JPS6078926A - パラジクロルベンゼンの賦香方法 - Google Patents
パラジクロルベンゼンの賦香方法Info
- Publication number
- JPS6078926A JPS6078926A JP18661983A JP18661983A JPS6078926A JP S6078926 A JPS6078926 A JP S6078926A JP 18661983 A JP18661983 A JP 18661983A JP 18661983 A JP18661983 A JP 18661983A JP S6078926 A JPS6078926 A JP S6078926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fragrance
- balajichlorobenzene
- crystal
- perfume
- dichlorobenzene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はバラジクロルベンゼンの賦香方法に関するもの
であ)、特にその賦香量を従来の組以上にする方法に関
するものである。
であ)、特にその賦香量を従来の組以上にする方法に関
するものである。
バラジクロルベンゼンは現在強力な防虫力′と有する昇
華性の結晶物質として広く市販さ几ているが、強力な臭
いを有しており、その強い臭いをマスキングするために
香料が使用されている。
華性の結晶物質として広く市販さ几ているが、強力な臭
いを有しており、その強い臭いをマスキングするために
香料が使用されている。
しかし、バラジクロルベンゼンに添加する賦香量を増加
させると、結晶の表面は〆解しはじめ、成型不能となる
か又は成型後、香料溶解液は固型物表面に、雪水を生じ
、製品とならない欠陥をイコする。そのため、従来当分
野ではバラジクロルベンゼンの結晶に対し添加出来る香
料のM爪は0.1係以下C以下、全て%は厘量憾を表わ
す)であり、そ1以」二の香料の添加は不可fjIE、
とされているのが現状である。
させると、結晶の表面は〆解しはじめ、成型不能となる
か又は成型後、香料溶解液は固型物表面に、雪水を生じ
、製品とならない欠陥をイコする。そのため、従来当分
野ではバラジクロルベンゼンの結晶に対し添加出来る香
料のM爪は0.1係以下C以下、全て%は厘量憾を表わ
す)であり、そ1以」二の香料の添加は不可fjIE、
とされているのが現状である。
又、バラジクロルベンゼンの結晶に芳香物質を加えM請
品する方法も数多く去・、;工さゎてきたが、現在まで
に成功していない。
品する方法も数多く去・、;工さゎてきたが、現在まで
に成功していない。
そこで本発明者は、バラジクロルベンゼンの強力な臭い
をマスキングするため、従来より以上の量の香料企使用
し、バラジクロルベンゼンによシ強力な賦香をすること
を目的1/c鋭意Of究の結果、ここに本発明全完成し
たものである。
をマスキングするため、従来より以上の量の香料企使用
し、バラジクロルベンゼンによシ強力な賦香をすること
を目的1/c鋭意Of究の結果、ここに本発明全完成し
たものである。
即ち本発明は、バラジクロルベンゼンに直接香料を添加
するのではなく、まず香料に被膜形成能を有し、親水性
および親油性を有する特定物質を溶解しておき、その溶
液をバラジクロルベンゼンに添加することによ〕、その
賦香量を飛躍的に増大させることが出来たものである。
するのではなく、まず香料に被膜形成能を有し、親水性
および親油性を有する特定物質を溶解しておき、その溶
液をバラジクロルベンゼンに添加することによ〕、その
賦香量を飛躍的に増大させることが出来たものである。
さらに詳しく説明すれば、本発明はバラジクロルへ/セ
ンの賦香Vcあたり、香料にポリビニルピロリドン又は
ヒト自キシブロピルセルロ゛−スを溶解し、該液をバラ
ジクロルベンゼンに添加し賦香することを特徴とするバ
ラジクロルベンゼンの賦香方法に関する。又、上記方法
において、あラカシめバラジクロルベンゼンにメタケイ
酸、アルミ/酸、マグネシウムを適量混和した後賦香す
ることを特徴とする賦香方法に関するものである。本発
明において使用するポリビニルピロリド/又はヒドロキ
シプロピルセルロースは共に水にも油にも易溶性の被膜
形成f1ヒを有する高分子物質であり、香料に溶解さ扛
た上記物質がバラジクロルベンゼンの結晶の表面に被膜
