JPS6080120A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6080120A JPS6080120A JP18711883A JP18711883A JPS6080120A JP S6080120 A JPS6080120 A JP S6080120A JP 18711883 A JP18711883 A JP 18711883A JP 18711883 A JP18711883 A JP 18711883A JP S6080120 A JPS6080120 A JP S6080120A
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- JP
- Japan
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- magnetic
- copolymer
- vinyl chloride
- vinyl acetate
- maleic anhydride
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁性体として強磁性金属粉末を使用する塗布型
の磁気記録媒体に関し、特に前記磁性粉末の分散性に優
れた磁性層を有し、且つその形成のための塗料の安定性
も優れた磁気記録媒体に関する。
の磁気記録媒体に関し、特に前記磁性粉末の分散性に優
れた磁性層を有し、且つその形成のための塗料の安定性
も優れた磁気記録媒体に関する。
磁気テープ又は磁気シート等の如き塗布型の磁気記録媒
体は、一般に磁性粉末、バインダー成分及びその他の必
要成分よりなる混合物の磁性塗料を、ポリエステルフィ
ルム等の非磁性支持体上に塗布して形成される。近年で
は8I1mlビデオ、電子カメラ等に使用するべく高富
度記録用の磁気記録媒体への要求が高まり、抗磁力及び
最大残留磁束密度の大きい鉄、コバルト等及び種々の合
金による金属磁性粉末が使用されるようになった。
体は、一般に磁性粉末、バインダー成分及びその他の必
要成分よりなる混合物の磁性塗料を、ポリエステルフィ
ルム等の非磁性支持体上に塗布して形成される。近年で
は8I1mlビデオ、電子カメラ等に使用するべく高富
度記録用の磁気記録媒体への要求が高まり、抗磁力及び
最大残留磁束密度の大きい鉄、コバルト等及び種々の合
金による金属磁性粉末が使用されるようになった。
しかし、これらの金属磁性粉末は、従来から汎用されて
いる、塩化ビニル−酢酸ビニルービニルアルコール共重
合体、ニトロセルロース、エポキシ樹脂など水酸基の如
き活性な官能基を有する樹脂をバインダーとして磁性塗
料を調製すると、パインター樹脂の一部が活性な金属磁
性粉末と反応してゲル化する傾向があり、その結果金属
磁性粉末の分散性が低下し、塗料の安定性が低下すると
いう欠点があった。その反面、極性が非常に小さい樹脂
は、磁性粉への吸着が弱く、分散性は、今一つものたり
ない。
いる、塩化ビニル−酢酸ビニルービニルアルコール共重
合体、ニトロセルロース、エポキシ樹脂など水酸基の如
き活性な官能基を有する樹脂をバインダーとして磁性塗
料を調製すると、パインター樹脂の一部が活性な金属磁
性粉末と反応してゲル化する傾向があり、その結果金属
磁性粉末の分散性が低下し、塗料の安定性が低下すると
いう欠点があった。その反面、極性が非常に小さい樹脂
は、磁性粉への吸着が弱く、分散性は、今一つものたり
ない。
本発明者らはかかる欠点を改善すべく検討を重ねた結果
、主たるバインダー成分として塩化ビニル−酢酸ビニル
−無水マレイン酸−マレイン酸共重合体を使用すること
により、ゲル化を防止することができ、金属磁性粉末の
分散性が著しく向上し、加えて塗料安定性も非常に改良
されることを見出したが、更にマレイン酸成分を加えた
四元共重合体を用いることにより、分散性および表面平
滑性の一層改善された磁性塗膜が得られることを見出し
た。
、主たるバインダー成分として塩化ビニル−酢酸ビニル
−無水マレイン酸−マレイン酸共重合体を使用すること
により、ゲル化を防止することができ、金属磁性粉末の
分散性が著しく向上し、加えて塗料安定性も非常に改良
されることを見出したが、更にマレイン酸成分を加えた
