JPS6069561A - 自動分析装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、多項目の血液分析を行う自動分析装置に係
り、特に光学比色測定を連続かつ簡易な機構で行うこと
ができる目動分析装置に関するＯ 従来、光学装置で生化学分析や免疫分析を行う自動分析
装置にあっては、測定用光源はおｈ−よそ一つしか配設
されておらず、このため該測定検体のタイムチャート等
ケ測定する場合には、被測定検体が収容されてなる反応
管を何度も上記光源光の前音横切らせて測定しなければ
ならず、タイムチャートラとるまでは他の被測定検体の
種々の処理を行うことができず、このためこの種の光学
測定に対する処理時間を非常に多く必要とするとともに
、測定項目に対応して光源光の波長を異ならしめる必要
がある場合には、被測定検体に対応してフィルターで逐
−光源光の波長を変えなけれはならず波長の恩なる光源
光で多項目測定を連続して行うことが非常にむすか′し
いという問題を有していた。

かかる問題を解決する手段としては、波長の異なる光源
光を複数並設することが考えられるが、このように光源
を複数並設した場合には、測定位置全仮数箇所設けなけ
ればならず、装置が平面的に大型化するばかりか、反応
管の停止制御が煩雑かつ困難となシ、しかも処理時間が
さらに長くなるという欠点を有し、にわかには採用でき
ないという問題を有していた。

この発明はかかる現状に鑑み創案されたものであって、
その目的とするところは、反応管内の被測定検体全簡易
な装置で連続的に測定でき、しかも測定項目に対応して
波長の異なる光学測定を容易かつ連続的に行うことがで
きる小型な自動分析装置を提供しようとするものである
。

かかる目的を達成するため、この発明にあっ−Ｃは、被
測定血液が分注される反応管金所要本数保持する子回路
Ｃ字状のディスクと、該ディスクを下部から上部へと送
シ装置を介して移送する縦型筒状の恒温移送路と、該移
送路に隣設され上記ディスクを上部から下部へと順次移
送する縦型筒状の測定移送路と、該測定移送路の中途に
綾状に連続して介装されてなる複数の光学測定装置とか
らなり、該光学測定装置の夫々は、光学測定位置に到来
した各ディスクを一回転回動制御することで、該ディス
クに保持された反応管に光源光全透過させて光学測定を
行うように構成したものである。

以下、添付図面に示す実施例にもとづきこの発明の詳細
な説明する。

第１図中ｌＯは、子回路Ｃ字状に形成されたディスフケ
示しており、同ディスク１ｏには所袂間隔毎に所要数の
小孔１１が開設されており、同各孔１１には第２図に示
すように反応管１２が対応本数保持されている。また、
同ディスク１ｏの上記各小孔１１には、同各孔１１の軸
方向と直交する方向には光軸孔１３がディスクｉｏ　（
ｉ−貫通して開設されている。つまり各光軸孔■３は、
後述するように、ディスク１０の中心部位に配設される
光源Ｋからの測定光が開光軸孔１３ｔ−通シ反応管１２
内の血清内を透過しだ後再び光軸孔１３　’に経てディ
スクＩＯの外方へ導かれるように構成されている。

尚、上記ディスク１０は、好ましくは、その上面及び下
面よシ反応管１２が突出しない状態で保持するのが望ま
しい。また、同ディスクｌｏには、後記する光学測定位
置で同ディスク１０ヲ少なくとも一回転させるのに必要
な回転動力伝達機構、例えばギヤ１４が配設されるが、
同ギヤ１４等の動力伝達機構は、好ましくはディスクｌ
ｏの外周側面に形成するのが望ましい。

このように構成されたディスク１ｏは、縦断面１」状の
ディスクホルダ１５に嵌装保持され、同ボルダ１５はモ
ータ等の回転手段１６で回転制御される。この制御は制
御装置（ＣＰＵ）を介して行なわれる。

このようにディスクホルダ１５に保持されてなるディス
クＩＯの反応管１２には、ディスクホルダ１５に隣設さ
れたサンプラ別のサンプルカップ２１内に収容されてな
る血清が一ピペット装置Ｐｔ１−介して所要量づつ分注
される。このピペット装置Ｐは、サンプルカップ２１の
開口径に対応して所要本数のビベツ）Ｐｌ、Ｐｚ・・・
Ｐｎより構成され、該各ビベツ）ＰＩ、Ｐｚ・・・Ｐｎ
はサンプルカップ２１の上部、つまり血清吸引位置では
近接して集合された状態（束ねられたような状態）で昇
降案内されてサンプルカップ２１内の血ＩＮｔ所賛量づ
つ吸引し、血清分注位置では、所要間隔毎に展開され、
各ビペッ）ＰＩ、Ｐｚ・・１１Ｐｎカテイスクｌ。

の対応反応管１２位置で停止した後下降して血清を所要
量づつ同対応反応管■２に分注する。この時、同各ビベ
ツ）Ｐｘ、Ｐｚ・・・Ｐｎからは、分析項目に対応する
第１試薬又は希釈液Ｒ１が所要量づつ対応反応管１２内
に分注される。

