JPS6075441A - グリコ−ルエ−テルの製造方法 - Google Patents
グリコ−ルエ−テルの製造方法Info
- Publication number
- JPS6075441A JPS6075441A JP18316083A JP18316083A JPS6075441A JP S6075441 A JPS6075441 A JP S6075441A JP 18316083 A JP18316083 A JP 18316083A JP 18316083 A JP18316083 A JP 18316083A JP S6075441 A JPS6075441 A JP S6075441A
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- JP
- Japan
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- ipa
- dip
- product
- molar ratio
- charged
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はイソプロパツール(以後、IPAと略記)と酸
化エチレン(以後、EOと略記)を反応させグリコール
エーテルを製造する方法に関する。
化エチレン(以後、EOと略記)を反応させグリコール
エーテルを製造する方法に関する。
グリコールエーテルの製造は触媒の存在下液状のアルコ
ールに液又はガス状のEOを導入し反応させる。この反
応に於ける生成物はモノエチレングリコールモノイソプ
ロピルエーテル(以後、MIPと略記)を主体として、
ジエチレングリコールモ1− ノイソプロピルエーテル(以後、DIPと略記)及びト
リエチレングリコールモノイソプロビルエーテル(以後
、TIPと略記)の6種のグリコールエーテル、その他
エチレングリコール(以後、MEGと略記)及び高沸不
純物を含む混合物(以後、合成液と略記)であるが、目
的主成物であるMIPを経済性を考慮して最大限の収量
で得るために、通常、EO1モルに対してIPA10〜
12モルの装入比で反応させており、この合成液がらM
IP、DIP。
ールに液又はガス状のEOを導入し反応させる。この反
応に於ける生成物はモノエチレングリコールモノイソプ
ロピルエーテル(以後、MIPと略記)を主体として、
ジエチレングリコールモ1− ノイソプロピルエーテル(以後、DIPと略記)及びト
リエチレングリコールモノイソプロビルエーテル(以後
、TIPと略記)の6種のグリコールエーテル、その他
エチレングリコール(以後、MEGと略記)及び高沸不
純物を含む混合物(以後、合成液と略記)であるが、目
的主成物であるMIPを経済性を考慮して最大限の収量
で得るために、通常、EO1モルに対してIPA10〜
12モルの装入比で反応させており、この合成液がらM
IP、DIP。
TIPをそれぞれ蒸溜単離し製品としている。
しかしながら、この合成液の不純物のうちMEGは沸点
がDIPに近いためDIPとの分離が困難であり、ME
G濃度の高いときは製品DIPの品質を低下させること
になる。
がDIPに近いためDIPとの分離が困難であり、ME
G濃度の高いときは製品DIPの品質を低下させること
になる。
通常合成反応のスタートアップに於ては最初にI PA
。
。
及び触媒を反応器に仕込み、反応温度に迄昇温した後、
IPA及び触媒を装入しなからEOの装入を開始し、こ
の装入するIPAとEOを所定のモル比、すなわち■P
A−/EOモル比を10〜12/1としている。この方
法に於ては、当初反応器に仕込んだIPA9− の影響でIPA/EOモル比が12/1よりも大きい時
期がしばら(続くため、此の間DTP、TIPの生成率
が極度に低く、従って、MEGの生成率がDIPに対し
て相対的に通常時より高くなり、結果として製品DIP
中のMEG濃度が増加し、スタートアップ初期に於ける
製品DIPの品質低下を招きやすい。
IPA及び触媒を装入しなからEOの装入を開始し、こ
の装入するIPAとEOを所定のモル比、すなわち■P
A−/EOモル比を10〜12/1としている。この方
法に於ては、当初反応器に仕込んだIPA9− の影響でIPA/EOモル比が12/1よりも大きい時
期がしばら(続くため、此の間DTP、TIPの生成率
が極度に低く、従って、MEGの生成率がDIPに対し
て相対的に通常時より高くなり、結果として製品DIP
中のMEG濃度が増加し、スタートアップ初期に於ける
製品DIPの品質低下を招きやすい。
本発明者らはこのスタートアップ時期に於ける製品DI
Pの規格外品をな(すべく、鋭意検討を行った結果本発
明を完成するに至ったものである。
Pの規格外品をな(すべく、鋭意検討を行った結果本発
明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明に係るグリコールエーテルの製造方法
はインプロパツールと酸化エチレンとを反応させてグリ
コールエーテルを製造するに当り、スタートアップに於
てイソプロパツールと酸化エチレンをイソプロパツール
の酸化エチレンに対するモル比が6=1以下である範囲
で装入することを特徴とするものである。
はインプロパツールと酸化エチレンとを反応させてグリ
コールエーテルを製造するに当り、スタートアップに於
てイソプロパツールと酸化エチレンをイソプロパツール
の酸化エチレンに対するモル比が6=1以下である範囲
で装入することを特徴とするものである。
本発明の方法に於ては、反応器にIPAと触媒を仕込み
所定の反応温度まで昇温して、スタートアップ当初はI
PAとEOをIPA/EOモル比を4/1以下、望まし
くは4〜6/1となる様、主としてIPAの量を調整し
て装入する。時間の経過にともない、全系が安定化して
いくので、それに合わせて徐々にまたは安定化した後、
IPAどEOをIPA/EOモル比が所定の条件、すな
わち10〜12/1である範囲で装入する。
所定の反応温度まで昇温して、スタートアップ当初はI
PAとEOをIPA/EOモル比を4/1以下、望まし
くは4〜6/1となる様、主としてIPAの量を調整し
て装入する。時間の経過にともない、全系が安定化して
いくので、それに合わせて徐々にまたは安定化した後、
IPAどEOをIPA/EOモル比が所定の条件、すな
わち10〜12/1である範囲で装入する。
本発明によれば、製品DIP中のMEG濃度はスタート
アップ初期の時点から規制値以下にすることが出来るの
で、DIP規格外品は殆んど発生しなくなり最初から良
好な品質の製品DIPを得ることが出来る。
アップ初期の時点から規制値以下にすることが出来るの
で、DIP規格外品は殆んど発生しなくなり最初から良
好な品質の製品DIPを得ることが出来る。
以下に本発明を実施例により説明する。
実施例
第1図のグリコールエーテル製造プロセスに於て、反応
器4.にIPA・ライン2.及び触媒ライン6、から一
定量のIPA及び触媒を仕込み、反応器の温度を120
℃に昇温した。ついで、IPAと触媒及びEOの連続装
入を開始した。装入する丁PAとEOはIPA、/EO
モル比を6/1に調整してグリコールエーテルの製造を
スタートした。約24時間後IPA/EOモル比を12
/1とし通常の運転状態とした。
器4.にIPA・ライン2.及び触媒ライン6、から一
定量のIPA及び触媒を仕込み、反応器の温度を120
℃に昇温した。ついで、IPAと触媒及びEOの連続装
入を開始した。装入する丁PAとEOはIPA、/EO
モル比を6/1に調整してグリコールエーテルの製造を