四元共重合体を用いることにより、分散性および表面平
滑性の一層改善された磁性塗膜が得られることを見出し
た。
即ち、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体に、水酸基を有
していない無水マレイン酸成分を加えた共重合体をバイ
ンダー成分として用いることにより、磁性粉との吸着性
を高める一方、ゲル化の問題を起さずに磁性粉の良好な
分散が可能となる。
していない無水マレイン酸成分を加えた共重合体をバイ
ンダー成分として用いることにより、磁性粉との吸着性
を高める一方、ゲル化の問題を起さずに磁性粉の良好な
分散が可能となる。
また、無水マレイン酸成分を加えたことにより磁性塗料
で多く使用されているメチルエチルケトン、メチルイン
ブチルケトン、シクロヘキサノンなどの溶剤に対する溶
解性が良くなり、また他樹脂成分と併用した場合、相溶
性が非常に良好となる。また、比較的に分子量を低くす
れば塗料粘度を下げ、塗料安定性を更に良くすることが
できる。
で多く使用されているメチルエチルケトン、メチルイン
ブチルケトン、シクロヘキサノンなどの溶剤に対する溶
解性が良くなり、また他樹脂成分と併用した場合、相溶
性が非常に良好となる。また、比較的に分子量を低くす
れば塗料粘度を下げ、塗料安定性を更に良くすることが
できる。
更に、このような共重合体に若干量のマレイン酸成分を
付与した四元共重合体を用いることにより、適度の極性
が付与され、更に磁性粉の分散性が向」ニする。マレイ
ン酸の持つカルボキシル基のインシアネート基との反応
性は、水酸基のそれよりも小さく、ポリイソシアネート
等の架橋剤を併用して磁性塗膜強度を改善する場合にも
有利である本発明の磁気記録媒体は、このような知見に
基づくものであり、より詳しくは、バインダー中に強磁
性金属粉末を分散させてなる磁性層を非磁性支持体上に
形成してなり、前記バインダーが主要成分として塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸−マレイン酸共重合
体を含むことを特徴とするものである。
付与した四元共重合体を用いることにより、適度の極性
が付与され、更に磁性粉の分散性が向」ニする。マレイ
ン酸の持つカルボキシル基のインシアネート基との反応
性は、水酸基のそれよりも小さく、ポリイソシアネート
等の架橋剤を併用して磁性塗膜強度を改善する場合にも
有利である本発明の磁気記録媒体は、このような知見に
基づくものであり、より詳しくは、バインダー中に強磁
性金属粉末を分散させてなる磁性層を非磁性支持体上に
形成してなり、前記バインダーが主要成分として塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸−マレイン酸共重合
体を含むことを特徴とするものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。以下の記載におい
て、量比を表わす1%」および「部」は、特に断わらな
い限り重量基準とする。
て、量比を表わす1%」および「部」は、特に断わらな
い限り重量基準とする。
本発明で使用する塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイ
ン酸−マレイン酸共重合体としては、二煎に共重合比が
共重合体全体に対して、塩化ビニル成分が75〜95%
、酢酸ビニル成分が2〜24%、無水マレイン酸成分が
0.5〜9.5%、マレイン酸成分が0.5〜9.5%
で且つ無水マレイン酸とマレイン酸との合計が1〜10
%の範囲のものが好ましく用いられる。塩化ビニルが7
0%未満であると、樹脂の硬度が低下して塗膜の耐久性
が悪くなり、また95%を超えると逆に硬くなり過ぎて
塗膜が脆くなる。一方、酢酸ビニルが2%未満では樹脂
の柔軟性が低下して、やはり塗膜が脆くなる。また無水
マレイン酸が0.5%未満では、本発明の効果の一つで
ある良好な分散性が得られず、10%を超えると耐水性
が悪くなる。またマレイン酸が0.5%未満では、その
添加効果が乏しく、9.5%を超えるとそのカルボキシ
ル基と金属磁性粉末との反応によるゲル化が無視できな
くなる。更に無水マレイン酸とマレイン酸との合計量が
10%を超えると耐水性が悪くなる。
