JPS607569Y2 - 放電式遅れスイッチ - Google Patents

放電式遅れスイッチ

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Publication number
JPS607569Y2
JPS607569Y2 JP17815680U JP17815680U JPS607569Y2 JP S607569 Y2 JPS607569 Y2 JP S607569Y2 JP 17815680 U JP17815680 U JP 17815680U JP 17815680 U JP17815680 U JP 17815680U JP S607569 Y2 JPS607569 Y2 JP S607569Y2
Authority
JP
Japan
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transistor
capacitor
triac
switch
diode bridge
Prior art date
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Expired
Application number
JP17815680U
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English (en)
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JPS57102238U (ja
Inventor
民夫 久間
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スイッチを開成したとき、暫時通電を継続し
たのち回路遮断を行う遅れスイッチに係る。
一般家庭の台所、事務所或いは倉庫等歩行に障害物の多
い場所では、消灯してから外部に出るまでに、暗闇中で
障害物に衝突する危険があり、従ってこれを防止するた
めにスイッチ開成後も暫時通電を継続する遅れスイッチ
が考案されている。
従来の放電式遅れスイッチは第1図に示すように、電灯
りを点灯するために交流電源Eに直列に接続されたスイ
ッチSWを閉成すると、電灯りは点灯すると共にカレン
トトランスTの1次側T1に電流が流れ、2次側T2に
は電圧が誘起され、ダイオードDにより整流され、コン
デンサC1は充電され、ツェナーダイオードかによりコ
ンデンサC1の端子間電圧は一定に保持される。
次に電灯りを消灯するためにスイッチSWを開放すると
、コンデンサC1への充電は停止し、コンデンサC1に
充電された電荷は、可変抵抗VRを通じ、又抵抗R1を
通じるトランジスタTRlのベース電流として放電を始
め、トランジスタTRlを導通状態とする。
このためダイオードブリッジDB、 抵抗R2、トラン
ジスタTR1を介してトライアックTRIACのゲート
にゲート電流が流れ、トライアックTRIACは導通状
態となり、電灯りは点灯を続ける。
コンデンサCIの放電が進みコンデンサC1の端子電圧
が低くなるとトランジスタTRlのベース電流は流れな
くなり、トランジスタTR1は不導通となり、従ってト
ライアックTRIACも不導通となって電灯りは消灯す
る。
コンデンサC2はトランジスタTR1のベース電流が減
少して半導通状態となったとき、トライアックTRIA
Cが不安定となってちらつきが生ずることを防止するた
めに挿入されている。
(実用新案出願公告昭54−637喀照)従来の放電式
遅れスイッチは、上記のように、コンデンサC1の端子
間電圧が変化して遅れ時間が変化することを防止するた
めにツェナダイオードを使用し、又消灯時のちらつきを
防止するために耐電圧が高く、容量の大きいコンデンサ
を使用しており、このため高価となると共に形状が大き
くなる欠点があった。
さらに電灯の点灯がスイッチの閉成によるのか、スイッ
チ開成後の遅れ動作によるのか確認が困難な欠点があっ
た。
本考案はこのような欠点を改良するもので、本考案の実
施例を第2図により説明する。
本考案の放電式遅れスイッチにおいては、交流電源Eと
負荷たとえば電灯りを直列に接続した端子a、 b間に
双方向性半導体制御素子トライアックTRIACと、ス
イッチSWとカレントトランスTの1次側T1との直列
回路をそれぞれ接続し、該トライアックTRIACのゲ
ートと前記一方の端子aとの間には抵抗R3を介してダ
イオードブリッジDBの入力側を接続し、ダイオードブ
リッジDBの出力(+、−間)には5.トランジスタT
R2のエミッタコレクター回路と抵抗R4,R5の直列
回路とを並列に接続し、トランジスタTR2のベースエ
ミッター間には抵抗R6、可変抵抗VR。
コンデンサC3の直列回路を接続し、コンデンサC3の
両端にトランジスタTR3のコレクター、エミッター回
路と、ダイオードD1カレントトランスTの2次側T2
、抵抗R7直列回路とを並列に接続し、前記抵抗R4と
抵抗R5の接続部CをトランジスタTR3のベースに接
続すると共に、該接続部CをカレントトランスTの2次
側T2とダイオードDとの接続部dに抵抗R8を介して
接続している。
次に本考案の放電式遅れスイッチの動作について説明す
る。
まずスイッチSWが開成されていて、コンデンサC3に
電荷のない状態においては、トランジスタTR2は不導
通で従ってトライアックTRIACも不導通であるので
電灯りは消灯している。
電灯りを点灯するためにスイッチSWを閉成すると、交
流電源Eにより交流電流が電灯り及びカレントトランス
Tの1次側T1に流れ、電灯りは点灯すると共にカレン
トトランスTの2次側には高い電圧が誘起される。
カレントトランスTの2次側T2に誘起された電圧はダ
イオードDにより整流されてコンデンサC3を充電する
2次側T2に誘起された電圧は、抵抗R8と抵抗R5に
より分圧されてトランジスタTR3のベースに加えられ
ており、2次側T2の電圧が一定値より高くなればトラ
ンジスタTR3は導通するためコンデンサC3の端子電
圧は負荷電流にか)わらず一定値に保持される。
又トライアックTRIACのアノード、カソード間の電
圧は極めて低いため、アノード、カソード間には電流は
流れない。
次に電灯りを消灯するためにスイッチSWを開成すると
、コンデンサC3への充電が停止し1、コンデンサC3
に充電された電荷は可変抵抗VR,抵抗R6を通じトラ
