JPS6078514A

JPS6078514A - 排藁結束機の束寄せ搬送装置

Info

Publication number: JPS6078514A
Application number: JP18864283A
Authority: JP
Inventors: 溝渕　規夫; 長町　仁
Original assignee: Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Current assignee: Yanmar Co Ltd
Priority date: 1983-10-07
Filing date: 1983-10-07
Publication date: 1985-05-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本件発明はコンバインの後面に付設する排藁結束機にお
いて、結束後の排藁をコンバインの進行方向の既刈取側
へ搬送した後に落下又は立体着地させる為の束寄せ搬送
装置に関するものである。

コンバインの刈幅は全面別シといっても、機体の最大幅
よりは大分小さく、刈取時にはどうしても前後程で通過
したクローラ−の跡を成る程度重複して進むのである。

故に排藁結束機にて結束したままで、放出杆によシ放出
載置すると、次回の行程において、該排藁をクローラ−
装置にて踏みつけて進行することになるのである。こ′
ｔ′Ｌを防ぐ為にコンバイン進行方向の既刈取側へ搬送
チェーンにて移動させたのち、落下又は立体着地させる
ように結束ミッションケースの後部より、斜設突出して
束寄せ搬送チェーンを設けているのである。

しかし、この束寄せ搬送チェーンの作用がある為に不具
合いの発生する場合が一枚の水田において、数回発生す
るのである。例えば刈初めの中割時には既刈取側がない
為に束寄せ搬送すると、未刈取殻稈の上に結束具が落下
し、未刈取稈を倒伏させてしまいその後の刈取作業がや
りづらくなるのである。

又、圃場の畦際を刈取する場合にも、束寄せすると、排
藁か隣の水田に入ったり、用水路に落下したりして、不
具合いとなるのである。

本件発明はと匙らの不具合いを解消すべく構成したもの
であり、束寄せ搬送チェーンにその搬送作用を消すガイ
ド棒を、株元側、穂先側の２本設けたものである。そし
て、この２本のガイド棒のうち、穂先側のガイド棒の方
を高くして、株元側のガイド棒の方を低くすることによ
シ、結束具がコンバイン機体の側方へはゆかず、機体後
方の通過軌跡内に落下すべく構成したものである。

本件発明の目的は以上の如くであり、添付の図面に示し
た実施例の構成に基づいて、本件発明の詳細な構成全説
明すると。

第１図はコンバインの後面に本発明の排−結束機全付設
した状態の後面図第２図は束寄せ搬送装置の斜視図第３図は同じく束寄せ搬送チェーンの側面図第４図は他
の実施例を示す束寄せ搬送装置の斜視図第５図は同じく束寄せ搬送チェーンの側面図第６図はチ
ェーンガイドとガイド棒の支持部を示す図面第７図は挟握ガイド杆の突出収納状態を示す図面である
。

第１図より説明すると。コンバインの脱穀装置にて脱穀
した後に排藁結束ｍを送る排藁チェーンθ椴が斜めに突
出さ扛ていて、こわによっても成る程度の幅寄せを行っ
ている。そして、排藁は、株元側デツキ（２ン及び穂先
側デツキ（３）の上に載置さ扛、パッカー（イ）にて間
欠的に掻き込まｎ乍ら集めらｎる。この際株元側デツキ
（２）上にて、株元揃え板（１）が回動して排藁の株元
の不揃いを揃える。

排藁の集束量が大きくなると、結束クラッチが入りニー
ドルにて結束され、放出杆Ｃ２Ｄ　ｖｃて放出される。

結束具の放出方向上に束寄せ搬送チェーン（６）が旧め
右後方へ向けて配置さ扛ておシ、結束具はこのチェーン
（６）と挟握ガイド杆（８）の間に挾扼され、的右後方
へ搬送さｎて、第１図の（Ｂ）の位置に落下させらする
のである。しかし、刈取初めの中割作業や畦際作業の際
には、第１図の（２）の位置に落下させてやらなけわば
、未刈取側の殻稈の上に落下したり隣の水田に落下した
り、用水路に落下したシするのである。

本発明では（４）の結束具の位置に落下するように束寄
せ搬送チェーン（６）のチェーンガイド（６ｂ］より突
出収納自在のガイド棒Ｃ７Ｒ，）Ｃ７Ｆ）　全設けてい
る。

αυは結束紐である。

第２図、第３図の実施例について説明すると。

第２図、第３図の場合には束寄せ搬送チェーン（６）の
挟握ガイド杆（８）　′ｆ：通過した後の位置でチェー
ンの終端に至る前にガイド棒（７Ｒ）（７Ｆ）を設けて
いる。挟握ガイド杆（８）は、結束ミノソヨンケース（
１８１より結節部へ動力を伝えるコの字形の動力伝達ケ
ース（１４）　（５）（４］のうちの縦動力伝達ケース
（５）にその基部全枢支している。支持杆（ＩＱＩは上
下に作用、非作用状態に回動可能であシ、支点越えバネ
０りにて、非作用２作用状態の位置を保持している。

