JPS607662B2 - ポリエステルとエチレン共重合体との配合物 - Google Patents

ポリエステルとエチレン共重合体との配合物

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JPS607662B2
JPS607662B2 JP51071250A JP7125076A JPS607662B2 JP S607662 B2 JPS607662 B2 JP S607662B2 JP 51071250 A JP51071250 A JP 51071250A JP 7125076 A JP7125076 A JP 7125076A JP S607662 B2 JPS607662 B2 JP S607662B2
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L23/16Elastomeric ethene-propene or ethene-propene-diene copolymers, e.g. EPR and EPDM rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08L67/025Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds containing polyether sequences

Description

【発明の詳細な説明】 ジカルボン酸(又はそのェステル)、長鎖重合グリコー
ル、及び低分子量ジオールを適当な割合で混合して反応
させることにより、実質的に線状の熱可塑性ェラストマ
ー状コポリェーテルェステルを製造する方法は公知であ
る。
その生成物は長鏡グリコールとジカルポン酸とのェステ
ル化によって得られる重合鎖のセグメントから成る最鎖
ェステル単位と、低分子量ジオールとジカルボン酸との
ェステル化により得られる短鎖ェステル単位とから成る
セグメント化ブ。ツクコポリェーテルェステルである。
特定の具体化例においてはコポリエーテルエステルエラ
ストマーはジメチルテレフタレート(DMT)、ブタン
ジオール、及びポリ(テトラメチレンエーテル)グリコ
ール(PTM旧G)の共重合によりつくられる。
DMTとブタンジオールとから成るポリエステル単位は
ブロックポリェーテルェステル中において高融点のかた
いセグメントをつくり、最鎖ェステル単位はセグメント
化コポリヱーテルェステル共重合体に高い伸びを与える
。これらのポリェーテルェステル共重合体は公知方法に
よりつくられ、良好な引張強さ、引裂強さ、摩耗耐性等
を有するェラストマーを生じるが、そのかたさとコスト
の面でさらに市場に出廻ることが制限されている。
従って現存のコポリェーテルエステルエラストマーのか
たさとコストとを低下させ、しかもその最も重要な物理
的性質、特に鞠性を損わない方法がなお現在必要とされ
ている。PTMEGの添加量を増加させてコポリェーテ
ルェステルを軟か〈しようとすると、コポリェーテルェ
ステルの融点とェラストマー性に悪影響が生じ、コスト
が増加するという望ましくない副効果が生じる。また低
分子量又は中間分子量の構造的に似た可塑剤、例えばポ
リェーテル又はポリエステルを加えて重合体を軟かくし
ようとすれば、やはり同様な悪影響が生じる。従ってコ
ポリェーテルェステルを欧かくし、しかもその他の物理
的性質に悪影響を及ぼさない廉価な代用添加剤を見出す
必要がある。本発明に従えば特定の割合で或種のエチレ
ン共重合体を添加することによりト鋤性及び他の物理的
性質を保持しつつセグメント化コポリェーテルェステル
を敏かくする方法が提供される。
本発明によればエチレン共重合体は共単量体がQーオレ
フィン、非共役ジオレフィン又は両者の混合物から成る
群から選ばれ、融点は85qo以下である共重合体(A
)であり、ポリエステルは分子量300以下のジカルボ
ン酸と分子量250以下のジオールとから誘導すること
ができる短鎖ェステル単位15〜95重量%と分子量3
00以下のジカルボン酸と分子量400〜6000のポ
リ(オキシアルキレン)グリコールとから誘導すること
ができる長鏡ェステル単位5〜85重量%とから成り融
点が少くとも100qoのセグメント化コポリェーテル
ェステル共重合体(B)であり:配合物中のA:Bの重
量比は1:20〜20:1であるが、但し(a)談コポ
リェーテルェステルの長鎖ェステル単位含量が2の重量
%より少し、場合にはA/Bは1/2より小さいか2よ
り大であり、そして(b)談エチレン共重合体の融点が
2500以下である場合には、A/Bは1以下であるこ