ン酸−マレイン酸共重合体としては、二煎に共重合比が
共重合体全体に対して、塩化ビニル成分が75〜95%
、酢酸ビニル成分が2〜24%、無水マレイン酸成分が
0.5〜9.5%、マレイン酸成分が0.5〜9.5%
で且つ無水マレイン酸とマレイン酸との合計が1〜10
%の範囲のものが好ましく用いられる。塩化ビニルが7
0%未満であると、樹脂の硬度が低下して塗膜の耐久性
が悪くなり、また95%を超えると逆に硬くなり過ぎて
塗膜が脆くなる。一方、酢酸ビニルが2%未満では樹脂
の柔軟性が低下して、やはり塗膜が脆くなる。また無水
マレイン酸が0.5%未満では、本発明の効果の一つで
ある良好な分散性が得られず、10%を超えると耐水性
が悪くなる。またマレイン酸が0.5%未満では、その
添加効果が乏しく、9.5%を超えるとそのカルボキシ
ル基と金属磁性粉末との反応によるゲル化が無視できな
くなる。更に無水マレイン酸とマレイン酸との合計量が
10%を超えると耐水性が悪くなる。
上記共重合体には、塩化ビニル100部に対して、10
部までの上記各成分と共重合可能な他の七ツマー成分を
含ませることもできる。このようなモノマーとしては、
たとえばアクリロニトリル、塩化ビニリデン、スチレン
、アクリル酸またl±メタクリル酸あるいはこれらのエ
ステルなどが挙げられる。
部までの上記各成分と共重合可能な他の七ツマー成分を
含ませることもできる。このようなモノマーとしては、
たとえばアクリロニトリル、塩化ビニリデン、スチレン
、アクリル酸またl±メタクリル酸あるいはこれらのエ
ステルなどが挙げられる。
木発明の塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸−マ
レイン酸共重合体は、従来使用されてl、%る塩化ビニ
ル系共重合体よりも分子量が小さい方が、塗料安定性お
よび分散性に効果があり、好ましくは、平均重合度(J
IS K−6721による)が350以下、特に250
〜350の範囲のものが良い。重合度が低過ぎる場合、
乾燥時の成膜性が悪く、磁性塗膜の表面性が悪くなる。
レイン酸共重合体は、従来使用されてl、%る塩化ビニ
ル系共重合体よりも分子量が小さい方が、塗料安定性お
よび分散性に効果があり、好ましくは、平均重合度(J
IS K−6721による)が350以下、特に250
〜350の範囲のものが良い。重合度が低過ぎる場合、
乾燥時の成膜性が悪く、磁性塗膜の表面性が悪くなる。
木発明による塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸
−マレイン酸共重合体を目的に応じて、通常塗布型の磁
気記録媒体のバインダーとして用いられる他の樹脂成分
と併用することもできる。
−マレイン酸共重合体を目的に応じて、通常塗布型の磁
気記録媒体のバインダーとして用いられる他の樹脂成分
と併用することもできる。
但し、本発明の効果をより良く享受するために、その使
用量は、前記共重合体の100部に対しぞ150部まで
に抑えることが望ましく、特に前述の理由で、水酸基な
どの極性基を含む他の樹脂は、100部までに抑えるこ
とが望ましい。その他必要に応じて、ポリイソシアネー
ト化合物などの架橋剤を耐久性の向上を目的として、前
記共重合体100部に対して、たとえばlO〜70部程
度使用することもできる。
用量は、前記共重合体の100部に対しぞ150部まで
に抑えることが望ましく、特に前述の理由で、水酸基な
どの極性基を含む他の樹脂は、100部までに抑えるこ
とが望ましい。その他必要に応じて、ポリイソシアネー
ト化合物などの架橋剤を耐久性の向上を目的として、前
記共重合体100部に対して、たとえばlO〜70部程
度使用することもできる。
上記した塩化ビこルー酢酸ビニル−無水マレイン酸−マ
レイン酸共重合体を主成分とするバインダー100部に
対して、200〜600部の強磁性金属粉末を用いるこ
とが好ましい。金属強磁性体としては、Fe、Co、N
i、等を主成分とする磁性合金が好ましく用いられる。
レイン酸共重合体を主成分とするバインダー100部に
対して、200〜600部の強磁性金属粉末を用いるこ
とが好ましい。金属強磁性体としては、Fe、Co、N
i、等を主成分とする磁性合金が好ましく用いられる。
これら強磁性金属粉末としては、一般に平均粒径が0.
