JPS607769Y2 - 磁化可能粒子分離装置 - Google Patents
磁化可能粒子分離装置Info
- Publication number
- JPS607769Y2 JPS607769Y2 JP1983122275U JP12227583U JPS607769Y2 JP S607769 Y2 JPS607769 Y2 JP S607769Y2 JP 1983122275 U JP1983122275 U JP 1983122275U JP 12227583 U JP12227583 U JP 12227583U JP S607769 Y2 JPS607769 Y2 JP S607769Y2
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- JP
- Japan
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- matrix
- magnetic field
- mixture
- filament
- particles
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- Expired
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C1/00—Magnetic separation
- B03C1/02—Magnetic separation acting directly on the substance being separated
- B03C1/025—High gradient magnetic separators
- B03C1/031—Component parts; Auxiliary operations
- B03C1/033—Component parts; Auxiliary operations characterised by the magnetic circuit
- B03C1/034—Component parts; Auxiliary operations characterised by the magnetic circuit characterised by the matrix elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C1/00—Magnetic separation
- B03C1/02—Magnetic separation acting directly on the substance being separated
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- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁化し得る固体粒子を懸濁した液体からこの粒
子を分離する磁化可能粒子分離装置に関するものである
。
子を分離する磁化可能粒子分離装置に関するものである
。
このような分離作用を行なう装置には2個の形式のもの
があるが、これ等はそれぞれ固体粒子を懸濁した液体を
通し得るよう入口と出口とを有する非磁性材料のかんの
中に強磁性体のフィラメント状材料から成るマトリック
スを具える。
があるが、これ等はそれぞれ固体粒子を懸濁した液体を
通し得るよう入口と出口とを有する非磁性材料のかんの
中に強磁性体のフィラメント状材料から成るマトリック
スを具える。
このかんを10000ガウス又はそれ以上の強さの非均
−磁界中に設置し、液体中に懸濁した磁化し得る固体粒
子をマトリックスのフィラメント状材料に吸引し、フィ
ラメント状材料の磁化が失なわれるまでこの粒子をマト
リックス内に留め、次に液体の流れによってこの保持さ
れた磁化し得る粒子を除去する。
−磁界中に設置し、液体中に懸濁した磁化し得る固体粒
子をマトリックスのフィラメント状材料に吸引し、フィ
ラメント状材料の磁化が失なわれるまでこの粒子をマト
リックス内に留め、次に液体の流れによってこの保持さ
れた磁化し得る粒子を除去する。
このような装置の一型式では、はぼ円筒形のかんを電磁
コイルによって包囲し、この電磁コイルをはぼかんに同
軸し、かんが占める区域内にこのかんの縦軸線に平行な
磁界をこの電磁コイルによって発生させる。
コイルによって包囲し、この電磁コイルをはぼかんに同
軸し、かんが占める区域内にこのかんの縦軸線に平行な
磁界をこの電磁コイルによって発生させる。
磁化し得る固体粒子と液体とから成る混合物は一端から
かん内に入り、反対側から去る。
かん内に入り、反対側から去る。
この構成はこのかんに通る流れかかんの軸線にほぼ平行
