JP4220081B2 - 無影灯 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置であって、特に歯科医療、その他の医療に用いられる無影灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
歯科医療、その他医療に用いられる照明装置は、照明域内に影が発生しないように設計されていることから、通常、無影灯と呼ばれている。この種の無影灯は、図26に示すように、平面鏡からなる複数のセグメント53を有する耐熱ガラス製の反射鏡ここでは回転放物面鏡52、この回転放物面鏡52を支えるアーム59、保護カバー57、光源遮光筒58、および線状のハロゲンランプまたは他の線状光源からなる光源(以下、線状光源という)51とを備え、この線状光源51を回転放物面鏡52の焦点より前方位置に配置したものが一般的である。
【0003】
回転放物面鏡52は、所定の放物線をその頂点を中心に回転させてなる凹状の回転放物面に沿って凹面鏡に形成されており、線状光源51からの光を線状光源側に反射して、光源から離れた所定の照明域56へ光を集光させる光通路55を形成し、患者の患部等の特定の部位のみを照射する。この光通路55内では、線状光源や、医師の手、その他の遮光物が侵入して部分的に遮光されても高い無影度と照明均斉度を確保し得るものであることが要求される。なお、「無影度」とは、所定の照明域を有する光通路内に遮光物が侵入しても照明域に遮光物による影像が発生しない度合をいい、「照明均斉度」とは、その照明域内において反射光のビームが均一かつ理論的に拡散される度合をいう。
【0004】
光通路55の照明域56の大きさは、線状光源51の配置位置によって決定される。すなわち、線状光源51を回転放物面鏡52の焦点位置に配置した場合、回転放物面鏡52による反射光のビームは、回転放物面の回転軸すなわち回転放物面鏡52の光軸と略平行な平行光となるため、照明域56は回転放物面鏡52の開口面積と略等しいかこれより大きくなる。一方、線状光源51を焦点位置より後方に配置した場合は、反射光のビームが拡散されるため照明域56は回転放物面鏡52の開口面積より大きくなり、逆に線状光源51を焦点位置より前方に配置した場合は、反射光のビームが集光されるため照明域56は回転放物面鏡52の開口面積より小さくなる。
【0005】
通常、歯科医療用として無影灯を用いる場合は、線状光源51を焦点より前方に配置することにより、光通路55を回転放物面鏡52より小さい所望の照明域56へ絞り込んでいる。
このような無影灯の反射鏡としては従来から種々提案されており、その一例として実公昭61−25123号公報、実公昭60−31695号公報、実開平3−88215号公報等に開示された先行技術が知られている。
【0006】
実公昭61−25123号公報に記載された無影灯用反射鏡(以下、先行技術1という)は、図27に示すように、高い無影度と照明均斉度を得るために、回転放物面鏡52の基本放物面上に、この基本放物面の短径を長辺とする長方形の平面鏡からなる多数のセグメント53を、回転放物面鏡の長径方向に分割して形成し、各セグメントの短幅を無影灯による光通路の長径幅に対応する幅に設定している。
【0007】
実公昭60−31695号公報に記載された無影灯用反射鏡(以下、先行技術2という)は、同じく高い無影度と照明均斉度を得るために、回転放物面鏡の基本放物面上に、多数の平面鏡からなるセグメントを回転放物面鏡の主方向(長径方向)および副方向(短径方向)に分割して形成している。各セグメントの長幅と短幅は、光通路の長径幅と短径幅に対応する幅にそれぞれ設定されている。言い換えれば、各セグメントは、反射光のビームを光通路の照明域まで拡散させ得る大きさに形成されている。
【0008】
実開平3−88215号公報に記載された無影灯(以下、先行技術3という)は、副方向と主方向の光の拡がりを大きくするために、回転放物面鏡または回転楕円面鏡の内面に凸面状の多数の反射面を主方向および副方向に整列して配置し、凸面状反射面の縦幅(短幅)を横幅(長幅)より小さく設定している。
【0009】
