JPS6071675A - 低粘度型平版印刷インキ - Google Patents

低粘度型平版印刷インキ

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JPS6071675A
JPS6071675A JP58179310A JP17931083A JPS6071675A JP S6071675 A JPS6071675 A JP S6071675A JP 58179310 A JP58179310 A JP 58179310A JP 17931083 A JP17931083 A JP 17931083A JP S6071675 A JPS6071675 A JP S6071675A
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JP
Japan
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ink
parts
lithographic
viscosity
printing
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Application number
JP58179310A
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English (en)
Inventor
Hidejiro Yoshimoto
吉本 秀治郎
Rokuro Higuchi
樋口 録郎
Koichi Matsumura
松村 興一
Hiroshi Masuda
博 増田
Yoshiro Ogawa
小川 良郎
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MOROHOSHI INK KK
Original Assignee
MOROHOSHI INK KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水の混入による流動性低下が少なくメツシュ
ロールによりインキ供給を行う平版輪転印刷機への適用
に適した低粘度41ノ平版印刷インキに関する。
4・版印刷力式1こよる新聞印刷等の高速印刷を可能と
するために、低粘度型平版印刷インキを用いた平版輪転
印刷機が使用されはじめている。このようなV]的で提
案されている低粘度型平版印刷インキとしては、各種の
ものかあり、たとえば特開昭54−111902号、l
’i 15tl閉53−298075J= 特 (川 
(l召 5 5 − 5 9 4 6 −; 、特 開
 (召 53−36307 +3−各公報等で提案され
ている。これらは、極く包括的に云って、アニオン系界
++’ii trへ性剤、非イオン庁、活性剤)の界面
活性剤のイr在下に、油性インキ中に、水を分散させ、
J」つフ(((機酸、無機酩Jli、アルコール、ポリ
ヒニルピロリ)・ン49の助剤を添加してなる油中水滴
型エマルションインキということかできる。
一方、印刷機の軽量化を目的として、近年開発されたも
のとして、インキ供給装置にメツシュロールを使用する
平版輪転印刷機かある。これは、添イづ図面に概略を示
すように、インキ壺1中に入れたインキ2を、ファウン
テンロール3を介してメツシュロール(表面にインキを
保留できる微小凹部を多数設けたインキ供給ロール)4
に送り、過剰のインキをドクターブレード5で除いた後
、フオームロール6.7を介して、版胴8に送り、ここ
で湿し水供給装置9、クロムロール10および水フオー
ムロール11を経て送られた湿し水と一緒にして、版胴
の感脂部上にインキ像を形成し、これを圧胴12との間
を通る紙13に転写する方式である。図示のものは、ブ
ランケット胴を用いない重刷平版方式であるが、必要に
応じて版胴8」二のインキ像を、ブランケット1詞(図
示せず)に移し、これから紙に転写する通常の平版オフ
セット方式とすることができるほか、更に両面印刷の可
能な、いわゆるB−B方式に適用も可能である。
このメンシュロールによりインキ供給を行なう(いわゆ
るキーレス型の)平版輪転印刷機は、通常の平版輪転印