1−0.5用程度のものが好ましく用いられる。
1−0.5用程度のものが好ましく用いられる。
本発明の磁気記録媒体は一般に、上記したバインダーお
よび磁性粉末に、必要に応じて潤滑剤、分散剤、研摩材
等を加え、溶剤とともに分散、混練して得られた磁性イ
ンキを、必要に応じてコロナ放電処理等の接着強化処理
を施したポリエステルフィルム等の非磁性支持体上に慣
用法により塗布し、必要に応じて配向処理ならびに乾燥
、あるいは更に加熱硬化させることにより得られる。磁
性塗膜の厚さは、一般に1〜1oIL程度とする。
よび磁性粉末に、必要に応じて潤滑剤、分散剤、研摩材
等を加え、溶剤とともに分散、混練して得られた磁性イ
ンキを、必要に応じてコロナ放電処理等の接着強化処理
を施したポリエステルフィルム等の非磁性支持体上に慣
用法により塗布し、必要に応じて配向処理ならびに乾燥
、あるいは更に加熱硬化させることにより得られる。磁
性塗膜の厚さは、一般に1〜1oIL程度とする。
上記したように本発明によれば、磁性金属粉末を分散さ
せるバインダーの主成分として、塩化ビニル−酢酸ビニ
ルー無水マレイン酸−マレイン酸共重合体を用いること
により、磁性金属粉末との総合作用によるゲル化を防止
し、且つ分散性、安定性の良好な磁性インクが得られ、
これを支持体上に塗布することにより、表面平滑性およ
び磁性金属粉末の分散が良好で均質且つ優れた磁気特性
を有する磁気記録媒体が提供される。
せるバインダーの主成分として、塩化ビニル−酢酸ビニ
ルー無水マレイン酸−マレイン酸共重合体を用いること
により、磁性金属粉末との総合作用によるゲル化を防止
し、且つ分散性、安定性の良好な磁性インクが得られ、
これを支持体上に塗布することにより、表面平滑性およ
び磁性金属粉末の分散が良好で均質且つ優れた磁気特性
を有する磁気記録媒体が提供される。
以下、実施例、比較例により、本発明を更に具体的に説
明する。
明する。
旧口口
強磁性金属粉末 100部
(Fe−Ni−Co合金、長径0.251部m、軸比8
、Hc14500e) 塩化ビニル−酢酸ビニル−無水 マレイン酸−マレイン酸共重合体 25//(平均重合
度300、重合比9176/I/2 )α−A120a
(研摩剤) 5 tt レシチン(分散剤) 1〃 メチルエチルケトン 120〃 トルエン l 20 tt 上記各成分をサンドグラインダーにて混合分散した。こ
うして得られた磁性塗料を、厚さ10部mのポリエステ
ルフィルムに乾燥厚さが4〜5ILmとなるように塗布
し、配向処理、乾燥工程を経過後にカレンダー処理を施
し、表面を平滑化した。次に所定の幅に裁断して磁気テ
ープを得た。
、Hc14500e) 塩化ビニル−酢酸ビニル−無水 マレイン酸−マレイン酸共重合体 25//(平均重合
度300、重合比9176/I/2 )α−A120a
(研摩剤) 5 tt レシチン(分散剤) 1〃 メチルエチルケトン 120〃 トルエン l 20 tt 上記各成分をサンドグラインダーにて混合分散した。こ
うして得られた磁性塗料を、厚さ10部mのポリエステ
ルフィルムに乾燥厚さが4〜5ILmとなるように塗布
し、配向処理、乾燥工程を経過後にカレンダー処理を施
し、表面を平滑化した。次に所定の幅に裁断して磁気テ
ープを得た。
瓜狡舅」
実施例1において塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイ
ン酸−マレイン酸共重合体を、塩化ビニル−酢酸ビニル
−ビニルアルコール共重合体(平均重合度400.重合
比91/3/6)に変更した外は同様の方法で磁気テー
プを作成した。
ン酸−マレイン酸共重合体を、塩化ビニル−酢酸ビニル
−ビニルアルコール共重合体(平均重合度400.重合
比91/3/6)に変更した外は同様の方法で磁気テー
プを作成した。
瓜絞l」
実例1において、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイ
ン酸−マレイン酸共重合体をニトロセルロース(JIS
K6703によるHが1/2秒のもの)に変更した外
は同様の方法で磁気テープを作成した。
ン酸−マレイン酸共重合体をニトロセルロース(JIS
K6703によるHが1/2秒のもの)に変更した外
は同様の方法で磁気テープを作成した。
笈り涜」
実施例Iにおいて、25部の塩化ビニル−酢厳ビニルー
無水マレイン酸−マレイン酸共重合体のうち、10部を
ポリウレタンエラストマー(MDI系ポリエステルポリ
ウレタン、平均分子量30000)に置換した外は同様
の方法で磁気テープを作成した。
無水マレイン酸−マレイン酸共重合体のうち、10部を
ポリウレタンエラストマー(MDI系ポリエステルポリ
ウレタン、平均分子量30000)に置換した外は同様
の方法で磁気テープを作成した。
