xはハロ
ゲン原子又は安定な陰イオンを形成する原子団、nは5
〜10,000の数値、xは0.3〜1.0の数値を示
す)で表わされる高分子ビオローゲン化合物及び固体ア
ルコールより成ることを特徴とするものである。
又、本発明のフオトクロミック積層物は一般式(式中、
Rはアルキル基又はアルアルキル基、×はハロゲン原子
又は安定な陰イオンを形成する原子団、nは5〜10,
000の数値、xは0.3〜1.0の数値を示す)で表
わされる高分子ビオローゲン化合物で形成された層及び
固体アルコールで形成された層より成ることを特徴とす
るものである。
本発明のフオトクロミック組成物は、上記一般式〔V〕
で示されるように、ポリスチレンの側鎖にピオローゲン
基を含有する高分子ビオローゲン化合物及び固体アルコ
ールから成る。本発明者等は、ビオローゲン化合物を用
いたェレクト。
クロミック材料につき種々研究を重ねた結果、前記一般
式〔V〕で表わされる高分子ビオローゲン化合物が従来
知られているへプチルビオローゲンジブロマイド(Dp
HpBr:Dpはジピリジルの略称)及びペンジルビオ
ローゲンジプロマィド(DpBzBr:同上)よりもフ
オトクロミツク成分として優れていることを見出した。
すなわち、下記第1表に示すように、本発明で使用する
高分子ビオローゲン化合物の範蟻に入る各種重合度のア
ミルビオローゲンジブロマイド(式〔V〕においてRが
アミル基でありX‐がBr‐である化合物、以下n−A
mBrとして表わし、nは重合度を示す。そしてxはい
ずれも0.8である。)が、上記DpHpBr及びDp
BzBrより低い酸化還元電位(lEl)を持ち、かつ
材料の重合度にそれ程依存せず、すなわち重合度の高低
により酸化還元電位が変らないことが確められた。(特
鹿昭53−059992号明細書参照)第1表 このことは、上記高分子ビオローゲン化合物が、より電
気的に還元され易いことを示し、更には、光照射に対し
てもより高感度な還元性物質であることを意味する。
本発明者等は、上記の知見に基づき更に検討を進め、本
発明における一般式(V)で表わされる高分子ビオロー
ゲン化合物がそれ自体優れたフィルム形成性能を有する
ため、着色に関与しない高分子/ゞィンダ等を用いるこ
となく高感度なフオト0クロミック材料を得ることがで
き、更に増感剤として固体アルコールを併用することに
より優れた感度を有するフオトクロミック組成物が得ら
れることを見出して本発明を完成するに至ったものであ
る。
本発明の第1成分である一般式〔V〕で表わされる高分
子ビオローゲン化合物は、第1の方法すなわちクロルメ
チル化ポリスチレン(以下CMmSと略称する)とN−
アルキル−4一(4ーピリジル)−ピリジニウムハライ
ド又はNーアルアルキル−4−(4ーピリジル)−ピリ
ジニウムハライドより下認2}式で示す反応により合成
することができ、又第2の方法すなわちポリクロルメチ
ルスチレン(以下PCMSと略称する)とNーアルキル
ー4−(4−ピリジル)一ピリジニウムハライド又はN
ーアルアルキル−4−(4−ピリジル)一ピリジニゥム
ハラィドより下記【3ー式に示す反応により合成するこ
とができる。
(式中、R,n及びXは前記〔V〕式におけるものと同
じ意味を有する)(式中、R及びXは前記(V)式にお
ける・ものと同じ意味を有する)PCMSから合成する
{3’式の方法は、分子中に多くのビオローゲン基を含
む高分子ピオローゲン化合物が得られる利点があるが、
クロルメチルスチレンの重合の際、停止反応が起り易く
、得られた重合体の重合度はせし、ぜし、10の華度ま
でで小さいという欠点がある。
これに対し、CMPSから合成する■式の方法は、ビオ
ローゲン基の含有量は低下するが生成する高分子ビオロ
ーゲン化合物の重合度を出発原料であるポリスチレンの
重合度により任意に選択できるという利点がある。重合
に際しては、重合度が数百以上の場合には、通常のラジ
カル重合及び乳化重合等の方法で重合したポリスチレン
を使用することができるが、それ以下の場合には、分子
量分布の狭いアニオン重合ポリステチレンを使用するこ
とが望ましい。ポリスチレンのクロルメチル化は、クロ
ルメチルメチルエ一テル(CH30CH2C〆)及び四
塩化スズ等のフリーデルクラフト反応触媒を用いて行な
うことができる。この反応で、クロルメチル化度が大き
い程分子中に含有されるビオローゲン基の数が増し高感
度なフオトクロミツク特性が期待され、かつ第2成分で
ある固体アルコールとの相熔性が増すため、クロルメチ
ル化度を大きくし、前記一般式〔V〕におけるxが0.