とを特徴とするポリエステルとエチレン共重合体との配
合物が提供される。
エチレン共重合体(A)。
これはエチレン及びQーオレフィン、非共役ジオレフィ
ン又はその両方を単量体としてつくられ、主な必要事項
はエチレン共重合体が8500以下の融点を有すること
である。Q−オレフインは構造式 R−CH=C比 但しRはC,〜C8アルキル基 を有している。
代表的な例としてはプロピレン、1−ブテン、4ーメチ
ルー1−ペンテン、1−ペンテン、1ーヘキセン、1ー
ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、5
−メチル−1−ノネン、5・5−ジメチル−1−オクテ
ン、4ーメチル−1ーヘキセン、4・4−ジメチルー1
ーベンテン、5ーメチル−1ーヘキセン、4ーメチル−
1ーヘプテン、5ーメチル−1−へプテン、6−メチル
−1ーヘプテン、414−ジメチルー1−へキセン及び
5・6・6−トリメチル−1ーヘプテンがある。ジオレ
フィンは長鎖又は分岐鎖、或いは環式横造の中に5〜2
4個の炭素原子を含んでいる。
両方の二重結合が末端にある適当なジオレフィンの例と
しては1・4ーベンタジヱン、1・5ーヘキサジヱン(
ビアリル)、2−メチル一115ーヘキサジエン、3・
3−ジメチル−1・5ーヘキサジエン、117ーオクタ
ジエン、1・9ーデカジエン、1・19ーェィコサジェ
ン等がある。通常は1個の二重結合のみが末端にあるジ
オレフィンの方が両方の二重結合が末端にあるものより
も好適である。後者の場合すべての不飽和結合がモノオ
レフィンとの共重合に消費される傾向があり、従つ夕て
良好な硬化性に必要な残留不飽和性が減少する。そのた
めジオレフィンの初期濃度を高くする必要がある。他方
ジオレフィンの二重結合の1個が内部にあり、好ましく
はアルキル基によって遮へいされている場合には、共重
合の際に反応せ0ず、そのま)生成物の中に残り、これ
らの内部こ重結合は硫黄で容易に加硫される生成物を与
える。内部に1個だけの二重結合を有するジオレフィン
の例としては1・4ーヘキサジェン、1・9ーオクタデ
カジェン等がある。特に6ーメチルー1・5ーヘプタジ
エン、7ーメチルー1・6ーオクタジエン、11ーエチ
ルー1・11−トリデカジエン及び内部二重結合が遮へ
いされている同様な化合物が重要である。エチレン共重
合体をつくるのに用いられる環式ジエンには4−ビニル
−シクロヘキセン、1・5ーシクロオクタジエン、テト
ラヒドロインデン、5−エチリデンー2ーノルポルノン
、5−アルキル−2・5ーノルボルナジェン、及びジシ
クロベンタジェンが含まれる。
本発明に対して加流性は必ずしも必要ではないが、部分
的にジオレフィンから誘導される市販のエチレン三元重
合体の大部分は硬化又は加硫可能な残留不飽和性を含ん
でいる。エチレン共重合体及びその製造法は当業界にお
いて公知である。
例えばエチレンとQ−オレフィン、及びエチレン、Qー
オレフイン及びジェンの三元重合体の製造法は公知であ
る。この方法で得られる代表的な好適重合体はエチレン
/プロピレン及びエチレン/1−ブテン共重合体、及び
エチレン/プロピレン/1・4ーヘキサジェン三元重合
体が含まれる。実質的にはこの方法では選ばれた単量体
を炭化水素又はハロゲン化炭化水素溶媒中で−300
〜一50qoにおいて、配位触媒を存在させ、通常酸素
、水蒸気及び二酸化炭素を排除して共重合させる。この
製造法、及び得られた共重合体及び三元重合体に関する
総説はインターサイエンス・パブリッシャーズ(lnt
e岱clenceP倣】ishe岱)1967年発行T
サンエイクロベデイア・オブ・ポリマー・サイエンス・
アンド・テクノロジー(Emyclopedia of
Polymer Science andTechn
ology)」第6巻3総〜斑刀自‘こ言己載されてい
る。
大部分の場合エチレン共重合体の融点は共重合体のエチ
レン含量に関係があり、エチレン含量が増加すると共に
高融点の重合体が得られる。このことは上記ェンサィク
ロベディアに記載されている。
、エチレンをQ−オレフィン及び非共役ジェンの両方
と共重合させる場合には、Qーオレフィン及び非共役ジ
ェンは前述の代表的群から選ばれる。
好適な三元重合体はエチレン、炭素数2〜18の閥鎖Q
−オレフィン、及び少くとも1個の末端二重結合を有す
る関鎖非共役ジヱンからつくられる。重合は不活性炭化
水素又はハロゲン化炭化水素溶媒中で、配位触媒を存在
させ、室温ないし最高15ぴ○の温度で行なわれる。エ
チレン/プロピレン/1・4ーヘキサジェンの三元重合
体は特に好適である。本発明に使用できる他の三元重合
体はエチレン、構造式R−CH=C比(但しRは炭素数