1嵐1」
実施例2において、ポリウレタンエラストマーをポリエ
ステル樹脂(平均分子M20000)に変更した外は同
様の方法で磁気テープを作成した笈庭皇」 実施例2において、ポリウレタンエラストマーをアクリ
ロニトリル−ブタジェン共重合体(平均分+ 4100
000 )に変更した外は同様の方法で磁気テープを作
成した。
ステル樹脂(平均分子M20000)に変更した外は同
様の方法で磁気テープを作成した笈庭皇」 実施例2において、ポリウレタンエラストマーをアクリ
ロニトリル−ブタジェン共重合体(平均分+ 4100
000 )に変更した外は同様の方法で磁気テープを作
成した。
10匹
実施例2において、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレ
イン酸−マレイン酸共重合体を、比較例1で使用した塩
化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体に変
更した外は同様の方法で磁気テープを作成した。
イン酸−マレイン酸共重合体を、比較例1で使用した塩
化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体に変
更した外は同様の方法で磁気テープを作成した。
皿紋皇」
比較例3において、ポリウレタンエラストマーを実施例
3で使用したポリエステル樹脂に変更した外は同様の方
法で磁気テープを作成した。
3で使用したポリエステル樹脂に変更した外は同様の方
法で磁気テープを作成した。
ル笠1」
比較例3において、ポリウレタンエラストマーを実施例
4で使用し7たアクリロニトリル−ブタジェン共重合体
に変更した外は同様の方法で磁気テープを作成した。
4で使用し7たアクリロニトリル−ブタジェン共重合体
に変更した外は同様の方法で磁気テープを作成した。
えi潰」
実施例2において、組成混合物をサンドグライレダーで
混合分散した後に、5部の三官能ポリインシアネート化
合物(トリメチロールプロパンと3分子のTDIとの反
応生成物)を添加ル、十分に撹拌してから同様の塗布、
配向、乾燥、′カレンダー処理を行い、続いて50℃で
24時間放置し硬化を行った。次に所定の幅に裁断して
磁気テープを得た。
混合分散した後に、5部の三官能ポリインシアネート化
合物(トリメチロールプロパンと3分子のTDIとの反
応生成物)を添加ル、十分に撹拌してから同様の塗布、
配向、乾燥、′カレンダー処理を行い、続いて50℃で
24時間放置し硬化を行った。次に所定の幅に裁断して
磁気テープを得た。
狸五狙」
実施例5において、ポリウレタンエラストマーを実施例
3で使用したポリエステル樹脂に変更した外は、同様の
方法で磁気テープを作成した。
3で使用したポリエステル樹脂に変更した外は、同様の
方法で磁気テープを作成した。
見五遺1
実施例5において、ポリウレタンエラストマーを実施例
4で使用したアクリロニトリル−ブタジェン共重合体に
変更した外は同様の方法で磁気テープを作成した。
4で使用したアクリロニトリル−ブタジェン共重合体に
変更した外は同様の方法で磁気テープを作成した。
助成1」
実施例5において、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレ
イン酸−マレイン酸共重合体を比較例1で使用した塩化
ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体に変更
した他は同様の方法により磁気テープを作成した。
イン酸−マレイン酸共重合体を比較例1で使用した塩化
ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体に変更
した他は同様の方法により磁気テープを作成した。
皿狡に
比較例6において、ポリウレタンエラストマーを実施例
3で使用したポリエステル樹脂に変更した他は同様の方
法により磁気テープを作成した。
3で使用したポリエステル樹脂に変更した他は同様の方
法により磁気テープを作成した。
皿絞l」
比較例7において、ポリウレタンエラストマーを実施例
4で使用したアクリロニトリルーブタジ、エン共重合体
に変更した他は同様の方法により、磁気テープを作成し
た。
4で使用したアクリロニトリルーブタジ、エン共重合体
に変更した他は同様の方法により、磁気テープを作成し
た。
以上の実施例および比較例で作成した塗料の粘度特性、
ならびに磁気テープの塗膜光沢度およびB r / B
m値をそれぞれ測定した。
ならびに磁気テープの塗膜光沢度およびB r / B
m値をそれぞれ測定した。
測定結果をまとめて次表に示す。表中、(A)群は塩化
ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸−マレイン酸共重
