JPS6078997A - ムラミルペプチド誘導体 - Google Patents

ムラミルペプチド誘導体

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JPS6078997A
JPS6078997A JP58188139A JP18813983A JPS6078997A JP S6078997 A JPS6078997 A JP S6078997A JP 58188139 A JP58188139 A JP 58188139A JP 18813983 A JP18813983 A JP 18813983A JP S6078997 A JPS6078997 A JP S6078997A
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Yuichi Yamamura
雄一 山村
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市郎 東
Osamu Nagase
長瀬 脩
Tsuneo Nichima
日馬 恒雄
Masahiro Komiya
小宮 雅弘
Kensuke Matsumoto
松本 健介
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、免疫機能増強作用を有し、かつ優れた抗腫瘍
効果が認められる新規ムラミルペプチド誘導体、更に詳
しくは一般式(I)〔上記式中RおよびR1は低級アル
キル基を 12は水素原子、低級アルキル基又はアラル
キル展を、nは1〜6の整数を、R3は炭素原子W1(
2〜約50の直鎖又は分校を有することもある飽和又は
不飽和脂肪酸残基を意味する。〕で示されるムラミルペ
プチド誘導体に関する。
本発明者等は優れたアジュバント活性及び抗腫瘍活性を
有し、かつ発熱原性の弱い化合物について鋭意検討町竺
みた峙果、一般式(1,)で示される化合物が優れたア
ジュバント活性及び抗腫瘍活性を有し、かつ発熱性を示
さず副作男が少ないこ、とを見出し本発明を完成させ神
従来のムラミルペプチド誘導体と対比し本発明化合物の
特徴−とするところは、化学構造中のアラニル基部分を
N−アルキル化した点にあり。
かくすることにより前述の効果を発現させえたものであ
る。
本発明化合物の効果は下記する通り (1)アジ−パント活性(m飽性免疫試験)モノアゾベ
ンゼンアルソネー)−N−アセチル−L−チロシン(A
BA−Tyrと以下称す。)を抗原とし遅延型アレルギ
ー反応の惹起をモルモットの皮膚反応を指標として調べ
た。
即ち、50μり のA B A −Tyrと試料をフロ
イントの不完全アジュバント(FIAと以下称す。)に
油中水型エマルシロンとしたものを一群4匹のハートレ
イ系モルモットの足部に投与し、2週間後生理食塩水に
溶がした1 00719のアゾベンゼンアルソネートー
細菌α−アミラーゼ(ABA−B−α−A)で皮膚反応
を行ない、24時間後の皮Mにおける硬結を測定した。
(表−1) 表−1遅延型アレルギー反応 (1)抗腫瘍活性 BALE/CMマウスのメチルコラントレインで誘発し
た線維肉腫細胞(MethA)2 X 105個を同系
のBALB/Cマウスの皮内に接種し。
7日後から検体100p9を含むPB8溶液を腫瘍内に
ほぼ隔日7回投与し、4週間後の肉腫の腫瘍重量を調べ
た。(表−2) 表−2抗腫瘍活性 峯無処置群の腫瘍重量を100とした時の割合(2)発
熱性物質試験 試験は1本薬局方発熱性物質試験法(第十改正日本薬局
方解説@B−206,1081)に準じて行なった。そ
の結果9本発明化合物−8は0.1l175■/に9の
用量において発熱作用は認められなかった。
以上の如く1本発明化合物は優れたアジュバント活性、
抗腫瘍活性を有し、なおかつ発熱原性を認めないことか
ら、臨床応用面で安全性の高い抗腫瘍剤として又生体の
免疫応答の誘起を必要とする多くの疾病に用いることが
できる。