8以下のアルキル基)有する少くとも1種のはーモ/オ
レフィン、及び炭素数8〜24の少くとも1種の2−ア
ルキルノルボルナジェンから成る群から選ばれた加硫性
共重合体である。この共重合体の沃素価は5〜60であ
る。2−アルキルノルポルナジェンは式 但しR′はC,〜C,7アルキル基 で表わされる。
代表的な例は次の通りである。
2一メチルノルボナジエン、2一エチルノルボナジエン
、2ープロピルノルボルナジエン、2ーイソプロピルノ
ルボルナジエン、2一nーブチルノルボルナジエン、2
−イソブチルノルボルナジエン、2一t−プチルノルボ
ルナジエン、2−nーアミルノルボルナジエン、2−(
3ーメチルブチル)ノルボルナジエソ、2ーネオベンチ
ルノルボルナジエン、2一n−へキシルノルボルナジヱ
ソ、2一nーオクチルノルポルナジエン、2−nーノニ
ルノルボルナジエン、2一nードデシルノルボルナジエ
ン、及び2一n−へプタデシルノルボルナジェン。
エチレン/Qーオレフイン/2ーアルキルーノルボルナ
ジェン共重合体はエチレン、少くとも1種のQーモノオ
レフイン、及び少くとも1種の2−アルキルノルボルナ
ジェンを前述の特定の不活性溶媒に溶解し、特定の配位
触媒を用い、約200〜100qoの温度において大気
圧又は高圧において接触させることによりつくることが
できる。
通常のように酸素、水蒸気及び二酸化炭素を排除しなけ
ればならない。この方法で得られた共重合体はゴム状で
硫黄で硬化してェラストマー状加硫物をつくることがで
きる高分子量ェラストマ−である。他の有用なエチレン
共重合体はエチレン、構造式R−CH=CH2(但しR
はC,〜C8のアルキル基)を有する少くとも1種のQ
−オレフィン、及びジシクロベンタジェンから成るゴム
状の共重合体であるが、この共重合体は少くとも約20
%のエチレン単位、少くとも約25%のQーオレフィン
、及び約0.5〜10%のジシクロベンタジェン(いず
れも重量%)から成るゴム状共重合体である。
これらの共重合体はエチレン、少くとも1種の該Qーオ
レフイン、及びジシクロベンタジェンをテトラクロルヱ
チレン中に溶解し、前述の特定の配位触媒を用い酸素及
び水蒸気を排除し、約200〜100ooの温度におい
て接触させることによりつくることができる。この方法
で得られる英重合体は硫黄で硬化して強い弾力性をもっ
たェラストマ−性加硫物を生じ得るゴム状の高分子量ェ
ラストマーである。代表的な共重合体には次のものが含
まれる。エチレンープロピレンージシクロベンタジェン
三元重合体(好適重合体)、エチレン−1−ブテンージ
シクロベンタジェン三元重合体、エチレンープロピレン
−1ープテンージシクロベンタジェン四元重合体、及び
エチレン−5−メチル−1−ペンテンージシクロベンタ
ジェン三元重合体。これらの英重合体がェラストマー性
であるためには、これらの共重合体は少くとも約2の重
量%のエチレン単量体、少くとも約25重量%の前述の
R−CH=CH2単位、及び約1の重量%以下のジシク
ロベンタジェン単量体単位を含んでいなければならない
。エチレン単量体単位の濃度は一般に約20〜約74.
5重量%である。セグメント化コポリエーテルエステル
(B)、このものは少くとも1種の長鏡グリコール、少
くとも1種の低分子量ジオール、及び少くとも1種のジ
カルボン酸とを混合物にして一緒に反応させることによ
りつくられる。
長鎖グリコール及びジカルボン酸を反応させて長鎖ェス
テル単位と称せられるコポリェーテルヱステル鎖のセグ
メントをつくる。短鏡ェステル単位は低分子量ジオール
とジカルボン酸との反応生成物であるコポリェーブルェ
ステルのセグメントである。反応は通常の方法と条件で
行なわれる。短鎖ェステル単位は短鎖ェステル単位だけ
からつくられ、繊維生成範囲の分子量をもつ重合体の融
点が少くとも15000になるように選ばれなければな
らない。融点は後述する方法を用いて示差熱分析法によ
り決定される。一般に長鏡及び短鎖単位は使用する条件
下で反応する傾向に従い一緒になってコポリェーテルェ
ステル重合体を生じる。結合の順序は不規則又は統計的
といわれるものである。種々のェステル単位はェステル
結合を通してヘッド・ツウ・ティルの配列に結合され、
実質的に線状の重合体を生じる。種々の反応原料及び割
合のパラメー外こあう限り、正確な重合・体鎖形状はあ
まり重要ではない。本発明に有用なコポリェーテルェス
テル重合体は5〜85重量%の最鎖ヱステル単位と同じ
型の少くとも50モル%の短鎖ェステル単位、即ち1種
の酸と1種の低分子量ジオールとからつくられるものと
から成っている。
好適なコポリヱーテルェステル重合体は後述の方法によ