に即ち磁界の方向にほぼ平行になるよう構成される。
に即ち磁界の方向にほぼ平行になるよう構成される。
他の型式の装置ではほぼ円筒形のかんを2個の電磁石の
極片の間に位置させ、混合物をかんの一端から入れ他端
から出すようにしており、磁界の方向が混合物の流れの
総体的な方向に直角に示すよう構成している。
極片の間に位置させ、混合物をかんの一端から入れ他端
から出すようにしており、磁界の方向が混合物の流れの
総体的な方向に直角に示すよう構成している。
この第1の型式ではフィラメントが流れの方向に直角に
なるよう即ち磁界の方向に直角になるようフィラメント
状材料のフィラメントのマトリックスを指向させる。
なるよう即ち磁界の方向に直角になるようフィラメント
状材料のフィラメントのマトリックスを指向させる。
このような状態であると、フィラメントの上流側のフィ
ラメントを包囲する円筒空間の扇形部に磁化し得る粒子
が入ると捕捉される。
ラメントを包囲する円筒空間の扇形部に磁化し得る粒子
が入ると捕捉される。
この扇形部はフィラメントの縦軸線をそれぞれ通り磁界
の方向に45°の角度をそれぞれなす2個の平面によっ
て構成される。
の方向に45°の角度をそれぞれなす2個の平面によっ
て構成される。
フィラメントの縦軸線に90°の角度をなすフィラメン
トの円筒表面の一部の付近に磁化し得る粒子が堆積する
が、この円筒表面の他の部分には殆ど粒子は付着しない 第2の型式の装置では混合物の流れの方向に直角な方向
で且つ磁界の方向と直角な方向にフィラメントを配置し
ている。
トの円筒表面の一部の付近に磁化し得る粒子が堆積する
が、この円筒表面の他の部分には殆ど粒子は付着しない 第2の型式の装置では混合物の流れの方向に直角な方向
で且つ磁界の方向と直角な方向にフィラメントを配置し
ている。
このように構成する結果、混合物の流れが接近する方向
から見るとフィラメントの両側に磁化し得る粒子が堆積
するが、フィラメントの両側のいかなる粒子の堆積も流
れる混合物によって一掃される傾向がある。
から見るとフィラメントの両側に磁化し得る粒子が堆積
するが、フィラメントの両側のいかなる粒子の堆積も流
れる混合物によって一掃される傾向がある。
堆積した粒子の数が増大する程、このフィラメントの周
りの混合物の流れは大きな偏向作用を受け、従うて混合
物の局部的な流速が増大し、折角堆積した磁化し得る粒
子を一掃する傾向が増大する。
りの混合物の流れは大きな偏向作用を受け、従うて混合
物の局部的な流速が増大し、折角堆積した磁化し得る粒
子を一掃する傾向が増大する。
本考案の目的は磁化し得る粒子を液体から良好に分離す
るようフィラメントを配置したフィラメント状の強磁性
体のマトリックスを使用することにより磁化し得る固体
粒子で懸濁した液体からこの固体粒子を分離する磁化可
能粒子分離装置を得るにある。
るようフィラメントを配置したフィラメント状の強磁性
体のマトリックスを使用することにより磁化し得る固体
粒子で懸濁した液体からこの固体粒子を分離する磁化可
能粒子分離装置を得るにある。
本考案装置は磁化し得る粒子と液体との混合物のための
導入口と送出口とを有するかんと、このかんの中の強磁
性材料のマトリックスと、このマトリックスの区域に強
い磁界を生せしめる磁界発生手段とを具え、前記マトリ
ックスを構成する強磁性材料をフィラメント状材料にし
前記混合物が前記マトリックスを流れる総体的な方向に
ほぼ平行な方向にほぼすべての前記フィラメントを配列
し、前記マトリックスに流れる前記混合物の流れの総体
的な方向を前記磁界がほぼ直角に横切るよう前記磁界発
生手段を構成したことを特徴とする。
導入口と送出口とを有するかんと、このかんの中の強磁
性材料のマトリックスと、このマトリックスの区域に強
い磁界を生せしめる磁界発生手段とを具え、前記マトリ
ックスを構成する強磁性材料をフィラメント状材料にし
前記混合物が前記マトリックスを流れる総体的な方向に
ほぼ平行な方向にほぼすべての前記フィラメントを配列
し、前記マトリックスに流れる前記混合物の流れの総体
的な方向を前記磁界がほぼ直角に横切るよう前記磁界発
生手段を構成したことを特徴とする。
本考案装置のマトリックスを構成するフィラメント状材
料は複数個のほぼ真直ぐなフィラメントから戊り、これ
等フィラメントを結束しないか又は結束した束状とする
。
料は複数個のほぼ真直ぐなフィラメントから戊り、これ
等フィラメントを結束しないか又は結束した束状とする
。
非磁性材料からなる円筒管の形状のかんの中にこのフィ
ラメントを収容し、フィラメントを管の縦軸線にほぼ平
行にし、この管の一端から混合物を入れ、反対端から送
出する。
ラメントを収容し、フィラメントを管の縦軸線にほぼ平
行にし、この管の一端から混合物を入れ、反対端から送
