JPS607752B2 - 白色紫外線反射糸条構造物 - Google Patents
白色紫外線反射糸条構造物Info
- Publication number
- JPS607752B2 JPS607752B2 JP1196980A JP1196980A JPS607752B2 JP S607752 B2 JPS607752 B2 JP S607752B2 JP 1196980 A JP1196980 A JP 1196980A JP 1196980 A JP1196980 A JP 1196980A JP S607752 B2 JPS607752 B2 JP S607752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- white
- yarn
- ultraviolet
- yarn structure
- reflector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、白色紫外線反射糸条構造物に関するものであ
り、更に詳しく述べるならば、雪と同様の紫外線反射館
を有する白色紫外線反射糸条構造物に関するものである
。
り、更に詳しく述べるならば、雪と同様の紫外線反射館
を有する白色紫外線反射糸条構造物に関するものである
。
本明細書において、糸条構造物と言うのは、縫糸、トワ
インロープ、紐などの糸条材料であってもよく、またこ
れら糸条材料から作られた絹、すだれなどの構造物又は
、これらの附属物、部品などであってもよい。
インロープ、紐などの糸条材料であってもよく、またこ
れら糸条材料から作られた絹、すだれなどの構造物又は
、これらの附属物、部品などであってもよい。
また、前記糸条材料は、ほぼ円形の断面形状を有するも
のでもよく、また偏平な断面形状を有するテープ状のも
のであってもよい。更に、糸条構造物は、ステープルフ
アィバ一、マルチフイラメント、モノフイラメント、ス
プリットャーン、テープヤーン、その他の糸条物のいづ
れによって作られたものであってもよい。雪によって被
覆された地域において、物品、人員等を肉眼視察から隠
蔽する場合、これらを白色のシートをもって被覆するこ
とは一般によく知られている。この場合、通常の白色被
覆材料、例えば二酸化チタンなどの白色顔料を含有する
材料が用いられている。しかしながら、雪は、照射され
た紫外線の70〜90%を反射するのに対し、従釆の白
色被覆材料は、照射された紫外線の大部分を吸収し、ほ
とんど反射しないという性質を有している。
のでもよく、また偏平な断面形状を有するテープ状のも
のであってもよい。更に、糸条構造物は、ステープルフ
アィバ一、マルチフイラメント、モノフイラメント、ス
プリットャーン、テープヤーン、その他の糸条物のいづ
れによって作られたものであってもよい。雪によって被
覆された地域において、物品、人員等を肉眼視察から隠
蔽する場合、これらを白色のシートをもって被覆するこ
とは一般によく知られている。この場合、通常の白色被
覆材料、例えば二酸化チタンなどの白色顔料を含有する
材料が用いられている。しかしながら、雪は、照射され
た紫外線の70〜90%を反射するのに対し、従釆の白
色被覆材料は、照射された紫外線の大部分を吸収し、ほ
とんど反射しないという性質を有している。
このため紫外線透過性のフィル夕を装着した写真機或は
特殊測定器具、例えば分光光度計などの紫外線観察手段
を用いて観祭した場合、従来の白色被覆材料は、雪から
判然と区別されるのである。また、白色被覆材料の大部
分を占める白色シート部分が、上述のような所望紫外線
反射性能を有していても、白色シート部分の附属部分、
例えば、紐、ロープ、縫糸、縁取りテープ、或は白色シ
ート部分の他との粘着(貼りつき)等を防止し、拡布又
は折りたたみの際のさばきを良好にするための支持材料
、例えば力絹或は支持網などが、所望の紫外線反射性能
を有していない場合、結局白色被覆材料は隠蔽の目的を
達成できないことになる。
特殊測定器具、例えば分光光度計などの紫外線観察手段
を用いて観祭した場合、従来の白色被覆材料は、雪から
判然と区別されるのである。また、白色被覆材料の大部
分を占める白色シート部分が、上述のような所望紫外線
反射性能を有していても、白色シート部分の附属部分、
例えば、紐、ロープ、縫糸、縁取りテープ、或は白色シ
ート部分の他との粘着(貼りつき)等を防止し、拡布又
は折りたたみの際のさばきを良好にするための支持材料
、例えば力絹或は支持網などが、所望の紫外線反射性能
を有していない場合、結局白色被覆材料は隠蔽の目的を
達成できないことになる。
本発明の目的は、肉眼のみならず紫外線を用いる観祭に
対しても、雪から判別困難な白色紫外線反射糸条構造物
を提供することにある。