表1,2に記した本発明化合物1〜5及び対照化合物1
,2は下記の通り。
本発明化合物−にN“−(N−アセチルムラミル−N−
メチル−L−アシエル−p−イソグルタミニル)−f−
アセチル−L−リジン 本発明化合物−2:N’−(N−アセチルムラミル−N
−メチル−L−アラニル−D−イングルタミニル) +
 N6−ゾカノイルーL−リジン 誘発all 化合物−a:N′−(N−アセチルムラミ
ル−N−メチル−L−アラニル−D−イソグルタミニル
)−t−ステアロイル−L−リジン 本発明化合物−4:N’−(N−アセチルムラミル−N
−メチル−L−アラニル−D−イソグルタミニル)−N
’−(2−テトラデシルへキサデカノイル)−L−リジ
ン 本発明化合物−5: N’−(N−アセチルムラミル−
N−メチル−L−アシエル−D−イソグルタミニル)−
♂−(3−ヒドロキシ−2−トコシルへキサコサノイル
)−L−リジン 対照化合物−にN−アセチルムラミルτL−アラニノν
−D−イソグルタミン 対照化合物−2:N’−(N−アセチルムラミル−L−
アラニル−D−イソグルタミンル)−HE−ノ力ルドミ
コロイルーL−リジンメ゛チルエステル 本発明化合物は下記反応工程に従って製することができ
る。
(式中、置換基R,R’、 11I及びR8は前記定銭
の通り) 即ち9本発明化合物(1)はムラミルペプチド体(n)
に式偉)で示される化合物を反応させる方法(a法)及
び、ムラミルペプチド体(給に式(V)で示される化合
物を反応させる方法(b法)を採用して製造することが
できる。a法を採用する場合に於ける縮合反返、即ち(
…)子細)→(1)の反応及びb法を採用する場合に於
ける縮合反応、即ち(ト)+(V)→0)の反応は通常
一般にペプチド合成化学の分野で繁用される縮合方法が
採用しうる。
例えばカルボジイミド法、活性エステル法、アイントッ
プ法及び酸無水物法等が挙げられ、これらの方法を適宜
選択し採用すればよい。
例えば9式(1)で示される化合物の活性エステ/’体
(活性エステルとしてはP−ニド四フェニルエステル、
ペンタクロロフェニルエステル。
N−ヒドロキシコハク酸イミドエステル、1−ヒト四キ
シベンゾトリアゾールエステル、N−ヒトルキシー5−
ノルボルネン−2,8−ジカルボキシイミドエステル等
が挙げられる。)と式(I[)で示される化合物を例え
ばアセトニトリル。
テトラヒドロフラン、N、N−ジメチルホルムアミド、
クロロホルム、・水等の単独又は混合溶媒中0〜60℃
、好ましくは約25〜40℃で約1日〜2日間攪拌する
ことにより達せられる。
この縮合反応では要すれば有機塩基例えばトリモ エチルアミン、N−メチル中ルホリン、N−エチルモル
ホリン又は1−ヒドロキシベンゾトリアゾールを共存さ
せることもできる。
又例えば式(mV)−r示される化合物をN、N−ジメ
チルホルムアミド、テトラヒドロフラン又はアセ)ニト
リル或はこれらの混合物に溶解し、これにP−ニド四フ
ェノール、ペンタクpロフェノール、N−ヒトpキシコ
ハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、N
−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,8−ジカルボキ
シイミド等の一種とジシクロへキシルカルボジイミド又
は1−エチル−8−(8−ジメチルアミノプロピル)−
カルボジイミド或はその塩酸塩と通常室温〜約60℃で
数時間〜約2日間反応させ活性エステル体とし°9式(
至)で示される化合物を縮合すればよい。この縮合反応
に際しては式(It)と儂)の縮合条件がほぼ同様に適
応しうる。
本発明化合物の製造に使用する原料化合物。
即ち式(■)、(転)及び(至)は下記の方法に従って
製しうる〇 即ち式01)で示される化合物を製するには式R1rm
 co−coo:a; m−cHoo−mcsc凹moN■OH(cpbym−
z (■)(式中R”、 R2,aは前記迦毅の通り。
