JPS606829Y2 - 複写機の露光用照明装置 - Google Patents
複写機の露光用照明装置Info
- Publication number
- JPS606829Y2 JPS606829Y2 JP2550279U JP2550279U JPS606829Y2 JP S606829 Y2 JPS606829 Y2 JP S606829Y2 JP 2550279 U JP2550279 U JP 2550279U JP 2550279 U JP2550279 U JP 2550279U JP S606829 Y2 JPS606829 Y2 JP S606829Y2
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- JP
- Japan
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- reflector
- illumination
- focal point
- parabolic
- reflected
- Prior art date
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- Expired
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Lenses (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複写機の露光用照明装置に係り、特に電子複写
機等のスリット露光用照明装置として用いられている二
次曲面反射鏡と線状光源とを含む露光用照明装置に係る
。
機等のスリット露光用照明装置として用いられている二
次曲面反射鏡と線状光源とを含む露光用照明装置に係る
。
従来、電子複写機等のスリット露光用照明装置としては
、一つの半筒状の二次曲面反射鏡と、発光部が比較的細
い線状のハロゲンランプとを組合せたものが主流である
。
、一つの半筒状の二次曲面反射鏡と、発光部が比較的細
い線状のハロゲンランプとを組合せたものが主流である
。
第1図は従来から知られている露光用照明装置の一般的
構造を示している。
構造を示している。
この図に於いて、符号1は半筒状の楕円反射鏡を示して
おり、又符号2は前記楕円反射鏡の焦点近傍に配設され
たハロゲンランプを示している。
おり、又符号2は前記楕円反射鏡の焦点近傍に配設され
たハロゲンランプを示している。
ハロゲンランプはタングステンなどによって構成された
コイル状の金属フィラメントよりなる発光部3を有して
おり、この発光部3は中空状の石英ガラス等のガラス管
4によって被われており、このガラス管4内には臭素等
のハロゲンガスが封入されている。
コイル状の金属フィラメントよりなる発光部3を有して
おり、この発光部3は中空状の石英ガラス等のガラス管
4によって被われており、このガラス管4内には臭素等
のハロゲンガスが封入されている。
通常の複写機の露光用照明装置に使用されるハロゲンラ
ンプの前記金属フィラメントのコイル径は消費電力にも
依存するが、通常約1〜2NIt程度であり、又前記ガ
ラス管の外径は通常8〜1oTrrIn程度である。
ンプの前記金属フィラメントのコイル径は消費電力にも
依存するが、通常約1〜2NIt程度であり、又前記ガ
ラス管の外径は通常8〜1oTrrIn程度である。
従ってこのような線状のハロゲンランプを用いた従来の
スリット露光用照明装置に於いては、第1図に示されて
いる如く、反射鏡1の底部近傍に於ける反射光束は前記
ガラス管4により蹴られてしまい、有効スリットS内の
照明には寄与し得なかった。
スリット露光用照明装置に於いては、第1図に示されて
いる如く、反射鏡1の底部近傍に於ける反射光束は前記
ガラス管4により蹴られてしまい、有効スリットS内の
照明には寄与し得なかった。
尚、第1図に於いて符号Aで示されている領域は有効ス
リットS内の照明に有効に寄与する照射光速が存在する
領域を示しており、符号Bで示されている領域は上述の
如くガラス管により光束が蹴られる領域を示している。
リットS内の照明に有効に寄与する照射光速が存在する
領域を示しており、符号Bで示されている領域は上述の
如くガラス管により光束が蹴られる領域を示している。
又、光源が二次元的な大きさしか持たない場合、つまり
完全な線状である場合には、それは二次曲面反射鏡の反
射特性に合致し、たとえばその反射鏡が楕円反射鏡であ
る場合には、光源がそれの第一の焦点上に位置していれ
ば、その光源が放つ光束の全ては前記楕円反射鏡の第二
の焦点上に完全な一つの線となって集光されるが、上述
の如きハロゲンランプはその発光部がある大きさを有し
ているから、第2図に示されている如き反射の法則によ
り光源から放たれる光はある程度拡散されてしまう。
完全な線状である場合には、それは二次曲面反射鏡の反
射特性に合致し、たとえばその反射鏡が楕円反射鏡であ
る場合には、光源がそれの第一の焦点上に位置していれ
ば、その光源が放つ光束の全ては前記楕円反射鏡の第二
の焦点上に完全な一つの線となって集光されるが、上述
の如きハロゲンランプはその発光部がある大きさを有し
ているから、第2図に示されている如き反射の法則によ
り光源から放たれる光はある程度拡散されてしまう。
この傾向は光源からの光が反射鏡の底部付近にて反射す
るに従い顕著になり、たとえば点Qで反射される光束は
