JPS608052A - パネル体及びその製造方法 - Google Patents

パネル体及びその製造方法

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JPS608052A
JPS608052A JP11654883A JP11654883A JPS608052A JP S608052 A JPS608052 A JP S608052A JP 11654883 A JP11654883 A JP 11654883A JP 11654883 A JP11654883 A JP 11654883A JP S608052 A JPS608052 A JP S608052A
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JP
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panel body
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urethane
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昭 春原
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車等における床材又は壁面材等に用い
るパネル体及びその製造方法に関する。
ただし、自動車等に限らす徒述の同様の目的が要求され
る各種分野に、この発明は適用し得るものである。
(従来技術) 従来、■両等で用いる床材の構造は第1図に示す様であ
る。
すなわち、比較的厚みのある「ベニア板10等を用イ、
へニア板10の一表面には?り塩化ビニル等の化粧用表
皮材11を貼っていた。また、他面は接着の対象面とな
る床面の凹凸に合わせてフェルトや発泡性のポリエチレ
ン等の取付部材12を接着していた。
しかし、この様な従来パネルによれば、第1にベニア板
10に対する表皮材11及び取付部材の接着を各別に行
い工程数が多がった。しかも、パネル裏面に耐水処理が
必要であり、このため更に工程数を増やし、また耐水ベ
ニア等を用いる場合には高価額化を招来し望ましくなが
った。
また、第2に一定の広さ及び形状の床面や細面に対応す
るために、複数のベニア敬10を突合せて用いることと
なるが、この突合せ部分13のシール性に乏しく製品の
早期劣化の原因ともなり信頼性に欠ける点があった。
第6に、比較的厚いベニア板を用いるため、床材として
用いた場合には、床材としての弾力性に乏しかった。
(発明の目的) この発明は、以上の様な従来技術の欠点を除去しようと
して成されたものであり、信頼性が高く、床材として用
いた場合の品質も食間であり、且つ製造の容易なパネル
板及びその製造方法を提供することを目的とする。
(発明の目的) この目的を達成するため、この発明によれば、パネル体
を主部材の一面に表皮材を有し、他面を対象面に接層す
る様にしたパネル体において、前記主部4’A’ Cま
、ある程度剛性のある補強部材と、この補強部材の両面
Gこ増量材として粉砕したウレタン及びバインダとなる
(i’l!質ウレタウレタンするウレタン層とを具え、
前記表皮材、011記補強邪材、及び前記ウレタン層を
一体成)16するようにする。
また、このパネル体を製造するための方法として、この
発明によれば、所定形状の底部を有し全体として凹形状
?成す第1の型及び前記底円;と略平行な対向面を有し
前記第1の型と共に一定容積を有する空間を彫成し相対
的に開閉可能な第2の型から成る型装置ifを準4+i
ff L/、n++記凹形状内Gこ前記略平行な一定間
隔を保っである程度剛性のある補@部材を設置し、この
補強部材の両側に閉じた前記型装置との間で形成される
空間に増量材として粉砕したウレタンを充填する工程及
び前記第1又は第2の型の一方の而に所定寸法の表皮材
を導入する工程(ハいずれか一方号先行して実行し、こ
の表皮材の存在しない部分から前記型装置内にバインダ
となる硬質ウレタンを注入する様にする。
(発明の効果) 以上の様な構成とすることにより、この発明によれば次
の様な効果が得られる。
(1) 表皮材も含めて一体店形するため接着工程数が
極、めで削減できる。
(2)防水処理加工が不要となり、工程数が削減され経
済的である。
(3) 中心となる補強部材は全てウレタン材で覆われ
るため高価な耐水しかも肉厚のベニアを用いる必要がな
く経済的である。
(4)突合せ部分を予め成形しておきラップ横涜とする
ことができるため、シール性能が向上し信頼性が高い。
(5) ウレタンを増量材として用いているため床材と
しての弾力性も長く且つ材料コストとしても低廉であり
、従って全体の経済化にも寄与する。
(6)接着する対象層例えばフロアパネルのビード形状
に合せて予めパネル而の成形が可能であるため、取付部
材等の接着工程が不要となり、全体としての強度も保て
望ましい。
(発明の実施例) 以下、添付図面に従ってこの発明の詳細な説明する。尚
、各図において同一の符号は同一の対象を示す。