また、他の従来装置として特開平2−65856号公報に開示された歯科診療用無影灯(以下、先行技術4という)が知られている。この先行技術4は、手術野については光を集光して照度を高める機能を有する曲面部分と、手術野の周辺部分については光を分散させて照度を下げる機能を有する曲面部分とで反射鏡を構成している。集光機能を有する曲面部分は球面、放物面、回転楕円面等に形成され、光分散機能を有する曲面部分は集光機能を有する曲面部分の半径より大きな半径を有する球面に形成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の先行技術1〜4においては、いずれも未だ不十分で、高い無影度と照明均斉度を得ることができないという問題があった。
まず、先行技術1においては、図28に示すように、回転放物面鏡52の内面を形成する基本放物面54を焦点が一定、例えば焦点距離がFaの回転放物面とし、この基本放物面54上に平面鏡からなる複数のセグメント53を基本放物面54の主方向に分割して形成し、さらに各セグメント53は長辺方向において基本放物面54と同一の放物面を形成している。
【0011】
ここで、回転放物面鏡52のいずれの点で反射された光についても、回転放物面鏡52から遠く離れた位置において、回転放物面鏡52の副方向の幅よりも狭い所望の幅の照射域を得るとともに、これら反射光を照射域へ精度よく集光する必要がある。しかし、各セグメント53がその長辺方向について1つの基本放物面54に沿って構成されているため、これら2つの要件を満たすことができないという問題点があった。
【0012】
図28では、回転放物面鏡52から遠く離れた位置にある照明域において回転放物面鏡52のいずれの点で反射された光についても副方向で所望の幅が得られるような基本放物面54を用いてセグメント53を形成している。しかし、セグメント53上で光源51から遠い位置にある任意の点P3からの反射光55cによる照明域56cに比較して、光源51から近い位置にある任意の点P1からの反射光55aによる照明域56aが下方にずれてしまう。ここでは、回転放物面鏡52の上半部のみを示しているが、下半部については上記とは反対に反射光が光通路5の上方にずれる。したがって、照明域の照度は中央部分が最も明るく、上方および下方に向って低下するものとなり、高い無影度が得られず、また照明域を高い照明均斉度で照射することができなくなるという問題点があった。
【0013】
先行技術2は、平面鏡からなる複数のセグメントを回転放物面鏡の基本放物面を主方向および副方向に分割して形成した点で先行技術1と異なる。しかし、このような構造においても、回転放物面鏡の基本放物面を所定の焦点距離を有する1つの放物面を用いて形成しているので、先行技術1と同様に各反射光について照明域で副方向に所望の幅を得ようとすると、反射光が副方向にずれてしまう。したがって、照明域を高い照明均斉度で照射することができない。
【0014】
先行技術3は、多数の凸面状の反射面によって横方向と縦方向の光の拡がりを大きくして大きな照明域を得るようにしているので、照明域の照度が低下するという問題があった。
先行技術4は、光を集光して手術野の照度を高める機能を有する曲面部分を、球面、放物面、回転楕円面等で形成しているだけで、前記曲面部分を分割していない点で上記した先行技術1および先行技術2と異なる。しかし、曲面部分の曲率または焦点距離は一定であるため、先行技術1および先行技術2と同様に反射光にずれが生じ、照明域を高い照明均斉度で照射することができないという問題があった。
【0015】
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、異なる点からの反射光を所望の照明域へ効率よく集光でき、高い無影度と照明均斉度を得ることができるようにした無影灯を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明による無影灯は、光源と、この光源からの光を反射して光源側でかつ光源から離れた照明域へ光を集光する凹面鏡とを備え、この凹面鏡を、全体として1つの回転放物面鏡を形成する複数の凹状の鏡面によって構成し、さらに各鏡面に、照明域全体へ個々に光源からの光を反射して集光させる曲面を設け、これら曲面として、凹面鏡の鏡軸上であって光源より手前の位置に焦点を有し、かつそれぞれ個別の焦点距離を有する曲面を用いたものである。また、各鏡面の曲面については、凹面鏡と同一方向に配置された、鏡軸上で光源より手前の位置に焦点を有する複数の補助曲面であって、かつそれぞれ焦点距離が異なる複数の補助曲面のうちのいずれかの補助曲面を基準とし、その補助曲面に対し所定方向に沿って湾曲するように、各鏡面の曲面を形成したものである。