り決定される固有粘度が少くとも0.75である。本発
明に有用なコポリェーテルェステル重合体は通常のェス
テル交換反応によってつくるのが便利である。
好適な方法は約1500〜260ooにおいてジカルボ
ン酸のジメチルェステルと最鎖グリコ−ル及びモル的に
過剰な短鎖ジオールとをェステル交換触媒の存在下にお
いて加熱する方法である。交換反応によって生じるメタ
ノールを蒸溜し去り、メタノールの溜出が完了するまで
加熱を続ける。交換反応又は重合は典型的には特定の温
度、触媒、グリコール過剰量及び使用反応原料によって
数分間〜数時間内に完了する。この方法により低分子量
の予備重合体が生じ、さらにェステル交換によりこれを
高分子量のコボリェーテルェステルに変えることができ
る。低分子量ェステル予備軍合体は他のェステル交換反
応によりつくることができる。最鎖グリコールはェステ
ル交換触媒の存在下において高又は低分子量の短鎖ェス
テル均質重合体又は共重合体と、交換反応により不規則
ェステル予備軍合体が生じるまで反応させることができ
る。短鎖ェステル均質重合体は共重合体は上述のジメチ
ルェステル及び低分子量ジオールから、或いは遊離酸と
ジオールアセテートとからェステル交換によりつくるこ
とができる。短鏡ェステル共重合体は適当な酸、酸無水
物又は酸塩化物とジオールとを用い直接ェステル化させ
るか、酸と環式ヱステル又はカーボネートと反応させる
ことによりつくることができる。ェステル予備軍合体は
またジオールの代りに長鎖グリコールを用いるか反応原
料の混合物を用いることによりつくることができる。ェ
ステル予備重合体の分子量は過剰の短鏡ジオールを予備
重合体からこれを溜出し去ることにより増加させること
ができる。
この操作は屡々「重縮合」と云われる。分子量を増加さ
せ、さらにコポリェーテルェステル単位の配列を不規則
化させる蒸溜中でさらにェステル交換が生じる。この蒸
溜条件は典型的には松00〜28000において1肌H
g以下である。酸化防止剤、例えばsymージ−Bーナ
フチルーpーフェニレンジアミン及び1・3・5−トリ
メチルー2・4・6ートリス(3・5山ジーtーブチル
ー4−ヒドロキシベンジル)−ベンゼンを加え、解重合
を減少させることができる。予備軍合体及び軍縮合工程
に対してェステル交換触媒の割合を増加させることがで
きる。
種々の公知触媒の任意の1種を用いることができるが、
有機チタネート、例えばテトラブチルチタネートを単独
又はマグネシウム又は亜鉛の酢酸塩と組合わせて用いる
ことも好ましい。アルカリ又はアルカリ士類金属のアル
コキサイドとチタネートェステルとから導かれるチタネ
ート鍔体も非常に有効である。無機チタネート(例えば
チタン酸ランタン)、酢酸カルシウム/三酸化アンチモ
ン混合物、及びリチウム及びマグネシウムのアルコキサ
ィドも使用できる他の触媒である。ェステル交換重合は
一般に溶媒を加えない熔融物中で行なわれるが、不活性
溶媒を用い低温における反応混合物中からの揮発性成分
の除去を容易にすることができる。
コポリヱーテルェステル重合体の製造中の任意の段階に
おいてバッチ法及び連続法の両方を用いることができる
。予備重合体の重縮合は微粉末の固体予備重合体を真空
又は不活性ガス流中で加熱して遊離する低分子量ジオー
ルを除去することにより予備重合体の重縮合を固相で行
なうことができる。コポリェーテルェステル重合体をつ
くるのに用いることができる長鎖グリコールは実質的に
線状のグリコールであり、そのヒドロキシ基は末端又は
できるだけ末端近くにあり、分子量は約400以上、好
ましくは400〜6000である。
本発明に有用なコポリェーテルェステル重合体の製造に
用い得る長鎖グリコールには炭素数2〜9のアルキレン
基を有するポリ(アルキレンオキサイド)グリコールが
含まれ、例えば次のものがある。
ポリ(エチレンオキサイド)グリコール ポリ(1・2一及び1・3一プロピレンオキサイド)グ
リコールポリ(テトラメチレンオキサイド)グリコール
ポリ(ベンタメチレンオキサイド)グリコールポリ(ヘ
キサメチレンオキサイド)グリコールポリ(ヘプタメチ
レンオキサイド)グリコールポリ(オクタメチレンオキ
サイド)グリコールポリ(ノナメチレンオキサイド)グ
リコールポリ(1・2ーブチレンオキサイド)グリコ一
′レエチレンオキサイドと112一プロピレンオキサィ
ドとの不規則又はブロック共重合体フオルムアルデヒド
とグリコール、例えばペンタメチレングリコール又はグ
リコール混合物、例えばテトラメチレン及びペンタメチ
レングリコールとの反応によりつくられるポIJフオル
マールポリ(テトラメチレンオキサイド)グリコール、
ポリ(エチレンオキサイド)グリコール、ポリ(1・2