対しても、雪から判別困難な白色紫外線反射糸条構造物
を提供することにある。
本発明の白色紫外線反射糸条構造物は、少なくとも外周
面層部分に、酸化ジルコン(ZrQ)、硫酸バリウム(
母S04)、酸化マグネシウム(M奴)および炭酸マグ
ネシウム(M&03)から選ばれた少なくとも1員から
なる白色紫外線反射剤が含まれていることを特徴とする
ものである。
面層部分に、酸化ジルコン(ZrQ)、硫酸バリウム(
母S04)、酸化マグネシウム(M奴)および炭酸マグ
ネシウム(M&03)から選ばれた少なくとも1員から
なる白色紫外線反射剤が含まれていることを特徴とする
ものである。
本発明の糸条構造物を構成する糸条体の構成を模型的に
示すと、第1図に示されている糸条構造物の円形断面、
および第2図に示されている糸条構造物の偏平体断面に
おいて、白色紫外線反射剤は、少なくとも外周面層部分
1に含まれているが、勿論、中心部分2中に含まれてい
てもよい。外周面層部分は、中心部分のまわりに形成さ
れた被覆膜から形成されていてもよい。この場合、白色
紫外線反射剤は、フィルム形成形の熱可塑性重合体材料
からなるマトリックス中に分散されている。この重合体
材料は、天然ゴム、合成ゴム、例えばポリブタジェン、
ブタジェンースチレン共重合体、ブタジヱンーアクリロ
ニトリル共重合体、ボリクロロプレン、ポリイソプレン
、ポリイソブチレン、イソブチレンリイソプレン共重合
体、アクリル酸ヱステル共重合体、ポリウレタンゴム、
クロルスルフオン化ポリエチレンなど、および熱可塑性
合成樹脂、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化
ビニIJデン、ポリウレタン、ポリァクリル樹脂その他
、水不溶化ポリビニルアルコールなどの比較的無色の重
合体材料などから選ぶことができる。特に、ポリ塩化ビ
ニルが本発明に好ましい。これらの重合体材料は、本発
明の目的を阻害しない限り、可塑剤、各種安定剤その他
の添加剤を含んでいてもよい。本発明の糸条構造物の少
なくとも外周面層部分は、白色紫外線反射剤を含む繊維
から形成されていてもよい。
示すと、第1図に示されている糸条構造物の円形断面、
および第2図に示されている糸条構造物の偏平体断面に
おいて、白色紫外線反射剤は、少なくとも外周面層部分
1に含まれているが、勿論、中心部分2中に含まれてい
てもよい。外周面層部分は、中心部分のまわりに形成さ
れた被覆膜から形成されていてもよい。この場合、白色
紫外線反射剤は、フィルム形成形の熱可塑性重合体材料
からなるマトリックス中に分散されている。この重合体
材料は、天然ゴム、合成ゴム、例えばポリブタジェン、
ブタジェンースチレン共重合体、ブタジヱンーアクリロ
ニトリル共重合体、ボリクロロプレン、ポリイソプレン
、ポリイソブチレン、イソブチレンリイソプレン共重合
体、アクリル酸ヱステル共重合体、ポリウレタンゴム、
クロルスルフオン化ポリエチレンなど、および熱可塑性
合成樹脂、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化
ビニIJデン、ポリウレタン、ポリァクリル樹脂その他
、水不溶化ポリビニルアルコールなどの比較的無色の重
合体材料などから選ぶことができる。特に、ポリ塩化ビ
ニルが本発明に好ましい。これらの重合体材料は、本発
明の目的を阻害しない限り、可塑剤、各種安定剤その他
の添加剤を含んでいてもよい。本発明の糸条構造物の少
なくとも外周面層部分は、白色紫外線反射剤を含む繊維
から形成されていてもよい。
この場合、繊維を形成する重合体マトリックスは、ポリ
エチレンテレフタレートのようなポリエステル、ナイロ
ン6およびナイロン66のようなポリアミド、ポリアク
リロニトリル又はその共重合体、水不熔化又は難溶化さ
れたポリビニルアルコール、又は「ポリプロピレンおよ
びポリエチレンなどのポリオレフインからなるものであ
ってもよい。特に、水不溶化又は難溶化されたポリビニ
ールアルコール繊維、例えばビニロンからなる糸条構造
物基材は波長300〜400ミリミクロンの紫外線に対
して、60〜70%の良好な反射率を示すという特徴を
有しており、本発明の白色反射糸条構造物の外周面層部
分を構成する繊維として最も好適である。
エチレンテレフタレートのようなポリエステル、ナイロ
ン6およびナイロン66のようなポリアミド、ポリアク
リロニトリル又はその共重合体、水不熔化又は難溶化さ
れたポリビニルアルコール、又は「ポリプロピレンおよ
びポリエチレンなどのポリオレフインからなるものであ
ってもよい。特に、水不溶化又は難溶化されたポリビニ
ールアルコール繊維、例えばビニロンからなる糸条構造
物基材は波長300〜400ミリミクロンの紫外線に対
して、60〜70%の良好な反射率を示すという特徴を
有しており、本発明の白色反射糸条構造物の外周面層部