スタートした。約24時間後IPA/EOモル比を12
/1とし通常の運転状態とした。
反応器を出た合成液は触媒分離工程5.に於て触媒を分
離除去し、次に蒸溜工程6.に於て各製品に分離精製し
た。
離除去し、次に蒸溜工程6.に於て各製品に分離精製し
た。
製品DIPはスタートアップ後24時間口の初回溜出品
からMEG含有量は低(規格内であり品質良好であった
。
からMEG含有量は低(規格内であり品質良好であった
。
比較例
実施例1と同様にIPA及び触媒を反応器に仕込み、温
度を120℃に昇温した。ついでIPAと触媒及びEO
の連続装入を開始し、最初からIPA/EOモル比を1
2/1とした。1製品DIPについてはスタートアップ
後24時間口の初回溜出品以降72時間目に至る迄、M
EG含有量が多く規格外品となり96時間目に於てやつ
と規格品となった。
度を120℃に昇温した。ついでIPAと触媒及びEO
の連続装入を開始し、最初からIPA/EOモル比を1
2/1とした。1製品DIPについてはスタートアップ
後24時間口の初回溜出品以降72時間目に至る迄、M
EG含有量が多く規格外品となり96時間目に於てやつ
と規格品となった。
以上の結果は第1表に示す。
5−
第1表 スタートアップ方法に依る製品DIPの品質
第1図はグリコールエーテルの製造プロセスの1例を示
すものである。 第1図中、■〜■はそれぞれつぎを示す。 特許出願人 三井東圧化学株式会社
すものである。 第1図中、■〜■はそれぞれつぎを示す。 特許出願人 三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- 1)イソプロパツールと酸化エチレンとを反応させてグ
リコールエーテルを製造するにあたり、スタートアップ
に於てイソプロパツールと酸化エチレンとをイソプロパ
ツールの酸化エチレンに対するモル比が6=1以下であ
る範囲で装入することを特徴とするグリコールエーテル
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18316083A JPS6075441A (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | グリコ−ルエ−テルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18316083A JPS6075441A (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | グリコ−ルエ−テルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075441A true JPS6075441A (ja) | 1985-04-27 |
JPH0134210B2 JPH0134210B2 (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=16130842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18316083A Granted JPS6075441A (ja) | 1983-10-03 | 1983-10-03 | グリコ−ルエ−テルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075441A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047058U (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-22 | ||
JPH0410855U (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-29 | ||
JPH0512033U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-19 | 日立工機株式会社 | 全ねじボルト切断機のハサミ開閉機構 |
JP2000511914A (ja) * | 1996-06-07 | 2000-09-12 | ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン | 水性真珠光沢濃縮物 |
US8043009B2 (en) | 2006-01-23 | 2011-10-25 | Jtekt Corporation | Hub unit, hub unit manufacturing method and hub unit transporting method |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55105632A (en) * | 1979-01-02 | 1980-08-13 | Henkel Kgaa | Manufacture of etheralcohol |
JPS5637047A (en) * | 1979-08-30 | 1981-04-10 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | Catalyst for preparing alkylene glycol ethers |
-
1983
- 1983-10-03 JP JP18316083A patent/JPS6075441A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55105632A (en) * | 1979-01-02 | 1980-08-13 | Henkel Kgaa | Manufacture of etheralcohol |
JPS5637047A (en) * | 1979-08-30 | 1981-04-10 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | Catalyst for preparing alkylene glycol ethers |
Cited By (5)
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JPH0410855U (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-29 | ||
JPH0512033U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-19 | 日立工機株式会社 | 全ねじボルト切断機のハサミ開閉機構 |
JP2000511914A (ja) * | 1996-06-07 | 2000-09-12 | ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン | 水性真珠光沢濃縮物 |
US8043009B2 (en) | 2006-01-23 | 2011-10-25 | Jtekt Corporation | Hub unit, hub unit manufacturing method and hub unit transporting method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0134210B2 (ja) | 1989-07-18 |
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