一プロピレンオキサイド)グリコール、及びエチレンオ
キサィド単位でキャッピングされたポリ(1・2一プロ
ピレンオキサイド)グIJコールが好適な長鎖グリコー
ルである。
有用なコポリェーテルェステル重合体をつくるのに用い
ることができるジカルボン酸は低分子量、即ち分子量が
約300以下の脂肪族、脂環式、又は芳香族ジカルボン
酸である。本明細書で用いられるジカルボン酸にはコポ
リェーテルェステル重合体をつくるグリコールとジオー
ルとの反応の際に、ジカルボン酸と同様な挙動をする2
個のカルボキシル官能基をもった酸同等物が含まれる。
これらの同等物にはェステル、ェステル生成誘導体、例
えば酸ハラィド、及び酸無水物、及びグリコール及びジ
オールとェステルを生成する実質的にジカルボン酸と同
様な挙動をする他の誘導体が含まれる。分子量の制限は
酸に対するもので、その同等物、即ちェステル又はェス
テル生成誘導体には適用されない。即ち分子量300以
上のジカルボン酸のェステル又は分子量300以上のジ
カルボン酸同等物は酸の分子量が約300以下であれば
使用できる。ジカルボン酸はコボリェーテルェステル重
合体の生成及び本発明方法で重合体を使用することを妨
害しない置換基又はその組合わせを含むことができる。
本明細書に用いられる脂肪族ジカルボン酸という言葉は
2個のカルボキシル基が飽和炭素原子に結合しているカ
ルボン酸を云う。
カルボキシル基が結合している炭素原子が飽和していて
しかも環の中にあると、この酸は脂環式である。本明細
書に用いられる芳香族ジカルボン酸という言葉は2個の
カルボキシル基が単一又は融合ベンゼン環中に存在する
ジカルボン酸である。
両方のカルボン酸が同じ芳香族に結合している必要はな
く、2個以上の環が存在する場合には、芳香族又は脂肪
族の2価の基又は−○−又は一S02一のような2価の
基で結合されていることができる。本発明に使用できる
代表的な脂肪族及び脂環式の酸はセバチン酸、1・3−
シクロヘキサンジカルボン酸、1・4ーシクロヘキサン
ジカルボン酸、アジピン酸、グルタル酸、コハク酸、綾
酸、アゼラィン酸、ジェチルマロン酸、アリルマロン酸
、4−シクロヘキセン−1・2−ジカルボン酸、2−エ
チルスベリン酸、2・2・3・3−テトラメチルコハク
酸、シクロベンタンジカルボン酸、デカヒドロー1・5
一ナフチレンジカルポン酸、4・4′−ビシクoヘキシ
ルジカルボン酸、デカヒドロ−2・6−ナフチレンジカ
ルボン酸、4・4′ーメチレンービス−(シクロヘキシ
ルカルボン酸)3・4−フランジカルボン酸、及び1・
1ーシク。ブタンジカルボン酸である。好適な脂肪酸は
シクロヘキサンジカルボン酸及びアジピン酸である。本
発明に使用できる代表的な芳香族ジカルボン酸にはフタ
ル酸、テレフタル酸、及びィソフタル酸、ビ安息香酸、
2個のベンゼン核を有する置換ジカルボキシル化合物、
例えばビス(p−カルボキシルフエニル)メタン、pー
オキシ−(p−力ルボキシフェニル)安息香酸、エチレ
ンービス−(p−オキシ安息香酸)、1・5一ナフタリ
ンジカルボン酸、2・6−ナフタリンジカルボン酸2・
7一ナフタリンジカルボン酸、フェナンスレンジカルポ
ン酸、アンスラセンジカルボン酸、4・4′ースルフオ
ニルジ安息香酸、それらのC,〜C,2アルキル及び環
置換誘導体、例えばハロ、アルコキシ及びアリール誘導
体が含まれる。
ヒドロキシ酸、例えばp一(3ーヒドロキシェチル)安
息香酸は芳香族ジカルボン酸が存在する限り使用するこ
とができる。芳香族ジカルボン酸は本発明に有用なコポ
リェーテルェステル重合体をつくるための好適な種類で
ある。
これらの芳香族の酸の中で炭素数8〜16のもの、特に
フェニレンジカルポン酸、即ちフタル酸、テレフタル酸
及びイソフタル酸が好ましい。使用できる低分子量ジオ
ールは分子量が約250以下で2個のヒドロキシル官能
基を有する脂肪族、脂環式及び芳香族ジオールである。
ジカルボン酸とェステルを生じるジオール同等物も含ま
れるが、分子量の制限はジオールのみに適用され、その
同等物には薄用されない。このような同等物はエチレン
グリコールの代りに使用できるエチレンオキサイド及び
エチレンカーポネートである。しかしエチレングリコー
ルはすべて又は一部のジカルボン酸が脂肪酸である場合
には、このような短鎖ェステル単位を含むコポリェーテ
ルェステル重合体の加水分解安定性が比較的に悪いため
に、低分子量ジオールとして使用できない。本明細書に
有用なジオールを定義するのに用いられた脂肪族、脂環
式及び芳香族という言葉はジカルボン酸に適用されるの
と同じ一般的な意味を有し、本明細書記細のグリコール