分を構成する繊維として最も好適である。
従って、このような紫外線反射性繊維をいる場合「紫外
線反射剤の使用量を少なくすることができると共に使用
時繰返し洗浄して使用しても反射性能が急激に低下する
ことなく使用上特に好ましい結果を与える。外周面積部
分に含まれる紫外線反射剤の量は、そのマトリックス重
量に対して、20なし、し200%であることが好まし
く、より好ましくは、酸化マグネシウムは20〜70%
、炭酸マグネシウムは20〜100%、酸化ジルコンは
20〜200%および硫酸バリウムは70〜150%の
量で用いられる。
線反射剤の使用量を少なくすることができると共に使用
時繰返し洗浄して使用しても反射性能が急激に低下する
ことなく使用上特に好ましい結果を与える。外周面積部
分に含まれる紫外線反射剤の量は、そのマトリックス重
量に対して、20なし、し200%であることが好まし
く、より好ましくは、酸化マグネシウムは20〜70%
、炭酸マグネシウムは20〜100%、酸化ジルコンは
20〜200%および硫酸バリウムは70〜150%の
量で用いられる。
これら紫外線反射剤は、2種以上の混合物であってもよ
く、それらの総量が20〜20の重量%であることが好
ましい。紫外線反射剤の量が20%より少ない場合、得
られる糸条構造物の紫外線反射率が不十分となるばかり
でなく光遮断性も不十分になり、従って、雪から見分け
られやすくなる。また、紫外線反射剤の量が200%よ
り多くなると、得られる糸条構造物の屈曲可操性が低下
して硬くなり、低温において割れ易くなるなどの欠点を
生じ、しかも、紫外線の反射率は、あまり向上しない。
紫外線反射剤が外周面層部分のみに存在する場合、糸条
構造物の中心部(芯部)も良好な白度を有することが好
ましい。本発明の糸条構造物に用いられる紫外線反射剤
はいづれも白色の微粉末であって、その粒度は、100
メッシュより細かいことが好ましく、350メッシュ程
度のものが更に好ましい。
く、それらの総量が20〜20の重量%であることが好
ましい。紫外線反射剤の量が20%より少ない場合、得
られる糸条構造物の紫外線反射率が不十分となるばかり
でなく光遮断性も不十分になり、従って、雪から見分け
られやすくなる。また、紫外線反射剤の量が200%よ
り多くなると、得られる糸条構造物の屈曲可操性が低下
して硬くなり、低温において割れ易くなるなどの欠点を
生じ、しかも、紫外線の反射率は、あまり向上しない。
紫外線反射剤が外周面層部分のみに存在する場合、糸条
構造物の中心部(芯部)も良好な白度を有することが好
ましい。本発明の糸条構造物に用いられる紫外線反射剤
はいづれも白色の微粉末であって、その粒度は、100
メッシュより細かいことが好ましく、350メッシュ程
度のものが更に好ましい。
紫外線反射剤粉末を、重合体材料マトリックス中に分散
させるには、従来慣用の濃練方法、例えば、カレンダー
鶴練、バンバリ一混練、又はスクリュー混練などの蝿梓
分散方法を用いることができる。
させるには、従来慣用の濃練方法、例えば、カレンダー
鶴練、バンバリ一混練、又はスクリュー混練などの蝿梓
分散方法を用いることができる。
このようにして得られた白色紫外線反射剤含有重合体材
料は、その重合体材料に適した級糸方法によって、繊維
に形成されてもよいし、又は、フィルムに形成されても
よい。或は、白色紫外線反射剤含有重合体材料の溶液又
はラテックスを、糸条構造物の中心部分を構成する基材
のまわりに塗布又は合浸し、乾固して、被覆膜を形成し
てもよい。この場合被覆膜の厚さに格別の限定はないが
、ほぼ0.05柳程度であることが好ましく、0.1脚
以上であることが更に好ましい。前記の白色紫外線反射
剤含有繊維は、それのみよりなる糸条材料に形成されて
もよいし、或は、糸条材料の中心部分を形成する芯糸の
まわりに、さや(鞘)状に配置されてもよい。
料は、その重合体材料に適した級糸方法によって、繊維
に形成されてもよいし、又は、フィルムに形成されても
よい。或は、白色紫外線反射剤含有重合体材料の溶液又
はラテックスを、糸条構造物の中心部分を構成する基材
のまわりに塗布又は合浸し、乾固して、被覆膜を形成し
てもよい。この場合被覆膜の厚さに格別の限定はないが
、ほぼ0.05柳程度であることが好ましく、0.1脚
以上であることが更に好ましい。前記の白色紫外線反射
剤含有繊維は、それのみよりなる糸条材料に形成されて
もよいし、或は、糸条材料の中心部分を形成する芯糸の
まわりに、さや(鞘)状に配置されてもよい。
また、前記の白色紫外線反射剤含有フィルムは、それの
みよりなるテープヤーソ、スプリットャーンなどの糸条
材料に形成されてもよいし、或は糸条材料の中心部分を
構成する芯糸のまわりにさや状に配置されてもよい。
みよりなるテープヤーソ、スプリットャーンなどの糸条