を形成するため、香料を添加したバラジクロルベンゼン
を成型した場合、製品の表面に香料が浸出するの全防止
するのではないかと考えら扛る。
ンの賦香Vcあたり、香料にポリビニルピロリドン又は
ヒト自キシブロピルセルロ゛−スを溶解し、該液をバラ
ジクロルベンゼンに添加し賦香することを特徴とするバ
ラジクロルベンゼンの賦香方法に関する。又、上記方法
において、あラカシめバラジクロルベンゼンにメタケイ
酸、アルミ/酸、マグネシウムを適量混和した後賦香す
ることを特徴とする賦香方法に関するものである。本発
明において使用するポリビニルピロリド/又はヒドロキ
シプロピルセルロースは共に水にも油にも易溶性の被膜
形成f1ヒを有する高分子物質であり、香料に溶解さ扛
た上記物質がバラジクロルベンゼンの結晶の表面に被膜
を形成するため、香料を添加したバラジクロルベンゼン
を成型した場合、製品の表面に香料が浸出するの全防止
するのではないかと考えら扛る。
香料にポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルセ
ルロースを溶解する場合、上記物質はアルコール系、エ
ステル系香料には溶5’1イしやすいが、アルファーピ
ネン、レモン油、オレンジ油等のチル−・系香料には1
溶解しにくいため、1 テルペン系香■は全香料中棒01丁にするのが好ましい
。香料は多種多深であるため、ポリビニルピロリドン又
はヒドロキシプロピルセルロースの添加量全増減して溶
解の現象を起こさずに、バラジクロルベンゼンに賦香出
来る様に調整しなけ扛ばならなめ。ポリビニルピロリド
ン使用の場合は、香料に対して2〜10%溶解させた液
を・使用すると、バラジクロルベンゼンして2〜3憾溶
解させた液を使Y旧するとその賦香はを1〜2憾にする
ことができる。いづ扛の場合も成型して製品とした時、
溶解もせず少しの濡水もなかった。バラジクロルベンゼ
ンに対し、本発明の特定物質を溶解した香料を2係以上
入れる場合には、多少溶解しはじめ少し濡水が生じるが
、その場合には溶解防止のため、メタケイ酸、アルミン
酸、マグネシウムを適量例えば0.5憾程度加えること
によシ、濡水のないバラジクロルベンゼンの結晶をfυ
・ることか出来る。
ルロースを溶解する場合、上記物質はアルコール系、エ
ステル系香料には溶5’1イしやすいが、アルファーピ
ネン、レモン油、オレンジ油等のチル−・系香料には1
溶解しにくいため、1 テルペン系香■は全香料中棒01丁にするのが好ましい
。香料は多種多深であるため、ポリビニルピロリドン又
はヒドロキシプロピルセルロースの添加量全増減して溶
解の現象を起こさずに、バラジクロルベンゼンに賦香出
来る様に調整しなけ扛ばならなめ。ポリビニルピロリド
ン使用の場合は、香料に対して2〜10%溶解させた液
を・使用すると、バラジクロルベンゼンして2〜3憾溶
解させた液を使Y旧するとその賦香はを1〜2憾にする
ことができる。いづ扛の場合も成型して製品とした時、
溶解もせず少しの濡水もなかった。バラジクロルベンゼ
ンに対し、本発明の特定物質を溶解した香料を2係以上
入れる場合には、多少溶解しはじめ少し濡水が生じるが
、その場合には溶解防止のため、メタケイ酸、アルミン
酸、マグネシウムを適量例えば0.5憾程度加えること
によシ、濡水のないバラジクロルベンゼンの結晶をfυ
・ることか出来る。
本発明によシバラジクロルベンゼンの賦香量を1〜5憾
にすることが出来る。こnは従来の賦香量の10〜50
倍以上にあたり、当分野において画期的な効果であシ、
よシ強力な芳香を有するバラジクロルベンゼンを市場に
提供することが出来る。
にすることが出来る。こnは従来の賦香量の10〜50
倍以上にあたり、当分野において画期的な効果であシ、
よシ強力な芳香を有するバラジクロルベンゼンを市場に
提供することが出来る。
以下、実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1.賦香量2係までの場合
A、テルペン系香料多い場合
B、テルペン系香料比較的少ない場合
上記A、Bの各香料全バラジクロルベンゼンに対し2係
まで常温で添加すると、溶解の現象もなく賦香できた。
まで常温で添加すると、溶解の現象もなく賦香できた。
成型した製品は滴水もなく、従来のバラジクロルベンゼ
ンよりはるかに強□い芳香をイjした。
ンよりはるかに強□い芳香をイjした。
実施例2.賦香量2係以上の場合
実施例10A又はBの香料13係を常温で添加すると、