【0017】
また、光源として、前記凹面鏡の鏡軸上であって、その鏡軸に直交する方向に沿って配置された線状光源を用いた場合、前記光源に近い位置の鏡面が、前記光源から離れた位置の鏡面より焦点距離が長い補助曲面を基準として形成された曲面を有するように構成し、一方、光源として、前記凹面鏡の鏡軸上であって、その鏡軸方向に沿って配置された線状光源を用いた場合、前記光源に近い位置の鏡面が、前記光源から離れた位置の鏡面より焦点距離が短い補助曲面を基準として形成された曲面を有するように構成したものである。
【0018】
各鏡面の曲面と補助曲面の関係としては、前記光源に近い位置の鏡面から前記光源に遠い位置の鏡面にかけて、少なくとも前記凹面鏡の主方向または副方向のいずれか一方向に連続的あるいは段階的に変化する異なる焦点距離の補助曲面を基準として用いてもよく、また、前記光源に近い位置の鏡面から前記光源に遠い位置の鏡面にかけて、同心状に連続的あるいは段階的に変化する異なる焦点距離の補助曲面を基準として用いてもよい。
【0019】
各鏡面の曲面の湾曲方向としては、基準とする前記補助曲面に対し少なくとも前記凹面鏡の主方向または副方向のいずれか一方向に沿って湾曲するように形成してもよく、また基準とする前記補助曲面に対し前記凹面鏡の中心から周縁部へ向かう放射方向に沿って湾曲するように形成してもよい。さらに、各補助曲面については、各鏡面の境界においてそれぞれの曲面が連続するようにそれぞれ配置してもよく、それぞれの頂点が前記凹面鏡の鏡軸上の略同一位置となるようにそれぞれ配置してもよい。
【0020】
各鏡面の曲面は、その端部が隣接する鏡面の曲面端部と一致するように形成してもよく、また、少なくとも前記凹面鏡の主方向または副方向のいずれか一方向にのみ湾曲する、断面が円弧で短冊形状に形成してもよい。
【0021】
本発明においては、回転放物面鏡の凹面鏡を、凹状の複数の鏡面で構成し、これら鏡面のそれぞれで、所望の照明域全体へ線状光源からの光を反射して集光させるように構成したので、各鏡面の曲面を個別に設定することにより、回転放物面鏡の副方向あるいは主方向の幅よりも狭い所望の幅の照射域へ光が反射されるとともに、これら反射光が照射域へ効率よく集光される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を示す無影灯の反射鏡部分の正面図、図2(a)は図1のII−II線断面図、図2(b)は図1のIII−III線断面図、図3は直射光と反射光のビームの角度を示す図、図5はセグメントの一部と光通路の照明域を示す斜視図である。これらの図において、全体を符号10で示す無影灯用反射鏡は、耐熱ガラス等によって形成された回転放物面鏡11と、この回転放物面鏡11の前方に配置された線状光源1およびこの線状光源1からの直射光を遮光する透明なカバー12等で構成され、前述した図26と同様にアーム(図示せず)により支持される。
【0023】
この回転放物面鏡11は、長径と短径を有する正面視形状が左右方向に長い長方形に形成され、内面が中央部に向かって凹曲面となる凹面鏡13を形成している。この凹面鏡13は、全体として1つの回転放物面鏡を形成する複数の凹状の鏡面によって構成されており、各鏡面のそれぞれは、照明域6全体へ線状光源1からの光を反射して集光させる曲面を有している。図1の例では、凹面鏡が主方向に適宜な幅Wで複数のセグメント14(14a,14b,14c,‥,14s)に分割されるとともに、さらに副方向に領域I,領域II,領域IIIで分割され、蒸着等の従来周知の技術によってそれぞれの領域で鏡面A,B,Cが形成されている。以下では、凹面鏡13の左右方向を主方向と呼び、これと直交する上下方向を副方向と呼ぶ。図1では、凹面鏡13の主方向が長径となり、副方向が短径となるが、主方向および副方向はいずれの方向に設定してもよい。
【0024】
図3(b)に示すように、セグメント13に設けられた鏡面A,B,Cは、それぞれ異なる焦点距離Fa,Fb,Fc(Fa>Fb>Fc)を有する補助曲面Sa,Sb,Scに対して所定方向ここでは副方向に沿って凹状に形成されている。各補助曲面Sa,Sb,Scは凹面鏡13の鏡軸13A上に焦点を有し凹面鏡13と同一方向に湾曲して配置されている。そして、光源1に最も近い鏡面Aは、最も長い焦点距離Faを有する補助曲面Saを基準とし、この補助曲面Saに対して所定方向ここでは副方向(すなわちセグメント13の長辺方向)に沿って湾曲して形成されている。