2は通常ペプチド合成化学に繁用されるアミノ基の保護
基1例えばハロゲン原子、二Fロ基等の置換基を有する
こぶもあるベンジルオキシカルボニル基が挙げられる。
)で示される化合物にN−アセチルムラミン酸を縮合反
応後、必要に応じて適当な保護基の脱離条件を採用し保
護基を脱離することにより達せられる。この縮合反応は
一般にペプチド合成化iあ分野で繁用される縮合方法が
採用しうる。例えばカルボジイミド法。
アイント、プ法、活性エステル法及び酸無水物法等が挙
げられ、適宜選択し採用することができる。
この弐帖)とN−アセチルムラミン酸の縮合反応の際、
4−ジメチルアミ/ピリジン、■−ヒドロキシベンゾト
リアゾール等の単独又は混合物を共存させることもでき
る。又、N−アセチルムラミン酸の糖4及び6位の水酸
基をアリリデン基1例えばベンジリデン、P−メトキシ
ベンジリデン等で、糖1位水酸基をアラルギル基。
例えばハロゲン原子、ニトロ基もしくはメトキシ基等が
一個以上置換することもあるベンジル基等で保護したも
のを採用すれば縮合反応における副反応を減少しうるの
で望ましい。この際縮合反応後、必要ならば保護基を脱
離ずればよい。
弐帖)で示される化合物を製するには式%式% (式中 Blは前記定義の通り。Xは通常のペプチド合
成化学の分野で繁用されるアミ7基の保護基9例えばt
−ブtキシカルボニル基やP−メトキシベンジルオキシ
力ルボニル基等が挙げられる。Yは通常のペプチド合成
化学の分野で繁用されるカルボキシル基の保護基1例え
ばメチル基、エチル基、t−ブチル基、ベンジル基等が
挙げられる。)で示される化合物を適当な保護基の脱離
条件全採用してカルボキシル基の保護基Yを脱離後9式 %式% (式中、fL2.n、7.は前記定義の通り。)を縮合
し、かくして得られる化合物を次いで適当な保護基の脱
離条件を採用して保護基Xを脱囲トずれば達ぜられる。
この縮合反応は一般にペプチド合成化学で繁用される前
記の縮合方法を適宜選択しておこなえばよく、又、保護
基Xの脱に[にはトリフルオロ酢酸や塩酸/有機溶媒(
例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸等が挙げ
られる。)処理する方法が採用される。
式(ロ))で示される化合物を製するには式I CH3 X−N−(AICOOH(5) (式中、 n’、 xは前記定義の通り。)で示される
化合物に式 %式%() (式中、Yは前記定義の通り。)で示される化合物を縮
合すれば達せられる。縮合方法は一般にペプチド合成化
学の分野で繁用される前記縮合方法が採用しうる。
原料化合物(荀を製するには9式(ロ)で示される化合
物を適当な保護基の脱離条件を採用してアミ7基の保護
基Xを脱離し得られる化合物とN−アセチルムラミン酸
を縮合し、必要に応じて適当な保護基の脱離条件を採用
して保護基を脱離することによって達せられる。この縮
合反応の際、前記記載の式0)とN−アセチルムラミン
酸の縮合反応における条件がほぼ同様に採用しうる。
原料化合物(V)を製するには1式 %式%() (式中、It’、nJは前記定義の通り。)で示される
化合物に式(支))で示される化合物を縮合したのち適
当な保護基の脱離条件を採用してアミ7基の保護基Xを
脱離することにより達せられる。縮合反応は一般にペプ
チド合成化学の分野で繁用される前記記載の縮合方法を
適宜選択しておこなえばよい。
実施例1 t−ブチルオキシカルボニル−N−メチル−L−アラニ
ン4.00gをテトラヒドロ7ラン25tntに溶解し
、N−とドルキシ−5−ノルボルネン−2,8−ジカル
ボキシイミド8.88gを加、する。水冷攪拌下、ジシ
クロへキシルカルボジイミド4.479を加え、30分
後、徐々に室温にもどし、5時間反応する。析出したジ
シクロヘキシル尿素を濾去後、減圧濃縮し、残留物をN
、N−ジメチルホルムアミド80−に溶解する。これに
D−イソグルタミンベンジルエステル塩酸塩5.93!
