JPS6076006A - 磁気記録媒体の消磁方法およびその装置 - Google Patents

磁気記録媒体の消磁方法およびその装置

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JPS6076006A
JPS6076006A JP18730084A JP18730084A JPS6076006A JP S6076006 A JPS6076006 A JP S6076006A JP 18730084 A JP18730084 A JP 18730084A JP 18730084 A JP18730084 A JP 18730084A JP S6076006 A JPS6076006 A JP S6076006A
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magnetic field
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coil
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JP18730084A
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English (en)
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アール エス シーリイ
ロジヤー オー ラバレー
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DOUTEI AARU EFU ERU IND Inc
Original Assignee
DOUTEI AARU EFU ERU IND Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、磁気記録媒体に記録された情報を消去する
ための技術の改良に関する。
(従来の技術) 多くの場合において、磁気ディスク、磁気ドラム、磁気
テープ等のごとき磁気記録媒体上の情報を消去する必要
がでてくる。例えば磁気テープまたは磁気ディスク上の
トラックは、該磁気テープを横切っであるいは該磁気デ
ィスクのトラックを横切って反対極性の磁場を印加する
ことにより消去あるいは消磁されることが知られている
。消去すべき情報が音声、音楽等の秘密扱いでないデー
タであるような場合、消去技術の完全性は特には重要で
はない。一方、消去すべき情報が秘密扱いのデータであ
るような場合には、データは完全に消去されることが非
常に重要である。しかしながら、従来の技術においては
、磁気記録媒体に対し信頼性良く完全に情報の消去を行
なうためには問題があった。また、例えば高品質映像信
号のように大きいS/N比を有する情報を連続的に磁気
記録媒体上に記録しなければならないような場合には、
ノイズの除去を含めた消去の完全性が重要となる。
消去すべき磁気記録媒体の形態は、従来技術が情報の十
分なあるいは完全な消去を達成するのに適するか否かを
決定するのに重要な要因である。
例えば、ある従来技術の装置では、ケーシング内への磁
気記録媒体の封じ込め、消去装置のデザインと比べたと
きの磁気記録媒体の形状もしくはパッケージ形態のごと
き要因のため、容易にアクセスできない磁気記録媒体の
ストリップまたはトラックに消去ヘッドまたは消去コイ
ルを接近させなければならない。
重要である更に別の要因は磁気記録媒体の消去を実行す
るために必要な時間と作用力である。一時にストリップ
またはトラックを消去する先行技術は通常動作がゆっく
りしており、定期的にオペレータが介在することまたは
モニタすることを要する。
上述の多数の要因が表わされている一つのケースは、封
じ込められた磁気ディスクパック上に記録された秘密デ
ータを迅速かつ信頼性良く消去する必要性である。典型
的には、このようなディスクパックは、容易に分解した
りアクセスしたりすることかできずまた開かれたときあ
るいは永久磁石にさらされたときちりやほこりのごとき
汚れに非常に敏感である、多数の積層されたディスク及
びヘッドアセンブリを含む。この種の磁気記録媒体の高
速動作は、ディスクとヘッド間の正確な動きを妨害する
汚れの存在のため害されることが良く知られている。デ
