JPS6323558Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323558Y2 JPS6323558Y2 JP11457981U JP11457981U JPS6323558Y2 JP S6323558 Y2 JPS6323558 Y2 JP S6323558Y2 JP 11457981 U JP11457981 U JP 11457981U JP 11457981 U JP11457981 U JP 11457981U JP S6323558 Y2 JPS6323558 Y2 JP S6323558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bushing
- bolt
- rocker cover
- synthetic resin
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は内燃機関における合成樹脂製ロツカ
ーカバーの取付け構造に関する。
ーカバーの取付け構造に関する。
最近内燃機関に第1図に断面の概形を示すよう
な合成樹脂製のロツカーカバー11が採用されて
いるが、ダイカスト製のものなどに較べて剛性が
低く、ボルト3で直接ロツカーカバー11のフラ
ンジ上面を締付けると、ボルトとフランジの接触
部分でフランジの材料が破壊されたり、温度の影
響で歪んでシール性が悪くなり遮音性能が低下す
るなどの問題があるので、第2図のように接合部
のパツキン4の他にロツカーカバーを締付けるボ
ルト3の着座部にゴム製ブシユ15を挿入し、直
接にボルトと接触しない様にしている。しかし従
来のブシユ15はロツカーカバー11の上面とボ
ルト3の頭の間に挾まれているのみであつたた
め、第2図に示すように締付けるにつれてブシユ
がふくらみ、上下の端面が半径方向に拡大される
ようにすべつて更にふくらみを増すとともにブシ
ユが長さ方向につぶれて着座部はみ出してしま
い、ボルトの締付け力を十分に伝達できなくな
り、第3図に示す締付け量一締付け荷重線図の0
−P0−Q0のようにはみ出しがはじまるP0以後に
は締付け荷重の増加が締付け量に較べて低減する
ため、所定の締付け荷重が得られなかつたり、ブ
シユがはみ出して不体裁になつたりする不具合が
あつた。
な合成樹脂製のロツカーカバー11が採用されて
いるが、ダイカスト製のものなどに較べて剛性が
低く、ボルト3で直接ロツカーカバー11のフラ
ンジ上面を締付けると、ボルトとフランジの接触
部分でフランジの材料が破壊されたり、温度の影
響で歪んでシール性が悪くなり遮音性能が低下す
るなどの問題があるので、第2図のように接合部
のパツキン4の他にロツカーカバーを締付けるボ
ルト3の着座部にゴム製ブシユ15を挿入し、直
接にボルトと接触しない様にしている。しかし従
来のブシユ15はロツカーカバー11の上面とボ
ルト3の頭の間に挾まれているのみであつたた
め、第2図に示すように締付けるにつれてブシユ
がふくらみ、上下の端面が半径方向に拡大される
ようにすべつて更にふくらみを増すとともにブシ
ユが長さ方向につぶれて着座部はみ出してしま
い、ボルトの締付け力を十分に伝達できなくな
り、第3図に示す締付け量一締付け荷重線図の0
−P0−Q0のようにはみ出しがはじまるP0以後に
は締付け荷重の増加が締付け量に較べて低減する
ため、所定の締付け荷重が得られなかつたり、ブ
シユがはみ出して不体裁になつたりする不具合が
あつた。
この考案は上記のような不具合をなくするため
になされたものである。
になされたものである。
実施例によつて説明すれば、第4図に示す合成
樹脂製のロツカーカバー1はエンジンブロツク2
にボルト3によつて締付けられる。ロツカーカバ
ー1とエンジンブロツク2との間にはパツキン4
が介装されている。ボルト3には短筒状のゴム製
ブシユ5が嵌められており、ブシユ5の下部は、
ロツカーカバー1の下部開放端の周縁フランジに
設けられたボルト孔上部の大径段付凹部1aに嵌
入されている。ブシユ5の外径は段付凹部1aの
直径とほぼ等しくされており、ボルト3が締付け
られると、ブシユ5は圧縮され横方向に膨らむ
が、第4図に示すように凹部1a内では側壁1b
にさえぎられてはみ出すことがなく、凹部1aよ
り上方でのみブシユ5は横方向に膨らみ、第5図
に示す線図のように、側壁1bによつてブシユ5
下部の膨らみが阻止される点P1以後はやゝ剛性
が高まる状態となり0−P1−Q1のように締付量
に対して締付荷重の増加率が増すようになり、確
実に所定の締付荷重が得られ、かつブシユの端部
がはみ出すような不体裁な形状にはならない。
樹脂製のロツカーカバー1はエンジンブロツク2
にボルト3によつて締付けられる。ロツカーカバ
ー1とエンジンブロツク2との間にはパツキン4
が介装されている。ボルト3には短筒状のゴム製
ブシユ5が嵌められており、ブシユ5の下部は、
