JPS607482Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS607482Y2 JPS607482Y2 JP9521379U JP9521379U JPS607482Y2 JP S607482 Y2 JPS607482 Y2 JP S607482Y2 JP 9521379 U JP9521379 U JP 9521379U JP 9521379 U JP9521379 U JP 9521379U JP S607482 Y2 JPS607482 Y2 JP S607482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing member
- electrolytic capacitor
- sealing plate
- sealing
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はゴム封目板を具えた電解コンデンサの構造に関
するものである。
するものである。
従来、この種の電解コンデンサは略3017Ell+程
度のものが開発されているが、さらに大型サイズのコン
デンサをコストダウンするため工程の自動化を行う必要
があり、このために次の様な問題があった。
度のものが開発されているが、さらに大型サイズのコン
デンサをコストダウンするため工程の自動化を行う必要
があり、このために次の様な問題があった。
すなわち、従来構造そのま)で直径を大きくすると、ケ
ースの開口部に大きな面積のゴム封目板を締め付けるの
で、封目時に大きな横締り力が必要で、しぼり形状、ケ
ース肉厚大等の問題が生じ、また直径の大きな封目板を
横より締め付けるため、封口ゴムがわん曲するのを防止
するため封目板の肉厚を大とする必要があり、さらに上
記封目板の装着構造によって防爆弁が変形し、弁作動が
不確実となる等の欠点を有している。
ースの開口部に大きな面積のゴム封目板を締め付けるの
で、封目時に大きな横締り力が必要で、しぼり形状、ケ
ース肉厚大等の問題が生じ、また直径の大きな封目板を
横より締め付けるため、封口ゴムがわん曲するのを防止
するため封目板の肉厚を大とする必要があり、さらに上
記封目板の装着構造によって防爆弁が変形し、弁作動が
不確実となる等の欠点を有している。
本考案は上記従来型の問題を解決するのもので、以下図
面に示す一実施例について本考案を説明すると、1は内
部にコンデンサ素子4を装着したアルミニウム等による
筒状のケースで、該ケース1の開口部にはゴム封口板2
を装着する。
面に示す一実施例について本考案を説明すると、1は内
部にコンデンサ素子4を装着したアルミニウム等による
筒状のケースで、該ケース1の開口部にはゴム封口板2
を装着する。
このゴム封口板2には、その部材内部に合成樹脂、金属
、硬質ゴム等の素材をもって、封口ゴムの本体より、硬
度の高い成形品により、筒状の補強部材3を成形時もし
くは成形後に嵌入する等により一体的に埋設する。
、硬質ゴム等の素材をもって、封口ゴムの本体より、硬
度の高い成形品により、筒状の補強部材3を成形時もし
くは成形後に嵌入する等により一体的に埋設する。
また、この筒状の補強部材3の内側の封口ゴムには、防
爆弁を形成するための孔5を予じめ設けておいてもよい
。
爆弁を形成するための孔5を予じめ設けておいてもよい
。
上記構成により、封口板2は補強部材3によって外側と
内側に仕切られるほか、第5図の様に一側を連接しても
よいし、筒内のゴムの抜けを防止し両者の保合を良くす
るため、第3図或いは第4図の如く、補強部材3の一部
に突起31をもつ断面形状としてもよい。
内側に仕切られるほか、第5図の様に一側を連接しても
よいし、筒内のゴムの抜けを防止し両者の保合を良くす
るため、第3図或いは第4図の如く、補強部材3の一部
に突起31をもつ断面形状としてもよい。
さらに、この補強部材3の形状としては、第6図aの略
T字型断面、同図すの略十字型断面、同図Cの略T字型
断面等の複雑な断面形状として、接触面を大きくして係
合強度を増大することもできる。
T字型断面、同図すの略十字型断面、同図Cの略T字型
断面等の複雑な断面形状として、接触面を大きくして係
合強度を増大することもできる。
尚、この突起31は上記実施例のみならず、その他種々
の形状となすことができる。
の形状となすことができる。
本考案は以上の様な構成により、ゴム封口板2の直径を
大きくするとともに、その内部に封口ゴムの外形と相似
形の外周をもつ筒状の補強部材3を同心的に一体的に埋
設することによって、相対的に締め付は時の圧縮にたい
して大きな強度をもたせることができ、充分な締め付は
力を得ることができる。
大きくするとともに、その内部に封口ゴムの外形と相似
形の外周をもつ筒状の補強部材3を同心的に一体的に埋
設することによって、相対的に締め付は時の圧縮にたい
して大きな強度をもたせることができ、充分な締め付は
力を得ることができる。
この結果、封目板の厚みを薄くすることができ、コスト
を低減できる。
を低減できる。
また、横締り力を強く厚することに伴う防爆弁の変形(
つぶれ)を、補強部材による防爆弁の隔離によって防ぐ
ことができ、弁作動の確実性を得ることができると共に
、補強部材の一部に設けた突起が封口ゴムと係合するこ
とにより、脱落を防止し且つ封口部の結合度をより増大
させることができる。
つぶれ)を、補強部材による防爆弁の隔離によって防ぐ
ことができ、弁作動の確実性を得ることができると共に
、補強部材の一部に設けた突起が封口ゴムと係合するこ
とにより、脱落を防止し且つ封口部の結合度をより増大
させることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す電解コンデンサの要部
切欠側面図、第2図は同じく平面図、第3図、第4図お
よび第5図は夫々他の実施例を示す電解コンデンサの要
部切欠側面図、第6図a。 b、 cは夫々他の実施例を示す補強部材の要部断面図
である。 同図中、1はケース、2はゴム封目板、3は補強板、3
1は突起。
切欠側面図、第2図は同じく平面図、第3図、第4図お
よび第5図は夫々他の実施例を示す電解コンデンサの要
部切欠側面図、第6図a。 b、 cは夫々他の実施例を示す補強部材の要部断面図
である。 同図中、1はケース、2はゴム封目板、3は補強板、3
1は突起。
Claims (2)
- (1)コンデンサ素子を内装したケースの開口部に装着
するゴム封目板の部材内部に、封口ゴム本体より硬度の
高い素材をもって形成した筒状の補強部材を一体的に埋
設すると共に、防爆弁を形成するための孔部を補強部材
の筒内側の封口ゴム体に設けてなる電解コンデンサ。 - (2)補強部材の一部に封口ゴム体との係合用突起を設
けてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の電解コン
デンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9521379U JPS607482Y2 (ja) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9521379U JPS607482Y2 (ja) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5615049U JPS5615049U (ja) | 1981-02-09 |
JPS607482Y2 true JPS607482Y2 (ja) | 1985-03-13 |
Family
ID=29328070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9521379U Expired JPS607482Y2 (ja) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607482Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-11 JP JP9521379U patent/JPS607482Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5615049U (ja) | 1981-02-09 |
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