ィスクパックの大容量形態と組合わさってこの要因は消
去動作を困難にする。
実際、従来は適当な消去動作がなかったので、秘密デー
タを含むディスクパック及び他のディスク記録媒体を破
壊していたのが実情である。その理由は、完全に消去さ
れないディスクパンクまたは他の磁気記録媒体では、形
式的に消去されてから構成される装置に戻されたりした
後、ディスクパック等から秘密データの残存部分を権限
のない人が復元する可能性があるからである。このこと
は許容できない保護上の危険性である。高度に秘密化さ
れたデータを含むディスクパック上のデータの完全な消
去を保証する簡便かつ信頼性のある方法はこれまでなか
ったので、従来はディスクパツクを消去することを試み
てそれらをサービスに供するというよりむしろディスク
パックを破壊させていたのが実情であった。同様な問題
が他のタイプのシールされた磁気記録媒体にも生じてい
る。
更に、従来技術では、テープの全長にアクセスするため
にリールを巻きもどさずに、磁気テープリールの有効な
消去を十分行なうことはできなかった。印加させる消磁
磁場のタイプ及び印加方法に応じた、テープあるいはそ
の一部における残留ノイズの存在は、引き続き問題とな
ってきている。
本発明の目的は上述した従来技術の問題点に対する解法
を提供することにある。
(発明の要約) 本発明の一形態は、磁気記録媒体を消去または消磁する
改良された技術を提供し、シールされた磁気記録媒体を
含む種々のタイプの磁気記録媒体から全てのデータを信
頼性良く消去でき、そしてこの消去を速やかにかつ簡便
に行なうことができるものである。
本発明の方法の一形態によれば、消磁すべき磁気記録媒
体は該磁気記録媒体全体を収容するのに十分矢きな中央
開放領域を有するコイル内に置かれる。コイルは前記中
央開放領域内に第1の極性の第1の磁場を形成するため
に前記コイル内に第1の方向の電流を得るべく励磁され
る。
その後に前記コイルは前記中央開放領域内に上記第1の
極性とは反対の第2の極性の第2の磁場を形成するため
に前記コイル内に前記第1の方向とは反対の第2の方向
の電流を得るべく励磁される。磁場の最小強度は少なく
とも5000 eであることが必要で、約15000e
であるのが好ましい。
本発明の一形態における好ましい実施態様の装置では、
コイルを励磁するための手段が、電力供給手段と、該電
力供給手段に接続された容量蓄積手段と、該容量蓄積手
段からの電圧を互いに反対の極性で前記コイルに順次結
合させるための手段を有している。
本発明の上記形態による典型的な消磁動作は約30秒で
行なうことができ磁気記録媒体を分解する必要がない。
本発明の更に別の形態は、磁気テープリールのごとき磁
気記録媒体を消磁するための改良された方法及び装置に
向けられている。本発明の方法のこの形態によれば、磁
気テープリールはその軸のまわりに回転されると同時に
該リールのはゾ面方向の横方向磁場にさらされる。この
横方向磁場は先ず第1の方向に印加され次いで第1の方
向とは反対の第2の方向に印加される。その後にリール
の軸にはゾ平行な軸方向磁場が先ず第3の方向に印加さ
れ次いで第3の方向とは反対の第4の方向に印加される
本発明の上記形態の好ましい実施態様では、軸方向磁場
を印加する工程が連続的に大きさが減少する軸方向磁場
を交互に印加することを含んでいる。この実施態様では
、横方向磁場は少なくとも15000eの磁場強度を有
しているのが好ましく、初期の軸方向磁場は少なくとも
15000eの磁場強度であるのが好ましい。更に、磁
気テープリールは少なくとも1000回転/回転速度で
回転されるのが好ましい。
本発明の上記形態の実施例の装置では、リールの上方及
び下方を通すリールの約半分を覆うラテラルコイルを用
いて横方向磁場が得られる。この実施例では軸方向の磁
場はリールの周囲をおおう・リング状コイルを用いて得
られる。
本発明者は、完全に消去され顕著なノイズを残さない磁
気記録媒体を得るのに、印加される磁場の順序及び特性
が重要であることを見いだした。
(発明の構成及び作用) 第1図は本発明の一実施例の装置のブロック図であり、
本発明の方法の一形態を実施するために使用されるもの
である。AC電源は供給電源21゜31 に接続され、
該供給電源21.31の出力はそれぞれ充電回路22.