バラジクロルベンゼンの賦香量3:係となシ、溶解の現
象なしに成型できた。
バラジクロルベンゼンの賦香量3:係となシ、溶解の現
象なしに成型できた。
b、バラジクロルベンゼン95.65 %にメタケイ酸
、アルミン酸、マグネシウム0.35 % k加え混和
後1、実施例1の八又はBの香料全4・、0俤添加する
と溶解の現象なく、ノくラジクロルベンゼンに香料4%
を賦香できた。
、アルミン酸、マグネシウム0.35 % k加え混和
後1、実施例1の八又はBの香料全4・、0俤添加する
と溶解の現象なく、ノくラジクロルベンゼンに香料4%
を賦香できた。
a、bともに従来のものより、はるかに強力な芳香を有
し、製品の表面に:霊水の現象も見ら汁なかつン’c。
し、製品の表面に:霊水の現象も見ら汁なかつン’c。
出 願 人 大保香料株式会社
(ほか2r1)
手 続 補 正 書
11i3相59年λ月ヅ゛目
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
■、小事件表示 Jig和58年特許願第18[361
9−,32、発明の名称 バラジクロルベンゼンの賦香
方法8、補正をする者 411代 理 人 5、自発補正 6、補正の対象 明′ 細 書 1、発明の名称 バラジクロルベンゼンの賦香方法特許
請求の範囲 1、ポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルセル
ロース企香料に溶解し、該液をバラジクロルベンゼンに
添加し賦香することを特徴とするバラジクロルベンゼン
の賦香方法。
9−,32、発明の名称 バラジクロルベンゼンの賦香
方法8、補正をする者 411代 理 人 5、自発補正 6、補正の対象 明′ 細 書 1、発明の名称 バラジクロルベンゼンの賦香方法特許
請求の範囲 1、ポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルセル
ロース企香料に溶解し、該液をバラジクロルベンゼンに
添加し賦香することを特徴とするバラジクロルベンゼン
の賦香方法。
2、ポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルセル
ロースを香料に溶解し、該液をあらかじめメタケイ酸ア
ルミン酸マグネシウムに3fAV−−■■■−−■−−
−−−■■−−−−−■−量混和したバラジクロルベン
ゼンに添加し、賦香することを特徴とするバラジクロル
ベンンの賦香方法。
ロースを香料に溶解し、該液をあらかじめメタケイ酸ア
ルミン酸マグネシウムに3fAV−−■■■−−■−−
−−−■■−−−−−■−量混和したバラジクロルベン
ゼンに添加し、賦香することを特徴とするバラジクロル
ベンンの賦香方法。
3、発明の詳細な説明
本発明はバラジクロルベンゼンの賦香方法に関するもの
であり、特にその賦香量を従来の組以上にする方法に門
するものである。
であり、特にその賦香量を従来の組以上にする方法に門
するものである。
バラジクロルベンゼンは現在強力な防虫力をイコする昇
華性の結晶物質として広く市販されているが、強力な臭
いを有しており、その強い臭いとマスキングするために
香料が使用されている。
華性の結晶物質として広く市販されているが、強力な臭
いを有しており、その強い臭いとマスキングするために
香料が使用されている。
シカシ、バラジクロルベンゼンに添加する賦θ量全j着
加させると、結晶の表面は溶解しldじめ、成型不能と
なるか又は成型後、香料溶M液は固型物表面に¥111
;水を生じ、製品とならない欠陥を有する。そこで表面
に温水のない結晶全1(iるためQζ従従来分野ではバ
ラジクロルベンゼンの結晶に対し添加出来る香料のM量
は0.1%以FC以下、全て係は■電%を表わす)であ
り、そn以上の香料の添加1は不uJ’l’it2とさ
れているのが現状である。
加させると、結晶の表面は溶解しldじめ、成型不能と
なるか又は成型後、香料溶M液は固型物表面に¥111
;水を生じ、製品とならない欠陥を有する。そこで表面
に温水のない結晶全1(iるためQζ従従来分野ではバ
ラジクロルベンゼンの結晶に対し添加出来る香料のM量
は0.1%以FC以下、全て係は■電%を表わす)であ
り、そn以上の香料の添加1は不uJ’l’it2とさ
れているのが現状である。
又、バラジクロルベンゼンの、結晶に芳香物質を加え再
結晶する方法も故多く実験さ21できたが、現任までに