【0025】
一方、光源1に最も遠い鏡面Cは、最も短い焦点距離Fcを有する補助曲面Scを基準とし、この補助曲面Scに対して副方向に沿って湾曲して形成されている。また、中間にある鏡面Bは、中間の焦点距離Fbを有する補助曲面Sbを基準とし、この補助曲面Sbに対して副方向に沿って湾曲して形成されている。そして、これら鏡面は、副方向と直交する主方向については平面的に形成されている。なお、各補助曲面は、焦点を有する曲面であればいずれの曲面でもよく、所定の放物線を回転してなる回転放物面の他、楕円面や双曲面であってもよい。
【0026】
各セグメント14の幅Wは、光通路5の照明域6の長幅に対応する反射光のビームを照射し得る幅に設定されている。
線状光源1は、線状のハロゲンランプ、クリプトンランプ等からなり、フィラメントの長手方向が凹面鏡13の副方向と一致するように、かつ凹面鏡13の焦点より前方に位置するように配置されている。
【0027】
このように本実施の形態においては、回転放物面鏡11の凹面鏡を、例えば各セグメント14a,14b,14c・・・14sのそれぞれについて長辺方向に分割して設けられた凹状の複数の鏡面A,B,Cで構成し、これら鏡面のそれぞれで、照明域6全体へ線状光源1からの光を反射して集光させるように構成したので、各鏡面の曲面を個別に設定することにより、回転放物面鏡の副方向の幅よりも狭い所望の幅の照射域を得るとともに、これら反射光を照射域へ精度よく集光するという2つの要件を同時に満たすことができる。
【0028】
したがって、従来のように1つの基本放物面Soで回転放物面鏡を構成した場合と比較して、照明域の位置ズレを生じることなく、所望の照明域6へ線状光源1からの光を個別に効率よく集光できる。これにより、光通路5内において線状光源1や手などの遮光物による影像が発生せず、高い無影度を得ることができ、また照明域6をより高い照明均斉度で照射することができる。なお、後述するように、各鏡面の形成方法については上記説明に限定されるものではなく、各種の形成方法が考えられる。
【0029】
また、図3(b)に示したように、焦点距離が異なる補助曲面Sa,Sb,Scのいずれかを基準として、各鏡面A,B,Cの曲面を形成するようにしたので、各鏡面において線状光源1からの光を照明域6へ精度よく反射する曲面を容易に設定できる。さらに、副方向において線状光源1すなわち凹面鏡13の中心に近い鏡面ほど焦点距離が長い補助曲面を用いるようにしたので、従来用いていた1つの基本放物面Soと比較して、凹面鏡13の鏡軸に近い鏡面ほどその鏡軸から鏡面までの角度すなわち傾斜角度を大きくすることができ、線状光源1を鏡軸13Aに直交配置した場合でも、照明域6の上下方向のズレを大幅に低減できる。なお、各鏡面が基準とする補助曲面の焦点距離は、各鏡面で連続的に変化させてもよく、複数の鏡面ごとに段階的に変化させてもよい。
【0030】
また、各鏡面A,B,Cを一方向ここでは副方向にのみ湾曲して形成し、主方向では直線的に形成したので、断面が円弧の短冊形状となり、照射域6において所望の方向でのみ反射光を絞り込むことができる。さらに、各鏡面A,B,Cの所定方向ここでは主方向の幅を正面視で等しく設定したので、その方向で略等しい幅の照明域6が容易に得られる。
図3では、各補助曲面の頂点Ta,Tb,Tcを鏡軸13A上でずらして、各鏡面A,B,Cの境界で、各補助曲面Sa,Sb,Scが交差するように配置したので、各鏡面A,B,Cがその境界で連続するものとなり、滑らかな凹面鏡13を形成でき、照明域6に対して均一に集光できる。
【0031】
この点について、図4に示すように、各補助曲面の頂点が鏡軸13A上の同一位置Tとなるように配置してもよい。この場合は、凹面鏡13の鏡軸に近い鏡面ほどその傾斜角度を大きくすることができるともに、線状光源1から鏡面までの距離を図3と比較して長くすることができる。したがって、図4の例では、凹面鏡13の鏡軸に近い鏡面において、線状光源1から鏡面への入射光の拡がり角度が小さくなるため、凹面鏡13の全領域にわたって拡がり角度の差が小さくなって全鏡面から照明域へ精度よく反射でき、凹面鏡全体としてさらに優れた集光性が得られる。
【0032】
