JPS5911326B2 - 磁性粒子分離装置 - Google Patents

磁性粒子分離装置

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JPS5911326B2
JPS5911326B2 JP50004697A JP469775A JPS5911326B2 JP S5911326 B2 JPS5911326 B2 JP S5911326B2 JP 50004697 A JP50004697 A JP 50004697A JP 469775 A JP469775 A JP 469775A JP S5911326 B2 JPS5911326 B2 JP S5911326B2
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ウインドル ウイリアム
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INGURITSUSHU KUREIZU RABAARINGU HOOCHIN ANDO CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁性粒子が懸濁する流体から該磁性粒子を分
離するための装置に関する。
ウィリアムレズリーボアの名の米国特許明細書第2,4
5 2,2 2 0号によれば、金属粒子を含む流体
を多数の磁性ボールを含んでそれらの間に規制的で且つ
一様に配列された隙間を形成する分離室に通過さやると
同時に永久磁石の手段によって該分離室に磁界を与え、
該流体、特に潤滑油のような液体から鉄の金属粒子を分
離することが知られる。
該流体中の鉄の粒子はこれによって磁化されそして磁性
ボールに引かれる。
これらボールに引かれた該強磁性粒子を該分離室から除
去するために、該永久磁石は該分離室の近傍から取り除
かれるようになっているが、その結果磁性ボールが消磁
しそして流体を分離室内でフラッシュすることが出来る
ヘンリーエツチコルムの名で1971年3月2日付発行
の米国特許第3,5 6 7,0 2 6号によっても
また流体を相当な量の強磁性耐腐食性のウーノレ材料に
通過させることによって該流体から磁性粒子を分離する
ことが知られ、該ウール材料の周りには該材料に少くと
も1 2,0 0 0ガウスの磁界を付与できる電磁石
のコイルが巻かれている。
この磁界が付与されたとき、該流体中の磁性粒子は前述
のプロセスと同じように該材料に引かれる。
該磁性粒子を該材料から除去するために、磁界は消され
そして該材料は適用された交通磁界の手段によって振動
させられる間流体によってフラッシュされる。
更に従来、磁選装置に於いて電磁コイルが磁性体の多孔
パッキングを含む分離室内に磁界を生成せしめるに使用
され数トン或いは数百トンの重ささえある大きい重い鉄
復帰枠を備えることによりランニングコストの低下を維
持する一方分離室内に高い磁界を維持するようにし、分
離室の区域から磁束の損失を最小にし、而してこれによ
り所望の高い磁界を維持するに要求される作動力を小さ
くするようにすることが普通であった。
1971年12月14日付発行の米国特許明細書第3,
6 2 7,6 7 8号は、そのような装置を記述し
て居る。
これに於いて該復帰枠は分離室を殆んど完全に囲んでい
る。
該分離室を第一に該復帰枠の重い大きな鉄頂部部材を除
去することなく、電磁コイルの極片間から除くことは不
可能である。
該分離室内の該材料中にとらえた磁性粒子を取り除くた
めに分離室をその位置でフラッシュアウトする必要があ
り、又該電磁コイルはもちろん強樹性粒子が該パッキン
グ材から解放される前に励磁を解かれねばならない。
これは該コイルが不活性化されるまでの間は磁性分離は
起り得ないから不利である。
従ってかくの如き装置は作動中の時間の高比率がパッキ
ング材の洗浄に費やされ、それは完全に非生産的なプロ
セスである。
米国特許明細書第3,6 2 7,6 7 8号もまた
、電磁コイルが超電導的に作動すること更に超電導磁石
が用いられたときに生ずる所定の磁界を維持するに要求
される電力の低下が磁石コイルを冷却するに要求される
電力を補う以上であるからランニングコストが減少でき
