JPS606896Y2 - 記録再生切換え装置 - Google Patents
記録再生切換え装置Info
- Publication number
- JPS606896Y2 JPS606896Y2 JP742576U JP742576U JPS606896Y2 JP S606896 Y2 JPS606896 Y2 JP S606896Y2 JP 742576 U JP742576 U JP 742576U JP 742576 U JP742576 U JP 742576U JP S606896 Y2 JPS606896 Y2 JP S606896Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- amplifier
- power supply
- voltage
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は記録再生装置の記録アンプと再生アンプとの切
換えを行うための記録再生切換え装置に関するものであ
る。
換えを行うための記録再生切換え装置に関するものであ
る。
VTRに於いては、記録時に編集用のタイミングコード
信号(以下TC信号と略称する)を記録する場合がある
。
信号(以下TC信号と略称する)を記録する場合がある
。
TC信号は記録時の時間経過に伴ってコード化されたパ
ルス信号で、ビデオテープの長手方向に沿ったトラック
記録されるものである。
ルス信号で、ビデオテープの長手方向に沿ったトラック
記録されるものである。
このようなTC信号は、一般にコード化パルス信号のゼ
ロクロス点ををカウントすることによって読み出しを行
っているため、記録及び再生時にはゼロクロス点の変動
を極力なくしてミスカウントを防ぐようにすることが要
求される。
ロクロス点ををカウントすることによって読み出しを行
っているため、記録及び再生時にはゼロクロス点の変動
を極力なくしてミスカウントを防ぐようにすることが要
求される。
TC信号を記録・再生できるようにしたVTRにはTC
信号専用の記録・再生兼用のヘッドが設けられており、
記録・再生の切換えに応じて記録アンプと再生アンプの
切換えを行うようにしている。
信号専用の記録・再生兼用のヘッドが設けられており、
記録・再生の切換えに応じて記録アンプと再生アンプの
切換えを行うようにしている。
従来はこの切換えを記録または再生の操作に伴って連動
される機械的スイッチにより行っていたため信頼性が悪
く、また切換え時に於けるクリックノイズや記録又は再
生アンプの入力端に接続される結合コンデンサの充放電
等の原因によりバイアス電圧が変動し、TC信号のゼロ
クロス点が変動することがあった。
される機械的スイッチにより行っていたため信頼性が悪
く、また切換え時に於けるクリックノイズや記録又は再
生アンプの入力端に接続される結合コンデンサの充放電
等の原因によりバイアス電圧が変動し、TC信号のゼロ
クロス点が変動することがあった。
本考案は上記の欠点を除去するためのもので、記録アン
プを差動アンプで構成腰その出力端をヘッド及び再生ア
ンプの入力端に接続して、差動アンプのバイアス電圧を
ダイオードによりオン・オフすることによって差動アン
プの動作・停止の切換えを行うようにしたものである。
プを差動アンプで構成腰その出力端をヘッド及び再生ア
ンプの入力端に接続して、差動アンプのバイアス電圧を
ダイオードによりオン・オフすることによって差動アン
プの動作・停止の切換えを行うようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。
図において、1,2は電源端子で、端子1にはVTRが
TC信号記録モードに設定されたときに、システムコン
トロール回路より例えば9Vの電源電圧十aが加えられ
、端子2にはVTRが再生モードに設定されたときに、
例えば9Vの電源電圧十82が安定化電源回路から加え
られるように戒されている。
TC信号記録モードに設定されたときに、システムコン
トロール回路より例えば9Vの電源電圧十aが加えられ
、端子2にはVTRが再生モードに設定されたときに、
例えば9Vの電源電圧十82が安定化電源回路から加え
られるように戒されている。
Ql、Q2は差動アンプ3を構成するトランジスタで、
これらのコレクタ出力端子は再生アンプ4の入力端及び
記録・再生兼用ヘッド5のコイルに接続点■其を介して
接続されている。
これらのコレクタ出力端子は再生アンプ4の入力端及び
記録・再生兼用ヘッド5のコイルに接続点■其を介して
接続されている。
6a、6bはTC信号の入力端子でVTRがTC信号記
録モードに設定されたときにTC信号が加えられ、トラ
ンジスタQ、、 Q2の各ベースに供給すれるように威
されている。
録モードに設定されたときにTC信号が加えられ、トラ
ンジスタQ、、 Q2の各ベースに供給すれるように威
されている。
Q3は差動アンプ3の定電流回路を構成するトランジス
タ、QはTC信号のミューティング用スイッチングトラ
ンジスタでベースに入力端子7が接続されている。
タ、QはTC信号のミューティング用スイッチングトラ
ンジスタでベースに入力端子7が接続されている。
この入力端子7には、VTRが、早送り、巻戻し、一時
停止及び停止等の記録及び再生モード以外のモードに設
定されたときに、システムコントロール回路より低レベ