刷機におけるようなインキ供給ポンプ、あるいはインキ
供給制御のためのツメを有するインキ呼出しロール等の
使用を不要とし、且つインキならしローラの数を減少し
て印刷機を軽量且つ簡略化するものとして注目されてい
る。しかしながら、この方式に従来、提案されているよ
うな油中水滴型のエマルジョンインキを使用することに
は、重要な問題点が見出された。すなわちこのメツシュ
ロール方式においては、図面からもわかるように、湿し
水供給装置δ9かもの湿し水が、版胴8を通じて、紙1
3に供給されるのみでなく、フオームロール6.7、メ
ツシュロール4、ファウンテンロール3を通してインキ
壺1中に、混入してくる。この湿し水の混入により、イ
ンキ粘度が徐々に増大し、また流度が小さくなり、メン
シュロール4上での、トククーブレ−1’ 5によるイ
ンキ掻き取り特性が悲くなる。またインキ壺l中のファ
ウンテンロール付近に増粘したインキが滞留し、ファウ
ンテンロール、メツシュロール、フオームロール等の各
ロール間でインキと水の分離現象が起り、印刷紙面に部
分的に水食は現象による濃淡か生じてしまう。例えば、
上述した一連の水中油滴エマルジョン低粘度型平版印刷
インキのうち、本発明者らの開発にかかる特開昭54−
111902号は、その安定した低粘度、高速印刷適性
により新聞印刷等に優れた実績と評価を受けているもの
であるが、上記したようなメツシュロールによるインキ
供給方式への適用に伴なう不都合は避けられなかった。
また、このような湿し水の混入を予想して、水を含まな
いインキをインキ壺中に常に混入していっても、ファウ
ンテンロール刺通でインキの流動性が維持され且つイン
キの新陳代謝が行なわれないと、すぐに水食は現象が起
り印刷不俺になる。つまりインキ壺中のインキが流動す
ると同時に、ファウンテンロール上のインキも常に流動
性を保ち、新陳代謝することが望ましい。
ここで、インキ壺に例えばホモミキサー、ティンルバー
等の強力な撹拌手段を備え、インキ壺中のインキを絶え
ず強撹拌する等の処置を構じて・、安定な油中水滴型エ
マルジョン状態を維持すればインキの流動性は保たれる
ことが伺える。しかしながら、このような強力撹拌手段
の設置は、メンシュロール方式による印刷機の軽量月、
っ簡略化に逆行するものであり、好ましくない。
本発明は、」二連の事情に鑑み、湿し水が混入しても比
較的流動性の低下が小さく、粘度のJl )7も少ない
低粘度平版インキを提供することをl」的とする。
本発明のより具体的な目的は、10重量%程度まで、よ
り好ましくは20重量%程度までの水が414人しても
、実用」二、問題のない流動性と低粘度をM1持し、メ
ツシュロールによりインキ供給を行う乎1ik輪転印刷
機への適用に適した低粘度型子1;ν印刷インキを提供
することにある。
木/R:リノ者らは、」二連したlj的で研究した結果
従来平版印刷インキも含めて、特にカーホンブラックの
分11kを良好ならしめるために、インキ用ビヒクル樹
脂として使用はされているが、比較的少量成分として使
用されるに過ぎなかったキルツナイトを、ビヒクル樹脂
の主要成分とする油性インキは、それ自体が低粘度で流
動性に優れるだけでなく、氷が混入した状態においても
、その低粘度、高流動性を良く維持し、適当な助剤の添
加により良好な平版適性をも有することを見出した。
本発明の低粘度型平版印刷インキは、このような知見に
基づくものであり、より詳しくは、ビヒクル樹脂をηい
植物油に溶解し、且つ着色剤および平版適性化与剤を分
解ないし溶解させてなる油性インキであって、ビヒクル
樹脂の主成分がキルソナイ!・からなり、25°Cにお
ける、粘度か5〜100ポイズ、流度(JIS K57
02)が70mm以上であることを特徴とするものであ
る。
以下本発明を更に説明する。以下の記載において、量比
を表わす「%」および「部」は、特に断らない限り重量
基準とする。
本発明の平版印刷インキは、ビヒクル樹脂(常温で非流
動性であり、一般に軟化点が80’O以上の有機質イン
キ成分として定義する)の主成分として、好ましくは5
%以上、特に7〜8%としてギルツナイトを用いる。キ
ルツナイトは、天然の黒色歴青質(アスファルト類)で
あり、ユクギルソナイト、カリフォルニアギルツナイト