ることを開示している。
しかし乍ら超電導磁石コイルを繰り返し磁化と消磁する
ことは経済的でない。
本発明の一面によれば、 (a) 第1区域内で継続的な高強度の磁界を確立す
るための超電導電磁石手段と、 (b) 互いに連結した複数の長手の分離室と、(c
) 完全に囲まれた前記分離室に流体が圧入と流出す
ることを許容する前記分離室の夫々に具備した開口と、 (d)、前記開口間に流れる流体が通過するように該分
離室の夫々に具備される流体の浸透性で磁性のパッキン
グ材と、 (e) 作動時間の大部分の間、該分離室の少くとも
1つが継続的に磁界が維持された該第1区域内にあり、
そして前記分離室の少なくとも他の1つが該第1区域の
外にあるように前記分離室を該第1区域へ又それから往
復的に移動させる手段と、 (f) 懸濁した磁性粒子を有する流体を第1区域に
位置した各分離室の第1開口に流入させ、該流体が該パ
ッキング材を通過する際その内部の磁性粒子を高強度磁
界により磁化して該パッキング材に吸引し、第2開口を
介して流出させる手段と、 (g) 該分離室を前記移動手段によって該第1区域
から離れた第2区域に移動させたとき、該第1区域内に
あった分離室内の該パッキング材に引かれた磁性粒子を
加圧フラツシング流体で取り除く除去手段と、 からなる懸濁した流体から磁性粒子を分離するに適した
装置を提供する。
磁気吸引効率は該第1区域に適用した磁界強度に略直接
的に比例すると共に該分離室を介する流体の流速に略逆
比例するように示すことができる。
極めて大きい磁界強度が超電導磁石によって達成できる
から、分離は本発明のすぐれた装置の連続的な使用によ
り従来の磁石を利用した装置に比べ更に犬なる流体の流
速で実施できる。
磁界が本発明装置の作動中に継続的に与えられ、超電導
磁石の作動を不経済とするような反復的な励磁と消磁と
がない。
懸濁状態の磁性粒子を有する流体は高作動サイクルで該
装置を通過し、かくて流体は従来構成の装置を利用する
に与えられた時間よりもこの装置を利用するに与えられ
た時間においてより多く処理され得る。
該磁界は一般的に少くとも1 0,0 0 0ガウスで
ありそして6 0,0 0 0ガウスか或いはそれ以上
の高さであってもよい。
懸濁した磁性粒子を有する流体は水と実質的な非磁性材
のスラリーであり、その中に磁性粒子を有している。
該スラリーが各分離室を通過する速度は少くとも30c
rrl/分であり1,0 0 0cml分よりも小さく
てもよい。
第1区域内にスラリーの存する時間は約3秒と約2分の
間となし得好ましくは約5秒と約25秒の間である。
好ましくは磁性粒子は流体を伴うフラッシングによって
第2区域内の該第1分離室から取り除かれる。
■実施例において、磁性粒子は、パッキング材の残留磁
性の減少によって、或いは該分離室を消磁コイルに導く
ことによって、又パッキング材の残留磁性が効果的に零
になるまでK徐々に小となるヒステリシスルーズの周り
のパッキング材の磁化を取り除くようにこのコイルに適
用した交通の振幅を徐々に減少することによって、更に
流体を伴う該パッキング材をフラッシングすることによ
って各分離室内のパッキング材から取り除かれる。
該電磁石手段はニオブとチタンの合金により形成の導電
体からなると共に液体ヘリウムの温度で超電導性である
電磁コイルを含んでいる。
該装置は好ましくは2個の分離室を具備している。
該分離室を移動する手段は該分離室の1つに連結したラ
ックに協動するピニオンからなる。
本発明の1実施例において、各分離室はその1端に2つ
の開口を有し、これら開口の1つはこれら開口から離れ
て存する該室の該端に延長するダクトに連結しており、
かくて流体は1端で該室に流入することができそして磁
性材の浸透性パッキングを通過後に該端で該室から流出
することができる。
該パッキング材はステンレス鋼ウールからなり得る。
その場合において、該パッキング材の占める全容積の約
2%乃至40%はステンレス鋼により占められ、該容積
の残りは空所である。
該パッキング材は代りに個々の微粒子であり得られ、そ
の場合に該パッキングの占める全容積の約10%乃至7
5%は微粒子によって占められ、該容積の残りは空所で
ある。