におけるヒドロキシ官能基の位置もジカルボン酸に対す
るカルボキシル基の位置と同様な因子によって決定され
る。
本発明方法に用いられる好適な低分子量ジオールには炭
素数2〜15のジオール、例えばエチレン、1・2一又
は1・3−プロピレン、イソブチレン、テトラメチレン
、ベンタメチレン、2・2−ジメチルトリメチレン、ヘ
キサメチレン、及びデカエチレングリコール、ジヒドロ
キシシクロヘキサン、シクロヘキサンジメタノール、ヒ
ドロキノンビス−(Bーヒドロキシエチル)エーテル、
レゾルシン、ヒド。
キノン、1・5−ジヒドロキシナフタリン等が含まれる
。特に好適なものは炭素数2〜8の脂肪族ジオールであ
る。ビスフェノール、例えばビス(pーヒドロキシ)ジ
フヱニル、ビス(pーヒドロキシフェニル)メタン、及
びビス(pーヒドロキシフヱニル)プロパンも便用でき
る。好適なコポリェーテルヱステル重合体は随時最大3
0%のィソフタル酸又はフタル酸を含むテレフタル酸、
ブタンジオール−1・4及びポリテトラメチレンヱーテ
ルグリコールからつくられる。
配合物中に充填剤及び顔料、例えば超微粉末シリカ、ア
ルミナ又は炭酸カルシウムを加え、鰯性及び耐熱性を増
加させることができる。充填剤を用いると実質的に性質
が改善され、エチレン共重合体とポリェーテルェステル
の割合が本発明の限度に近い配合物の調製を容易にする
ことができる。沈澱シリカ充填剤を数%の少量用いても
好適な重合体を好適な割合で配合するのが容易になる。
1〜30重量%の配合物を加えることができる。
処理助剤添加剤を加えてもっと施用を容易にするために
配合物の熔融粘度を減少させることができる。これらの
中でターフェニルが好適である。酸化防止剤及び安定剤
を用いて重合体に浸入し、高温における熱的及び酸化耐
性を改善することができる。コポリェーテルェステル重
合体とエチレン共重合体との配合は種々の方法、例えば
高温ロール上での配合、熔融物としての混合、又は溶液
での混合を行なった後溶媒を除去することにより行なう
ことができる。
満足すべき小規模な方法は加熱裕中に浸潰したフラスコ
中で不活性雰囲気下において2種の重合体を蝿拝する方
法である。好適方法は粉末又は粒状の重合体を乾式配合
し、スクリュー型押出機で乾式配合物を押出す方法であ
る。処理助剤、例えば溶媒又は可塑剤を用いずに2種の
重合体を熔融配合するには重合体の軟化点附近又はそれ
以上の温度、即ち約1500 〜25000で操作を行
なう必要がある。シリカのような充填剤が存在すると必
要な配合温度を低下させることができる。エチレン共重
合体をAとし、コポリェーテルェステル重合体をBとす
れば、これらのA:Bの重量比は1:20〜20:1の
割合で配合しなければならないが、但し(a)談コポリ
ェーテルェステル重合体が2の重量%以下しか最鎖ェス
テル単位を含まない場合にはA/Bは1/2より小さい
か2より大であり、(6)該エチレン共重合体の融点が
25℃以下であればA/Bは1以下である。
この但書きにより、2種の重合体が高い靭性を示す配合
物をつくり得ない組成は除外される。極性の非常に異つ
た2種の重合体が効果的に混合して轍性のある配合物を
つくることができることは驚くべきことである。
本発明はいかなる仮説によっても限定されることはない
が、両方の重合体に存在する結晶区域がからみ合い混合
するために、安定な靭性のある配合物が得られるものと
信じられる。エチレン共重合体の融点が25℃以下であ
る場合には、十分な量のコポリェーテルェステルがそれ
と配合されない限り、結晶性区域が十分にからみ合うこ
とはできない。コポリェーテルェステルが20%以下の
長鏡ェステル単位しか含まない場合には、結晶性が大き
すぎてエチレン共重合体の結晶領域との絡み合いが大部
分妨害される。シリカのような或種の充填剤が配合の容
易さを増加させるという事実はこの仮定と一致している
。好適な配合物は融点35o〜65ooのエチレン共重
合体及び35〜65重量%の最鎖ェステル単位を含むコ
ポリエーテルヱステルからつくられる。これらの重合体
は1:20〜20:1の割合で配合することができるが
、割合が(A)エチレン共重合体対(B)コポリェーテ
ルェステルの比である場合には1:20〜1:1が好適
である。通常の配合方法は上述の通りであるが、しかし
無極性の炭化水素重合体(エチレン共重合体)を高度の
極性をもったコポリェーテルェステルェラストマーに加
えると良好な配合物が生じることも驚くべきことである
コポリェーテルェステルはへキサンのような無極性の膨
潤剤中では膨潤しないが、エチレン共重合体は溶解する
。しかしこれらの2種のェラストマーは十分な混合性を
もっているか、或いは少くとも配合物中で十分に相費性