ここで、上記した実施の形態においては、セグメント14の長辺方向における各鏡面A,B,Cの焦点距離を、中央に向かうにしたがって大きくなるように形成し、線状光源1を長さ方向が凹面鏡13の短軸方向になるように配置した例を示したが、これに限らず、セグメント14の長辺方向における各鏡面A,B,Cの焦点距離を中央から外側に向かうにしたがって大きくしてもよい。ただし、図6に示すように線状光源1を基本放物面の副方向に沿って配置すると、中央部分に近づくにつれて線状光源1に近くなる。
【0033】
このため、各部分A,B、Cの任意の点P4,P5,P6に入射する直射光のビームの角度γ、β,α(または反射光のビームの角度)は略等しくならず(γ<β<α)、反射光のビームが下方にずれて光通路5の照明域6が拡大する。この場合、焦点距離Faの部分Aによる照明域を基準とした場合、他の部分B,Cにおける反射光のビームが下方にずれるので、高い照明均斉度は得られなくなるが、中心部の照度が高い無影灯用反射鏡として用いる場合においては何等問題ない。
【0034】
しかし、図7に示す第2の実施の形態のように、線状光源1を基本放物面の光軸方向に沿うように配置すると、各部分A,B,Cの任意の点P4,P5,P6に入射する直射光のビームの角度γ、β,α(または反射光のビームの角度)を略等しくすることができるため(γ≒β≒α)、各点P4,P5,P6で反射した反射光のビームは下方にずれず、照明域6の縦方向の全域を均等に照射することができる。したがって、線状光源1を鏡軸13Aに沿って配置した場合、この光通路5内に線状光源1や手などの遮光物が侵入していても照明域6には影像が発生せず、高い無影度を得ることができる。また、無影度が向上すれば、光通路5の照明域全体の照度も均一になり、より高い照明均斉度を得ることができる。
【0035】
図8は本発明の第3の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図、図9は図8のIX−IX線断面図、図10は図8のX−X線断面図、図11は鏡面と光通路の照明域を示す概略斜視図である。この実施の形態においては、回転放物面鏡11の凹曲面(凹面鏡13)を、主方向に3つの領域I,II,IIIに分割し、主方向に沿って配置した線状光源1からの光を各領域で所定の照明域6へそれぞれ反射する5つの鏡面20(20a〜20e)を形成している。鏡面20a〜20eは、凹曲面の主方向に分割された各領域I,II,IIIの幅を短辺とし、凹曲面の副方向を長辺とする長方形の放物面鏡に形成されている。
【0036】
各鏡面20a〜20eは所定の曲面に沿って副方向に湾曲して形成されている。また、各鏡面20a〜20eは、凹曲面の中央に向かうにしたがって焦点距離の大きい補助曲面を基準とし、その主方向に沿って湾曲して形成されている。これにより、両側の鏡面20a,20eの焦点距離はFc、その内側の鏡面20b,20dの焦点距離はFb、中央の鏡面20cの焦点距離はFaとなる(Fa>Fb>Fc)。したがって、各鏡面20a〜20eの焦点距離も異なり、凹面鏡の中央に位置する鏡面ほど大きな焦点距離を有している。
【0037】
このような構成によれば、主方向において中央に向かうにしたがって焦点距離が大きくなる凹状の鏡面20a〜20eを形成しているので、中央に近い鏡面ほど傾斜角度を大きくすることができる。その結果、図1に示した第1の実施の形態と同様に、線状光源1から出て各鏡面20a〜20eで反射した光を所望の照明域6へ精度よく集光でき、特に主方向での照射域のズレを大幅に低減できる。また各鏡面20a〜20eが副方向にも湾曲しているため、一方向に湾曲している鏡面を用いる場合と比較して、さらに効率よく集光できる。なお、本実施の形態では、線状光源1を主方向に沿って配置した場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく副方向に沿って配置してもよい。
【0038】
図12は本発明の第4の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図、図13は鏡面の斜視図である。この実施の形態においては、回転放物面鏡11の凹曲面(凹面鏡13)を、副方向に3つの領域I,II,IIIに分割し、それぞれの領域で線状光源1からの光を所定の照明域6へそれぞれ反射する5つの鏡面21(21a〜21e)を形成している。各鏡面21a〜21eは、凹曲面の副方向に分割された各領域I,II,IIIの幅を短辺とし、凹曲面の主方向を長辺とする長方形の放物面鏡に形成されている。