材料に形成されてもよいし、或は糸条材料の中心部分を
構成する芯糸のまわりにさや状に配置されてもよい。
前述の芯糸は、長繊維、短繊維、スプリットャーン、テ
ープヤーン、モノフイラメントなどの任意の形状の繊維
で構成されていてもよく、これらを形成している材料は
、本発明の目的を損わない限りいかなる有機又は無機材
料であってもよく天然繊維、合成繊維、合成樹脂、合成
ゴムおよび天然ゴムなどを用いることができる。
ープヤーン、モノフイラメントなどの任意の形状の繊維
で構成されていてもよく、これらを形成している材料は
、本発明の目的を損わない限りいかなる有機又は無機材
料であってもよく天然繊維、合成繊維、合成樹脂、合成
ゴムおよび天然ゴムなどを用いることができる。
特にポリエステル、ポリアミド、ポリアクリルおよびポ
リビニルァセタールの長繊維糸又は短繊維紡績糸よりな
るものが、上記基材として好ましい。特に、水不溶化又
は難溶化されたポリビニールアルコール繊維、例えばビ
ニロンから構成される基材は前述のように可視光線のみ
ならず、波長300〜400ミリミクロンの紫外線に対
しても、良好な反射率を示すという特徴を有しているの
で、本発明の白色反射糸条構造物の芯糸として最も好適
である。従って、このような紫外線反射性芯糸を用いる
場合、外周面層部分の紫外線反射剤の使用量を少なくす
ることができると共に繰返し洗浄して使用する際特に好
ましい結果を与える。本発明の糸条構造物は、良好な白
色度を有するのみならず、波長300〜400ミリミク
。
リビニルァセタールの長繊維糸又は短繊維紡績糸よりな
るものが、上記基材として好ましい。特に、水不溶化又
は難溶化されたポリビニールアルコール繊維、例えばビ
ニロンから構成される基材は前述のように可視光線のみ
ならず、波長300〜400ミリミクロンの紫外線に対
しても、良好な反射率を示すという特徴を有しているの
で、本発明の白色反射糸条構造物の芯糸として最も好適
である。従って、このような紫外線反射性芯糸を用いる
場合、外周面層部分の紫外線反射剤の使用量を少なくす
ることができると共に繰返し洗浄して使用する際特に好
ましい結果を与える。本発明の糸条構造物は、良好な白
色度を有するのみならず、波長300〜400ミリミク
。
ンの紫外線、例えば波長350ミリミクロンの紫外線に
対して、70%以上、一般には80〜85%の反射率を
示すので、これらの白色反射糸条構造物、又は、これら
を含む白色反射シートを雪面上に置いたとき、これを肉
眼又は紫外線を利用する観察手段によって、雪から判別
することは困難である。本発明の糸条構造物は、その灘
燃化のために、紫外線反射剤の他に、灘燃剤、例えば三
酸化アンチモン粉末を重合体材料マトリックスの重量に
対して、好ましくは2〜10%、更に好ましくは、4〜
7%の量で含んでいてもよい。
対して、70%以上、一般には80〜85%の反射率を
示すので、これらの白色反射糸条構造物、又は、これら
を含む白色反射シートを雪面上に置いたとき、これを肉
眼又は紫外線を利用する観察手段によって、雪から判別
することは困難である。本発明の糸条構造物は、その灘
燃化のために、紫外線反射剤の他に、灘燃剤、例えば三
酸化アンチモン粉末を重合体材料マトリックスの重量に
対して、好ましくは2〜10%、更に好ましくは、4〜
7%の量で含んでいてもよい。
三酸化アンチモン粉末は、糸条構造体の紫外線反射性能
をあまり低下させることないこ、その難燃性を高めるこ
とができる。実施例1〜7および比較例1 500デニール/100フイラメントのポリエステルマ
ルチフィラメントャーンよりなる中2仇蛇、目付6夕/
肌のテープを、常法により精練、漂白し、下記組成の処
理液に浸潰し、ピックアップ70%に絞り、10ぴ0で
乾燥し、150℃2分間の固着処理を施した。
をあまり低下させることないこ、その難燃性を高めるこ
とができる。実施例1〜7および比較例1 500デニール/100フイラメントのポリエステルマ
ルチフィラメントャーンよりなる中2仇蛇、目付6夕/
肌のテープを、常法により精練、漂白し、下記組成の処
理液に浸潰し、ピックアップ70%に絞り、10ぴ0で
乾燥し、150℃2分間の固着処理を施した。
第1表
洋 ブラィマールHA−8:ロームァンドハース社製ア
クリル樹脂ェマルションの商標アンモニアにより粘度約
2500c.p.K調節した。
クリル樹脂ェマルションの商標アンモニアにより粘度約
2500c.p.K調節した。
得られたテープは下記の性能を示す。第2表
実施例1〜7の白色テープはいづれも、紫外線および可
視光線の両方に良好な反射率を示した。
視光線の両方に良好な反射率を示した。
しかし、比較例の白色テープは、可視光線に対し、極め
てすぐれた反射率を示したが、紫外線に対しては極度に
低い反射率を示した。実施例 8 ピニロン(ホルマル化ポリビニルアルコール繊維)より