第2図はこの発明の実施例に係るパネル板α)の(φ〜
造図である。
同図によれば、パネル体2oは主部材21と、これを覆
う化粧用の塩化ビニルシートなどの表皮材22とから成
っている。
主部材21は、中心となりパネル板に強jf!′を持た
せるためある程度の剛性を有する補@部材器と、¥lJ
砕したウレタン24を含むウレタンM25から成ってい
る。
補強部材23はウレタン層5が存在するため、従来のも
のの杵に厚くする必要もなく、また防水材料を用いては
防水加工をする必要もない。この部材はベニア板、アル
ミ板、樹脂板等各種のものを用いることができる。
また、通気性のため、又は後述する製造上の理由から補
強部材部に複数の貫通孔27を設けておくことができる
ウレタン層25は、増量材として用いるため粉砕したウ
レタン24を混在させ、バインダとなる溶融固化させた
0質ウレタン26とから成る。2つのウレタン層25は
補強部材nを挾持しているいわゆるサンVイツチ構造で
ある。
この様に、ウレタン層5は、後述する様に、溶融して型
装置内に注入した後に固化させるものであるため、補強
部材η及び表皮材nとウレタン層5とは同化段階で自然
に接層し、一体成形が可能である。
第3図は、この発明の実施例に係るパネル体の製造装置
及び製造工程の一部を示すものである。
同図によれば、モールP用の型装置側を用い、この型装
置30は上型31と下型32とから成る。上型31と下
型32とはヒンジ等によって相対的に開閉可能であり、
図示の下型兇の位置へ上型31を閉めることも、図示の
上型31の位置へ下型32を閉めることも可能である。
下型32は、ホッパあから粉砕ウレタン凹を充填し、ま
た溶融ウレタンを注入するミキシングヘット39を装着
するためのヘッドアタッチメント32a。
32bを有する。ヘッドアタッチメント32 aはアタ
ッチメント32bを固定した状態でヒンジ等によって開
閉可能である。
また、下型32は所定形状の底部32 cを有し全体と
して凹形状を成している。この底部32 cは図面中で
は平面となっているが、例えば)四アバネルのビード形
状に合せた形状としておいてもよい。
上型31と下型32を閉めた際に、底部32 cと略平
向な対同面となる上型31の面31 aは平面であり、
双方を閉じた際には一定容積を有する空間が形成される
。この容積は略パネル体の容積に対応する。
下型32の底部32 cには、ベニア板等補強部材あの
位置決め及び完成したパネル体を取出すためノ氏面32
 cに略直角な方向に摺動可能な4つのスライドピン3
3が設けられている。このtン33は4つに限らないの
はもちろんのことである。このピンおの突出によって、
上型31と下型32ヲ閉じた際、補強部材nと底面32
 c及びこの対向面31 aとの間に一定間隔の空間が
形成される。
また、下型32の@邪にはピン33で上下の位置決めを
した補強部材部の横方向の位置決めをし、固定するため
の固定ぜン32 Cがある。
上型31は、図示の状態でその面31 a上にロール状
の表皮材部がガイドローラ38を介して導入される。こ
の表皮材nは導入された際、部分37 cでカッタ(図
示せず)によってカットサれる。尚、予めカットした表
皮材を導入する様にしてもよい。
尚、型装置側には、上型31及び下型32にも溶融ウレ
タンの固化を調節するための温度藺節装置(例えば温水
を流すパイプ等)が設けられている。
以上においても、製造方法の大略は理解できるが、第4
図を参照しつつ更に製造工程を説明する。
第1に、上型m及下型nの内面内に完成パネルの取出し
が容易である様&:離型剤をスプレーする。
第2に、第4図(a)に示す様に、スライドぎンあ及び
固定ぎン32 cによって、補強部U’23の位置決め
をする。この各ピン33 、32 Cのセットは一方は
双方ともエアシリンダ句又は手動で行ってもよい。
第6に、第4図(b)に示す様に、第4図(a)の位置
から下型32を第6図の上型31の位置に回動させ固定
する。回動手段及び固定手段は示してないが、公知の各
種のものを用いることができる。表皮材22はこのとき
予め表面31 aに接して導入しておく。
このトキ、ヘッrア々ツチメント32 aは開いた状態
にしてあり、ホッパ35から増量材としての粉砕ウレタ
ン36を補強部材器の両イl空間に充填する。
第4に、ヘツrアタッチメント32 aを閉じ、表皮材
22を第6図の位置37 cで示す様な位置で切断する
第5に、閉じた型装置全体を、第4図(C)に示す様に
、第3図の下型32のある位置まで全体的に回動させる
。この後、同1てに示す様に、第′5図のミキシングヘ
ラr39をヘツrアタッチメント32C932bに挿入
し、溶融ウレタン部を型装置側内に注入する。溶融ウレ
タン注入後はスライドピン33を底面32Cと平行に7
(る位置まで引抜く。
溶融ウレタンは、ポリオールとイソシアネートを所定量
ずつ加圧混合して形成するものであり公知である。
尚、溶融ウレタンの注入に、第4図(d)に示す様に、
補強部材器の貫通孔27を利用して、スライドピン33
を引抜いた穴33Aにミキシングヘッド39のパイプを