【0039】
各鏡面21a〜21eは所定の曲面に沿って主方向に湾曲して形成されている。また、各鏡面21a〜21eは、凹曲面の中央に向かうにしたがって焦点距離が大きい補助曲面を基準とし、その副方向に沿って湾曲して形成されている。これにより、凹曲面の中央に位置する鏡面21cの焦点距離がFaで、その上下に位置する鏡面21b,21dの焦点距離がFbで、最上段と最下段の鏡面21a,21eの焦点距離がFcとなる(Fa>Fb>Fc)。したがって、各鏡面21a〜21eの焦点距離も異なり、凹面鏡の中央に位置する鏡面ほど大きな焦点距離を有している。線状光源1は凹面鏡の主方向に沿って配置されているが、副方向に沿って配置してもよい。
【0040】
このような構造によれば、副方向において中央に向かうにしたがって焦点距離が大きくなる凹状の鏡面21a〜21eを形成しているので、中央に近い鏡面ほど傾斜角度を大きくすることができる。その結果、図1、図8に示した第1および第3の実施の形態と同様に、線状光源1から出て鏡面21a〜21eで反射した光を所望の照明域へ精度よく集光でき、特に副方向での照射域のズレを大幅に低減できる。また各鏡面21a〜21eが主方向にも湾曲しているため、一方向に湾曲している鏡面を用いる場合と比較して、さらに効率よく集光できる。
【0041】
図14は本発明の第5の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図、図15は図14のXV−XV線断面図、図16は図14のXVI−XVI線断面図、図17は鏡面と光通路の照明域を示す斜視図である。この実施の形態においては、回転放物面鏡11の凹曲面(凹面鏡13)を、主方向および副方向に複数の領域に分割し、それぞれの領域で線状光源1からの光を所定の照明域6へそれぞれ反射する複数の鏡面22を形成している。鏡面22は、凹面鏡の各領域と同様の長方形で、球面または放物面からなる凹面鏡に形成されている。
【0042】
各鏡面22の焦点距離は異なり、凹面鏡の中央に近いものほど大きな焦点距離を有している。ここでは、各鏡面22の焦点距離は、中央の鏡面から周縁の鏡面に向かって、主方向にそれぞれ焦点距離Fa,Fb,Fc(Fa>Fb>Fc)が用いられ、副方向にそれぞれ焦点距離Fa’,Fb’,Fc’(Fa’>Fb’>Fc’)が用いられている。線状光源1は凹面鏡の主方向に沿って配置されているが、副方向に沿って配置してもよい。なお、凹面鏡中央付近に位置する鏡面の焦点距離、例えばFa,Fa’については、主方向および副方向で同じ値(Fa=Fa’)を用いてもよい。
【0043】
このような構造からなる無影灯用反射鏡においては、各鏡面22の焦点距離を異ならせ、凹面鏡の中央に近いものほど焦点距離を大きくすることにより、中央に近い鏡面ほど線状光源1までの距離が長くなり傾斜角度を大きくしているので、図1、図8、図12に示した第1、第3および第4の実施の形態と同様に、線状光源1から出て各鏡面22で反射した光を所望の照明域6へ精度よく集光でき、特に主方向および副方向の両方で照射域のズレを大幅に低減できる。また各鏡面が主方向および副方向の両方で湾曲しているため、一方向に湾曲している鏡面を用いる場合と比較して、さらに効率よく集光できる。
【0044】
図18は本発明の第6の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図、図19は図18のXIX−XIX線断面図、図20は図18のXX−XX線断面図、図21は鏡面と光通路の照明域を示す斜視図である。この実施の形態においては、回転放物面鏡11の凹曲面(凹面鏡13)を、その中心Oを中心として同心状に3つの領域に分割し、それぞれの領域で線状光源1からの光を所定の照明域6へそれぞれ反射する3つの鏡面23(23a〜23c)を形成している。各鏡面23a〜23cのうち、鏡面23aは円形、鏡面23bはリング状であり、鏡面23cは中央に円形の穴を有し外周形状が回転放物面鏡11の外形状と一致している。
【0045】