1戊功していない。
結晶する方法も故多く実験さ21できたが、現任までに
1戊功していない。
一方、特開昭53−24032り公報には昇華性芳香防
虫剤の使用末期において生ずる香料のタレ又はにじみ出
し防止のため、昇華性物1.す↓および香料に香料とイ
11溶性のある高分子物質例えばポリスチレン、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルアルコール等を混在させ、
残存する香斜を吸着又は吸収させる技術が記載されてい
るが、本発明者が試験したところ、結晶が一部溶解し、
濡水分生じ成型不能になった。c後に比較例とI−で記
載する。) そこで本発明者は、バラジクロルベンゼンの強力な臭い
をマスキングするため、従来より以−りの量の香料全使
用し、より強力な賦香をすることを目的に鋭意研究の結
果、バラジクロルベンゼンに直接香料を添加するのでは
なく′、まず香料に被膜形成能を有し、親水性および親
油性を有する特定物質即ちポリビニルピロリドン又はヒ
ドロキシプロピルセルロースを溶解しておき、その溶液
をバラジクロルベンゼンに添加すると、香料に溶解され
た上記物質がバラジクロルベンゼンの結晶の表面に被膜
を形成するため香料が浸出せず、製品の表面に濡水が生
じないとの知見にもとづき、本発明を完成したものであ
る。
虫剤の使用末期において生ずる香料のタレ又はにじみ出
し防止のため、昇華性物1.す↓および香料に香料とイ
11溶性のある高分子物質例えばポリスチレン、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルアルコール等を混在させ、
残存する香斜を吸着又は吸収させる技術が記載されてい
るが、本発明者が試験したところ、結晶が一部溶解し、
濡水分生じ成型不能になった。c後に比較例とI−で記
載する。) そこで本発明者は、バラジクロルベンゼンの強力な臭い
をマスキングするため、従来より以−りの量の香料全使
用し、より強力な賦香をすることを目的に鋭意研究の結
果、バラジクロルベンゼンに直接香料を添加するのでは
なく′、まず香料に被膜形成能を有し、親水性および親
油性を有する特定物質即ちポリビニルピロリドン又はヒ
ドロキシプロピルセルロースを溶解しておき、その溶液
をバラジクロルベンゼンに添加すると、香料に溶解され
た上記物質がバラジクロルベンゼンの結晶の表面に被膜
を形成するため香料が浸出せず、製品の表面に濡水が生
じないとの知見にもとづき、本発明を完成したものであ
る。
即ち本発明はバラジクロルベンゼンの賦香にあたり、香
料にポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルセル
ロースを溶解し、試液をバラジクロルベンゼンに添加し
賦香することを特徴とするバラジクロルベンゼンの賦香
方法に関する。又、上記方法において、あらかじめバラ
ジクロルベンゼンにメタケイ酸アルS漬とマグネシウム
を適量混和した後賦香することを特徴とする賦香方法に
門するものであ−る。香料にポリビニルピロリドン又は
ヒドロキシプロピルセルロースを8解する場合、上記各
物質はアルコール系、エステル系香料には溶解しやすい
が、アルファーピネン、レモン油、オレンジ油等のテル
ペン系香料には、溶解しにくいため、全香料中テルペン
含量〕率は小さいほどよいが、ポリビニ/l/ ピロリ
ドンの場合は40憾以下、ヒドロキシプロピルセルロー
スの局舎は10%以下にするのが好ましい。香料は多植
多様であるため、ポリビニルピロリドン又はヒドロキシ
プロピルセルロースの添加量を増減して溶解し、バラジ
クロルベンゼンに賦香しなければならない。ポリビニル
ピロリドン使用の場合は、香料に対して2〜10%溶解
させた液を使用すると、バラジクロルベンゼンの賦香f
fiを1〜2チにすることができる。ヒドロキシプロピ
ルセルロース使用の場合は、香料に対して1〜2憾溶解
させた液を使用するとその賦香量を1〜2チにすること
ができる。いづれの場合も成型して製品とした時、溶解
もせず少しの濡水もなかつ;’jo、/’ラジクロルベ
ンゼンに対し、本発明の特定物質を溶解した香料を2俤
をこえて入れる場合には、多少溶解しはじめ少し濡水が
生じるが、その場合には溶解防止のため、メタケイ酸ア
ルミ酸マグネシウムを適量例えば0.5俤程度加えるこ
とにより、濡水のないバラジクロルベンゼンのTlj
品を得ることが出来る0 本発明によシパラジクロルベンゼンに濡水もなくその賦