支持杆αＱの先端に支持体（９）ヲ設け、支持体（９）
よυバネ（Ｉｆ）にて付勢して、挟握ガイド杆（８）を
チェーンリンク（６＋ａ）　Ｖｃ向けて接触付勢させて
いる。

そして束寄せ搬送チェーン（６）の駆動は結束ミッショ
ンケース（１Ｂ）よりベベルギヤケースを介して取り出
している。束寄せ搬送チェーン（６〕はチェーンリンク
（６ａ）とチェーンガイド（６ｂ）及び駆動スプロケッ
ト、従動スプロケットより構成さｎている。

本件発明の要部である、チェーンの搬送作用を消すガイ
ド棒Ｃ７Ｒ）Ｃ７Ｆ）は、このチェーンガイド（６ｂ）
に枢支さｎて一体的に構成さ扛ている。そして、支点越
えバネα０にて、第３図の如く作用、非作用状態に切換
え可能としている。

ガイド棒（７Ｒ）（７Ｆ）　Ｖｃで束寄せチェーン（６
）の搬送作用を打消す際には挾扼ガイド（８ンは邪魔で
あシ第２図、第３図の実施例では、挟握ガイド杆（８）
の後の半分（８ａ）　を収納すべく構成している。

収納後はポル）　（８Ｃ）　Ｖｃて固定する。こＩ″ｌ
−により結束具はこのガイド棒（７Ｒ）Ｃ７Ｆ）の位置
までは送ら牡てくるが、ここで押上げらｎてチェーンリ
ンク（６ａ）から外ね、ガイド棒（７Ｒ）（７ＦＪに沿
って落下するのである。ガイド棒のうち穂先側の（７Ｒ
）の方が高い位置［あるので、結束具はコンバイン通過
軌跡の中央側へ落下するのである。

第４図、第５図の実施例においては、東寄せ搬送チェー
ン（６）に挾扼される以前ＶＣすく落下すべく構成して
いる。この場合には、挟握ガイド杆（８）の前端部（８
ａ〕が前後に突出収納自在とさｎているのである。こ扛
によシ、結束機の放出杆によシ放出さｎた直後の位置で
落下させることができ、より中央に近い落下位置となる
のである。

以上の如く本件発明は、排藁結束機の結束ミゾジョンケ
ース後方よシ、コンバインの機体後部側方へ斜設突出さ
れる東寄せ搬送装置において、束寄せ搬送チェーン（６
）のチェーンガイド（６ｂ〕より、株元側、穂先側へ突
出収納自在にチェーン（６）の搬送作用を消すガイド棒
（７Ｒ）（７Ｆ）　’＆束寄せ搬送チェーン（６）の搬
送方向に並行して設け、穂先側ガイド棒（７Ｒ）’ｅ、
株元側ガイド棒（７Ｆ″〕よりも突出状態で高く配置し
たので、コンバイン刈初めにおける中割９作業や、畦際
作業において、このガイド棒を突出することにより、未
刈取側の殻稈の上に結束藁が載って、その重みで倒伏し
たシ、又、畦際において隣の水田や用水路に結束藁を落
下させることがないのである。又、とわらの作業時に束
寄せ搬送チェーンを取シ外したシ、挟握ガイド杆をとシ
外した！ｌｌすることなく、ガイド棒と挟握ガイド杆を
簡単に操作するだけで切換えることができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はコンバインの後面に本発明の排藁結束機を付設
した状態の後面図第２図は束寄せ搬送装置の斜視図第３図は同じく束寄せ搬送装置の側面図第４図は他の実
施例を示す束寄せ搬送装置の斜視図第５図は同じく側面図第６図はチェ±ツガイドとガイド棒の支持部を示す図面第７図は挟握ガイド杼の突出収納状態を示す図面である
。（６）・・・束寄せ搬送チェーン（６ａ）・・・チェー
ンリンク（６ｂ）・・・チェーンガイド　（７Ｒ）・・
・穂先側ガイド棒（７Ｆ）・・・株元側ガイド棒　０８
）・・・結束ミッションケース出願人　ヤンマー農機株
式会社代理人　弁理士　矢野寿一部

Claims

【特許請求の範囲】

排藁結束機の結束ミッションケース後方より、コンバイ
ンの機体後部側方へ側設突出される束寄せ搬送装置にお
いて、束寄せ搬送チェーン（６）のチェーンガイド（６
ｂ）よシ株元側、穂先側へ突出、収納自在にチェーンの
搬送作用を消すガイド棒を、束寄せ搬送チェーンの搬送
方向に並行して設け、穂先側ガイド棒（７Ｒ）’を株元
側ガイド棒（７Ｆ）よシも突出状態て高く配置したこと
全特徴とする排藁結束機の束寄せ搬送装置。