各鏡面23a〜23cは、凹曲面の中央に向かうにしたがって焦点距離が大きい補助曲面を基準とし、その頂点(中心)から周縁部へ向かう放射方向(経方向)に沿って湾曲して形成されている。これにより、各鏡面23a〜23cは、凹曲面の中央に近いものほど大きな焦点距離を有している。ここで、鏡面23a〜23cとしては、図22および図23に示す第7の実施の形態のように楕円形状の回転放物面鏡に形成したものであってもよい。また、図24および図25に示す第8の実施の形態のように回転放物面鏡11の凹曲面(凹面鏡13)の主方向を長辺とする長方形に形成されたものであってもよい。線状光源1は凹面鏡の主方向に沿って配置されているが、副方向に沿って配置してもよい。
【0046】
このような構成によれば、中央に向かうにしたがって焦点距離が大きくなる凹状の鏡面23a〜23cを形成しているので、中央に近い鏡面ほど傾斜角度を大きくすることができ、図1、図8、図12、図14に示した第1、第3、第4および第5の実施の形態と同様に、線状光源1から出て各鏡面23a〜23cで反射した光を所望の照明域6へ精度よく集光できる。このため、所定の照明域6を有する光通路5内において線状光源1や手などの遮光物による影像が発生せず、高い無影度を得ることができる。また、照明域6を高い照明均斉度で照射することができる。
【0047】
なお、上記した実施の形態においては、鏡面14,20,21,22,23を回転放物面に形成した例を示したが、完全な回転放物面でなくてもよく、これに近似した曲面であってもよい。
また、回転放物面鏡11の凹曲面すなわち凹面鏡13を、焦点距離が異なる3つの領域I,II,IIIに画成した例を示したが、3つ以上の領域に画成してもよい。さらに、焦点距離はFa,Fb,Fc,Fa’,Fb’,Fc’に限らず、設計により適宜変更することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る無影灯によれば、凹状の複数の鏡面で回転放物面鏡の凹面鏡を構成し、これら鏡面のそれぞれで、所望の照明域全体へ線状光源からの光を反射して集光させる曲面を設け、これら曲面として、凹面鏡の鏡軸上であって光源より手前の位置に焦点を有し、かつそれぞれ個別の焦点距離を有する曲面を用いるようにしたので、回転放物面鏡の所定方向(例えば副方向)の幅よりも狭い所望の幅の照射域を得るとともに、これら反射光を照射域へ精度よく集光するという2つの要件を同時に満たすことができる。したがって、光通路内に線状光源や遮光物が侵入していても照明域に影像が発生せず、無影度を向上させることができる。また、無影度が向上すれば照明域をより均一に照射することができ、照明均斉度を向上させることができる。したがって、歯科医療その他の医療に用いて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図、および図1のIII−III線断面図である。
【図3】 直射光と反射光のビームの角度を示す説明図である。
【図4】 直射光と反射光のビームの角度を示す他の説明図である。
【図5】 鏡面の一部と照明域を示す斜視図である。
【図6】 鏡面の焦点距離を中央部ほど小さくしたときの直射光のビームの角度を示す図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態における直射光のビームの角度を示す図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図である。
【図9】 図8のIX−IX線断面図である。
【図10】 図8のX−X線断面図である。
【図11】 鏡面と照射ターンの照明域を示す概略斜視図である。
【図12】 本発明の第4の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図である。
【図13】 鏡面の斜視図である。
【図14】 本発明の第5の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図である。
【図15】 図14のXV−XV線断面図である。
【図16】 図14のXVI−XVI線断面図である。
【図17】 鏡面と光通路の照明域を示す斜視図である。
【図18】 本発明の第6の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図である。
【図19】 図18のXIX−XIX線断面図である。
【図20】 図18のXX−XX線断面図である。
【図21】 鏡面と光通路の照明域を示す斜視図である。
【図22】 本発明の第7の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図である。