出する。
円筒管の外壁の周りの弓形断面の2個又は2個以上の電
磁石コイル即ちサドル型コイルを設置することによって
横切る磁界を有利に発生する。
磁石コイル即ちサドル型コイルを設置することによって
横切る磁界を有利に発生する。
代案として非磁性材料の2個のほぼ平行な有孔板の間に
フィラメントを保持してもよく、これ等板の間にフィラ
メントを配置しフィラメントが板にほぼ直角になるよう
にし、(非磁性材料の円筒管の形状の)かんの中にこれ
等板を取付け、各板を管の縦軸線に平行にして円筒管内
に3個の別個の室を形成する。
フィラメントを保持してもよく、これ等板の間にフィラ
メントを配置しフィラメントが板にほぼ直角になるよう
にし、(非磁性材料の円筒管の形状の)かんの中にこれ
等板を取付け、各板を管の縦軸線に平行にして円筒管内
に3個の別個の室を形成する。
その第1の室は管の内面の一部と有孔板の1個とによっ
て構成され混合物のための導入口を有する導入室であり
、第2の室は2個の有孔板と管の内面の2個の部分とに
よって構成された分離室であり、第3の室は他の有孔板
と管の内面の1部とによって構成され混合物のための送
出口を有する送出室である。
て構成され混合物のための導入口を有する導入室であり
、第2の室は2個の有孔板と管の内面の2個の部分とに
よって構成された分離室であり、第3の室は他の有孔板
と管の内面の1部とによって構成され混合物のための送
出口を有する送出室である。
マトリックスが占める全容積の約3%から約75%が固
体フィラメント材料によって占められ、その残りの容積
は空間である。
体フィラメント材料によって占められ、その残りの容積
は空間である。
しかし、一般にマトリックスによって占められる全容積
の少なくとも10%が固体フィラメント材料によって占
められる。
の少なくとも10%が固体フィラメント材料によって占
められる。
フィラメントの直径は25〜50μであるのが好適であ
ることがわかった。
ることがわかった。
フィラメントの長さは少なくとも5mmであるのが有利
であり、少なくとも1−が好適である。
であり、少なくとも1−が好適である。
本考案装置は例えば鉄で汚染されたチタン鉄及び雲母材
料及び例えばカオリナイト、ディツカイト、ナクライト
及びハロサイトのような粘土更に長石及びセラミック組
成分からの黄鉄鉱鉱物のような鉄含有不純物の抽出に使
用することができる。
料及び例えばカオリナイト、ディツカイト、ナクライト
及びハロサイトのような粘土更に長石及びセラミック組
成分からの黄鉄鉱鉱物のような鉄含有不純物の抽出に使
用することができる。
また工業上及び都市の廃水処理のため、石炭から硫化鉄
鉱鉱物質を除去するため赤鉄鉱タコナイト鉱石の品質を
高めるため、静脈血から赤血球を分離するためにも使用
することができる。
鉱鉱物質を除去するため赤鉄鉱タコナイト鉱石の品質を
高めるため、静脈血から赤血球を分離するためにも使用
することができる。
本考案装置で使用する平均的な磁界の強さは1000ガ
ウスと100000ガウスとの間であり、普通は500
0ガウスと60000ガウスとの間である。
ウスと100000ガウスとの間であり、普通は500
0ガウスと60000ガウスとの間である。
混合物をマトリックスに少なくとも10cmは通す装置
に於て液体から磁化し得る粒子を所定量分離するため、
磁界の強さと、フィラメントに通る混合物の平均速度を
調整し、抽出係数αと称するパラメータを所定値にする
。
に於て液体から磁化し得る粒子を所定量分離するため、
磁界の強さと、フィラメントに通る混合物の平均速度を
調整し、抽出係数αと称するパラメータを所定値にする
。
この抽出係数αは次の式で与えられる。
ここにHoは磁界の強さ、VOは混合物の平均速度、刀
は混合物の動的粘度である。
は混合物の動的粘度である。
一般に簡単な実験により磁化し得る粒子を流体から必要
な程度分離するに必要な抽出係数の値と、この抽出係数
の所定値を与えるに必要な磁界の強さと混合物の平均速
度との値とを決定することができる。
な程度分離するに必要な抽出係数の値と、この抽出係数
の所定値を与えるに必要な磁界の強さと混合物の平均速
度との値とを決定することができる。
一般指針として約0.12 X 10−2kg yrL
−’S−”の動的粘度を有する粘土から常磁性粒子を分
離するためには、抽出係数の値は一般に(S−I・単位
)1δと16との間であり、1δの抽出係数、1000
ガウスの平均磁界強さで作動する磁気分離装置で例えば
最近平均速度はほぼ0.8 X 10−’九3−1であ
り、1oの抽出係数、100000ガウスの平均磁界強
さでは最高平均速度は約0.8771.S ”であり、
平均磁界強さ15000ガウスでは平均速度はほぼ1.