7を加える。水冷攪拌下、トリエチルアミン6.06−
を加え、30分後、徐々に室温にもどし、−晩反応する
。反応液を減圧濃縮駿、残留物に酢酸エチル200−を
加え。
10エン酸水溶液、水、5%炭酸水素す) IJウム水
溶液、水で順次洗浄する。酢酸エチルを減圧僧去し、残
留物をシリカゲルクロマトグラフィiに付し、クロロホ
ルム−酢酸エチル(8: 1 )、次いで酢酸エチルで
溶出して精製すること吟より、無色油状物のt−ブチル
オキシカルボニル−N−メチル−L−アラニル−D−イ
ソグぞタミンベン?ルエステ/l/7.569を得る。
(α)11−6.2°(C←1.7.メタノール)。
元竺分析値 021淋31N306として計算値(支)
)C59゜84. I(7,41,N 9.97麦測値
(至) C! 、59.76、H7,48,N 9.8
7得やれた上記化傘物7.329をテトラヒドリフラン
1200艷に竺解し、、パラジウム炭素の存在下、水素
気流中、1室温にて加水素分解を行なう。反1応後、触
媒!濾去し、濾液を減圧濃縮する。残留物に酢酸エチル
10rjを加え、析出する粉末を濾取し、t−ブチルオ
キシカルボニル−N−メチル−L−アラニル−D−イソ
グルタミン4.14gを得る。融点107〜111℃。
〔α〕も5−6.5°((!−2,8,メタノール)。
元素分析値 CI4 H2sN30i・7HzOとして
計算値←) 048.76、 H7,75,N 12.
18実測値俤) 048.64. H7,62,N 1
2.03得られた上記化合物8.2’l・をテトラヒド
ロ7ラン50−に溶解し、N−ヒ下ロキシー5−ノルボ
ルネン−2,8−ジカルボキシイミド1.91gを加え
る。水冷攪拌下、ジシクロへキシルカルボジイミド2.
209を加え、80分後。
徐々に室温にもどし、5時間反□応する。析出したジシ
クロヘキシル尿素を濾去後、減圧濃縮し。
残留物をN、N−ジメチルホルムアミド25−に溶解す
る。これにf−ベンジル:オキシカルボニ# −L −
IJジンベンジルエスデ、ル塩酸塩4. a aりを加
える。水冷攪拌下、トリエチルアミン2.98−を加え
、80分後、徐々に室温にもどし一晩反応する。反応液
を減圧濃縮し、残留物に酢豐エチル20 pIII/を
加え、5%クエン酢水溶液、1水、5%炭−水素ナトリ
ウム水溶液、水で順次洗浄する。酢酸エチルを減圧留去
し、残留や酢酢酸エチルVエーテルから再結晶すること
にキリf−(tTプチルメキシ力ルボニルーN−イチル
ーL−7ラニルーD−イソグルタミニル)、 −Ne−
ペンごルオキシ力ルボニルーL−リジンベンジルエステ
ル4.62gを得る。融点、87〜88℃。〔α、)D
−20,9°(0=0.7.メタノール)。
元素分析値 Oss←9沌0・セWとして計算値e%)
 061.07. H7,25,N 10.1?□ 実:測値幅) 060.96. H7,21,N 10
.1得ら1れた上記化合物8.5.09をジクロルメタ
ン6 ml、に溶解し、水冷攪拌下、トリフルオル酢酸
101′を加える・、5分後・徐々に室温にもどし、1
1時間反応ずや。反応液を減圧濃縮し、残留物に、6.