香量を1〜5チにすることが出来る。
料にポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルセル
ロースを溶解し、試液をバラジクロルベンゼンに添加し
賦香することを特徴とするバラジクロルベンゼンの賦香
方法に関する。又、上記方法において、あらかじめバラ
ジクロルベンゼンにメタケイ酸アルS漬とマグネシウム
を適量混和した後賦香することを特徴とする賦香方法に
門するものであ−る。香料にポリビニルピロリドン又は
ヒドロキシプロピルセルロースを8解する場合、上記各
物質はアルコール系、エステル系香料には溶解しやすい
が、アルファーピネン、レモン油、オレンジ油等のテル
ペン系香料には、溶解しにくいため、全香料中テルペン
含量〕率は小さいほどよいが、ポリビニ/l/ ピロリ
ドンの場合は40憾以下、ヒドロキシプロピルセルロー
スの局舎は10%以下にするのが好ましい。香料は多植
多様であるため、ポリビニルピロリドン又はヒドロキシ
プロピルセルロースの添加量を増減して溶解し、バラジ
クロルベンゼンに賦香しなければならない。ポリビニル
ピロリドン使用の場合は、香料に対して2〜10%溶解
させた液を使用すると、バラジクロルベンゼンの賦香f
fiを1〜2チにすることができる。ヒドロキシプロピ
ルセルロース使用の場合は、香料に対して1〜2憾溶解
させた液を使用するとその賦香量を1〜2チにすること
ができる。いづれの場合も成型して製品とした時、溶解
もせず少しの濡水もなかつ;’jo、/’ラジクロルベ
ンゼンに対し、本発明の特定物質を溶解した香料を2俤
をこえて入れる場合には、多少溶解しはじめ少し濡水が
生じるが、その場合には溶解防止のため、メタケイ酸ア
ルミ酸マグネシウムを適量例えば0.5俤程度加えるこ
とにより、濡水のないバラジクロルベンゼンのTlj
品を得ることが出来る0 本発明によシパラジクロルベンゼンに濡水もなくその賦
香量を1〜5チにすることが出来る。
これは従来の賦香量の10〜50倍以上にあたシ、当分
野において画期的な効果であり、より強力な芳香を有す
るバラジクロルベンゼンを市場に提供することが出来る
。
野において画期的な効果であり、より強力な芳香を有す
るバラジクロルベンゼンを市場に提供することが出来る
。
以下、比較例および実施例をあげて本発明を説明する。
比較例1
バラジクロルベンゼン20gに粉末ポリビニルアルー−
ル2ft混和、20分m拌を行ないピーチ系香料IFI
(l−入れ攪拌した。容器のビーカー壁に濡水を生じた
後、あめ状になり成型できなくなった。
ル2ft混和、20分m拌を行ないピーチ系香料IFI
(l−入れ攪拌した。容器のビーカー壁に濡水を生じた
後、あめ状になり成型できなくなった。
これはバラジクロルベンゼンの結晶聞に多くのポリビニ
ールアルコール分子が入り、結晶を阻害しているためと
思われる。
ールアルコール分子が入り、結晶を阻害しているためと
思われる。
なお、上記使用のピーチ香料はテルペン系杓10〜12
%、エステル、アルコール系約90飴のものおよびテル
ペン系約30係、エステル、アルコール系約70俤の2
種で実験し/ヒ。
%、エステル、アルコール系約90飴のものおよびテル
ペン系約30係、エステル、アルコール系約70俤の2
種で実験し/ヒ。
比1狡例2
バラジクロルベンゼン201に粉末ポリスチレン2gを
混和、攪拌しT社のレモン−20−889番Cテルペン
36%)の香料2fを入れ況拌した。容器のビーカー面
に直ちに濡水を生じたが木綿の袋に入れ室内に吊した。
混和、攪拌しT社のレモン−20−889番Cテルペン
36%)の香料2fを入れ況拌した。容器のビーカー面
に直ちに濡水を生じたが木綿の袋に入れ室内に吊した。
木綿袋は液体で濡i″L製品として不適格である。
実施例1 賦香は2悌まで賦香する込合A、テルペン系
香料多い場合 B、テルペン系香料比較的少ない場合 上記A、Bの各香料をバラジクロルベンゼンに対し2%
まで常温で添加すると、溶解の現象もなく賦香できた。
香料多い場合 B、テルペン系香料比較的少ない場合 上記A、Bの各香料をバラジクロルベンゼンに対し2%
まで常温で添加すると、溶解の現象もなく賦香できた。
ljt型した製品は濡水もなく、従来ノバラジクロルベ
ンゼンよりはるかに強い芳香を有した。
ンゼンよりはるかに強い芳香を有した。
実施例2 賦香風2係をこえて賦香する1易合a、バラ
ジクロルベンゼン90.4%にメタケイ酸アルミン酸マ