2X 1O−37FLS ’と1.2X 10−。
−’S−”の動的粘度を有する粘土から常磁性粒子を分
離するためには、抽出係数の値は一般に(S−I・単位
)1δと16との間であり、1δの抽出係数、1000
ガウスの平均磁界強さで作動する磁気分離装置で例えば
最近平均速度はほぼ0.8 X 10−’九3−1であ
り、1oの抽出係数、100000ガウスの平均磁界強
さでは最高平均速度は約0.8771.S ”であり、
平均磁界強さ15000ガウスでは平均速度はほぼ1.
2X 1O−37FLS ’と1.2X 10−。
ms−”との間であり、60000ガウスの平均磁界強
さでは平均速度はほぼ5×1O−3rrLS−1と5X
10−’7FL3−iとの間である。
さでは平均速度はほぼ5×1O−3rrLS−1と5X
10−’7FL3−iとの間である。
本考案を一層よく理解し、どのように実施するかを一層
明瞭にするため添付図面につき実施例を説明する。
明瞭にするため添付図面につき実施例を説明する。
第1図にフィラメント状材料のマトリックス2を包装す
る非磁性材料の円筒管1を示し、このフィラメントのほ
ぼ全部を管の縦軸線に平行に配列する。
る非磁性材料の円筒管1を示し、このフィラメントのほ
ぼ全部を管の縦軸線に平行に配列する。
弓形断面の2個の電磁石コイル3をこの管の周りに位置
させ、この電磁石コイルを付勢した時、フィラメントに
、はぼ直角方向の強力な磁界(即ち約10000ガウス
又はそれ以上)を生ずるようにする。
させ、この電磁石コイルを付勢した時、フィラメントに
、はぼ直角方向の強力な磁界(即ち約10000ガウス
又はそれ以上)を生ずるようにする。
作動に当り、この電磁石コイルを付勢し、液体と磁化し
得る粒子との混合物を一端から例えば矢印4の方向に管
1に入れ、マトリックスを通過させ、そこでこの磁化し
得る粒子がフィラメントに保持され、矢印5によって示
す他端から送出する。
得る粒子との混合物を一端から例えば矢印4の方向に管
1に入れ、マトリックスを通過させ、そこでこの磁化し
得る粒子がフィラメントに保持され、矢印5によって示
す他端から送出する。
このマトリックスが磁化し得る粒子で相当程度に閉塞さ
れた時、管への混合物の供給を停止し、磁界の強さを減
少させることによってフィラメント上に磁化し得る粒子
を保持する力を減らすことによってマトリックスを再生
させる。
れた時、管への混合物の供給を停止し、磁界の強さを減
少させることによってフィラメント上に磁化し得る粒子
を保持する力を減らすことによってマトリックスを再生
させる。
この処理された混合物は好適に分散しており、この状態
では磁化し得る粒子はすべてほぼ同一の電荷を帯電し従
って互に反発しねう。
では磁化し得る粒子はすべてほぼ同一の電荷を帯電し従
って互に反発しねう。
磁界が十分減少した時、相互の粒子間の力が磁化以上に
なり、磁化粒子がフィラメントから分離する。
なり、磁化粒子がフィラメントから分離する。
このマトリックス内の磁界の強さは例えば電磁石のコイ
ルを減勢することによって弱くしてもよいが、又は絶え
ず零に減少する交流を供給されるコイルの作用をマトリ
ックスに受けさせることによってもよく、或はその双方
によってもよい。
ルを減勢することによって弱くしてもよいが、又は絶え
ず零に減少する交流を供給されるコイルの作用をマトリ
ックスに受けさせることによってもよく、或はその双方
によってもよい。
このマトリックスを流体例えば清礎な水で水洗し、混合
物の供給を断った直後の混合物と同一方向にほぼ同一平
均速度で流し、それから電磁石のコイルを付勢するのが
よい。
物の供給を断った直後の混合物と同一方向にほぼ同一平
均速度で流し、それから電磁石のコイルを付勢するのが
よい。
このようにしてマトリックス内に物理的に保持されてい
る非磁化粒子を除去する。
る非磁化粒子を除去する。
電磁石のコイルを減勢するか又はマトリックスを含む管
を磁界の作用から除去し、絶えず零に減少する交流を供
給されるコイルの作用を受けさせる。