32に接続されている。
充電回路22.32は充放電制御回路(fjring 
andcontrol circuit ) 50のラ
イン50A、 50B上の出力により動作可能(イネー
ブル)となる。
充電回路22.32及び充放電制御回路50は、例えば
ニュージャージ州のアールエフエル インダストリーズ
 インシーボレーテッV (RFLIndustrie
sy Inc、)社製のモデルNo、595により構成
することができる。充電回路22.32の出方はそれぞ
れコンデンサバンク23.33に接続されている。コン
デンサバンク23の出力はイグナイトロン24 を介し
てコイル200に接続され、一方コンデンサバンク33
の出力はイグナイトロン34 を介して上記とは反対の
極性でコイル200に接続されている。
またこの装置はスタンダード555タイミングチツプよ
り構成することのできるタイミング・シーケンサ40を
具備している。シーケンサ4oの出力ライン40A、 
40Bは充放電制御回路5oに接続され、充電口$ 2
2.32を動作させコンデンサバンク23.33の充電
を開始させるように作用する。オペレータからスタート
指示があると、シーケンサ40が作動し、ライン40A
、 40B上に時間の順にイネーブル出力が発生する。
第2図は第1図の実施例のコイル200を詳細に示す図
である。コイル200はガラスエポキシより成る円筒状
の型210内に包まれている。中央開放(中空)領域は
消磁すべき磁気記録媒体全体を収容できるように十分大
きな寸法となっている。本例では第2図に示すように5
つのディスク251〜255 を含むディスクパック2
50がコイル200の内側に配されている。
本実施例の動作について述べると、オペレータからのス
タート信号入力後、ライン40A上の信号により充放電
制御回路50が充電回路22へのイネーブル信号を発生
し、充電回路22はコンデンサバンク23の充電を開始
させる。コンデンサバンク23がコイル200を介して
放電する電圧はオペレータにより予め設定される。該設
定電圧に達すると充放電制御回路50はイグナイトロン
24を駆動(fire )させ、その結果コイル200
に電流が流れ、該コイル200内に強い磁場が発生する
。この磁場は例えば第2図に示すコイルの中心を通る上
向きの方向となる。放電の後、イグナイトロン24は非
動作(ディスエーブル)となり、充放電制御回路50か
らの信号はタイマを進行させる。
サイクルの次の部分では、ライン40B上のタイミング
信号により充電回路32が始動されて、コンデンサバン
ク33を充電する。コンデンサバンク33はイグナイト
ロン34が駆動されたとき放電を行なう。その結果コイ
ル200に上記と反対向きの電流が流れる。この場合、
コイル200中を流れる電流の流れは、例えば該コイル
200の中心を通る下向きの方向となるごとき磁場をコ
イル200内に消磁させる。
本実施例の動作例において、コイル200は】20ター
ンのNo、10銅線よりなり、その内径は約1フインチ
(約43.2cm )、軸方向の高さは約6インチ(約
15.2cm )である。本実施例のコンデンサバンク
33はそれぞれ1’8600μFの全容量を持ち、約6
00ボルトの充電電圧に充電される。
その結果、コイルZooの中央開放領域に発生する最小
磁場は約15000eとなる。上記の例では、各々の動
作半サイクルは15秒であり、全動作は約30秒となる
。例示したディスクパックの消磁に対しては磁場はディ
スクの面に対して垂直となるが、コイル内に置かれるテ
ープリールのごとき他の記録媒体に対しては消磁磁場は
、テープを横切りテープの長手方向に垂直な方向となる
。これらの磁気記録媒体に対して消磁は好ましくなされ
たが、この発明の上記形態はとりわけディスクパックま
たは封じ込められた個々のディスクのごときシールされ
た磁気記録媒体の消磁に使用して好適である。
第3図、第4図及び第5図はこの発明の別の実施例を示
し、この発明の方法の別の形態を実施するために使用さ
れるものである。この実施例の装置はハウジング110
を具備し、該ハウジング110は摺動可能な基台120
とフロントパネル115とを含む摺動可能な引出し部1
j2を有する。
基台126はレール119上を摺動可能となっており、
引出し部112はテープリール350のローディングま
たはアンローディングに対しては開かれ、消磁動作に対
しては閉じられる。消磁動作の間に引出し部112が開
くのを防止するため、適当なインターロック(図示せず