3以上望ましくは0.5以上となるようにすることが適
当である。又、重合度すなわち前記一般式〔V〕におけ
るnは、主として第2成分である固体アルコールとの相
溶性及びフィルム形成性能により決定され、5〜10,
000の範囲内で適宜選択することができる。本発明に
おける高分子ビオローゲン化合物はフィルム形成性能が
良好であるため、固体アルコールの選択範囲を広くとる
ことができる。本発明の第2成分である固体アルコール
は、ビオローゲンの光還元反応を増感する作用を有する
これは光照射によりアルコールが光酸化され、生じた電
子をビオローゲンに与えるためであると考えられる。本
発明で使用される高分子ビオローゲンはそれ自身でもフ
オトクロミックな特性を有するが、本発明が目的とする
高感度な特性を実現するためには、還元剤として作用す
る固体アルコールを加えることが必須である。固体アル
コールとしては、それが常温で固体であり、かつ高蔓融
点、高沸点で蒸発せず、又、溶媒可溶性である各種のも
のを使用することができる。なお、アミノ基等の塩基性
基を含有するアルコール類は、ビオローゲンと反応して
フオトクロミック組成物を着色するため使用することは
できない。このような固体アルコールの代表的なものを
下記第2表に例示するが、本発明においてはこれらの2
種以上の混合系を使用することもできる。第2表 本発明のフオトクロミック組成物によるフィルム形成は
次のようにして行なうことができる。
本発明における高分子ビオローゲン化合物(以下第1成
分という)及び固体アルコール(以下第2成分という)
の所定量を、水、アルコール、N,N−ジメチルスルホ
キシド(DMSO)及びN,N−ジメチルホルムアミド
(DMF)等の溶媒もしくはこれらの混合溶媒に溶解し
、これをガラス等の基板上に塗布するか又は紙等の基材
に塗布し、次いで乾燥し単一層塗膜とする。この場合、
良好なフィルム形成性能を与えるため、(i)第2成分
として低分子固体アルコールを用いる場合には、第1成
分の重合度を100以上「望ましくは500以上にする
ことが適当であり、又、(il)第2成分として高分子
固体アルコールを用いる場合には、第1成分の重合度が
大き過ぎると一般に第1成分との相溶性が低下するため
、重合度約5,000以下の第1成分を用いることが適
当である。このように第1成分と第2成分の種類を適切
に選択することが必要である。又、この場合、形成され
た塗膜の光還元反応の感度は、第1成分中に含まれるビ
オローゲン基のモル数に対する固体アルコール中に含ま
れる水酸基のモル数の比のによって定まり、高感度の塗
膜を得るためには、こののの値が0.1〜loo望まし
くは0.5〜50とするこてが適当である。本発明のフ
オトクロミック積層物としてのフィルム形成は次のよお
にして行うことができる。
第1成分を水、アルコール、DMF及びDMSO等の溶
媒もしくはこれらの浪合溶媒に溶解し、これをガラス等
の基板上に塗布し乾燥した後、更に第2成分を同上溶媒
又は混合溶媒に溶解したものを塗布し乾燥し塗膜とする
。この場合、各成分に十分なフィルム形成能を与えるた
めには、第1成分として重合度約50以上の高分子ビオ
ローゲン化合物を用い、第2成分として高分子固体アル
コールを用いることが適当である。このようにして得ら
れた塗膜は、いずれも均質で安定な梢黄色味を帯びた薄
膜又は紙状物質であり、これに200Wの水銀ランプを
15肌の距離から照射した場合、15〜6餌砂程度で鮮
かな青紫色を呈する高感度を有する。
又、着色した塗膜は、加熱処理及び1〜2昼夜放置する
ことにより完全に消色し、これに再び照射することによ
り着色することができ、この着色−消色は数回以上繰り
返すことができる。次に、本発明を実施例により説明す
るが、本発明はこれらによりなんら限定さるものではな
い。
実施例 1重合度1,000のポリスチレン2夕を50
ccねクロルメチルメチルェーテル(CMME)に溶解
し、これに5ccのCMMEで希釈した四塩化スズ3c
cを0℃で蝿梓下に滴下した。
滴下後2時間櫨拝を続けた後、反応液を過剰量のメタノ
ールで再沈澱させ、白色のクロルメチル化ポリスチレン
(CMPS)を回収した。元素分析の結果、クロルメチ
ル化度は80%であった。このようにして合成したCM
鴇0.5夕を40ccのDMSOに溶解し、これにNー
ベンジルー4一(4ーピリジル)ーピリジニウムブロマ
ィド3夕を加え、80qoで2時間反応させた。反応停
止後、反応液を過剰量のメタノールで再沈澱させ、以後
メタノールーアセトン系で再沈澱を繰り返して精製を行
なった。このようにして得た高分子ビオローゲン化合物
(以下1000−BzBrと略称する:なお、この表示
は重合度n、側鎖アルアル基又はアルアルキル基R及び
対アニオンXの種類に応じてn−RXと表わしたもので
ある。
以下同じ)は、梢黄緑味を帯びた黄色粉末で、水、メタ
ノール及びDMSO等に可溶であり、又、第1図に示す
赤外吸収スペクトルを示した。得られた1000−Bz
Bro.2夕及び重合度1700のポルビニルアルコー
ル0.8夕(前記モル比46.01こ相当する量)を水
−メタノ−ルの9:1混合溶液10ccに加熱溶解させ
た。
次いで、この溶液をガラス基板上にスピンコートし(2
00びpm、7硯砂)、その後乾燥して淡黄色の均質な
薄膜を形成した。この皮膜は、15弧の距離から200
Wの水銀灯を2町砂照射することにより、全面青紫色に
着色する程の高感度を示した。この皮膜における非着色
時及び着色時の吸収スペクトルを第2図に示す。(Aは
非着色時、Bは着色時)着色膜は1昼夜放置することに
より完全に消色し、再び露光することにより前回と同様