なる$/1の紡績糸を用いて直径約2側の三ッ子撚り糸
を作成し、これを、実施例4と同一の処理液に1の重量
部の三酸化アンチモンを添加したものに浸潰し、ピック
アップ70%に絞り、乾燥後150002分間の固着処
理を施した。
てすぐれた反射率を示したが、紫外線に対しては極度に
低い反射率を示した。実施例 8 ピニロン(ホルマル化ポリビニルアルコール繊維)より
なる$/1の紡績糸を用いて直径約2側の三ッ子撚り糸
を作成し、これを、実施例4と同一の処理液に1の重量
部の三酸化アンチモンを添加したものに浸潰し、ピック
アップ70%に絞り、乾燥後150002分間の固着処
理を施した。
この糸条を用いて、目合(網目)の大きさ4仇収、網地
の大きさ4.5m×4.5仇の絹地を作成した。この絹
地は、波長350肌ぷの紫外線および波長600の仏の
可視光線に対し、それぞれ87%および80%の反射率
を示した。実施例 9 24の/2ぴのナイロンフィラメントヤーンを用いて直
径約1.5肋の絹糸を作成し、この絹糸を用いて絹地の
目の大きさ4仇伽、絹地の大さ3m×3肌の絹地を作成
した。
の大きさ4.5m×4.5仇の絹地を作成した。この絹
地は、波長350肌ぷの紫外線および波長600の仏の
可視光線に対し、それぞれ87%および80%の反射率
を示した。実施例 9 24の/2ぴのナイロンフィラメントヤーンを用いて直
径約1.5肋の絹糸を作成し、この絹糸を用いて絹地の
目の大きさ4仇伽、絹地の大さ3m×3肌の絹地を作成
した。
これにチオ尿素を生体とする防炎加工剤を施し、乾燥後
、これに更に実施例8と同様の紫外線反射処理を施した
。得られた縦地は、実施例8と同様の紫外線および可視
光線反射特性を示した。
、これに更に実施例8と同様の紫外線反射処理を施した
。得られた縦地は、実施例8と同様の紫外線および可視
光線反射特性を示した。
第1図および第2図はそれぞれ、本発明の糸条構造物の
一実施態様の断面を模型的に示した説明図である。 1・・・・・・外周面層部分、2・・・・・・中心部分
。 第1図第2図
一実施態様の断面を模型的に示した説明図である。 1・・・・・・外周面層部分、2・・・・・・中心部分
。 第1図第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも外周面層部分に、酸化ジルコン(ZrO
_2)、硫酸バリウム(BaSO_4)、酸化マグネシ
ウム(MgO)および炭酸マグネシウム(MgCO_3
)から選ばれた少なくとも1員からなる白色紫外線反射
剤が含まれている、白色紫外線反射糸条構造物。 2 前記外周面層部分に含まれる白色紫外線反射剤の量
が前記外周面部分のマトリツクス重量に対し、20ない
し200%である、特許請求の範囲第1項記載の糸条構
造物。 3 前記外周面層が、前記白色紫外線反射剤と、フイル
ム形成性重合体材料とを含む被覆材料の皮膜によって形
成されている特許請求の範囲第1項記載の糸条構造物。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196980A JPS607752B2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | 白色紫外線反射糸条構造物 |
GB8035152A GB2065139B (en) | 1979-11-08 | 1980-10-31 | White cover sheet material capable of reflecting ultraviolet rays |
SE8007766A SE8007766L (sv) | 1979-11-08 | 1980-11-05 | Vitt teckfoliematerial med formaga att reflektera ultravioletta stralar |
DE19803041797 DE3041797A1 (de) | 1979-11-08 | 1980-11-06 | Ultraviolettstrahlen reflektierendes, weisses verkleidungsmaterial |
NO803359A NO166015C (no) | 1979-11-08 | 1980-11-07 | Hvitt arkmateriale som reflekterer uv-straaler. |
NLAANVRAGE8006085,A NL182088C (nl) | 1979-11-08 | 1980-11-07 | Laagvormig wit bekledingsmateriaal voor het reflecteren van ultraviolette stralen. |