5N塩酸イジオキサン2−のエーテル20−、溶液を加
え条。析出する粉末を濾取し。
N、N−ジメチルホルムアミド85−に溶解する。
水冷攪拌下、1−α−0−ペン、ジル−4,6−0−ベ
ンジリデン−N−アセチル:ムラミン酸2.179.4
−ジメチルアミノピリジン0.90り、1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール0.82り、ジシクロへキシルカル
ボジイミド1.0(1を加え、80分後、徐々に室温←
もどじ一晩反応する。析出したジシクロヘキシル尿素を
濾去後、減圧濃縮し、残留物に酢iエチル20〇−を加
え、5%クエン酸水溶液、水、5%炭酸水素ナトリウム
水溶液、水で順次洗浄する。酢酸エチルを減圧留去し、
残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、クロロ
ホルム−酢酸エチル(1:1)で溶出して精製し、テト
ラヒドロ7ランーエーテルから再結晶することによりN
−(1−α−0−ベンジル−4,6−0−ベンジリデン
−N−アセチルムラミル−N−メチル−L−ア2ニルー
D−イソグルタミニル) + NE−ベンジルオキシカ
ルボニル−L−リジンベンジルエステル8,429を得
る。融点152〜158℃。〔α)” + 35.2°
(c−0,6,テトラヒドロフラン)。
元素分析値 c!ss H68N6014 ・餠z O
として計算値(イ) 063.14. H6,65,N
 8.03実測値(%) 068.2G、 H6,54
,N 8.0?得られた上記化合物8.00gを酢酸5
0−に溶解し、パラジウム炭素の存在下、水素気流中で
室温にて加水素分解を行なう。反応後、触媒を濾去し、
濾液を減圧濃縮する。残留物をセファデックスG−15
ゲルクpマドグラフイーに付し、n−ブタノール−酢酸
−水(4:1:5゜上層)で溶出して精製する。目的画
分を減圧濃縮後、凍結乾燥することにより、N’−(N
−アセチルムラミル−N−メチル−L−アラニル−D−
イソグルタミニル)−L−リジン1.48gを得る。融
点124〜126℃(分解)。
〔α〕も’+8.5°(C!−0,9,水、2日後)。
元素分析値 0zsH4aNsQ2・0H30(Thf
i・1セWとして計算値(支)) (! 46:81.
 H)、48. N 11.57実測値し) (! 4
6.2B、 H7,4B、N 11.81得られた上記
化合物0.50り;E−N、N−ジメチルホルムアミド
10−に溶解し、水冷攪拌下。
酢酸のN−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−ジ
カルボキシイミド活性エステル0.219、N−メチル
モルホリン0.17−を加える。
80分後、徐々に室温にもどし一晩反応する。
反応液を減圧濃縮し、残留物にエーテルを加え析出する
粉末を濾取する。これをシリカゲルクロマ)グラフィー
に付し、クロロホルム−メタノール−酢酸(4:1:0
.1)で溶出して精製する。目的画分を減圧濃縮し、残
留物にエーテルを加え析出する粉末を濾取する。これを
水4こ溶解し1強酸性イオン交換樹脂(H型)を通す。
通液を凍結乾燥することによりN’−(N−アセチルム
ラミル−N−メチル−L−アラニル−D−イソグルタミ
ニル)−♂−アセチルーL −IJリジン、889を得
る。融点142〜145”C(分解)。〔α〕もj+1
7.7°(0−0,7,N、N−ジメチルホルムアミド
−水(50:2)、1日後)。
元素分析値 珈H45NsOIa・H20として計算値
(%) 048.41.’H7,25,N 12.1G
実測値(%) C48,50,H7,05,N 12.
17実施例2 N’7(N−アセチルムラミル−N−メチル−L−アラ
ニル−D−イソグルタミニル)−L−リジンo、 a−
o gにn−デカン酸のN−ヒドロキシサクシイミド活
性エステル0.15gを実施例1とほぼ同様に反応させ
ることにより、ター(N−了セチルムラミルーN−メチ
ル−L−アラニル−D−イソグルタミニル) −Ne−
デカノイル−L−リジン0.289を得る。融点187
〜140℃(分解)。(α):’ +18.7°(0−
0,4,N、N−ジメチルホルムアミド−水(50:2
)、1日後)。
元素分析値 0a6H64N6Q3・1+閘として計算
値部) 052.99. H8,2B、N 10.29
実測値じ) (! 53.07. H7,98,N 1
0.88実施例8 N’−(N−アセチルムラミル−N−メチル−L−アラ
ニル−D−イングルタミニル)−L−リジン0.40!