)が設けられている。
第3図では引出し部112は開かれ、第5図では引出し
部112は閉じである。引出部112の基台120のは
ゾ中央にはモータ160が設けられており、該モータ 
160は、基一台120内の孔を通ってハブ155と結
合するシャフトを有している。モータ 160がターン
オンすると、ハブ155は軸受(図示せず)上を例えば
2000回転/回転速速で回転する。また基台120に
は、内径がテープリール350の外径より幾分大きいリ
ング状のコイル150が設けられている。
ハウジング110はその後半分側にラテラルコイル14
0を収容しており、該コイtit 140は第4図及び
第5図に示すようにはゾ平らな上面及び下面を有し、こ
れらの面は引出し部112を閉じたときハウジング11
0の奥の方に人、り込むテープリール350のはゾ半分
の部分の上方または下方を通るようになっている。コイ
ル140の近傍には分離フレーム111が設けられ、ま
た基台120の後部はフレーム111にはまりこむ形状
をなしている。
ハウジング110と引出し部112は、例えばアルミニ
ウム、あるいはプラスチックのごとき他の適当な非磁性
物質より構成することができる。
磁気テープリール350を挿入し、引出し部112を閉
じた後、以下のようにして手動でまたは自動的に動作が
行なわれる。佃単に言えば、消磁手順の最初のステップ
は、磁気テープリール350をその軸のまわりに回転さ
せると同時にラテラルコイル140を用いて磁気テープ
リールのはゾ面方向の横方向磁場を印加することを含む
。この横方向磁場は初めに所定の方向に印加され、次に
その反対の方向に印加される。横方向磁場はテープ上の
情報及びノイズの成分を消去するのに有利であるテープ
表面を通る動径成分を含む。磁場の強さは少なくとも約
15000eであるのが好ましい。
この磁場の強さは長時間持続させることが困難なので、
テープの高速回転によりテープ全体が比較的大きい強度
の磁場にさらされるようにする。回転速度は少なくとも
1000回転/分であるのが好ましく、本実施例では上
述のように2000回転/回転速度を用いている。この
高速回転は磁場が不均一に印加されたときに生じる残留
ノイズを防止する。次に軸方向の磁場を磁気テープリー
ルの軸とはゾ平行に印加する。リング状コイル150は
所望の成分を有する磁場を与え、軸方向の磁場が最初に
所定の方向に印加され次にその反対の方向に印加される
。軸方向の磁場は、振幅を連続的に減少させて交互の方
向に印加されるのが好ましい。
このようなテープのはゾ面内方向における磁気テープの
消磁は、前述したテープを通る消磁と組合わさり、テー
プのノイズレベルを非常に低くすることが分かった。軸
方向の初期磁場は少なくとも15000 eの強さであ
るのが好ましい。前の磁場強度に対して約20%減少し
た磁場が、磁場強度がその初期の振幅の約20%となる
まで、軸方向磁場を交互に逐次印加するために使用され
る。
第6図はこの発明の実施例の装置の電子サブシステムを
示すもので、この発明の方法を実施するために使用され
るものである。AC電源は供給電源421.431に接
続され、該供給電源421.431の出力は充電回路4
22.432にそれぞれ接続されている。充電回路42
2.432は充放電制御回路450のライン45OA、
 450B上の出力により動作可能となる。充電回路4
22.432及び充放電制御回路450は例えばアール
エフエル インダストリーズ インコーホレーテッド社
製のモデルNo、595 により構成することができる
。充電回路422.432の出力はそれぞれコンデンサ
バンク423、433に接続される。コンデンサバンク
423の出力は、イグナイトロン424及びリレー48
1゜482を介して、並列に配されているコイル140
゜150に接続されている。一方、コンデンサバンク4
33の出力は、イグナイトロン434及びリレー481
、482を介して、コイル140.1.50に」−記と
反対の極性で接続されている。
この装置にはプロセッサ440が設けられておリ、オペ
レータの命令の下でコイル選択、タイミング調整、シー
ケンシング(sequencing )を実行する。プ
ロセッサ440は例えば第7図と関連して記載されてい
るルーチンに従ってプログラムされた(モディコン モ
デル(Modicon Model)84のごとき)マ
イタロプロセッサにより構成することができる。プロセ
ッサ440の出力ライン440A、 440Bは充放電
制御回路450に接続され、所定の順序でコンデンサバ