ルから高レベルに立上る制御電圧Ecが加えられるよう
に威されている。
停止及び停止等の記録及び再生モード以外のモードに設
定されたときに、システムコントロール回路より低レベ
ルから高レベルに立上る制御電圧Ecが加えられるよう
に威されている。
R工、R2は負荷抵抗、R3はバランス調整抵抗、R4
は定電流調整抵抗、R5−R9はバイアス抵抗、Rlo
は電流制限抵抗、R11は分圧抵抗、C1は平滑コンデ
ンサ、Dl、D2は逆流防止ダイオードである。
は定電流調整抵抗、R5−R9はバイアス抵抗、Rlo
は電流制限抵抗、R11は分圧抵抗、C1は平滑コンデ
ンサ、Dl、D2は逆流防止ダイオードである。
次に以上の構成による動作を説明する。
VTRをTC信号記録モードに設定すると、端子1に例
えば9Vの電源電圧十B1が加えられる。
えば9Vの電源電圧十B1が加えられる。
これによってトランジスタQ□、Q2.Q3及びQ、に
所定の電源電圧及びバイアス電圧が加えられる。
所定の電源電圧及びバイアス電圧が加えられる。
尚、このとき電源電圧十aはダイオードD2により阻止
されるため端子2に加えられることはない。
されるため端子2に加えられることはない。
またトランジスタQ4はオフとなっている。これと共に
入力端子6a、6bにTC信号が加えられて差動アンプ
3を構成するトランジスタQ1、Q2のベースに供給さ
れる。
入力端子6a、6bにTC信号が加えられて差動アンプ
3を構成するトランジスタQ1、Q2のベースに供給さ
れる。
これによって差動アンプ3は記録アンプとして動作し、
その差動動作によって各コレクタから互いに逆相で且つ
増巾されて取り出された出力TC信号はヘッド5に加え
られてビデオテープに記録される。
その差動動作によって各コレクタから互いに逆相で且つ
増巾されて取り出された出力TC信号はヘッド5に加え
られてビデオテープに記録される。
このとき再生アンプ4の電源電圧千鳥は記録時にOVと
なっているため、この再生アンプ4は実質的に動作を停
止している。
なっているため、この再生アンプ4は実質的に動作を停
止している。
またヘッド5の接続点■、■のバイアス電圧は約8■で
略一定となり、また差動アンプ3の動作により、ヘッド
5に充分に大きい振巾を有し、且つゼロクロス点変動の
ない記録電流を与えることができる。
略一定となり、また差動アンプ3の動作により、ヘッド
5に充分に大きい振巾を有し、且つゼロクロス点変動の
ない記録電流を与えることができる。
以上の記録状態でVTRを例えば一時停止モードに設定
すると、入力端子7に低レベルから高レベルに立上る制
御電圧Ecが加えられてトランジスタQ4が導通する。
すると、入力端子7に低レベルから高レベルに立上る制
御電圧Ecが加えられてトランジスタQ4が導通する。
これによってトランジスタQのベース電位が下ってこの
トランジスタQ3は不導通となり、差動アンプ3は動作
を停止してTC信号の記録が停止される。
トランジスタQ3は不導通となり、差動アンプ3は動作
を停止してTC信号の記録が停止される。
次に、VTRを再生モードに設定すると、端子2に例え
ば9Vの電源電圧十B2が加えられる。
ば9Vの電源電圧十B2が加えられる。
この電圧十B2はダイオードD1て阻止されるため抵抗
R5〜R8でバイアスされるトランジスタQ1〜Q6は
不導通となり、差動アンプ3の動作は停止される。
R5〜R8でバイアスされるトランジスタQ1〜Q6は
不導通となり、差動アンプ3の動作は停止される。
そしてビデオテープに記録されたTC信号はヘッド5で
再生され、この再生信号が再生アンプ4に供給される。
再生され、この再生信号が再生アンプ4に供給される。
このとき接続点■、■の電圧は、電源電圧千鳥を抵抗R
1o、R11で分圧した大きさ、例えば略4.5■で一
定となり、再生アンプ4に最適なバイアス電圧を与える
ことができる。
1o、R11で分圧した大きさ、例えば略4.5■で一
定となり、再生アンプ4に最適なバイアス電圧を与える
ことができる。
以上のように本実施例回路では、記録時には差動アンプ
4を記録アンプとして動作させ、トランジスタQ□、Q
2のコレクタに加えられる電圧をヘッド5のバイアス電
圧とし、このバイアス電圧にTC信号を重畳して記録す
るようにしている。
4を記録アンプとして動作させ、トランジスタQ□、Q
2のコレクタに加えられる電圧をヘッド5のバイアス電
圧とし、このバイアス電圧にTC信号を重畳して記録す
るようにしている。
また再生時には、差動アンプ3に加えられるバイアス電
圧をカットして差動アンプ3の動作を停止させると共に
、負荷抵ylt R2を再生アンプ4のバイアス抵抗と
している。
圧をカットして差動アンプ3の動作を停止させると共に
、負荷抵ylt R2を再生アンプ4のバイアス抵抗と
している。
このように差動アンプ3のバイアス電圧をダイオードD
1により電子的にオン・オフすることにより差動アンプ
を動作・停止させるようにしているため、切換え時にク
リックノイズ等が発生することがなく、また差動アンプ
を使用しているためゼロクロス点の変動を大巾に少くす
ることができる。
1により電子的にオン・オフすることにより差動アンプ
を動作・停止させるようにしているため、切換え時にク
リックノイズ等が発生することがなく、また差動アンプ
を使用しているためゼロクロス点の変動を大巾に少くす
ることができる。
以上はVTRに於いてTC信号に記録・再生する場合に