7にステアリン酸のN−ヒドロキシ−5−ノルボルネン
−2,3−ジカルボキシイミド活性エステル0.31g
を実施例1とほぼ同様に反応させることによりN’−(
N−アセチルムラミル−N−メチル−L−アラニル−D
−イソグルタミニル)−♂−ステアロイルーL−リジン
0.849を得る。融点160〜161°C(分解)。
〔α〕甘せ9.9° (0−0,6,N、N−ジメチル
ホルムアミド−水(5o : z ) 11日後)。
元素分析値 C44H萄穐Osa・1±H14&して計
算値(資) 056.94. H9,01,N 9.0
5実測値(イ) 05B、82.118.92. N 
9.35上記化合物120■をN、N−ジメチルホルム
アミド5−に溶解し、ジアゾメタン処理後、減圧濃縮し
、残留物にエーテルを加え、析出する粉末を濾取する。
これをシリカゲルクロマFグラフィーに付し、クロルホ
ルム−メタノール(9:1)で溶出して精製し、メタノ
ールーエ−チルから再結晶することにより、N’−(N
−アセチルムラミル−N−メチル−L−アラニル−D−
イソグルタミニル)−♂−ステアロイルーL−リジンメ
チルエステル80++19を得る。融点121〜124
℃(分解)。〔α)26+s、4゜((!−0.4.N
、N−ジメチルホルムアミド−水(50:2)、2日後
、)。
元素分析値 045312 N6Cks ・1.512
0として計算値(%) 057.86. Ho、oo、
 N 8.92実測値じ) C! 57.47. H8
,H,N 8.79実施例4 t−ブチルオキシカルボニル−N−メチル−L−アラニ
ル−D−イソグルタミンベンジルエステル2.289を
ジクロルメタン5艷に溶解し。
水冷攪拌下、トリフルオル酢酸5−を加える。
5分後、徐々に室温にもどし、1時間反応する。
反応液を減圧濃縮し、残留物に5N塩酸/ジオキサン1
.10艷のエーテル8〇−溶液を加える。
析出する粉末を濾取し、これをN、N−ジメチルホルム
アミド7−に溶解する。水冷攪拌下、l−α−〇−ベン
ジルー4.6−0−ベンジリデン−N−アセチルムラミ
ン酸2,329.4−ジメチルアミノピリジン0.96
g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールo、aag、ジ
シクロへキシルカルボジイミド1.0’lを加え、80
分後。
徐々に室温にもどし、−晩反応する。析出したジシクロ
ヘキシル尿素を濾去後、減圧濃縮し。
残留物にクロロホルム50−を加え、5%クエン酸水溶
液、水、5%炭酸水素す) IJウム水溶液、水で順次
□洗浄する。りopホルムを減圧濃縮シ、残留物をシリ
カゲルクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−酢酸
エチル(1:1)。
次いでクロロホルム−メタノール(20:1)で溶出し
て精製することにより、1−α−0−ベンジル−4,6
−0−ベンジリデン−N−アセチルムラミル−N−メチ
ル−L−アラニル−D−イソグルタミンベンジルエステ
ル2.14gを得る。融点86〜90℃。〔α)p+8
7.9°(C−0,6,メタノール)。
元素分析値 041馬N4011として計算値(イ)C
63,55,H6,50,N 7.28実測値←) 0
63.84.1(6,7g、N 7.18得られた上記
化合物1.989を酢酸15m1に溶解し、パラジウム
炭素の存在下、水素気流中で室温にて加水素分解を行な
う。反応後、触媒を濾去し、濾液を減圧濃縮する。残留
物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、n−ブタノ
ール−水−酢酸(10:1:1)で溶出して精製する。
目的画分を減圧濃縮し、残留物にエーテルを加え析出す
る粉末を濾取する。これを水に溶解し2強酸性イオン交
換樹脂(耳型)を通す。通液を凍結乾燥することにより
、N−アセチルムラミル−N−メチル−L−アラニル−
D−イソグルタミン1,059を得る。融点116〜1