この場合、ビベツ）ＰＩ、Ｐｚ・・・Ｐｎの本数がディ
スク１０に保持された反応管１２の数よシ少ない場合、
例えばピペットの本数が８本で反応管１２の数が３２本
である場合には、前記ディスクホルダ１５は、８本のピ
ペットによる血清の吸引ｅ分注作業が終了する毎に所要
角度づつ４回回動ずるよう制御装置（ＣＰＵ）で駆、　
ＩＩ御されるので、３２本の反応管１２の全てに同一血
清が分注される。

もつとも、この分注作業時間を短縮する場合には、上記
ピペット装置Ｐを複数基配設し、これらを同時に駆動制
御することで可能である。例えば第３図に示すように、
ピペット装置Ｐが４基ＰＡ、　ＰＲ，ＰＣ，ＰＤ　配設
されており、各ピペット装置Ｐに設けられたピペットが
夫々８本、ディスクＩＯに保持された反応管１２が３２
本である場合、血清ａはピペット蘇置Ｐｈｋ介して第３
図θｌの範囲にある８本の反応管１２に、血清すはピペ
ット装置Ｐｉｔ介して第３図０２の範囲にある８本の反
応管１２に、血清Ｃはピペット装置Ｐｃｆｔ介して第３
図０３の範囲にある８本の反応管１２に、血清ｄはピペ
ット装置ＰＤを介して第３図０４の範囲にある８本の反
応管１２に、各ピペットが展開して対応反応管１２に各
血清を分注する。これらの作業を４個のディスク１０に
行うことで所望の分析項目数に対応する血清分注を行う
ことができる。

尚、各分注作業が終了したビベン）ＰＩ、Ｐ２・・・Ｐ
ｎは、勿論図示しないピペット洗浄装置で洗浄される。

このようにして血清等が分注された反応管１２葡保持し
てなるディスクＩＯは恒温移送路３０へと移送される。

この差し換え作業手段としては、手作業又は公知の機械
手段、例えば所要タイミングで作動するベルトコンベア
と把持装置との組合せよ勺なる移送機構等積々の公知機
構が適用され得る。

恒温移送路３０は縦型筒状に形成され、回路３０の内径
は、ディスク１０の外径と略同−或いは若干大径に形成
され、前記血清及び試薬等の分注が終了したディスク１
０は回路３０の最下部の側部開口３２よシ回路３０内に
移送される。

このように恒温移送路３０に移送されたディスク１０は
、回路３０内の底部付近に配設された押し上げ機構３１
全介して上方へ押、し上げられる。この押し上げ作用は
、次のディスク１００回路３０内への移送作業が妨げら
れない程度とタイミング、つまシディスクｌＯの高さ寸
法分押し上げられる。

このとき、上方へ押し上げられたディスク１０は回路３
０の側部開口３０の上部位置に内設され、ディスクｌＯ
の上昇は許容するが下降は阻止するスプリング爪等の爪
体３３によシ保持される。すなわち、上記移送路３０内
に移送されたディスクＩＯは回路上下方向に密に積層さ
れた状態で順次押し上げ移送される。こうして順次押し
上げ移送される過程で各ディスクｌＯに保持された血液
等は生体温度に保温される。つまシ恒温移送路３０は電
熱ヒータや温水循環等による加熱手段３４によって回路
３０内及び移送されるディスク１０内の血液等は生体温
度に加熱保持される。

このようにしてディスク１０が恒温移送路３０の最上部
まで移送されると、同ディスク１０は恒温移送路３０に
隣設された、これも縦型筒状の測定移送路４０に移しか
えられる。この移しかえ作業は、手作業若しくは公知の
水平押し出し機構等の機械機構で行うことができる。

測定移送路４０４Ｃ移しかえられたディスク１０は、同
移送路４０に沿って順次間歇的に下方へ所要タイミング
で一段階（つまりディスクｌＯの高さ寸法分）づつ移送
される。この移送は、同所要タイミングで上記移送路４
０の最下部からディスクＩＯが１個づつ抜き取られるこ
とで行なわれる。

また上記ディスクＩＯは、測定移送路４０に移しかえら
ｎる除に、ディスクＩＯの切欠部１０’が上記移送路４
０の最上部に設けしれ１こ突起４１１こ嵌装されること
で位置決めが行なわれた後丁方へ移送されるよう公知の
例えば回転式姿勢修正装置（図示省略）で姿勢制御され
る。

また、さらに上記ディスク１０の位置決め作業が行なわ
れた後でろって、同ディスク１０が下方へ移送されるま
での停止時には第５図に示すように分析項目に対応して
第２試薬又は第２希釈液Ｒ２が、制御装置（ＣＰＵ）に
より駆動制御されるピペット装置Ｐ”ｋ介してＦ９Ｔ要
量づつ分注される。