該磁気分離装置に供給される液体は一般的に固体重量で
少くとも10チで40%より少なく含んでいる。
本発明による装置に関して重い鉄復帰枠は不必要であり
、又従って磁界が付与される区域へそして該区域から分
離室を移動させることは可能である。
本発明をより良く理解するために又本発明がどのように
実施されるかを示すべく添付図面を参考に実施例により
説明する。
第1図に示す装置は端と端で強固に接続されている2個
の第1、第2分離室1,2から成り、該2つの室間は連
通されてない。
各室は中心軸導管からなる第1開口3を備え、該第1開
口を介して常磁性或は強磁性材料の色の泥れた不純物を
含む顔料の白色がかった水性スラリーが第1隔室4K供
給される。
該隔室4から該水性スラリーは第1有孔隔室5、耐腐触
性鉄或はスチールクールのパッキング材6及び第2有孔
隔壁1を介して第2隔室8内に入り而してそれは導管か
らなる第2開口LKよりそこを去る。
該装置は又電磁コイル10から成る。
該電磁コイルの最も強い磁界の領域はそれにより限界さ
れる筒状孔である。
該分離室は装置(第2図参照)に設置される、これによ
りこれら室のいづれか一方は該電磁コイル10の該筒状
孔内に位置せしめ得られる、一方他方の分離室は該電磁
コイルの磁界の影響の外に実質上留まる。
該電磁コイル10は、例えば液体ヘリウムの温度で超電
導であるニオプ及び錫、チタン或はガリウムの合金或は
バナジウム及びガリウムの合金からつくられた電導体か
ら成る。
該コイルは4つの壁をもつジャケット内に包容せられて
居る。
而して各壁の両面は熱反射面を有する。
第1及び第2壁間の空間は液体ヘリウムを含む。
第2及び第3壁間の空間は液体窒素(或は液体空気)を
含む。
又第3及び第4壁間の空間は真空排気される。
該電磁コイルの筒状孔内のこれらの壁並にこれら壁間の
厚さは該孔内に最大容積をつくるように出来る限り小さ
く保たれる。
該孔で該磁場は最強であり該分離室のために利用し得る
第2図示の装置は杆23により強固に接続される2つの
円筒状の第1、第2分離室21及び22から成り、これ
ら室間の連通はない。
各室は端壁24及び25とステンレス鉄ウールのパッキ
ング材26とを備え、該ウールは第1有孔隔壁27と第
2有孔隔壁28との間に収容されている。
低圧の供給懸濁材料と洗滌水を導入するだめの導管から
なる第1開口29は該パッキング材26を量通して分離
室の第2有孔隔壁28と端壁25との間の隔室20と連
通している。
第2開口30は分離室の第1有孔隔壁27と端壁24と
の間の隔室19と連通して製品懸濁物と洗滌物の排出の
ため並に高圧フラッシュ水の導入のために役立つ。
又弁32を備えた導管31はフラッシュ水を排出するに
用いられる。
両分離室の各壁25は比較的どっしりした軟鉄板から形
成される。
これら第1、第2分離室21及び22はその一方の室が
高強度磁界が生ぜしめらる帯域の第1区域に存する位置
から他方の分離室がこの第1区域に存する位置までラツ
ク34を備えた杆33の手段で動かされる。
該ラツク34は駆動機構(図示しない)例えば電動モー
ターによりどちらにも駆動され得るピニオン35と協動
する。
高強度磁界は冷却された( refvigerated
)電磁組立体により確立される。
電磁コイル36は、例えばニオプ及び錫、チタン或はガ
リウムの合金或はバナジウム並にガリウムの合金でつく
られた導体から成り、これは液体ヘリウムの温度で超電
導である。
該コイル36は4つの壁のジャケット内に包容されて居
りその各壁の両面ば熱反射面を有する。
第1並に第2壁間に形成された第1環状室37は液体ヘ
リウムを含む。
該第1室37と同心の第2環状室40は第2及び第3壁
間に形成され且つ液体窒素(或は液体空気)を含む。
又第2、第3及び第4壁間に形成された第3室43は完
全に第1及び第2室を囲み且つ真空排気される。
第1環状室37は入口導管38と排気孔39とを備え、
第2環状室40は入口導管41と排気孔42とを備え、
又第3室は適当な真空ポンプ(図示しない)と連通ずる
弁44を介して真空排気される。
円形の軟鉄遮弊物45及び46が冷却電磁組立体の各側
に1つ設けられると共に夫々は中心に円孔径を有し、該
孔を通して該分離室21及び22が摺動する。