18℃(分解)。(α)%’+ i 7.(1°(C−
0,7,水、1日後)。
元素分析値 OMJ ll34及011・士H20とし
て計算値(イ) 046.60. H6,84,N 1
0.87実測値幅) 046.84. H6,56,N
 10.71得られた上記化合物17’719をN、N
−ジメチルホルムアミド1艷に溶解し、N−ヒドロキシ
−5−ノルボルネン−2,8−ジカルボキシイミド62
.7■を加える。水冷攪拌下、ジシクロへキシルカルボ
ジイミド72.21119を加え、80分後、徐々に室
温にもどし、−晩反応する。析出したジシクロヘキシル
尿素を濾去後、減圧濃縮し、残留物にエーテルを加え析
出する粉末を濾取する。これをテトラヒドロフラン6−
とN、N−ジメチルホルムアミド2−の混液に溶解し。
水冷攪拌下 N1ニー (2−テトラデシルヘキサデカ
ノイル)−L−リジン170m9.N−メチルモルホリ
ン64.0μlを加える。30分後、徐々に室温にもど
し、−晩反応した後、40°Cで7時間反応する。不溶
物を濾去後、減圧濃縮し。
残留物に水を加え、析出する粉末を濾取する。
これをシリカゲルクロマトグラフィーに付し。
りpνホルムーメタノール(9:1)で溶出する。目的
画分を減圧濃縮し、残留物に0.GIN塩酸8−を加え
、不溶物を濾取し、水洗後、メタノールーアセトニトリ
ルから再結晶することによりI N”−(N−アセチル
ムラミル−N−メチル−L−アラニル−D−イソグルタ
ミンル)−N6−(2−テトラデシルヘキサデカノイル
)−L−リジン54■を得る。融点170〜171℃(
分解)。(α)j5+ 10.7°(a−o、a。
N、N−ジメチルホルムアミド−水(50: 2 )。
2日後)。
元素分析値 Q6 HIO4Na0xs ・2+1Iz
OトL ”C計算値じ) 060.14. H9,85
,N 7.54+実測値(%) 060.52. H9
,67、N 7.48N’−(2−テトラデシルヘキサ
デカノイル)−L−リジンは以下に示す方法により調製
した。
N6−ベンジルオキシカルボニル−L−リジンベンジル
エステルトシル酸塩5 s o *iN、N −ジメチ
ルホルムアミド6tnlに溶解し、水冷攪拌下、N−メ
チルモルホリン0.11m、2−テトラデシルヘキサデ
カンp400m9のテトラヒドロフラン4−溶M+N−
ヒドロキシー5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシ
イミド19o1n9゜ジシクロへキシルカルボジイミド
220Tn9fi加える。30分後、徐々に室温にもど
し、−晩反応した後、40°Cで200時間反応る。析
出したジシクロヘキシル尿素を濾去後、濾液を減圧濃縮
し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、ク
ロロホルムで溶出して精製することにより、N′−ベン
ジルオキシカルボニル−NE−(2−テトラデシルへキ
サデカノイル)−L−リジンベンジルエステル510m
gを得る。融点100〜101°C0〔α〕も5 + 
1.2°(0=−,0,5゜クロロホルム)。
元素分析値 QIH&4N2α・十H20として計算値
部) O75,65,H10,52,N 3.46実測
値(%) C75,70,H10,68,N 3.59
得られた上記化合物350m9をテトラヒドロフラン4
0艷に溶解し、パラジウム黒の存在下。
水素気流中で加水素分解を行なう。反応後、メタノール
40−を加え、触媒を濾去し、濾液を減圧濃縮する。残
留物をメタノール−エーテルから再結晶することにより
、NE−(2−テトラデシルヘキサデカノイル)−L−
リジン187mgヲ得る。融点175〜177°C、(
α)j5−3.4゜(C−0,2,メタノール)0 元素分析値 C3e H72N203 ・4凹どして計
算値(%) (1! 78.29. )I 12.47
. N 4.75実測値(%) 073.1.11. 