ンジスタTR2のベースを電流として放電し始め、トラ
ンジスタTR2を導通状態とする。
このコンデンサC3の放電時間は可変抵抗VRの抵抗値
が大きい時は長く、小さい時は短い。
トランジスタTR2が導通状態にあるため抵抗R3、ダ
イオードブリッジDB、 )ランジスタTR2を介し
てトライアックTRIACのゲートにゲート電流が流れ
トライアックTRIACは導通し、スイッチSWが開成
しているにもか)わらず電灯りは点灯を継続する。
コンデンサC3の放電が進み、その端子電圧が低くなる
と、トランジスタTR2の一ス電流が減少して導通が不
安定になり、導通と不導通を繰返するようになるが、最
初の不導通の状態で、トランジスタTR2のコレクタ、
エミッタ間電圧が高くなり、この電圧が抵抗R4と抵抗
R5により分圧されてトランジスタTR3のベースに加
えられるので、トランジスタTR3は導通状態となりコ
ンデンサC3の電荷は急速に放電されてトランジスタT
R2は不導通となり、トライアックTRIACも不導通
となって電灯りは消灯する。
本案は上記のように構成されているので、スイッチSW
を閉成しているときは、トライアックTPTACには電
流が流れず、トライアックTRIACは長期間使用する
ことができる。
又スイッチを開成して遅れ動作に入ったのち、その終了
時にはトランジスタTR3を通じコンデンサC3は急速
に放電を行うため、ちらつき等の不安定な現象が生じな
い。
又カレントトランスTの2次側電圧を抵抗R5,R8に
より分圧してトランジスタTR3のベースに加えコンデ
ンサC3の端子電圧を負荷電流の大小にか)わらず一定
に保持しているため、負荷電流による遅れ時間の変化が
少ない。
又可変抵抗VRによりコンデンサC3の放電時間を調整
して遅れ時間を適宜に設定することができる。
上記実施例においては、ダイオードブリッジDBの出力
側(+、−間)には1個のトランジスタTR2が接続さ
れているが、第3図に示すように2個のトランジスタT
R4,TR5よりなるダーリントン接続回路を接続すれ
ば、コンデンサC3の放電により導通しトライアックT
RIACに充分なベース電流を供給してトライアックT
RIACの動作を一層確実にすることができる。
更に第4図及び第5図に例示するように、ダイオードブ
リッジDBの出力側にトランジスタTR2あるいはトラ
ンジスタTR4,TR5よりなるダーリントン回路に直
列に発光ダイオードLEDを挿入すれば、トランジスタ
TR2あるいはトランジスタTR4,TR5よりなるダ
ーリントン回路の導通している間即ち電灯りの点灯中は
該発光ダイオードLEDは発光し、電灯りが遅れ動作に
より点灯していることが表示される。
上記のように本考案によれば安価なトランジスタと抵抗
を接続することにより、形状が小さく、ちらつき現象が
なく、遅れ動作の安定な遅れスイッチを提供することが
できる上、必要により発光ダイオードにより遅れ動作中
であることを表示することができる。
上記実施例においては、電灯負荷について説明したが、
換気扇等スイッチを開成して退室後もなお排気を続行し
て残存の煙草のけむり等の排出することが必要な機器等
にも遅れスイッチは必要であり、一般にこれ等機器はス
イッチ閉成時には大きな突入電流が流れてコンデンサに
急速に充電されるため、本考案による放電式遅れスイッ
チの負荷は電灯負荷のみに限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の放電式遅れスイッチの回路図、第2図は
本考案の放電式遅れスイッチの実施例を示す回路図、第
3図、第4図及び第5図は本考案の他の実施例を示す一
部回路図である。 E・・・・・・交流電源、L・・・・・・負荷、TRI
AC・・・・・・半導体制御素子トライアック、DB−
・・・・・ダイオードブリッジ、LED・・・・・・発
光ダイオード、SW・・・・・・スイッチ、T・・・・
・・カレントトランス、VR・・・・・・可変抵抗、R
1−R8・・・・・・抵抗、C1〜C3・・・・・・コ
ンデンサ、TR1〜TR5・・・・・・トランジスタ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)交流電源と負荷を直列に接続した端子間にトライ
    アック(双方向性半導体制御素子)を接続し、該トライ
    アックに並列にスイッチとカレントトランスの1次側よ
    りなる直列回路を接続し、前記スイッチの閉成時にはカ
    レントトランスの2次側に誘起した交流電圧を整流して
    コンデンサを充電し、前記スイッチを開放したときコン
    デンサの放電によりトランジスタにベース電流を流して
    該トランジスタを導通し、ダイオードブリッジ及び前記
    トランジスタを介して前記トライアックを導通して負荷
    電流を継続し、一定時間経過後コンデンサ電圧の低下に
    より前記トランジスタが不導通となるにともなって前記
    トライアックが開放して負荷電流が停止する放電式遅れ
    スイッチにおいて、前記コンデンサに並列にコレクター
    、エミッタ回路を接続した第2のトランジスタを設け、
    該第2のトランジスタのベースにダイオードブリッジの
    出力電圧を分圧して印加するとともに、該ベースとカレ
    ントトランスの2次側とを抵抗を介して接続した放電式
    遅れスイッチ。
  2. (2)ダイオードブリッジの出力側に第1のトランジス
    タの代りに2個のトランジスタよりなるダIJントン回
    路を接続した実用新案登録請求の範囲第1項記載の放電
    式遅れスイッチ。
  3. (3)ダイオードブリッジの出力側のトランジスタ回路
    に直列に発光ダイオードを挿入した実用新案登録請求の
    範囲第1項又は第2項記載の放電式遅れスイッチ。
JP17815680U 1980-12-13 1980-12-13 放電式遅れスイッチ Expired JPS607569Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57102238U JPS57102238U (ja) 1982-06-23
JPS607569Y2 true JPS607569Y2 (ja) 1985-03-14

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