、メキシコギルツナイトなどのいずれの産地のものを用
いてもよいが、砂や土等の不純物が少ないセレクトキル
ンナイト(不純物0.5%以下)以上の品質で軟化点が
120°C以上、特に130〜170℃の範囲のものが
好ましく用いられる。
キルンナイト以外にも、流動性か大であるインキを与え
るビヒクル樹脂として、比較的鉱物油、植物油に溶解性
の良いロジン変性アルキルフェノール樹脂、100%ア
ルキルフェノール樹脂、ロジン変性マレイン酩樹脂、石
油樹脂、長油長アルキッド樹脂、硬化ロジン、エステル
ガム、クマロン樹脂、I・−ル油ピッチ等のワニスか挙
げられるか、キルツナイトを使用するほど高流度にはな
らず、又1石油樹脂トール油ピッチ等は非画線部の汚れ
が発生し易い。これらの樹脂は、インキ中の主成分とす
ることは出来ないが、ビヒクル樹脂の一部としてその2
〜20%の範囲で併用することは差し支えない。
上記したようなビヒクル樹脂100部を150〜400
部(インキ全体量の40〜85%)の鉱物油、植物油に
溶解して、ワニスを得る。これら鉱、植物油は、主にイ
ンキの粘度、流動性を調整するために使用される。主と
して、石油より精製されるパラフィン系、ナフテン系、
および芳香族炭化水素油ならびに、これらの混合物から
なる鉱物油を使用することが好ましい。これら鉱物油の
うち、沸点が90〜550°C,4′¥に200〜50
0℃のものか好ましく用いられる。
植物油としては、アマニ油、桐油とその重合ワニス、脱
水ヒマシ油、サフラワー油等の乾性油のほか、半乾性油
、不乾性油等を、インキの練肉性を改善するために、た
とえはインキ全体の1〜3%の割合で使用することが出
来るか、本発明には必ずしも植物油を使用することは必
須条件ではない。
本発明のインキは、主としてキルツナイトを上記鉱物油
等に溶解して、得られるビヒクルに微量の界面活性剤、
及び無機酸または、その塩類を分散して得られる。これ
らの界面活性剤、無機酸、及びその塩類は、平版適性付
与剤としてインキ中に加えるものであり、その効果は版
面上の非画線部に対して整面効果を与えるものであり、
版面」二にインキ及び湿し水を与えてから、紙面にイン
キが印刷されるまでの極めて短時間に整面効果を与える
ものである。
界面活性剤としては、HLB5〜15の非イオン界面活
性剤で高級アルコールとポリエチレンオキサイドのエー
テル型、エステル型、又はエステルエーテル型の縮合物
が好ましく用いられる。その他、アルキルヘタイン型の
両性界面活性剤も用いられる。これ等の界面活性剤は、
単独又は(Jl用して使用することが出来るが、インキ
の流動性を出来るだけ損わない範囲で添加するのが好ま
しく、インキ中へ0.5%以下、特に好ましくは0゜0
1〜0.1%が適当である。従来のエマルジョン型平版
印刷インキのように1%程度添加すると、却ってインキ
の流動性を低下するので好ましくない。
無機酸としては、例えばオルトリン酸、メタリン酸、ピ
ロリン酪、ポリリン酩を含むリン酸ならびにメタケイ酸
、オルトケイ酪、ピロケイ酸を含むケイ酢塩等が挙げら
れ、塩類としてはナトリウム塩、カリウム塩などの無機
酸の水溶性アルカリ金属塩類が挙げられる。これら無機
酸またはその塩類は、必要に応じて水溶液の形態で本発
明のインキ中に添加されるが、その添加量についても、
同様に流動性を損わない範囲を老成すると、インキ中へ
5.0%以下、好ましくはo、oi〜2゜0%(無機酸
等として1.5%以下、好ましくは0.003〜0.6
%)が適当である。
本発明のインキ中には他の平版適性付与剤を添加しても
良いか、従来の平版印刷用エマルジョンインキに使用さ
れている粘性付与剤的な効果も併せて持つ材料または・
保水効果に優れる材料1例えばカルボキシメチルセルロ
ース、エチルヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸
、アラビアヨム、酸化殿粉、サッカローズ誘導体などカ
ルボキシル基を有する多種類、あるいはそのナトリウム
、カリウム等の金属塩:更にはグリセリン、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等の多価アルコール類等
は、インキ中に使用するとしても3.0%を越えない量