挿入して表皮材37側にウレタン26を注入し、他の穴
33Bにも同様のパイプを挿入して裏側にウレタンあを
注入してもよい。
第6に、一定時間(60秒〜180秒)経過後に型装置
を開放し完成パネルをヘツv2ン33の挿入力で取出す
。これは、ヘッドシン33によらず、他の方法例えば表
皮材側からの吸引取出し6ごよってもよい。
尚、以上における表皮材22の導入及び切断の順序は溶
融ウレタンの注入前であればいつ行ってもよい。
また、特許請求の範囲においては下型32が第1の型、
上型31が第2の型として対応下るが、第1及び第2の
型が上下いずれの型に対応してもよいのはもちろんのこ
とである。
’f5Z 5図はこの発明の実施例の変形例を示すもの
であり、型装置間によって予め連続する2つのパネル体
側、 20’の両!l!f、! ’MSの突合せ部分(
2)に段差が形成される様にしておく。
突合せ部分50をこσ)様に段差を設けたラップ構造と
することにより隣接するパネル体を交互して一部止ね合
わせることができるため、シール性能は著しく向上する
4、図間の簡単t、r、説明 2′Ij’、 1図は祥来いパネル体の構造図、第2図
はこの免p+1の実施例に係るパネル体の構恭図、第3
図はこの発明の実施例に係るパネル体のjJlj 費装
置及びalす造工PIIσ)−音1くを説明するための
構成図、第4図はこの発明の実施例1の巧費工程図、箇
5図はこの発明の史流側の変形例説明1スである。
20・・・パネル体、21・・・主部材、22・・・表
皮4:)′、23・・・補強V’jL Ih’ % 2
’1・・・粉砕ウレタン、25・・・ウレタンIIrす
、2G・・・j;Q竹つレクン、27・・・貫通孔、3
0・・・型装置、31・・・」二蟹、32・・・下型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)主部材の一面に表皮材を有し、他面を対。象面に
    接着する様にしたパネル体において、前記主部材は、あ
    る程度剛性のある補強部材と、この補強部材の両面に増
    量材として粉砕したウレタン及びバインダとなる硬質ウ
    レタンの混在するウレタン層とを具え、前記表皮材、n
    iF記補強部材、及び前記ウレタン層を一体成形して成
    るパネル体。 (2、特許請求の範囲第1項記載のパネル体において、
    前記補強部材は複数の貫通孔を有する様にして成るパネ
    ル体。 (3)特許請求の範囲第1項又は第2項記載のパネル体
    において、前記パネル体の端部をラップ構造とする様に
    して成るパネル体。 (4)所定形状の底部を有し全体として凹影状を成す第
    1の型及び前記底g1〜と略平行な対向向を有し前記ハ
    1の型と共に一定容4)(を有する夜間を形成し相対的
    に開閉可能な第2の型から成る型装置を準備し、前記門
    形状内に前記略平行4r、一定間隔を保っである程度剛
    性のある補強部材を設置し、この補強部材の両側に閉じ
    た前記型装置との間で形成される空間に増量材として粉
    砕したウレタンを充填する工程及び前記第1又は第2の
    型の一方の面に所定寸法σ)表皮材を導入する工程のい
    ずれか一方を先行して実行し、この表皮材の存在しない
    高さから前記型装置内にバインダとなる硬質ウレタンを
    注入する様にして成るパネル体の製造方法。 (5)特許請求の範囲第4項記載の方法Gこおいて、前
    記補強材は複数の貫通孔を有゛する様にして成るパネル
    体の製造方法。 (6)特許請求の範囲第4項又は第5項記載の方法にお
    いて、前記表皮材は前記型装置Gこ導入後に所定寸法に
    切断する様にして成るパネル体の製造方法。 (7)特許請求の範囲第4項又は第5項記載の方法にお
    いて、前記表皮材は前記型装置への導入前に所定寸法に
    切断する様にして成るパネル体の製4i方法。
JP11654883A 1983-06-28 1983-06-28 パネル体及びその製造方法 Granted JPS608052A (ja)

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JPH0337506B2 JPH0337506B2 (ja) 1991-06-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6281433A (ja) * 1985-10-04 1987-04-14 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 加硫ゴム組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6281433A (ja) * 1985-10-04 1987-04-14 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 加硫ゴム組成物

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