の感度で着色した。又、着色−消色は10回程度繰り返
すことができた。又、解像性を密着暁により調べたとこ
ろ、200本/肋以上の高解像性を示した。一方、比較
のため、上記1000一BzBrのみからなる薄膜及び
単量体ビオローゲン材料である前記Dp舷Brを上記と
同様のモル比でポリビニルァルコールに分散させた薄膜
では、上記と同様の照射条件により10分間照射しても
着色は認められなかった。
なお、フオトクロミツク特性の測定は全て室温(2チ0
)雰囲気で行った。これは以下の実施例においても同様
である。実施例 2 実施例1と同様にして調製した1000−BzBrの1
0%メタノール溶液をガラス基板上にスピンコートした
後、乾燥して膜厚1仏机の薄膜を作成した。
この上に、重合度1700のポリビニルアルコールの1
0%水溶液をスピンコートした後、乾燥して膜厚2仏机
の薄膜を作成した。このようにして得た皮膜は、実施例
1と同様の露光条件で光を照射するとにより約3現砂で
着色する程の高感度を示した。又、着色膜は2晩放置す
ることにより完全に消色し、再露光により再び着色し、
着色−消色は5回程度繰り返すことができた。実施例
3 アニオン重合により得られた重合度97のポリスチレン
を実施例1と同様の反応条件でクロルメチル化した。
得られたCMPSのクロルメチル化度は72%であった
。このCM円S20夕を50ccのDMSOに溶解し、
8夕のN−n−アミルー4−(4−ピリジル)ーピリジ
ニウムブロマイドを加え、8000で3時間反応させた
。反応液をアセトンで再沈澱させ、乾燥することにより
黄色粉末の97一AmBrを得た。この97一AmBr
l.0夕及びデン粉0.5夕を10ccのDMSOに加
熱溶解させた。この溶液をガラス基板上に塗布し、乾燥
することにより、膜厚5山肌の薄膜を形成した。この皮
膜に実施例1と同様の露光条件で光照射したところ、6
町段で青紫色の着色が得られた。又、この着色は1晩放
置することにより完全に消え、再露光により再び着色し
、着色−消色は10回程度繰り返すことができた。又、
上記と同じ97−AmBrとデン粉を用い、実施例2と
同様にして二層構造の皮膜を作成することができ、この
皮膜の感度は良好であった。実施例 4重合度4,20
0のポリスチレンを実施例1と同様の反応条件でクロル
メチル化した。
クロルメチル化度は75%であった。このCMPSI夕
を60ccのDMSOに溶解し、これにN−エチル−4
一(4ーピリジル)ーピリジニウムアイオダイド6夕を
加え、80qoで3時間反応させた。以後、実施例1と
同様にして精製を行なった。このようにして得た420
0一Etll夕及びトリフェニルカルビノール2夕を(
前記モル比3.84に相当する量)をDMS020cc
に熱溶解した。
この溶液をガラス基板上に塗布後、乾燥して薄膜loA
mの薄膜を作成した。これに実施例1と同様の露光条件
で光照射したところ、6町砂で青紫色の着色膜が得られ
た。1晩放置することにより着色は完全に消え、再露光
により再び着色し、着色−消色は5回程度繰り返すこと
ができた。
実施例 5 減圧蒸留して精製したクロルメチルスチレンをベンゼン
を溶媒とし、過酸化ペンゾィルを触媒として溶液重合し
、重合度50のポリクロルメチルスチレン(PCMS)
を得た。
このPCMS2夕を30ccのDMSOに溶解し、これ
に5夕のN−nープロピル−4一(4山ピリジル)ーピ
リジニウムブロマィドを加え、8000で3時間反応さ
せた。精製は実施例1と同様にして行なった。このよう
にして得た50一PrBrl.0夕及び重合度1700
のポリビニルアルコール2.0夕(前記モル比19.6
に相当)を20ccの水ーメタノール9:1混合溶媒に
溶解し、ガラス基板上にスピンコートした後、乾燥して
膜厚1.5山肌の薄膜を得た。実施例1と同機の照射を
行なったところ、19砂で着色させることができた。こ
の着色膜は、1晩放置することにより消色し、再露光に
より同じ感度で着色し、着色−消色は10回程度繰り返
すことができた。以上説明したように、本発明によれば
、高感度でフィルム形成能に優れたフオトクロミック組
成物及び積層物を提供することができ、この組成物を用
いることにより、高感度で書き替え可能な光書き込み型
のフィルム状記録媒体及び記録紙等を得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1における高分子ビオローゲン化合物(
1000−BzBr)の赤外吸収スペクトル、第2図は
実施例1における皮膜の非着色時及び着色時の可視、紫
外吸収スペクトルを示す。 オー図 矛2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはアルキル基又はアルアルキル基、Xはハ
    ロゲン原子又は安定な陰イオンを形成する原子団、nは
    5〜10,000の数値、xは0.3〜1.0の数値を
    示す)で表わされる高分子ビオローゲン化合物及び固体
    アルコールより成ることを特徴とするフオトクロミツク
    組成物。 2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはアルキル基又はアルアルキル基、Xはハ
    ロゲン原子又は安定な陰イオンを形成する原子団、nは
    5〜10,000の数値、xは0.3〜1.0の数値を
    示す)で表わされる高分子ビオローゲン化合物で形成さ
    れた層及び固体アルコールで形成された層より成ること
    を特徴とするフオトクロミツク積層物。