これら遮弊物45及び46は一方の分離室が高強度磁界
の第1区域に在るとき他方の分離室の軟鉄端壁25は2
つの鉄遮弊物の一方と同平面となるように配置される。
該軟鉄遮弊物45及び46と分離室端壁25はこれら分
離室がパッキングが実質上減磁される第2区域及び第3
区域に在るときこれら分離室21及び22を強磁界から
遮弊するべく作用し又その上分離室が強磁界の第1区域
から除去されるとき冷却電磁組立体への力を小さくする
助けとなる。
該冷却電磁組立体は比較的軽い構造物から成り而して大
きい力により曲がる。
該組立体に作用する力は1つの分離室が高磁界強度の第
1区域から退出せしめられるとき他方の分離室が該区域
に入ることを確実にすることにより著しく均衡せしめら
れる。
軟鉄遮弊物45及び46はねじを切った複数本の杆47
により強固に設置される。
形状は円筒状で且つ分離室の径よりも少し大きい径を有
する消磁コイル48及び49は〜冷却電磁組立本から遠
い側に軟鉄遮弊物25に隣接して設けられる。
着実に零まで減少される交流は適当な供給源(図示しな
い)から消磁コイルに加えられ得る。
第1図示の装置の作動に於て、電磁コイルは励磁され而
して第1及び第2壁間の空間内の液体ヘリウムは該コイ
ルの温度が超電導状態が優勢である温度範囲内に保たれ
る。
好ましくは解コウされた水性スラリーは第2分離室2に
それが電磁コイル10の円筒状孔内に位置する間、連続
的に供給される。
該パッキング流通が磁性不純物粒子で明らかに塞がれる
に至る以前に経過する実験により認められた時間により
制御される予定の時間後、該室2への供給スラリー材料
の供給は中断される。
而して該2つの分離室の位置が該室2を磁界の実質上外
側に変位せしめる一方第1分離室1を電磁コイル10の
筒状孔内へ導入すべく切換えられる。
該室1は供給懸濁材料の供給源に接続されると共に該室
2は該磁性不純物を奔出(フラツシング)せしめる高圧
の清浄水源に接続される。
清浄水は供給懸濁材料の通過方向と反対方向に該室を通
過せしめることが好ましい。
第2図示の装置に於で、高強度磁界が冷却電磁組立体の
円筒状孔内に連続内に維持される。
第1分離室21は高強度磁界の第1区域内に示されて居
り第2分離室22はパッキングの減磁及びフラツシング
のだめの第2、第3区域のうちの1つの第3区域に在る
好ましくは解コウされた供給懸濁材料は第1容器50か
ら弁51及び可撓部53を含む導管52を介し第1分離
室21の導管からなる第1開口29内へ流入する。
供給懸濁材料に比して減少した磁性不純物含有量を有す
る製品懸濁物は第2開口30及び可撓導管54を経て第
1分離室21を去り而して弁55及び導管56を介して
製品用第1貯蔵容器57内へ流入する。
該パッキングの通過が磁性不純物粒子で明らかに塞がれ
るようになる以前に経過する実験により認められた予定
の時間後、弁51及び55は閉じられ而して低圧洗滌水
が第2容器58から弁59を介しかくして第1分離室2
1の供給材導管29内へ流入するように許される。
物理的に随伴される非磁性粒子の稀薄懸濁物は可撓導管
54、弁60及び導管61を介して中間品分用第2貯蔵
容器62内へ流入する。
弁59及び60がそれから閉じられ而してピニオン35
は第2分離室22を第3区域から高強度磁界の第1区域
内へ且つ第1分離室21を第2区域の消磁コイル48内
に動かすように回転される。
高圧のフラツシング用水が第3容器63から導管64及
び弁65を介して可撓導管54内へ流入する而して磁性
粒子の懸濁物が導管31及び弁32を介してタンディッ
シュ66内へ排出されその時それは導管61を介して磁
性分用第3貯蔵容器68内へ流入する。
このようにして、分離室のパッキングは供給懸濁材料と
洗滌水の流れの方向と反対の方向に奔出される。
第2タンディッシュ69は第2分離室22が消磁コイル
49位に位置されるとき該分離室22から磁性分を受入
れるに設けられる。
,パッキングは消磁コイル48に漸次零に減少される交
流を供給することにより水の7ラツシングを受けると同
時に実質上減磁される。
一方供給懸濁材料は弁70と可撓部72を含む導管71
とを介し第2分離室22に供給される。
製品懸濁物は第2開口30及び可撓導管73を介し第2