、好ましくは0−1.0%とする必要がある。
本発明のインキ中には、」二記した成分以外にも、着色
剤(顔料、染料)無機質充填剤及びその他の添加剤を、
必要に応じてインキ全体の30%までの割合で加えるこ
とができる。着色剤としては、主としてインキ全体のl
O〜20%程度のカーボンブラックが好ましく使用され
るが、比較的流動性に富むカーボンブラックを選択する
ことが特に望ましい。一般的には、粒子径が大で吸油量
の低いカーホンブラックが流動性に富むものとして使用
される。
カーボングラ、りのインキの流動性に関係する要因とし
ては、粒子径吸油量の他に比表面積、着色力、PH等が
挙げられる。カーボンブラックとしては、粒子径が20
 m g以上、吸油量が100以下(DBP法m l 
/ 100 g ) 、比表面積140以下(BET法
m’/g)、着色力が100以上、PHが7.0前後の
カーボンブラックが特に好ましく用いられる。
補色料としては、紺青の他、メチルバイオレット、ビク
トリアブルー等の染料レーキを、必要に応じて使用出来
る。
また、無機充填剤としては、炭酸力ルシュウム、炭酸マ
グネシュウム、沈降性炭酸バリウム、水酸化アルミニウ
ム、硅酸カルシュラム、二酪化硅酸等を使用しても良い
が、インキの流動性の低下をまねくため、インキ中に使
用する量としては。
10.0%を越えない量、好ましくは0〜3.0%を使
用するのが良い。
以上のような各成分を組み合せることにより、本発明の
低粘度高温度型平版印刷インキは、25℃における粘度
が5〜100ボイズ、好ましくは15〜30ポイズで流
度が70mm以上、特に70〜90mmに調整される。
ここで、粘度はJIS K5702−1960に規定さ
れるブルックフィールドLVF型粘度計で#4スピンド
ルを用いた測定値である。また流度は、JIS K57
02−1960にしたがい黄2;1製点滴杯から、滴下
したインキが垂直ガラス板を10分jmに流下する垂直
距離として測定される。
次に、上記した各成分を用いて本発明の平版インキを製
造する一熊様について述べる。
(I)ます、キルツナイトを20〜30%含むギルツナ
イトワニスを作成する。一般的には、キルツナイトに鉱
物油を70〜80%添加し、加温状態で撹拌しながら溶
解する。
次に、所定のカーボンブラック等の顔料、紺青、アルカ
リブルートーナー等の補色料、助剤類を加えてディシル
バーにて高速撹拌を行い、予備分散を行った後、サンド
グラインター、ショントミル、3本ロール、アトライタ
ー、ホールミル等の印刷インキ用練肉分M +=2を用
いて分散する。
この場合に練肉性を補助する等の弘味で41(1物油を
、また皮1!2強度を補助する等の意味で若干のアルキ
ルフェノール樹脂ワンス(たとえば、樹脂分としてイン
キ全体の2〜10%)を添加しても良い。
(II )次いで無機酸またはその塩あるいは必要に応
して更に粘性付与剤としての多糖類を個別に溶解してお
く、0瓜の一例を挙げれば、無機酸等は約30%、多糖
類(例えばアラビアゴム等)は約50%である。
(III) (I)で得たインキヘンスを別タンクに取
りこの中に界面活性剤を添加し、更に(II )で得た
各水溶液の所定の量を加えディシルバー又は、ホモミキ
サー等にて混和し、乳化分散せしめる。
(IV )次いで、希釈剤として鉱物油を加え、撹拌し
て粘度を5〜100ポイズ好ましく15〜30ポイスに
調整し、R1望の低粘度高温度平版インキを得る。
イJ)られた低粘度高温度型インキは、その100重量
部当り約30〜200重量部の湿し水とともに、図示し
たようなメツシュロールを使用する平版輪転印刷機に使
用する°ことができる。もちろん、ブランケットを付加
する平版印刷にも使用可能である。
上述した所から明らかなように、本発明によれば低粘瓜
高流度で且つ平版適正の優れた平版インキがイ!)られ
、これを、メンシュロールを使用する平版Iにら転印刷
システムに利用することにより、印刷中に湿し水かイン
キの中に混入してきても、インキの粘度のL昇が少なく
、また流度の低下も少ない状yA′:でドクター掻き適
性の良いインキが得られる。
特に、ファウンテンローラ−刺通にインキが綿留するこ
とがないため、印刷中に水魚は現象がなく、印刷紙面に