をもち、コポリエーテルエステルエラストマーのもつ伝
統的な鰯性を有している。このことはTB及びEB(夫
々破断時引張強さ及び破断時伸び)が高いことによって
示される。配合物中にエチレン共重合体が存在すればポ
リェーテルェステル共重合体の融点を変化させることな
くコボリェーブルェステルのかたさを減少させる。同時
に配合物の耐熱性はコポリェーテルェステルより優れて
いる。下記実施例により本発明を例示する。本明細書の
すべての割合は特記しない限り重量による。実施例ジメ
チルテレフタレート(以後DMTと称する)4.53モ
ル、ジメチルイソフタレート(以後DMIと称する)1
.27モル、数平均分子量約蝋0のポリテトラェチレン
ェーテルグリコール(以後PTM旧G−980と称する
)1.0モル、及び過剰の1・4ーブタンジオールを、
触媒としてテトラブチルチタネート/酢酸マグネシウム
を、また安定剤として1・6−ビス〔3−(3・5ージ
ーt−ブチルー4−ヒドロキシフエニル)プロピオンア
ミド〕へキサンを用いェステル交換させてコポリェーテ
ルェステルAをつくった。
ェステル交換は大気圧において最終温度最高220午0
において行なう。次に温度250こC、圧力約13がa
で約90分間ェステル交換反応を行なった。得られた重
合体の固有粘度は約1.4の/夕であり、長鎖ェステル
単位を51重量%含んでいた。DMT7.6モル、PT
MEG−980を1モル、及び過剰の1・4ーブタンジ
オールを、コポリエーテルェステルAの製造時と同じェ
ステル交換及び縮重合条件及び触媒及び安定剤を用い、
ェステル交換させてコポリエーテルエステルBをつくっ
た。
コポリェーテルェステルBの固有粘度は約1.4の′夕
で、4の雲量%の最鎖ェステル単位を含んでいた。コポ
リェーテルェステルAの製造時と同じェステル交換及び
縮重合条件及び触媒及び安定剤を用い、16.3モルの
DMT、1.6モルジメチルフタレート、1モルのPT
M旧G−980及び過剰の1・4−ブタンジオールをェ
ステル交換させてコポリェーテルエステルCをつくる。
コポリェーテルエステルCの固有粘度は約1.3d‘/
夕で、2な重量%の長鏡ェステル単位を含んでいる。エ
チレン共重合体Aは72重量%のエチレン単位、24重
量%のプロピレン単位、及び約4重量%の1・4ーヘキ
サジェンから誘導された単位を含む三元重合体である。
この重合体の融点は約503○で、120doにおける
ムーニイ粘度、ML−10は約60であった(ASTM
D1643−6髭参照)。上記のコポリェーテルヱステ
ルの固有粘度はm−クレゾール中0.5夕/dclの濃
度で3000において測定された。重合体の融点は示差
熱分析法で測定された。
融点測定前に、重合体試料を見掛けの融点より30℃以
上加熱し、1ぴ0/分の割合で2尊0に冷却することに
よりコンディショニングする。実際の融点側定に用いた
加熱速度は10qo/分であった。下記実施例につくら
れた重合体の性質の決定には下記ASTM法を用いる。
100%伸びにおけるモジュラス、 M,。
。 0412
100%伸びにおける永久ひずみ、PSIの
D412300%伸
びにおけるモジュラス、M8。
。 D41
2破断時引張強さ、TB D412破
断時の永久ひずみ、的8 D412破断時
伸び、% D412かたさ、シヨ
アA D676かたさ、シヨア○
D1484実施例全部を通し
てメートル単位を用いる。国際単位系に従い応力及び圧
力はM円a(メガパスカル)で表わした。例えば100
psi=6.893Mpa=70.3k9′地。実施例
1コポリェーテルェステルA及びエチレン共重合体A
から3種の重合体配合物をつくる。
配合物の割合、及び性質、並びに原料重合体の性質を表
1に示す。全原料の最大60夕のバッチを秤量すること
により配合物をつくる。
熔融配合前に重合体を窒素で掃引した後真空炉中で10
0℃において1時間乾燥する。熔融配合は温度180o
○、78pmで操作されるシグマ形の刃をもったブラベ
ンダー・プラストグラフ(BrabenderPlas
togaph)中で行なった。重合体を約2分間に亘リ
ブラストグラフ中に入れ、1び分間混合を続ける。物理
試験用試料は180qoで3分間、次いで約7M円aの
圧力、約2500で5分間の成形条件で76×136×
1.9脚の板を圧縮成形することによりつくる。すべて
の配合物のTB及びE8は高く、その結果相対的靭性値
は20以上の高い値を示した。
驚くべきことには、どの配合物もTB及びEB、並びに
相対的靭性が著しく低下したものはない。即ち成分の相
客性がないことを示す配合物の特徴を示さない。成分の
相客‘性がない配合物の相対靭性は20より十分低い、