ロツカーカバー1の下部開放端の周縁フランジに
設けられたボルト孔上部の大径段付凹部1aに嵌
入されている。ブシユ5の外径は段付凹部1aの
直径とほぼ等しくされており、ボルト3が締付け
られると、ブシユ5は圧縮され横方向に膨らむ
が、第4図に示すように凹部1a内では側壁1b
にさえぎられてはみ出すことがなく、凹部1aよ
り上方でのみブシユ5は横方向に膨らみ、第5図
に示す線図のように、側壁1bによつてブシユ5
下部の膨らみが阻止される点P1以後はやゝ剛性
が高まる状態となり0−P1−Q1のように締付量
に対して締付荷重の増加率が増すようになり、確
実に所定の締付荷重が得られ、かつブシユの端部
がはみ出すような不体裁な形状にはならない。
他の実施例として第6図に示すようなロツカー
カバー1′の凹部1′aは側壁1′bが円錐状に上
方に開いているので、ボルト締付けの際ブシユ
5′を容易に凹部に嵌入することができ、締付け
量が増すに従がいブシユ5′の膨らみは順次に側
壁1′bに触れて阻止されていくので、第7図に
示す線図0−P′−Q′のように曲線状に締付け荷重
の増加量が締付け量に対して大となつてゆく。
カバー1′の凹部1′aは側壁1′bが円錐状に上
方に開いているので、ボルト締付けの際ブシユ
5′を容易に凹部に嵌入することができ、締付け
量が増すに従がいブシユ5′の膨らみは順次に側
壁1′bに触れて阻止されていくので、第7図に
示す線図0−P′−Q′のように曲線状に締付け荷重
の増加量が締付け量に対して大となつてゆく。
上記のようにこの考案は合成樹脂製ロツカーカ
バーを直接金属接触させず、ゴムブシユを介して
締付けるにあたり、締付け荷重の不足や、ゴムブ
シユはみ出しの不体裁などの不具合をなくするも
のである。
バーを直接金属接触させず、ゴムブシユを介して
締付けるにあたり、締付け荷重の不足や、ゴムブ
シユはみ出しの不体裁などの不具合をなくするも
のである。
第1図はロツカーカバーの取付け状態の断面
図。第2図は従来の取付け構造。第3,第5,第
7図は締付け量と締付け荷重の関係を示す線図。
第4図,第6図は本考案の実施例を示す断面図で
ある。 1,1′……ロツカーカバー、1a,1′a……
凹部、3……ボルト、5,5′……ゴムブシユ。
図。第2図は従来の取付け構造。第3,第5,第
7図は締付け量と締付け荷重の関係を示す線図。
第4図,第6図は本考案の実施例を示す断面図で
ある。 1,1′……ロツカーカバー、1a,1′a……
凹部、3……ボルト、5,5′……ゴムブシユ。
Claims (1)
- 合成樹脂製のロツカーカバーの下部開放端の周
縁フランジに設けられたボルト孔の上部にボルト
孔より大径の段付凹部を設け、フランジ下面とエ
ンジンブロツクの間にパツキンを挿入するととも
に前記凹部にこれとほぼ等しい外径の弾性材でな
る筒状のブシユの下半部が嵌入され、該ブシユ上
端面にボルト頭を当接させるようにボルトで締付
けた合成樹脂製ロツカーカバーの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11457981U JPS5820358U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 合成樹脂製ロツカ−カバ−の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11457981U JPS5820358U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 合成樹脂製ロツカ−カバ−の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5820358U JPS5820358U (ja) | 1983-02-08 |
JPS6323558Y2 true JPS6323558Y2 (ja) | 1988-06-28 |
Family
ID=29908856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11457981U Granted JPS5820358U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 合成樹脂製ロツカ−カバ−の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820358U (ja) |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11457981U patent/JPS5820358U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5820358U (ja) | 1983-02-08 |
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