を磁界の作用から除去し、絶えず零に減少する交流を供
給されるコイルの作用を受けさせる。
同時に高速で流れる液体、例えば清潔な水の流れを反対
方向に混合物の方にマトリックスに通し、磁化粒子を除
去する。
方向に混合物の方にマトリックスに通し、磁化粒子を除
去する。
フィラメントと混合物の流れの総体的な方向とは平行で
あり共に磁界の方向に直角であるから、各フィラメント
にはフィラメントのまわりの磁化粒子の捕捉をなし得る
円筒状空間の2つの扇形部が存する。
あり共に磁界の方向に直角であるから、各フィラメント
にはフィラメントのまわりの磁化粒子の捕捉をなし得る
円筒状空間の2つの扇形部が存する。
更に混合物中の特定の粒子の捕捉を可能にするフィラメ
ントを囲繞する空間の容積は、供給混合物中の磁化粒子
がフィラメントに沿って移動するので大きくなる。
ントを囲繞する空間の容積は、供給混合物中の磁化粒子
がフィラメントに沿って移動するので大きくなる。
第2及び3図は非磁性材料の円筒かん11を示しこの円
筒かんの軸線が水平になるようにこの図面に対し円筒か
んを指向させ、上部水平隔壁12と下部水平隔壁13と
をそれぞれ設け、適当に支持された青銅ワイヤの編んだ
網のような非磁性有孔材料でこれ等隔壁を構成する。
筒かんの軸線が水平になるようにこの図面に対し円筒か
んを指向させ、上部水平隔壁12と下部水平隔壁13と
をそれぞれ設け、適当に支持された青銅ワイヤの編んだ
網のような非磁性有孔材料でこれ等隔壁を構成する。
これ等隔壁によって円筒かんの内部を3個の室に分割す
る。
る。
即ち導入口15を通じて混合物を導入する下部導入室1
4と、フィラメント状のマトリックス16を含む中心分
離室と、送出口18を通じて処理ずみの混合物を排出す
る上部送出室17とである。
4と、フィラメント状のマトリックス16を含む中心分
離室と、送出口18を通じて処理ずみの混合物を排出す
る上部送出室17とである。
フィラメント状マトリックスは複数個のほぼ真直ぐなフ
ィラメントからなり、円筒かんの中心室内に垂直方向に
これ等フィラメントを収容する。
ィラメントからなり、円筒かんの中心室内に垂直方向に
これ等フィラメントを収容する。
ソレノイドの形状に巻いた電磁石コイル19によってこ
の円筒かんを包囲し、コイル19によって生ずる磁界の
方向を円筒かんの縦軸線にほぼ平行にする。
の円筒かんを包囲し、コイル19によって生ずる磁界の
方向を円筒かんの縦軸線にほぼ平行にする。
作動に当り、第2及び3図に示す装置は第1図につき説
明した装置とほぼ同一である。
明した装置とほぼ同一である。
導入口15を通じて矢印20の方向に室14内に混合物
を導入し、次にマトリックス16を経て垂直に上昇させ
、ここで電磁石コイル19によって生じた水平磁界の作
用を受けさせ、マトリックスのフィラメントに磁化し得
る粒子を保持する。
を導入し、次にマトリックス16を経て垂直に上昇させ
、ここで電磁石コイル19によって生じた水平磁界の作
用を受けさせ、マトリックスのフィラメントに磁化し得
る粒子を保持する。
処理された混合物は室17に入り、送出口を通じて矢印
21の方向に送出する。
21の方向に送出する。
第1図につき説明した装置の場合と同様このマトリック
スを再生させる。
スを再生させる。
上述した本考案装置は実用新案登録請求の範囲内に於て
種々の変更を加え得ることは当業者にとって明らかであ
る。
種々の変更を加え得ることは当業者にとって明らかであ
る。
第1図は本考案装置の一実施例の線図的斜視図、第2図
は本考案装置の第2実施例の断面図、第3図は第2図の
I−I線に沿う断面図である。 1・・・・・・円筒管、2・・・・・・マトリックス、
3・・・・・・電磁石コイル、11・・・・・・円筒管
、15・・・・・・導入口、16・・・・・・マトリッ
クス、18・・・・・・送出口、19・・・・・・コイ
ル。
は本考案装置の第2実施例の断面図、第3図は第2図の
I−I線に沿う断面図である。 1・・・・・・円筒管、2・・・・・・マトリックス、