分離室22を去り而して弁74と導管75を介して第1
貯蔵容器57内に流入する。
洗滌水は弁76を介して第2分離室22に供給され、而
して中間品分は弁77及び導管78を介して第2貯蔵容
器62内に流入する。
第2分離室22が消磁コイル49内に在るとき高圧奔流
水が導管79及び弁80を介して供給される。
弁を含む空気排気孔81は2つの分離室21及び22の
夫々の最高点に設けられて供給懸濁材料或は洗滌水と共
に分離室内に入る空気の逸出を許容する。
分離室を高強度磁界の第1区域から除去する前の該分離
室を通過せしめられる供給懸濁材料の容量は一般に分離
室の容量の15倍より大きくない。
又洗滌水の容量は一般に分離室の容量の2倍から5倍ま
での範囲である。
分離室は一般に高圧の水で約1分乃至5分間奔出される
該電磁コイルは該コイルがその超電導状態に在るとき筒
状孔内に得られる磁気強度は復帰枠を使用しないで、水
性スラリーから8X10−5(SI単位で)と云う低い
磁化率を有する不純物を首尾よく分離するに充分である
ことが分ったので復帰枠を設けない。
復帰枠を使用しないめで2つの分離室を使用し且つそれ
らをそれらが交互に筒状孔の内外にあるように変位せし
・めることか可能である。
かくして磁性粒子をパッキングから奔出せしめるべく電
磁コイルを励磁し又励磁を解くことを繰返して行う(こ
れは超電導コイルの場合には不経済である)ことが必要
がなく又フラツシングを行うべく磁選な中断する必要が
ない。
装置の変形例に於で、これら室や円軌道内で往復動する
回転可能台或はホイール に設置されてもよい。
パッキング材として鉄又はスチールウールを使用するに
代え、例えば耐腐触性強磁性材の塊に粉砕機を作用させ
ることにより形成される不ぞろいの円球、ペレット、摩
砕片、或は粒子が使用出来る。
小片パッキングにより占められる全容積のうち約10%
〜75係、好ましくは30係〜70%は固形パッキング
材により占められ該容積の残りは空所である。
パッキングが鉄或はスチールウール或は金属泡であるな
らば全容積の約2%〜40引ま固体パッキング材により
占められ容積の残りは空所である。
白っぽい顔料は一般にナクライト、デカイト或は−・ロ
イサイトから成るカオリン或は粘土であるがその他の鉱
物顔料も又処理出来る。
供給懸濁材料の流速は一般に30cWl/分及び1 0
0cml分の間であり又6 0 0cml分より大き
くないことが好ましい。
本発明の下記の実施例により更に説明する。
実施例 1 重量で43%が2ミクロン相当球径(e.s.d.)よ
り小さい粒子から成り又重量で11係が10ミ′クロン
相当球径より大きい粒子から成る粒度分布と、84.8
%(酸化マンガン=100係)の波長458nmの紫光
線に対する初期反射と重量でFe203の0.80%の
初期鉄含有量とを有する英国力オリン粘土が分散剤を含
む水と混ぜられ1.1 0 0の比重を有する充分解コ
ウされた懸濁物(即ち重量で約18係の固体を含んだ懸
濁物)を生成せしめた。
この懸濁物のサンプルは1 5,0 0 0ガウスの磁
界強度で作動し且つ重い大きい鉄復帰枠と1つの固定さ
れた分離室を有する従来の磁選機と50,000ガウス
の磁界強度で作動し且つ2つの移動可能な分離室を有し
復帰枠を有しない本発明の超電導磁選機とを通過せしめ
られた。
夫々の場合に於で、分離室は5 0.5cWlの長さと
3.5(7)の径を有し又ステンレス鉄ウールを容量で
95係の空所の割合で充填された。
ステンレススチールの組成は例えば次の通りである。
成分元素 重量係 カーボン 0.04〜1.20 シリコン 0.0 〜1.0 成分元素 重量% マンガン 0.0 〜1.5 ク ロ ム 4.0 〜27.0モリブデ
ン 0.0 〜1.6 ニッケル 0.0 〜2.5 鉄 残部 各磁選機のだめの作動条件は、供給懸濁材料の実質的に
同一利益を与えられるように選択された而して供給懸濁
材料の流速が比較された。
その結果は下記表1に示される。
作動サイクルに於ける夫々の段階に要した時間+1完全
サイクルに要した時間の百分率として表わされた表2に
示される。
従来の磁選機の場合の非生産時間即ちパッキングを洗滌
し且つフラツシングするに要する時間は全時間の49.