【図23】 鏡面と光通路の照明域を示す斜視図である。
【図24】 本発明の第8の実施の形態を示す無影灯用反射鏡の正面図である。
【図25】 鏡面と光通路の照明域を示す斜視図である。
【図26】 一般的な無影灯を示す説明図である。
【図27】 従来の反射鏡を示す外観図である。
【図28】 従来の無影灯用反射鏡におけるビームの入射角と反射角を示す図である。
【符号の説明】
1…線状光源、2…回転放物面鏡、3…凹面鏡、5…光通路、6…照明域、10…無影灯用反射鏡、11…回転放物面鏡、12…カバー、13…凹面鏡、13A…鏡軸(凹面鏡)、I,II,III…領域、A,B,C,14,20,21,22,23…鏡面、Fa,Fb,Fc,Fa’,Fb’,Fc’…焦点距離、Sa,Sb,Sc…補助曲面。

Claims (12)

  1. 光源と、この光源からの光を反射して光源側でかつ光源から離れた照明域へ光を集光する凹面鏡とを備え、
    この凹面鏡は、全体として1つの回転放物面鏡を形成する複数の凹状の鏡面によって構成され、
    各鏡面は、前記照明域全体へ個々に前記光源からの光を反射して集光させる曲面を有し、
    前記各鏡面の曲面は、前記凹面鏡の鏡軸上であって前記光源より手前の位置に焦点を有し、かつそれぞれ個別の焦点距離を有することを特徴とする無影灯。
  2. 請求項1記載の無影灯において、
    前記各鏡面の曲面は、前記凹面鏡と同一方向に配置された、前記鏡軸上で前記光源より手前の位置に焦点を有する複数の補助曲面であって、かつそれぞれ焦点距離が異なる複数の補助曲面のうちのいずれかの補助曲面を基準とし、その補助曲面に対し所定方向に沿って湾曲して形成されていることを特徴とする無影灯。
  3. 請求項2記載の無影灯において、
    前記光源は、前記凹面鏡の鏡軸上であって、その鏡軸に直交する方向に沿って配置された線状光源からなり、
    前記光源に近い位置の鏡面は、前記光源から離れた位置の鏡面より焦点距離が長い補助曲面を基準として形成された曲面を有することを特徴とする無影灯。
  4. 請求項2記載の無影灯において、
    前記光源は、前記凹面鏡の鏡軸上であって、その鏡軸方向に沿って配置された線状光源からなり、
    前記光源に近い位置の鏡面は、前記光源から離れた位置の鏡面より焦点距離が短い補助曲面を基準として形成された曲面を有することを特徴とする無影灯。
  5. 請求項2記載の無影灯において、
    前記各鏡面の曲面は、前記光源に近い位置の鏡面から前記光源に遠い位置の鏡面にかけて、少なくとも前記凹面鏡の主方向または副方向のいずれか一方向に連続的あるいは段階的に変化する異なる焦点距離の補助曲面を基準として形成されていることを特徴とする無影灯。
  6. 請求項2記載の無影灯において、
    前記各鏡面の曲面は、前記光源に近い位置の鏡面から前記光源に遠い位置の鏡面にかけて、同心状に連続的あるいは段階的に変化する異なる焦点距離の補助曲面を基準として形成されていることを特徴とする無影灯。
  7. 請求項2記載の無影灯において、
    前記各鏡面の曲面は、基準とする前記補助曲面に対し少なくとも前記凹面鏡の主方向または副方向のいずれか一方向に沿って湾曲するように形成されていることを特徴とする無影灯。
  8. 請求項2記載の無影灯において、
    前記各鏡面の曲面は、基準とする前記補助曲面に対し前記凹面鏡の中心から周縁部へ向かう放射方向に沿って湾曲するように形成されていることを特徴とする無影灯。
  9. 請求項2記載の無影灯において、
    前記各補助曲面は、各鏡面の境界においてそれぞれの曲面が連続するようにそれぞれ配置されていることを特徴とする無影灯。
  10. 請求項2記載の無影灯において、
    前記各補助曲面は、これらの頂点が前記凹面鏡の鏡軸上の略同一位置となるようにそれぞれ配置されていることを特徴とする無影灯。
  11. 請求項1記載の無影灯において、
    前記各鏡面の曲面は、その端部が隣接する鏡面の曲面端部と一致するように形成されていることを特徴とする無影灯。
  12. 請求項1記載の無影灯において、
    前記各鏡面の曲面は、少なくとも前記凹面鏡の主方向または副方向のいずれか一方向にのみ湾曲する、断面が円弧で短冊形状に形成されていることを特徴とする無影灯。
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