測定移送路４０の甲途には光学６１１ｉ足部４１か所要
段ｔｔ！Ｌ（図示の実施例では４段）配設さオしている
。

この光学測定部４１の各段部に配設される光学装置には
、正面り字状の支持台４２と、この支持台４１の垂直部
分であって各段部に対応する部位に配設され、水平方向
に測定光Ｊ３ｆ照射する光源４３．４３・・−と、同光
源４３　、４３・・・から照、射され、各段部に位置す
るディスク１００光軸孔１３より反応管１２ヲ透過した
透過光を受光する素子４４とから構成され、該素子４４
で受光された測定光ｌは受光レベルに対応して電圧変換
されて制御に置（ＣＰＵ）に入力され、所定のデータ分
析がなされて記憶或いは必要に応じてディスプレイに表
示され、若しくはプリントアウトされる。

尚、各段部に配設される九源光Ｊ３ｆ分析項目に対応さ
せてその波長を異ならしめることで、各種測定を連続し
て同時に行うことができる。

また、上記光学測定部４１の各段部には、同位置に移送
されてきたディスク１０のギヤ１４と夫々噛合し、同段
部位置で該ディスク１０’を少なくとも一回転させる一
対の駆動ギヤ４５　、４５’が配設されており、同ギヤ
４５　、４５’は制御装置（ＣＰＵ）により駆動制御さ
れるモーフＭ’に介してディスク１０が正確に原位置へ
と復帰するよう回転制御される。

それ故、該ディスクｌＯに保持さ扛た各反応管１２（・
よ、同ディスク１０の回転によって順次連続して光学測
定が行なわれるので各段部で連続したクイムテヤ−１・
も容易に得られる。

このようにして光学測定が終了し測定移送路４０の最下
部に到来したディスク１０は公知の押し出し装置５０ヲ
介して同移送路４０内より洗浄装置Ｗ位置へと移送され
る。この時、ディスク１０の中心部位には支持８４２が
立設されているが、同支持台４２の胴部直径ｆはディス
ク１０の切欠部ｌαの開口寸法Ｆよｐ少径に形成されて
いるのて、該ディスク１０が支持台４２に引掛かって抜
けなくなることはなくスムーズに洗浄位置まで移送され
る。

洗浄位置では、ディスクＩＯの各反応管１２内に収容さ
れていた血畝等は全て捨てられ、同反応管１２は超音波
洗浄装置等の公知の洗浄装置Ｗ全弁してきれいに洗浄さ
れ、再びディスクホルダ１５に移送載置され再使用に供
与される。尚、洗浄精度を高めようとする場合には、洗
浄装置Ｗ？ｔ−ｍ　７図に示すように複数台配設するこ
とにより可能である。

仁の発明は以上説明したように、所要量づつ分注された
血液等が収容されてなる反応Ｗ’を所要本保持されてな
るディスクが、縦Ｍ筒状の恒温移送路と測定移送路とを
移送される過程で比巳測定を行うように構成したので、
多項目分析を一つの移送過程で連続的に行うことができ
るのでタイムチャート等ｋｇ易に得ることができしかも
装置全体が水平方向に拡大することがないので自動分析
装置を大幅に小型化でき、ざらには装置の構成が簡易と
なるのでその取扱いが至便で故障も少なくメ／アナンス
も容易となる他、各部の制御も容易であり、測定精度に
対する１６頼性も高水準に維持できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例に係る自動分析装置を示すも
のであって、第１図はディスクの平面図、第２図は同デ
ィスクとサンプラーとの構成金示す概略的に示す断面説
明図、第３図はサンプルカップ内の血液をディスクの反
応管に分注する際の分配態様の一例を示す平面説明図、
第４図は１…］＃Ｊ分析装置の全体機構を示す概略説明
図、第５図は測定移送路の′４：’ｊ成説明図、第６図
は第５図Ｖｌ　−Ｖｌ線１σを面図、第７図は装置全体
の平面配置図である。 １０・・・ディスク　１２・・・反応管［ト・・元軸孔
　４０・・・測定移送路４３・・・光源　４４・・・受
光素子 ４５・・・駆動ギヤ　ＣＰＵ・・・制御装置Ｋ・・・光
学測定装置 兆５１弯 箪６別 第７昌

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■）被測定血液が分注される反応管全所要本数保持する
   千面略Ｃ字状のディスクと、該ディスクを下部から上部
   へと送り装置ｔ’ｔｉ：介して移送する縦型筒抜の恒温
   移送路と、該移送路に隣設され上記ディスクを上部から
   下部へと順次移送する縦型筒状の測定移送路と、該測定
   移送路の中途に綾状に連続して介装ｇ　ｉｔてなる複数
   の光学測定装置とからなり、該光学測定装置の夫々は、
   光学測定位置に到来した各ディスクを一回転回動制御す
   ることで、該ディスクに保持された反応管に光源光を透
   過させて光学測定を行うように構成されてなる自動分析
   装置。 ２）綾状に配役されてなる各光学測定装置の各光源光は
   、分析項目に対応してその谷波長が異ならしめてセント
   されていることケ特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の自動分析装置。