即ち1餌筆度であった。コポリェーブルェステルAにエ
チレン共重合体Aを僅かに2礎部加えることによりかた
さは実質的に低下するが、高温における性質は著しく妨
害されることはなし、。即ちコポリエーテルエステルA
の70こ0におけるM側は4.8MPaであるが80/
20配合物では儀か*に4.3MPaに低下したにすぎ
ない。表 1 実施例 2 表2に示す割合を用いて重合体配合物をつくる。
配合物の性質も下記表に示す。配合物A及びCは約18
0℃においてバンバリー(Ba助川y)混合機中で配合
することによりつくる。
他の配合物は二軸スクリュー押出機を用い、配合物E及
びGに対しては18000、配合物B、D、F及び日に
対しては225qoにおいてつくった。充填物を含む配
合物(C、D、E及びF)の製造においては、充填剤を
バンバリー混合機中において先ずエチレン共重合体Aと
混合し、得られたマスター・バッチを表記の割合でコポ
リェー7ルヱステルA又はBと混合した。物理試験用試
料は配合物A、C、Eに対しては180qo、配合物B
、D、F及び日に対しては220q0のバレル温度で操
作される28.3夕の射出成形機で成形ダンベルを射出
成形することによりつくる。
ラム圧力は8狐岬a、サイクル時間1分間、成形温度2
5qo。表2に示す結果からわかるように、すべての配
合物は良好な鞠性、即ち20以上の値を示す。
シリカ充填剤が存在すると異常な鞠性をもつ配合物を生
じる。かたさを最大限度に低下させるためには、コポリ
ェーテルェステルAをベースにした配合物A、C及びE
のかたさ及びコポリェーテルェステルBをベースにした
配合物B、D及びFのかたさを比較してわかるように、
充填剤の使用を避けるか、又は充填剤の量を最低にしな
ければならない。表 2X Hi−Si 1 233
−沈澱水夫ロシリヵPPG ィングストリーズ、ピッッ
バ−グ、米国ペンシルブァニア州実施例 3表3に示す
割合を用いコポリェーテルェステルCとエチレン共重合
体Aとの3種の配合物をつくった。
実施例1の方法を用いて配合物B及びDをつくったが、
ブラベンダー・プラストグラフの温度を225q0にし
た。配合物B及びDの物理試験試*料は実施例1の方法
でつくったが、圧縮成形は22ぷ○で行なった。配合物
Cは225ooにおいて重合体をブラベンダー混合機中
で混合することによりつくる。物理試験用試料はバレル
温度を225qoにしたこと以外実施例2と同じ条件で
射出成形してつくった。表 3 上記結果からわかるように、コポリェーテルェステルに
エチレン共重合体を加えることにより、かたさが低下し
たが靭性は保持されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エチレン共重合体は共単量体がα−オレフイン、非
    共役ジオレフイン又は両者の混合物から成る群から選ば
    れ、融点が85℃以下である共重合体(A)であり、ポ
    リエステルは分子量300以下のジカルボン酸と分子量
    250以下のジオールとから誘導することができる短鎖
    エステル単位15〜95重量%と分子量300以下のジ
    カルボン酸と分子量400〜6000のポリ(オキシア
    ルキレン)グリコールとから誘導することができる長鎖
    エステル単位5〜85重量%とから成り融点が少くとも
    100℃のセグメント化コポリエーテルエステル(B)
    であり:配合物中のA:Bの重量比は1:20〜20:
    1であるが、但し(a)該コポリエーテルエステルの長
    鎖エステル単位含量が20重量%より少い場合にはA/
    Bは1/2より小さいか2より大であり、そして(b)
    該エチレン共重合体の融点が25℃以下である場合には
    、A/Bは1以下であることを特徴とするポリエステル
    とエチレン共重合体とを含有することから成る配合物。 2 配合物中に充填剤又は顔料が混入されている特許請
    求の範囲第1項記載の配合物。3 エチレン共重合体(
    A)はエチレン/プロピレン/1・4−ヘキサジエン又
    はエチレン/プロピレン/エチリデンノルボルネン三元
    重合体であり、コポリエーテルエステル(B)はポリ(
    テトラメチレンエーテル)グリコール、1・4−ブタン
    ジオール及び最大30%のイソフタル酸又はフタル酸を
    随時含むテレフタル酸であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の配合物。
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