ンク423.433の充電を開始させるべく充電回路4
22.432をそれぞれ動作させるように作用する。充
放電制御回路450の出力450C,4500は、これ
らと関連するコンデンサバンク423.433が所定の
電圧の達したとき、イブナイトロン424.434をそ
れぞれ駆動(firc)させるために使用される。プロ
セッサ440の出力440G、 4400はリレー48
1.482をそれぞれ制御する。
第7図は本実施例の電子サブシステムの自動的動作のた
めにプロセッサ440をプログラムするのに好適なフロ
ーチャートのルーチンを示す。ブロック520は、オペ
レータが選択した充電パラメータ及びタイミングパラメ
ータが例えばキーボードまたは制御パネル(図示せず)
から入力されることを示す。これらのパラメータは、典
型的には、ある適用に対して所望のごとく設定できるフ
レキシビリティを与えられているが各動作毎に設定する
必要はないパラメータ (default param
−eter )であることが理解される。ブロック52
5は、モータ160の励磁による磁気テープリールの回
転の開始を示す。モータが所望の回転速度に達するため
に十分な遅延が与えられる。次にブロック530に進み
、このブロックはラテラルコイル140と関連するリレ
ー481のイネーブル化を示す。次にブロック535に
示すように、充電回路422の動作が始まり、放電を行
なうべき充電レベルが充放電制御回路450に送られる
。そしてイグナイトロン424の駆動が待機される。放
電されたという表示を受取ると(または十分に時間が経
過した後)、ブロック540に示すように4充電回路4
32が始動するとともに充放電制御回路450が放電を
行なわせる充電レベルがセットされる。そしてイグナイ
トロン434の駆動が待機される。次にブロック545
に進み、このブロックは、放電表示を受取り(または再
び十分な時間の経過後)、その際モータ160がターン
オフとなることを示す。従って、以上述べたように、磁
気テープリールの回転中に横方向磁場が先ず所定の方向
に印加され、次にラテラルコイル140を介する容量放
電の極性を反対にして上記と反対の方向に印加される。
次にブロック550に進み、このブロックは、リレー4
81の非動作化(ディスエーブル化)及びリング状コイ
ル150と関連したリレー482の動作可能化(イネー
ブル化)を示す。そして充電回路422が始動し、充放
電制御回路450を放電が行なわれる充電レベルにセッ
トする。放電表示を受取ると(または上述の如く適当時
間経過後)、充電回路432が始動し、充放電制御回路
450による放電に対して放電レベルがセットされる(
ブロック560)、そして所定の最終最小充電レベルが
達成されたか否かについて調べられる(ダイヤモンド5
70)。達成されてない場合、放電を行なったという次
の表示を受けとると1次のサイクル中に使用すべき充電
レベルを減少させ(ブロック575)、充電レベルが所
定のレベルに減少するまでループ580を続ける。この
ようにして、振幅が減少する交互の方向の軸方向磁場が
所望のごとく形成される。そしてリレー482はブロッ
ク590で示されるように非動作となる。
以上本発明の実施例に基づいて説明してきたが、本発明
の精神及び技術的思想の範囲内で当業者により種々の変
形が可能であることが理解される。
例えばコイルを順次、反対向きに励磁するために別の形
態とすることができる。所望の場合には冗長な要素は適
当なスイッチングにより代替回路形態で共有させること
ができる。例えば、このことは単一のコンデンサバンク
と第1図の実施例の関連回路の使用が可能であることを
意味する。
(発明の効果) 本発明によれば、ノイズの除去を含め、磁気記録媒体に
記録されたデータを信頼性良く完全に消去することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の形態による装置であって本発明
の方法の一形態を実施するために使用されるもののブロ
ック図、第2図は消磁すべきディスクパックを収容する
ように示された本発明の第1の形態の実施例によるコイ
ルの概略形状を部分的に示す図、第3図は本発明の装置
の一実−施例であって本発明の方法を実施するために使
用されるものを一部切欠いて示す拡大斜視図、第4図は
第3図の装置のラテラルコイル及びテープリールの上面
図、第5図は第3図及び第4図に示された装置の第4図
の5−5線断面図、第6図は本発明の装置の電子サブシ