CA000364224A CA1152678A (en) | 1979-11-08 | 1980-11-07 | White cover sheet material capable of reflecting ultraviolet rays |
FR8023962A FR2469689A1 (fr) | 1979-11-08 | 1980-11-10 | Materiau blanc de recouvrement, en feuille, capable de reflechir les rayons ultraviolets |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196980A JPS607752B2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | 白色紫外線反射糸条構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56112523A JPS56112523A (en) | 1981-09-04 |
JPS607752B2 true JPS607752B2 (ja) | 1985-02-26 |
Family
ID=11792437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1196980A Expired JPS607752B2 (ja) | 1979-11-08 | 1980-02-05 | 白色紫外線反射糸条構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607752B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836108B2 (ja) * | 1980-02-19 | 1983-08-06 | 平岡織染株式会社 | 繊維性積層物の製造方法 |
-
1980
- 1980-02-05 JP JP1196980A patent/JPS607752B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56112523A (en) | 1981-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6943956B2 (ja) | 多層構造布帛および繊維製品 | |
CN1279236C (zh) | 保暖针织物 | |
JPH0998698A (ja) | ポリオレフィンの糸 | |
US5019445A (en) | White blackout fabric | |
GB1575527A (en) | Material detectable by x-rays | |
JP7015697B2 (ja) | 多層構造織編物および繊維製品 | |
WO2004009889A1 (ja) | 扁平マルチフィラメント糸条織物 | |
DE6918165U (de) | Filter- und siebgewebe aus ummanteltem polyestermaterial. | |
US5360668A (en) | Unitary fiber white blackout fabric | |
JPH11337681A (ja) | 放射線防護布帛および放射線防護製品 | |
JPS607752B2 (ja) | 白色紫外線反射糸条構造物 | |
KR20200125872A (ko) | 의료용 방사선 차폐 섬유 및 이를 이용한 의료용 흡혈패드 | |
CA1152678A (en) | White cover sheet material capable of reflecting ultraviolet rays | |
JPH05140817A (ja) | 人工毛髪用ポリエステルモノフイラメント集束体 | |
JPH09228149A (ja) | 夜光性軽量繊維およびその製造方法 | |
JPH02112414A (ja) | 複合蓄光繊維 | |
JP3953394B2 (ja) | 多色性複合構造蓄光繊維 | |
JP2000282344A (ja) | 紫外線遮蔽性の布帛 | |
JPH03124841A (ja) | 合繊織物及びその製造方法 | |
JP3074862B2 (ja) | 人工毛髪 | |
JP2000144520A (ja) | 可逆的変色性を有する合成樹脂繊維、糸および衣料 | |
JP2020058264A (ja) | 蓄光繊維 | |
JPH0284517A (ja) | 光線遮断ファブリック | |
JPS5836108B2 (ja) | 繊維性積層物の製造方法 | |
DE1947116A1 (de) | Textiles Erzeugnis |