ついて述べたが、本考案は他の信号例えばビデオ信号、
制御信号、オーディオ信号の記録・再生切換えにも適用
することができる。
ついて述べたが、本考案は他の信号例えばビデオ信号、
制御信号、オーディオ信号の記録・再生切換えにも適用
することができる。
本考案は、記録再生装置の記録アンプを差動アンプで構
成腰この差動アンプの出力端を記録再生ヘッド及び再生
アンプの入力端に接続し、上記差動アンプのバイアス電
圧を記録時に供給される第1の電源電圧から得ると共に
、この第1の電源電圧をダイオードを通じて記録アンプ
の負荷に加え、再生時に供給される第2の電源電圧を上
記負荷を通じて上記再生アンプ及び上記記録再生ヘッド
に加えると共に、上記ダイオードにより上記第2の電源
電圧を阻止して上記記録アンプにバイアス電圧が加えら
れないように威し、これによって再生時に上記記録アン
プの動作を実質的に停止させるようにしたものである。
成腰この差動アンプの出力端を記録再生ヘッド及び再生
アンプの入力端に接続し、上記差動アンプのバイアス電
圧を記録時に供給される第1の電源電圧から得ると共に
、この第1の電源電圧をダイオードを通じて記録アンプ
の負荷に加え、再生時に供給される第2の電源電圧を上
記負荷を通じて上記再生アンプ及び上記記録再生ヘッド
に加えると共に、上記ダイオードにより上記第2の電源
電圧を阻止して上記記録アンプにバイアス電圧が加えら
れないように威し、これによって再生時に上記記録アン
プの動作を実質的に停止させるようにしたものである。
従って本考案によれば、切換え時にクリックノイズが発
生することがなく、また記録時には記録再生ヘッドに所
定のバイアス電圧を与えると共に、再生時には記録再生
ヘッド及び再生アンプに所定のバイアス電圧を与えるこ
とができる。
生することがなく、また記録時には記録再生ヘッドに所
定のバイアス電圧を与えると共に、再生時には記録再生
ヘッド及び再生アンプに所定のバイアス電圧を与えるこ
とができる。
また記録信号または再生信号の動作点の変動を大巾に少
くすることができ、特にTC信号のようにゼロクロス点
を一定とすることが要求される信号を記録・再生する場
合に用いて有効である。
くすることができ、特にTC信号のようにゼロクロス点
を一定とすることが要求される信号を記録・再生する場
合に用いて有効である。
図面は本考案の実施例を示す回路図である。
なお図面に用いられている符号において、3は差動アン
プ、4は再生アンプ、5は記録・再生ヘッド、6a、6
bはTC信号入力端子、R5−R9はバイアス抵抗、D
lはダイオードである。
プ、4は再生アンプ、5は記録・再生ヘッド、6a、6
bはTC信号入力端子、R5−R9はバイアス抵抗、D
lはダイオードである。
Claims (1)
- 差動アンプに構成された記録アンプと、この記録アンプ
の出力端に入力端が接続された再生アンプと、上記記録
アンプの出力端に接続された記録再生ヘッドと、記録時
に供給される第1の電源と、この第1の電源の電源電圧
が加えられる上記記録アンプのバイアス回路と、上記記
録アンプの負荷回路に上記第1の電源電圧を加えるダイ
オードと、再生時に上記負荷回路を通じて上記再生アン
プの入力端と上記記録再生ヘッドとに所定のバイアス電
圧を加える第2の電源とから戒り、上記再生時に上記ダ
イオードにより上記所定のバイアス電圧が上記記録アン
プのバイアス回路に加えられないように威し、これによ
って上記記録アンプの動作を実質的に停止させるように
した記録再生ヘッドの切換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP742576U JPS606896Y2 (ja) | 1976-01-26 | 1976-01-26 | 記録再生切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP742576U JPS606896Y2 (ja) | 1976-01-26 | 1976-01-26 | 記録再生切換え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5299307U JPS5299307U (ja) | 1977-07-27 |
JPS606896Y2 true JPS606896Y2 (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=28467940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP742576U Expired JPS606896Y2 (ja) | 1976-01-26 | 1976-01-26 | 記録再生切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606896Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-01-26 JP JP742576U patent/JPS606896Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5299307U (ja) | 1977-07-27 |
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