部分的なインキの濃淡を生しることなく印刷出来る。
以下、実施例、比較例により本発明を更に具体的に説明
する。
但し、各実施例に於ける部、および%は全て重量%とす
る。
叉j1例」1 ■墨インキベースA: カーボンブラックダイヤ33 18部 ミロリーブルー 3部 ギルツナイトワニスA ★1 40部 石油樹脂ワニス ★2 10部 亜麻仁油5号ワニス 3部 ダイアナバインール ★3 26力 100部 ★1ギルツナイトワニスA: キルンナイト 25部 60スピンドル゛LfJ−目−759 100部 ★2石油樹脂ワニス: ネオポリマー120(日本石油) 25部60スピンド
ルg ;−Fil+ 、−75fJ100部 ★3:沸点285〜440℃の鉱物油 」二足配合組成物をサンドミルで練肉し、顔料粒子を5
p以下に分散させて墨インキ(A)を調製した。
■次いで」二記墨インキベース(A)をもとに下記の組
成の平版インキを得た。
墨インキベース(A) 90 、 OO部アラビアゴム
50%水溶液★4 2 、 OO部リン酸ソーダー30
%水溶液★5 1.00部非イオン活性剤(HBL= 
l l) 0108部(ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル)60スピンドル゛ 6.92” 100.00部 ★4 アラピアゴム50%水溶液 アラビアゴム粉末 50 r:II 八 5 o 今 100部 ★5 リン酸ソーダ30%水溶液 リン酪ソータ 30部 70部 100部 すなわち■で111だ墨インキベース907+Rにアラ
ビアゴム水溶液、リン酪ンータ水溶液、非イオン活性剤
をディシルバーで混合し、更に60スピンドル袖にて粘
度調整を行い、粘度20.5ポイズ(BJI!粘度計#
4スピンドル使用)の墨インキAを得た。
几」L例」2 従来の低粘度型平版インキ(ダイリン用墨インキDM1
3A4)を以下のようにして得た。
墨インキベース(B) カーボンブラック 18部 ミロリープルー 2部 炭酸カルシウム 6部 石油樹脂ワニス#6 22部 1・−ル油ピッチワニス #7 10部キルツナイトワ
ニスB#8 8部 亜麻仁油3号ワニス 4部 タイアナバイゾール2クー 30f+ lOO部 #6石油樹脂ワニス ネオポリマー120(日本石油) 25部60スピンド
ル° ILjfJI危 75部100部 #7トール油ピッチワニス トール油ピッチ(荒用林産) 40部 ダイアナバイゾール ]1−゛1辛 60部100部 #8キルツナイトワニスB キルツナイト 20部 60スピンドル’Hao9 100部 上記配合組成物をサンドミルで練和し、顔料粒子を5w
以下に分散させて墨インキベースBを調製した。
次いで上記の墨インキベース(B)をもとに下記の組成
の平版インキ(DM13A墨)を得た。
果インキペースB 85.0部 部アラビアゴム50%水溶液 2.0部リン酸ソータ3
0%水溶液 1.0部 非イオン界面活性剤(HLB=11) 0.3部タイア
ナバイゾール2* t 1.7今too、o部 実施例1と同様に各成分をディゾル/<−にて況合し、
粘度20.3ポイズ(B型粘度計#4スピンドル使用)
の墨インキを調製した。
上記、実施例1、比較例1のインキに対して、異なる水
分含量および温度としたときの、粘度変化を次表−1に
、また流度変化を次表2に示す。
表 1:インキ粘度の温度依存性 水分はインキ中に水道水をディシルバーにて加えた(重
量%)。
粘度はB型粘度計使用。
表 2=インキ流度の温度依存性 水分はインキ中に水道水をディツル八−にて加えた。
流度は日本工業規格に−5702に規定されているlカ
c度計を使用して測定した。
上表−1,2かられかるように、本発明のインキは、水
の非nN人下、常温における粘度は、従来の平1ルイン
キと比へて同等であるが、流度において優れ、特に水の
混入下においては、粘度および流度のいずれにおいても
、従来の平版インキと比べて改善されていることがわか
る。特に、本発明者らの経験によれば、流度が60以」
二であれば、メツシュロールにより湿し水を供給する平
版輪転印刷機において、水負は現象を起さずに安定な印
刷が可能であることが見出されており、本発明のインキ
は、10%の水の混入に対してはもちろん約20%に水