H12,29,N 4.51実施例5 N’−t−ブチルオキシカルボニル−L−リジン106
711gを水0.5−に溶解し、水冷攪拌下。
3−ヒドロキシ−2−トコシルへキサコサン酸のN−ヒ
ドロキシ−5−ノルボルネン−2,8−ジカルボキシイ
ミド活性エステル316m9のテトラヒドロ7ラン5f
nl溶液、N−メチルモルホリン86.0μlを加える
。30分後、徐々に室温にもどし1時間反応した後、4
0”Cで一晩反応する。反応液を減圧濃縮し、残留物に
クロロホルム50−を加え、5%クエン酸水溶液、水で
順次洗浄する。クロロホルムを減圧留去し、残留物をシ
リカゲルクロマトグラフィーに付し。
クロロホルム−メタノール(9:x)で溶出シ精製する
ことにより、f−t−ブチルオキシカルボニル−N’−
(a−ヒドロキシ−2−トコシルへキサコサノイル)−
L−リジン172 m9を得る。融点71〜73°C0 得られた上記化合物160m9をジクロルンタン5−に
溶解し、水冷攪拌下、トリフルオロ酢酸5m/を加える
05分後、徐々に室温にもどし1時間反応する。反応液
を減圧濃縮し、残留物にエーテルを加え、析出する粉末
を濾取する。
これをN、N−ジメチルホルムアミド0.5−とテトラ
ヒドロ7ラン3mlの混液に溶解し、水冷攪拌下、N−
アセチルムラミル−N−メチル−L−アラニル−D−イ
ソグルタミンのN−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2
,3−ジカルボキシイミド活性エステル184■、N−
メチルモルホリン87.0μlを加える。80分後、徐
々に室温にもどし、1時間反応した後、40°Cで一晩
反応する。反応液を減圧濃縮し、残留物に水を加え、析
出する粉末を濾取する。これを10%水/テトラヒドロ
フラン5o−に溶解し1強酸性イオン交換樹脂(H型)
を加え、室温で1時間攪拌する。樹脂を濾去後、減圧濃
縮し、残留物をテトラヒドロフラン−アセトニトリルか
ら再結晶することにより、N’−(N−アセチルムラミ
ル−N−メチル−L−アラニル−D−イソグルタミニル
)−N’−(8−ヒドロキシ−2−ドコシルへキサコサ
ノイル)−L−リジン82mgを得る。融点177〜1
78°C(分解)。
〔α〕ド+11.7°(0−0,7,N、N−ジメチル
ホルムアミド−水(50:21.1日後)。
元素分析値 07414旬N8014・2閑として計算
値(支)) 064.48. H10,56,N 6.
10実測値(イ)064.58. H10,8G、N 
5.80物性一覧表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 〔上記式中孔およびR1は低級アルキル基を、Wは水素
    原子、低級アルキル基又はアラルキル基を、nは1〜6
    の整数を R3は炭素原子数2〜約50の直鎖又は分校
    を有することもある飽和又は不飽和脂肪酸残基を意味す
    る。〕
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6393724A (ja) * 1986-10-09 1988-04-25 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd ムラミルジペプチド誘導体含有鎮痛消炎剤
JPS6393727A (ja) * 1986-10-09 1988-04-25 Kokuritsu Yobou Eisei Kenkyusho インフルエンザワクチン凍結乾燥製剤
US5141407A (en) * 1990-10-01 1992-08-25 Copeland Corporation Scroll machine with overheating protection
US5210072A (en) * 1989-06-29 1993-05-11 Sandoz Ltd. Muramyl dipeptide derivatives
US5707210A (en) * 1995-10-13 1998-01-13 Copeland Corporation Scroll machine with overheating protection

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