JP10281179A 1979-08-14 1979-08-14 フオトクロミツク組成物 Expired JPS608070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10281179A JPS608070B2 (ja) 1979-08-14 1979-08-14 フオトクロミツク組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10281179A JPS608070B2 (ja) 1979-08-14 1979-08-14 フオトクロミツク組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5626977A JPS5626977A (en) 1981-03-16
JPS608070B2 true JPS608070B2 (ja) 1985-02-28

Family

ID=14337418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10281179A Expired JPS608070B2 (ja) 1979-08-14 1979-08-14 フオトクロミツク組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS608070B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0198690A (ja) * 1987-10-09 1989-04-17 Kootec Kk ホトクロミック材料
US5068062A (en) * 1988-04-07 1991-11-26 Teijin Limited Reversibly color-changeable materials
SG99865A1 (en) * 2000-07-04 2003-11-27 Univ Singapore Photoinduced coversion of polyaniline from an insulating state to a conducting state

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5626977A (en) 1981-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4558695B2 (ja) 画像再形成可能な紙
WO2005109115A1 (ja) ホログラム記録材料及びホログラム記録媒体
CA2206256A1 (en) Active radiation ray curable, solar radiation blocking resin compositions and films coated therewith
DE2342687A1 (de) Photopolymerisierbare massen
US4116862A (en) New photochromic materials and method for their preparation
Allain et al. Sol-gel transition of hydrolyzed polyacrylamide+ chromium (III): rheological behavior versus crosslink concentration
JPS608070B2 (ja) フオトクロミツク組成物
US4109068A (en) Radiation sensitive vinyl hydrophilic copolymers
KR102206574B1 (ko) 신규한 양이온성 광개시제 및 그의 제조 방법 및 용도
JP2020140053A (ja) エレクトロクロミック素子、表示素子、調光素子、エレクトロクロミック組成物及び硬化膜
TWI731909B (zh) 著色組合物
US4130426A (en) Heat developable light-sensitive diazotype materials and process of use
EP0327763A2 (en) Colored salts of polymeric sulfonate polyanions and dye cations, and light-absorbing coatings made therewith
US3748135A (en) Photoimaging processes and compositions
JPS625474B2 (ja)
CN110591529B (zh) 一种基于有机-无机杂化的光致变色涂料及其制法
US4346186A (en) Process for fixing photo-induced colored derivatives of spiropyrans and compositions therefor
JPS6330331B2 (ja)
DE2522778A1 (de) Photosensibilisiertes, lichtempfindliches material
JPS6395202A (ja) 重合体である光増感剤
JPS63223084A (ja) フオトクロミツク組成物
JP2000344693A (ja) ジアリールエテン系化合物及びフォトクロミック有機膜
JPS635395B2 (ja)
Kuwabara et al. Color-modulation by additives for photochromism of cyclic viologen derivatives
JP2022147382A (ja) エレクトロクロミック表示素子