の混入に対しても、特にインキを加温することなく、流
度60以上の条件が確保される。
丈mヱ 実施例1で得た墨インキAを用いてメツシュロールを使
用した平版オフセット輪転機(東京機械製、木質的に図
示のものにブランケット胴を加えたもの)にて下記の条
件で印刷を行った。
印刷速度 8万部/吟間 湿し水 ピーコックリソアルカリニ・ンチ液(PH8,
6、電導度250mp) 版 材 PS 眼 用 紙 十条ノーバック 印刷部数として75000部の印刷を行った結果、平版
適性が良好で印刷開始時の汚れが少なく、また印刷中に
地汚れを起すことなく、本来の目的であるインキ壺中へ
の湿し水の戻りによって水負けしない安定した印刷品質
を保持出来た。
1羞1」 墨インキベース(C) カーボンブラックダイヤ33 16.0部(三菱化成) アルカリブルート−ナー 1.0部 ギルツナイトワニスC#9 50.0部トール油ピッチ
ワニス 5.081! レシチン 0.5部 久〕二乙l二N並づ6二」二色」二−一一−−−−λ1
ニュj部1000部 # 9ギルツナイトワニスC キルツナイト 20,0部 亜麻仁油変性アルキント樹脂 5.0部60スピンドル
’ 75.0部 100.0部 実施例1と同様にして上記組成の墨インキベース(C)
を得た。次いで墨インキベース(C)に対して下記の通
り平版適性付与剤を添加してインキを調製した。
墨インキベース(C) 96 、0部 リン酸ソーダー 1.0部 グリセリン 2.0部 eり°1 0.1今 100.0部 上記組成物を実施例1と同様の方法にて製造し、粘度2
1.2ポイズ(B型粘度計#4スピンドル使用、25°
C)、流度82.3mm/10分(25°C)の墨イン
キBを得た。
このインキを用いて、平版市川型軽量輪転機LWD (
図示のダイリソ方式輪転機、東京機械製)にて下記の条
件で新聞印刷を行った。
印刷速度 9万部/時間 湿し水 ピーコックリソアルカリ湿し水(PH8,6電
導度250mg) 版 材 PS版 用 紙 大王、玉子、十条 インキ湿度 30〜35℃ この結果的lO万部の新聞印刷を行ったが、インキ中の
水分が25%(重量)になっても安定して印刷品γ′↓
を11)ることか出来た。
凋五皇A 墨インキベース(D) カーボンブランクタイヤ30 18部 ミロリーブルー 3部 キルツナイトワニスD #10 52部イ抱化油 2部 タ′イアナハインール2 J、I−25’;100部 #lOキルツナイトワニスD キルツナイト 20部 ロジン変性アルキルフェノール4N l1i−f 5 
fjBタイアナハイソール2号 50811 60スピンドル 25 ra11 100部 実施例1.3と同様に里インキベース(D)をイJ)だ
次いで墨インキベース(D)に対して下記の通り平版適
性付与剤を添加して墨インキ(D)を作成した。
串インキベース(D) 91 、75部すン酪ソーダー
io%水溶液 1.00部アラビアゴム50%水溶液 
3.20部60スピンドル油 4.00部 非イオン界面活性剤 0.05部 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル100.0
0部 上記墨イン(D)の粘度は、21.3ポイズ(B型粘度
計、25°C)、流度は81.6mm710分(25℃
)であった。
このインキを用いてメンシュロールを使用している平版
重刷型軽量輪転機LW−D (東京機械製)にて下記の
条件で新聞印刷を行った。
印刷速度 9万部/時間 湿し水 ピーコックリソアルカリ湿し水(PH8,8、
電導度270mp−) 版 材 PS版 用 紙 インキ温度 32〜38℃ 印刷中にインキファウンテンローラ−附近又はインキ壺
中にてインキが滞留することなく、充分なる流動性を保
ち約20万部の印刷を行っても、水魚は他の問題は発生
しなかった。
印刷終了時のインキ中の水分は25.2%及びインキ温
度は37°Cであった。
よ軟1」 実施例2.3と同様のメツシュロールを使用している東
京機械製、平版軽量輪転機LW−Dにて、比較例1で得
た通常タイリソインキDM−13A(計尺インキ製、2
0.3ポイズ)を用い、印刷実験を行った処、約750
0部印刷時に水魚は現象か発生し、新聞印刷物として難
