JPS607158Y2 - 遮音用インシユレ−タ - Google Patents

遮音用インシユレ−タ

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JPS607158Y2
JPS607158Y2 JP2927280U JP2927280U JPS607158Y2 JP S607158 Y2 JPS607158 Y2 JP S607158Y2 JP 2927280 U JP2927280 U JP 2927280U JP 2927280 U JP2927280 U JP 2927280U JP S607158 Y2 JPS607158 Y2 JP S607158Y2
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JP
Japan
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sheet
sound insulation
insulator
sound
air chamber
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Application number
JP2927280U
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JPS56130830U (ja
Inventor
英昭 北原
Original Assignee
河西工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車等の室内前面に敷かれてエンジンルー
ムの騒音が室内側に伝わるのを防止するための遮音用イ
ンシュレータの改良に関する。
自動車等に敷かれるインシュレータダッシュの構成材料
としては、厚手フェルトなどの多孔質繊維材料からなる
吸音(振)村上に、ゴム、塩化ビニル等の遮音性シート
を貼着した二重構造のものが一般的であり、かつ該種イ
ンシュレータの遮音特性はその重量の重いもの捏持性が
向上するとされている。
しかしながら、近年では車体の軽量化傾向に伴いその内
装部品のうち、特に重量のかさむインシュレータ等にお
いても軽量化が要望されるようになってきたが、上記の
ように遮音性の向上と軽量化とは相反する課題であるた
め、現状ではインシュレータに関する軽量化対策は何ら
行われていなかった。
そこでこの考案は表面に多数の凹凸を形成した合成樹脂
製シートと遮音性シートからなるインシュレータであっ
て、この遮音性シートと上記シート間に気密で独立した
空気室を形成することにより、従来のインシュレータに
比して極めて軽量でしかも遮音性に富むインシュレータ
を提供するにある。
以下この考案の実施例を図面に用いて詳細に説明する。
第1図において、1は吸音層を構成する例えば塩化ビニ
ールなどの非通気性の合成樹脂製シートで、このシート
1の表面には真空成形などにより多数の凹部2が形成さ
れている。
3はこのシート1の表面に接着剤4を介して気密に貼着
される非通気性の遮音性シートであって、このものの材
質は従来より用いられる塩化ビニールシート、ゴム、布
補強のゴムまたはビニールシートであり、この遮音性シ
ート3により上記凹部2の開口を塞さぎ、第2図に示す
ように各々独立した気密な空気室5を形成している。
そして、このように構成されたインシュレータは自動車
の床面形状に適宜トリミングされ、第3図に示すように
自動車の床面6上に敷設されるが、ここより伝わってく
るエンジンルームからの振動や、騒音は、上記空気室5
の緩衝作用により減衰され、かつその上面の遮音性シー
ト3の遮音作用により更に減衰される結果良好な遮音特
性を得られるのである。
またこのように構成されたインシュレータにあってはそ
の吸音層を構成する部分が密閉された空気室で構成され
ているため、従来の厚手フェルトに比して極めて軽量に
構成てきるとともに、上記フェルトは繰返し踏まれて潰
れ、遮音効果及びクッション性が減退するのに対し、上
記インシュレータは空気バネ作用によりその遮音効果が
持続するとともに、クッション性に優れる。
第4図はこの考案の他の実施例を示すもので、このイン
シュレータは上記第1の実施例と類似した構造であるが
、シート1の裏面側において凹部2の底面に接着剤7を
介して塩化ビニールシート等の非通気性シート8を貼着
し、かつこのシート8の周縁部をウェルズ等により上記
遮音性シート3に貼着することにより第2の気密な空気
室9を構成している。
本実施例においては上記第1実施例に比して更に遮音性
が向上する。
また各実施例において凹部2の第1図に示す円筒状のみ
でなく種々の形状を与えることができることは勿論であ
る。
以上説明したようにこの考案に係る遮音用インシュレー
タにあっては、上述する構成により吸音材の層を気密な
空気室としであるため、実質的にインシュレータの重量
が大幅に軽減でき、自動車等の軽量化に貢献できるとと
もに、空気室の緩衝作用により良好な遮音特性及びクッ
ション性が得られるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るインシュレータの一部を切欠い
て示す斜視図、第2図は第1図の2−2線断面図、第3
図は同インシュレータの車体への取付状態を説明するた
めの既略図、第4図はこの考案の他の実施例を示す断面
図である。 1・・・・・・合成樹脂製シート、2・・・・・・凹部
、3・・・・・・遮音性シート、5・・・・・・気密室
、9・・・・・・第2の気密室、8・・・・・・非通気
性シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に多数の凹凸を形成した合成樹脂製シートと遮音性
    シートからなり、車両の床面上に敷設されるインシュレ
    ーターであって、この遮音性シートと上記合成樹脂製シ
    ート間に独立した空気室を有することを特徴とする遮音
    用インシュレータ。
JP2927280U 1980-03-06 1980-03-06 遮音用インシユレ−タ Expired JPS607158Y2 (ja)

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JP5608383B2 (ja) * 2009-02-12 2014-10-15 豊和繊維工業株式会社 自動車用エンジンアンダーカバー
JP5505699B2 (ja) * 2010-02-03 2014-05-28 トヨタ紡織株式会社 車両用内装材及びその製造方法
JP6478471B2 (ja) * 2014-03-26 2019-03-06 川上産業株式会社 吸音材

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JPS56130830U (ja) 1981-10-05

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