5%であった。
超電導磁選機の場合は2つの可動分離室の使用は第1分
離室に高圧水での奔出処理をなすことを可能とした間に
第2分離室は材料供給工程と洗滌工程とを受けつつあっ
た。
その上、該超電導磁選機に於けるより強度磁界のために
供給懸濁材料をより早い速度で通過せしめることが可能
である。
「中間物」採取分内の磁性物の割合を小さくするべく洗
滌水は供給懸濁材料と同一方向に且つ該懸濁物の速度よ
りも大きくない速度でパッキングを量流せしめる。
この理由で、超電導磁選機の場合の洗滌工程により要す
る時間は従来の磁選機の場合に於けるよりも著しく少な
い。
超電導磁選機の場合の非供給時間は全時間の39.4%
であ・つた。
従来の磁選機の場合に於ける乾燥処理されたカオリンの
生産率は2.8Kg/時間であった。
又本発明による超電導磁選機の場合は11.6Kg/時
間であった。
実施例 2 重量で45係が2ミクロン相当球径より小さい粒子から
成り又重量で14%が10ミクロン相当球径より大きい
粒子から成るような粒子寸法分布と8 4.8 %の波
長4 5 8 nmの紫色光線に対する初期反射と重量
で0。
85係のFe 20 3 の初期鉄含有量とを有する英
国力オリン粘土は分散剤を含む水で混合されて1.0
7 8の比重を有する充分に解コウ懸濁液(即ち、重量
で約12%の固体を含んだ懸濁物)を生成せしめた。
この懸濁液のサンプルは単一の固定された分離室を有す
る超電導磁選機と2つの可動分離室を有する本発明によ
る超電導磁選機とを量通せしめた。
夫々の場合に、これら分離室は50.5cInの長さく
と3.5cmの径とを有した。
又ステンレス鉄ウールを容量で94.9%の空所までに
充填された。
夫々の場合の磁界強度は3 0.0 0 0ガウスであ
った。
夫々の場合に供給材懸濁液は1 4 5.5crr1/
分の速度で即ち1.3 3 0CC/分で分離室を通過
せしめられた。
又通過された供給材懸濁液の全容量は分離室の容量の1
0倍に等しかった。
粘土の受盆は夫夫の場合に同じであった。
又その結果は下記表3に記述される。
作動サイクルに於ける夫々の工程に要した時間は完全サ
イクルに要した時間の百分率として表わした下記表4に
示される。
非生産時間はそれ故1つの室を備えた分離装置の場合に
は4 5.4 %であったが2つの室を備えた分離装置
の場合には僅か35.2%であった。
1つの室を備えた分離装置の場合の乾燥処理カオリンに
よる生産率は4.8 9 Kp/時間であった。
又2つの室を備えた分離装置の場合のそれは5.80K
g/時間であった。
分離室に於ける供給材懸濁液の滞溜時間は一般に3秒及
び2分の間であり一層好ましくは5秒乃至25秒の間で
ある。
多くの変形例が本発明の要旨を逸脱することなしに前記
の装置に対しなされ得ることは当業者にとり明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気分離装置の一例の截断正面線
図、第2図は本発明に係る磁気分離装置の第2実施例の
一部截断面図を示す。 1・・・・・・第1分離室、2・・・・・・第2分離室
、3・・・・・・第1開口、6・・・・・・パッキング
材、9・・・・・・第2開口、10・・・・・・電磁コ
イル、21・・・・・・第1分離室、22・・・・・・
第2分離室、26・・・・・・パッキング材、36・・
・・・・電磁コイル、33・・・・・・杆、34・・・
・・・ラック、35・・・・・・ビニオン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 伝)第1区域内で継続的な高強度の磁界を確立する
    ための超電導電磁石手段と、 ら)互いに連結した複数の長手の分離室と、(c)完全
    に囲まれた前記分離室に流体が圧入と流出することを許
    容する前記分離室の夫々に具備した開口と、 (d) 前記開口間に流れる流体が通過するように該
    分離室の夫々に具備される流体浸透性で磁性のパッキン
    グ材と、 (e) 作動時間の大部分の間、該分離室の少なくと
    も1つが継続的に磁界が維持された該第1区域内にあり
    、そして前記分離室の少なくとも他の1つが該第1区域
    の外にあるように前記分離室を該第1区域へ又それから
    往復的に移動させる手段と、 (f) 懸濁した磁性粒子を有する流体を第1区域に
    位置した各分離室の第1開口に流入させ、該流体が該パ
    ッキング材を通過する際その内部の磁性粒子を高強度磁
    界により磁化して該パッキング材に吸引し、第2開口を
    介して流出させる手段と、 (g) 該分離室を前記移動手段によって該第1区域
    から離れた第2区域に移動させたとき、該第1区域内に
    あった分離室内の該パッキング材に引かれた磁性粒子を
    加圧フラッシング流体で取り除く除去手段と、 からなる懸濁した流体から磁性粒子を分離するに適した
    装置。
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