のある印刷物になってしまった。原因は、インキ中への
水分の程人により、インキ自身の流動性がなくなった結
果、メツシュロール、及びインキファンテンロール刺通
に水分量の高いインキが集中してしまったことに基因し
ていた。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の低粘度型平版印刷インキを適用するの
に適したメツシュロールによりインキを供給する平版輪
転印刷機の要部の模式側面図である。 1・・・インキ壺 2・・・インキ 3・lファウンテンロール 4・・・メツシュロール 5・・・ドクターブレード 6.7・・・フオームロール 8・・・版胴 9・・・湿し水供給装置 11・・・水フオームロール 12・・舎圧胴 13・・・紙 手続補正書 昭和58年lOル汐日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第179310号 2、発明の名称 低粘度型平版印刷インキ 3、補正をする渚 事件との関係 特許出願人 諸量インキ 株式会社 4、代理人 住所〒105 東京都港区東新橋2−7−7 新稿国際ビル6阻 明細書の「特許請求の範囲」、「発明の詳細な説明」お
よび「図面の簡単な説明」の欄 6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)本願明細書の下記の箇所の記載を、それぞれ以下
の通りに補正する。 島 行 祉 止 −f ・ 止 ・ 512 新陳代謝 新陳代謝 515 新陳代謝 新陳代謝 78 分解 分1id 816 樹脂トール油 樹脂、1−ル浦97 炭化水素
油 炭化水素系 14 1(−jll:様−71;4J +5 1 樹脂ワンス 樹脂フェノ 15 9 インキヘンス インキヘース18 4 グイ
リン川 グイリソ川 2518 インキ湿度 インキ温度 279 墨イン(D) +1:インキ(D)(3)明細
書第29頁第11行と第12行の間に「lO・・・クロ
ムロール」の記載を挿入する。 剋−一租 [特許請求の範囲 1、ビヒクル樹脂を鉱、植物油に溶解し、且つ着色剤お
よび平版適性付与剤をlないし溶解させてなる油性イン
キであって、ビヒクル樹脂の主成分がキルツナイトから
なり、25℃における、粘度が5〜100ボイズ、流度
(JIS K5702)が70111m以上であること
を特徴とする、水の混合人による流動性低下の少ない低
粘度型平版印刷インキ。 2、非イオン界面活性剤および両性界面活性剤から選ば
れた界面活性剤を0.5重量%以下の;1.1合で含む
特許請求の範囲第1項に記載のインキ。 3、メンシュロールによりインキ供給を行う平版輪転印
刷機に用いられる特許請求の範囲第1項または第2項に
記載のインキ。」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、ビヒクル樹脂を鉱、植物油に溶解し、且つ着色剤お
    よび平版適性付与剤を分解ないし溶解させてなる油性イ
    ンキであって、ヒヒクル樹脂の主成分がキルツナイトか
    らなり、25°Cにおける、粘度か5〜tooポイス、
    流度(JIS K5702)か70mm以上であること
    を特徴とする、水のj昆舎人による流動性低下の少ない
    低粘度型平版印刷インキ。 2、非イオン界面活性剤および両性界面活性剤から選ば
    れた界+f+j活性剤を0.5重量%以下の、ζ11合
    で含む特許請求の範囲第1項に記載のインキ。 3、メツシュロールによりインキ供給を行う平版輪転印
    刷機に用いられる特許請求の範囲第1項または第2り4
    に記載のインキ。
JP58179310A 1983-09-29 1983-09-29 低粘度型平版印刷インキ Pending JPS6071675A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02311575A (ja) * 1989-05-26 1990-12-27 Taniguchi Ink Seizo Kk 印刷インキ用ドライヤー、印刷インキ、印刷方法及び印刷物
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