その光源にてF、Rの大きさを持っていれば、反射鏡の
第二の焦点上ではF2Q’の大きさに拡大されてしまい
、更に反射鏡の底部側の一点Pにて反射された光束は前
記第二の焦点上では5「の大きさに拡大されてしまう。
るに従い顕著になり、たとえば点Qで反射される光束は
その光源にてF、Rの大きさを持っていれば、反射鏡の
第二の焦点上ではF2Q’の大きさに拡大されてしまい
、更に反射鏡の底部側の一点Pにて反射された光束は前
記第二の焦点上では5「の大きさに拡大されてしまう。
このF2P′が有効スリット幅内に存在すれば問題がな
いが、一般に反射鏡の底部付近の反射光束は有効スリッ
ト幅より極端に大きくなるので、有効スリット内の照明
にはあまり寄写しなくなってしまう。
いが、一般に反射鏡の底部付近の反射光束は有効スリッ
ト幅より極端に大きくなるので、有効スリット内の照明
にはあまり寄写しなくなってしまう。
上述した欠点により従来の照明装置では照明効率が悪く
、大電力のランプを必要としていた。
、大電力のランプを必要としていた。
本考案は従来の露光用照明装置に於ける上述の如き欠点
に鑑み、従来装置ではほとんど有効スリット内の照明に
寄与し得なかった反射鏡の底部付近の反射光束を有効に
使用でき、しかも反射光束の蹴られを生じない、改良さ
れた露光用照明装置を提供することを目的としている。
に鑑み、従来装置ではほとんど有効スリット内の照明に
寄与し得なかった反射鏡の底部付近の反射光束を有効に
使用でき、しかも反射光束の蹴られを生じない、改良さ
れた露光用照明装置を提供することを目的としている。
かかる目的は、本考案によれば、互いに一つの焦点を共
有して実質的に相反する方向に開口し二次曲面の底面部
を含まず互いに実質的に連続した反射面を有する第−及
び第二の二次曲面反射鏡と、前記二次曲面反射鏡の焦点
近傍に配置された光源と、前記二次曲面反射鏡からの反
射光束のうち、原稿照明部を向いていない二次曲面反射
鏡からの反射光束を原稿照明部に導く反射部材とを含ん
でいる如き露光用照明装置によって遠戚される。
有して実質的に相反する方向に開口し二次曲面の底面部
を含まず互いに実質的に連続した反射面を有する第−及
び第二の二次曲面反射鏡と、前記二次曲面反射鏡の焦点
近傍に配置された光源と、前記二次曲面反射鏡からの反
射光束のうち、原稿照明部を向いていない二次曲面反射
鏡からの反射光束を原稿照明部に導く反射部材とを含ん
でいる如き露光用照明装置によって遠戚される。
以下に添付の図を用いて本考案を実施例について詳細に
説明する。
説明する。
添付の第3図は本考案による露光用照明装置の第一の実
施例を示している。
施例を示している。
第3図に於いて、符号10は楕円反射鏡を示しており符
号11は放物反射鏡を示している。
号11は放物反射鏡を示している。
この楕円反射鏡10と放物反射鏡11とは一つの焦点F
を共有しており、実質的に相反する方向に開口し、互い
に底面部を含まず、互いに実質的に連続した反射面を有
している。
を共有しており、実質的に相反する方向に開口し、互い
に底面部を含まず、互いに実質的に連続した反射面を有
している。
この場合、前記楕円反射鏡10は原稿照明面12に向け
て開き、これに対し前記放物反射鏡11はそれとは反対
側に向けて開いている。
て開き、これに対し前記放物反射鏡11はそれとは反対
側に向けて開いている。
前記二つの反射鏡10.11が共有する焦点Fには光源
13が配設されている。
13が配設されている。
この場合、楕円反射鏡10による反射光束は直接的に前
記原稿照明面12をスリット照明し、放物反射鏡11に
よる反射光束は平面反射鏡14によってスリット幅方向
に平行に指向され、その後放物反射鏡15によって前記
原稿照明面12に向けて指向されるようになっている。
記原稿照明面12をスリット照明し、放物反射鏡11に
よる反射光束は平面反射鏡14によってスリット幅方向
に平行に指向され、その後放物反射鏡15によって前記
原稿照明面12に向けて指向されるようになっている。
尚、第3図に於いて、符号10sは前記楕円反射鏡10
の主軸を示しており、又符号11Sは前記放物反射鏡1
1の主軸を示している。
の主軸を示しており、又符号11Sは前記放物反射鏡1
1の主軸を示している。
第4図は本考案による露光用照明装置の第二の実施例を
示している。
示している。
この実施例は第3図に示された実施例の変形例であり、
この実施例に於いては、楕円反射鏡10はその両側にて
互いに異った楕円反射面10aと10bとによって構成
されている。
この実施例に於いては、楕円反射鏡10はその両側にて
互いに異った楕円反射面10aと10bとによって構成
されている。
楕円反射鏡10bの反射光束は原稿照明面12を直接的
に照明−前記楕円反射鏡10aの反射光束は平面反射鏡
16を経て前記原稿照明面12を照明するようになって
いる。
に照明−前記楕円反射鏡10aの反射光束は平面反射鏡
16を経て前記原稿照明面12を照明するようになって
いる。
又放物反射鏡11は前記原稿照明面12に実質的に平行
な主軸11sを有しており、この放物反射鏡11の反射
光束は平面反射鏡14a、14bにより反転し、更に放
物反射鏡15を経て前記原稿照明面12を照明するよう
になっている。
な主軸11sを有しており、この放物反射鏡11の反射
光束は平面反射鏡14a、14bにより反転し、更に放
物反射鏡15を経て前記原稿照明面12を照明するよう
になっている。