ステムであって本発明の方法を実施するために使用され
るものを示すブロック図、第7図は本発明の一実施例に
よる第6図のプロセッサの処理のルーチンを示すフロー
チャートである。 21.31.421.431−m=供給電源、22.3
2,422,432−−一充電回路、23.33,42
3,433−m−コンデンサバンク、24.34,42
4,434−m−リレー、40−m−タイミング・シー
ケンサ、 50.450−m−充放電制御回路、 200.140,150−m−コイル。 特許出願人 ドウティ アールエフエル インダストリーズインコー
ホレーテッド 特許出願代理人 弁理士 山本恵− 手続補正書(自発) 昭和59年10月夕日 特許庁長官 志賀 学殴 1 事件の表示 昭和59年特許願第187300号 2、発明の名称 磁気記録媒体の消磁方法およびその装置3 補正をする
者 事件との関係 特許出願人 名称 ドウティ アールエフエル インダストリーズイ
ンコーホレーテッド 4代理人 (2)委任状及び訳文を別紙のとおり提出する。 (3)優先権証明書及び表紙訳文を別紙のとおり提出す
る。 (4)正式図面を別紙のとおり提出する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)磁気記録媒体に記録されている情報を除去するた
    めに該磁気記録媒体の消磁を行う装置であって、前記磁
    気記録媒体全体を収容するのに十分大きな中央開放領域
    を有するコイルと、該コイルを励磁して該コイル内に第
    1の方向の電流を得て前記中央開放領域内に第1の極性
    の第1の磁場を形成させ、その後に前記コイルを励磁し
    て該コイル内に前記第1の方向とは反対の第2の方向の
    電流を得て前記中央開放領域内に前記第1の極性とは反
    対の第2の極性の第2の磁場を形成させる手段とを具備
    することを特徴とする磁気記録媒体消磁装置。 (2)前記第1及び第2の磁場が、各々前記中央開放領
    域内に少なくとも5000eの最小磁場強度を有する特
    許請求の範囲第1項に記載の装置。 (3)前記第1及び第2の磁場が、各々前記中央開放領
    域内に約15000eの最小磁場強度を有する特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。 (4)前記磁気記録媒体が、1又は複数の磁気ディスク
    を含む特許請求の範囲第1項〜第3項のうちのいずれか
    一項に記載の装置。 (5)前記磁気記録媒体が、ディスクパックである特許
    請求の範囲第1項〜第3項のうちのいずれか一項に記載
    の装置。 (6)前記コイルを励磁するための手段が、電力供給手
    段と、該電力供給手段に接続された容量蓄積手段と、該
    容量蓄積手段からの電圧を互いに反対の極性で前記コイ
    ルに順次結合させるための手段とを有する特許請求の範
    囲第1項〜第3項のうちのいずれか一項に記載の装置。 (7)磁気記録媒体を消磁して該磁気記録媒体に記録さ
    れている情報を除去するための方法であって、 前記磁気記録媒体を該磁気記録媒体全体を収容するのに
    十分大きなコイルの中央開放領域内に配置させる工程と
    、 前記コイルを励磁して該コイル内に第1の方向を流れる
    電流を得て前記中央開放領域内に第1の極性の第1の磁
    場を形成させる工程と、続いて前記コイルを励磁して該
    コイル内に前記第1の方向とは反対の第2の方向を流れ
    る電流を得て前記中央開放領域内に前記第1の極性とは
    反対の第2の極性の第2の磁場を形成させる工程と、を
    有することを特徴とする磁気記録媒体消磁方法。 (8)前記第1及び第2の磁場が、各々前記中央開放領
    域内に少なくとも5000 eの最小磁場強度を有する
    特許請求の範囲第7項に記載の方法。 (9)前記第1及び第2の磁場が、各々前記中央開放領
    域内に約15000eの最小磁場強度を有する特許請求
    の範囲第7項に記載の方法。 (lO)前記磁気記録媒体が、1又は複数の磁気ディス
    クを含む特許請求の範囲第7項〜第9項のうちのいずれ
    か一項に記載の方法。 (11)前記磁気記録媒体が、ディスクパックである特
    許請求の範囲第7項〜第9項のうちのいずれか一項に記
    載の方法。 (12) (a)磁気テープリールをその軸のまわりに