グネシウム0.6 % i加え混和後、実施例1のA又
はBの香料3憾を常温で添加すると、バラジクロルベン
ゼンの賦香型3%となり、溶解の現象なしに1戊型でき
た。
ジクロルベンゼン90.4%にメタケイ酸アルミン酸マ
グネシウム0.6 % i加え混和後、実施例1のA又
はBの香料3憾を常温で添加すると、バラジクロルベン
ゼンの賦香型3%となり、溶解の現象なしに1戊型でき
た。
bバラジクロルベンゼン95.65チにメタケイと溶解
の現象なく、バラジクロルベンゼンに香料4飴を賦香で
きた。
の現象なく、バラジクロルベンゼンに香料4飴を賦香で
きた。
a、bともに従来のものより、はるか((強力な芳香全
イ〕し、製品の表面に滴水の現象も見ら?’Lなかつ;
”c 。
イ〕し、製品の表面に滴水の現象も見ら?’Lなかつ;
”c 。
出願人 大保香料株民会tk
(ほか2名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルセル
ロースを香料に溶解し、試液をバラジクロルベンゼンに
添加し賦香することを特徴とするバラジクロルベンゼン
の賦香方法。 2、ポリビニルピロリドン又はヒドロキシプロピルセル
ロースを香料に溶解し、試液をあらかじめメタケイ酸、
アルミン酸、マグネシウムを適量混和したバラジクロル
ベンゼンに添加シ、賦香することを特徴とするバラジク
ロルベンゼンの賦香方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18661983A JPS6078926A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | パラジクロルベンゼンの賦香方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18661983A JPS6078926A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | パラジクロルベンゼンの賦香方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078926A true JPS6078926A (ja) | 1985-05-04 |
Family
ID=16191746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18661983A Pending JPS6078926A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | パラジクロルベンゼンの賦香方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078926A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998052527A1 (en) * | 1997-05-21 | 1998-11-26 | Quest International B.V. | Perfume fixatives comprising polyvinylpyrrolidone and hydroxypropyl cellulose |
US20150298993A1 (en) * | 2014-02-20 | 2015-10-22 | University Of South Carolina | Separation of Oil-Water Mixtures Using Nanotechnology |
US11814308B2 (en) | 2016-12-06 | 2023-11-14 | University Of South Carolina | Nanoparticles for the amelioration of oil toxicity and stimulation of bacterial oil degradation |
Citations (1)
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-
1983
- 1983-10-04 JP JP18661983A patent/JPS6078926A/ja active Pending
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