合体の単独からなるバインダーの場合、(B)群はゴム
成分とブレンドして用いた場合、(C)群はさらにポリ
インシアネート架橋剤を加えた場合である。
ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸−マレイン酸共重
合体の単独からなるバインダーの場合、(B)群はゴム
成分とブレンドして用いた場合、(C)群はさらにポリ
インシアネート架橋剤を加えた場合である。
粘度特性は、製造直後(初期値)および室温で12時間
放置した後の塗〜料の粘度(25℃)をζB型粘度計に
より測定して判定した。粘度の上昇の少ない塗料程、安
定な塗料と判定できる。
放置した後の塗〜料の粘度(25℃)をζB型粘度計に
より測定して判定した。粘度の上昇の少ない塗料程、安
定な塗料と判定できる。
光沢度は、(A)群については:比較例1、(33)
、 // :比較例3 (C) // :比較例6 を、それぞれ基準とした相対値を示し、値が大きい程表
面性が良いことを示す。
、 // :比較例3 (C) // :比較例6 を、それぞれ基準とした相対値を示し、値が大きい程表
面性が良いことを示す。
B r / B mは、磁性層中における金属磁性粉末
の分散性の指標として測定した。
の分散性の指標として測定した。
−人一
」1表を見れば、本発明による実施例は、(A)、(B
)、(C)のどの群においても、対応する比較例よりも
安定性の良い塗料、ならびに表面性及び分散性に優れた
磁性塗膜を与えていることが明らかである。 しかも、
優れた物理特性を有する磁性塗膜を形成するが、ゲル化
の最も進行し易い塗料を与えるポリイソシアネートを添
加する系((C)群)において、十分な塗料安定性を示
すことは実用上非常に有効である。 なお上記実施例の
結果は、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸−マ
レイン酸共重合体の代りに、塩化ビこルー酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体を用いた糸に比べて、光沢度で
0.2〜0.3、Br/Bmで0.07程度上回るもの
であった。
)、(C)のどの群においても、対応する比較例よりも
安定性の良い塗料、ならびに表面性及び分散性に優れた
磁性塗膜を与えていることが明らかである。 しかも、
優れた物理特性を有する磁性塗膜を形成するが、ゲル化
の最も進行し易い塗料を与えるポリイソシアネートを添
加する系((C)群)において、十分な塗料安定性を示
すことは実用上非常に有効である。 なお上記実施例の
結果は、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸−マ
レイン酸共重合体の代りに、塩化ビこルー酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体を用いた糸に比べて、光沢度で
0.2〜0.3、Br/Bmで0.07程度上回るもの
であった。
Claims (1)
- バインダー中に強磁性金属粉末を分散させてなる磁性層
を非磁性支持体上に形成してなり、前記バインダーが主
要成分として塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸
−マレイン酸共重合体を含むことを特徴とする磁気記録
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18711883A JPS6080120A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18711883A JPS6080120A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6080120A true JPS6080120A (ja) | 1985-05-08 |
Family
ID=16200417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18711883A Pending JPS6080120A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6080120A (ja) |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP18711883A patent/JPS6080120A/ja active Pending
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