    回転させると同時に該磁気テープリールのはゾ面方向に
    横方向磁場を先ず第1の方向に印加しその後に該第1の
    方向とは反対の第2の方向に印加する工程と、 (b)前記磁気テープリールの軸にほり平行°な軸方向
    磁場を先ず第3の方向に印加しその後に該第3の方向と
    は反対の第4の方向に印加する工程と、 を具備することを特徴とする磁場テープリールの消磁方
    法。 (13)前記軸方向磁場を印加する工程が、連続的に大
    きさが減少する軸方向磁場を交互の方向に印加すること
    を含む特許請求の範囲第12項に記載の方法。 (14)前記横方向磁場が、少なくとも15000eの
    磁場強度を有する特許請求の範囲第12項または第13
    項に記載の方法。 (15)初期の前記軸方向磁場が、少なくとも1500
    0eの°磁場強度を有する特許請求の範囲第14項に記
    載の方法。 (16)前記磁気テープリールが、少なくとも1000
    回転/回転速度で回転する特許請求の範囲第12項〜第
    14項のうちのいずれか一項に記載の方法。 (17)磁気テープリールをその軸のまわりに回転させ
    るための手段と、 前記磁気テープリールの回転中、前記磁気テープリール
    のはゾ面方向に横方向磁場を先ず第1の方向に印加しそ
    の後に該第1の方向とは反対の第2の方向に印加する手
    段と、 前記磁気テープリールの軸にはゾ平行な方向に軸方向磁
    場を先ず第3の方向に印加しその後に該第3の方向とは
    反対の第4の方向に印加する手段と、 を具備することを特徴とする磁気テープリールの消磁装
    置。 (18)前記軸方向磁場を印加する手段が、連続的に大
    きさが減少する軸方向磁場を交互の方向に印加する手段
    を含む特許請求の範囲第17項に記載の装置。 (19)前記横方向磁場が、少なくとも15000eの
    磁場強度を有する特許請求の範囲第17項または第18
    項に記載の装置。 (20)初期の前記軸方向磁場が、少なくとも1500
    0eの磁場強度を有する特許請求の範囲第17項または
    第18項に記載の装置。 (21)前記磁気テープリールを回転させるための手段
    が、少なくとも1000回転/回転速度で前記磁気テー
    プリールを回転させるように動作する特許請求の範囲第
    17項または第18項に記載の装置。 (22)前記横方向磁場を印加するための手段が、前記
    磁気テープリールの上方及び下方を通るラテラルコイル
    を含む特許請求の範囲第17項または第18項に記載の
    装置。 (23)前記軸方向磁場を印加するための手段が、前記
    磁気テープリールの周囲をおおうリング状コイルを含む
    特許請求の範囲第17項または第18項に記載の装置。 (24) (a)磁気記録媒体をその軸のまわりに回転
    させると同時に前記磁気記録媒体のほり面方向に横方向
    磁場を先ず第1の方向に印加しその後に該第1の方向と
    は反対の第2の方向に印加する工程と、 (b)前記磁気記録媒体の軸にはゾ平行に軸方向磁場を
    先ず第3の方向に印加しその後に該第3の方向とは反対
    の第4の方向に印加する工程と、を具備することを特徴
    とする磁気記録媒体消磁方法。 (25)前記軸方向磁場を印加する工程が、連続的に大
    きさが減少する軸方向磁場を交互の方向に印加すること
    を含む特許請求の範囲第24項に記載の方法。
JP18730084A 1983-09-09 1984-09-08 磁気記録媒体の消磁方法およびその装置 Pending JPS6076006A (ja)

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US53065883A 1983-09-09 1983-09-09
US607681 1984-05-07
US530658 1995-09-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02132604A (ja) * 1988-11-14 1990-05-22 Sanitsukusu Kk 磁気テープ消去装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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