又、第5図は本考案による露光用照明装置の第三の実施
例を示している。
例を示している。
かかる実施例の場合は、二つの放物反射鏡20.21が
用いられている。
用いられている。
光源13が放つ発散光束は前記放物反射鏡20.21に
より原稿照明面12に実質的に平行に互いに相反する向
きに指向される。
より原稿照明面12に実質的に平行に互いに相反する向
きに指向される。
このうち放物反射鏡20による反射光束は前記原稿照明
面12に平行な主軸を有する放物反射鏡22a、22b
を経て前記原稿照明面12を照明する。
面12に平行な主軸を有する放物反射鏡22a、22b
を経て前記原稿照明面12を照明する。
又もう一つの放物反射面21の反射光束は平面反射鏡1
4a、14bを経て前記放物反射鏡20の反射光束と同
じ方向に指向され、前記原稿照明面12に平行な主軸を
有する放物反射鏡15a、15bを経て前記原稿照明面
12を照明するようになっている。
4a、14bを経て前記放物反射鏡20の反射光束と同
じ方向に指向され、前記原稿照明面12に平行な主軸を
有する放物反射鏡15a、15bを経て前記原稿照明面
12を照明するようになっている。
以上に於いては、本考案による露光用照明装置を三つの
実施例について説明したが、本考案装置では二次曲面に
於ける底部付近の反射光束を一切使用しない構成となっ
ているため、従来の露光用照明装置に於ける如き照明効
率の低下が見られず、従来の露光用照明装置に比して約
30〜40%程度の照明効率の向上が期待できる。
実施例について説明したが、本考案装置では二次曲面に
於ける底部付近の反射光束を一切使用しない構成となっ
ているため、従来の露光用照明装置に於ける如き照明効
率の低下が見られず、従来の露光用照明装置に比して約
30〜40%程度の照明効率の向上が期待できる。
第1図は従来から知られている露光用照明装置の一般的
構成を示す概略構成図、第2図は反射の法則を説明する
説明図、第3図乃至第5図は各々本考案による露光用照
明装置の第一乃至第三の実施例を示す概略構成図である
。 1・・・・・・二次曲面反射鏡、2・・・・・・ハロゲ
ンランプ、3・・・・・・発光部、4・・・・・・ガラ
ス管、10・・・・・・楕円反射鏡、11・・・・・・
放物反射鏡、12・・・・・・原稿照明面、13・・・
・・・光源、14・・・・・・平面反射鏡、15・・・
・・・放物反射鏡、16・・・・・・平面反射鏡、20
,21・・・・・・放物反射鏡。
構成を示す概略構成図、第2図は反射の法則を説明する
説明図、第3図乃至第5図は各々本考案による露光用照
明装置の第一乃至第三の実施例を示す概略構成図である
。 1・・・・・・二次曲面反射鏡、2・・・・・・ハロゲ
ンランプ、3・・・・・・発光部、4・・・・・・ガラ
ス管、10・・・・・・楕円反射鏡、11・・・・・・
放物反射鏡、12・・・・・・原稿照明面、13・・・
・・・光源、14・・・・・・平面反射鏡、15・・・
・・・放物反射鏡、16・・・・・・平面反射鏡、20
,21・・・・・・放物反射鏡。
Claims (1)
- 互いに一つの焦点を共有して、相反する方向に開口しそ
の二次曲面の底面部を含まず互いに実質的に連続した反
射面を有する第−及び第二の二次曲面反射鏡と、前記二
次曲面反射鏡の焦点近傍に配設された光源と、前記第−
及び第二の二次曲面反射鏡からの反射光束のうち、原稿
照明部を向いてない二次曲面反射鏡からの反射光束を原
稿照明部に導く反射部材とを有していることを特徴とす
る複写機の露光用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2550279U JPS606829Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 複写機の露光用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2550279U JPS606829Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 複写機の露光用照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55125647U JPS55125647U (ja) | 1980-09-05 |
JPS606829Y2 true JPS606829Y2 (ja) | 1985-03-06 |
Family
ID=28865990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2550279U Expired JPS606829Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 複写機の露光用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606829Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-28 JP JP2550279U patent/JPS606829Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55125647U (ja) | 1980-09-05 |
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