3・・・・・・電磁石コイル、11・・・・・・円筒管
、15・・・・・・導入口、16・・・・・・マトリッ
クス、18・・・・・・送出口、19・・・・・・コイ
ル。
Claims (1)
- 磁化し得る粒子と液体との混合物のための導入口と送出
口とを有するかんと、このかんの中の強磁性材料のマト
リックスと、このマトリックスの区域に強い磁界を生ぜ
しめる磁界発生手段とを具え、前記マトリックスを構成
する強磁性材料をフィラメント状材料にし前記混合物が
前記マトリックスを流れる総体的な方向にほぼ平行な方
向にほぼすべての前記フィラメントを配列し、前記マト
リックスに流れる前記混合物の流れの総体的な方向を前
記磁界がほぼ直角に横切るよう前記磁界発生手段を構成
したことを特徴とする磁化可能の粒子を懸濁した液体か
らこの粒子を分離する磁化可能粒子分離装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB2543/74 | 1974-01-18 | ||
GB2543/74A GB1488021A (en) | 1974-01-18 | 1974-01-18 | Magnetic separation |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5948719U JPS5948719U (ja) | 1984-03-31 |
JPS607769Y2 true JPS607769Y2 (ja) | 1985-03-16 |
Family
ID=9741446
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50007183A Pending JPS50113874A (ja) | 1974-01-18 | 1975-01-17 | |
JP1983122275U Expired JPS607769Y2 (ja) | 1974-01-18 | 1983-08-08 | 磁化可能粒子分離装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50007183A Pending JPS50113874A (ja) | 1974-01-18 | 1975-01-17 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS50113874A (ja) |
CA (1) | CA1015316A (ja) |
CS (1) | CS189681B2 (ja) |
DE (1) | DE2501858C2 (ja) |
ES (1) | ES433925A1 (ja) |
FR (1) | FR2258221B1 (ja) |
GB (1) | GB1488021A (ja) |
ZA (1) | ZA75344B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5244465A (en) * | 1975-10-06 | 1977-04-07 | Daido Steel Co Ltd | Magneic particle separator and production of the same |
US4170447A (en) * | 1977-01-11 | 1979-10-09 | Exxon Research & Engineering Co. | Method of separating solid particulate |
DE2923378C2 (de) * | 1979-06-08 | 1984-12-06 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Vorrichtung zum Abscheiden von magnetisierbaren Teilchen |
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