JPS606827Y2 - 複写機原稿載置テ−ブルのブレ−キ装置 - Google Patents

複写機原稿載置テ−ブルのブレ−キ装置

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JPS606827Y2
JPS606827Y2 JP1170779U JP1170779U JPS606827Y2 JP S606827 Y2 JPS606827 Y2 JP S606827Y2 JP 1170779 U JP1170779 U JP 1170779U JP 1170779 U JP1170779 U JP 1170779U JP S606827 Y2 JPS606827 Y2 JP S606827Y2
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JP
Japan
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piece
spring
brake device
rocking
swinging piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1170779U
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JPS55113539U (ja
Inventor
隆 佐藤
新一 佐々木
Original Assignee
コピア株式会社
株式会社長谷川製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は複写機、とくに複写機上面に可動の原稿載置
用テーブルを記した複写機における該可動テーブルのブ
レーキ装置に関するものである。
往復動自在の可動テーブルに載置した原稿の被複写面を
複写機内に設置した固定の光源をもって走査するように
したタイプの複写機においては、照射光量を一定にして
良質のコピーを得るために、被複写面にわたってできる
だけ可動テーブルを等速で動かす必要があるが、このこ
とは該可動テーブルの運動の、とくに終了位置近傍にお
いてテーブルを急速に停止させる必要が生ずることにな
り、テーブルの運動の変化が複写機に与えるショックは
小さくない。
このことはとくに、このような可動テーブルタイプが採
用されることが多い中型以下の複写機において著しい。
もちろん可動テーブルをその往復動の範囲内でできるだ
け長工程にわたって定速走行させ、被複写面の走査終了
後には可及的すみやかにこれを停止させるためのブレー
キ装置としては、流体シリンダ装置を利用したもの、ス
プリングを利用したもの等従来から種々のものが提案さ
れている。
しかし流体シリンダを用いたものは構造複雑でコストも
高く、中小型の複写機には不適である。
またスプリングを利用したものは、構造をきわめて簡単
にすることは可能であるけれども、いっばんに、可動テ
ーブルを停止させるためにスプリングにたくわえられた
エネルギーが、次にテーブルを発動させるさいにテーブ
ルを加速させることになって、テーブルをできるだけ定
速走行させる趣旨からいって好ましくない。
本案はこのような、とくにスプリングを制動部材として
使用するブレーキ装置の欠点にかんがみて完成されたも
のであって、ブレーキ装置全体をコンパクトなユニット
状の形態とし、小型の複写機においても僅かなスペース
でどこへでも取付けることができ、前述のようなスプリ
ングを使用したブレーキ装置の欠点を完全に解消するこ
とを可能とした、複写機の可動原稿載置テーブルのブレ
ーキ装置を提供することを目途とするものである。
以下添付の図面について本案の好適な実施例について説
明する。
第1図は本案によるブレーキ装置の側面図であつて、図
示左右方向に往復動する原稿載置テーブルTの下部適所
には、該テーブルに固定されていて一端に立下り部S1
を有する係止片Sが配されている。
ブレーキ装置のフレームF適所には軸3が取付けてあり
、この軸に全体を符号10で示すブレーキ装置が配装さ
れている。
前記軸には第2図から判るように、この軸上で各別に回
動し得るように2個の揺動片1および2が配されている
フレームFに近い側に配されている揺動片2には、フレ
ームFの方向にのびている筒状部24が形成されており
、その外周面にはワンウェイクラッチのように作用する
コイルスプリング5が装架しである。
前記コイルスプリングの外周にはさらにスリーブ4が配
されており、前記スプリング5の一方の端部は、フレー
ムFに固着された前記軸の基部にもうけた係止部31に
、他方の端部は前記スリーブに形成した係止部41にそ
れぞれ係止されている。
揺動片2とコイルスプリング5およびカラー4で構威さ
れる部分は、公知のワンウェイクラッチと同様の作用を
なすものであって、揺動片2と一体の前記筒状部外周面
には前記コイルスプリング5が、その内径部分が筒状部
24の外周面に圧着密嵌しており、図示の実施例におい
ては、第1図ないし第3図左方からみて揺動片2が時計
方向に回動するときには、これにともなって密着するコ
イルスプリングが締り方向にうごき、これにともなって
該コイルスプリングの一端が係止する前記スリーブ4も
、さらにコイルスプリング5を締め付ける方向に回動傾
向となって結局揺動片2固定され、反時計方向に揺動片
が回動するときにはコイルスプリング5を介してスリー
ブ4が該スプリング5をゆるみ方向に回動傾向となって
揺動片を自由状態とするように構威しである。
揺動片2には、とくに第3図から明らかなように、その
頂部にL字状の切欠き部23が形成されており、その下
部には脚部21が一体に突出形成されている。
さらに、該揺動片2にはピン22がもうけてあって、こ
のピンと複写機フレームFの適所にもうけた係止部との
間には、第1図に示すように、ばね26が配してあり、
このばね26によって揺動片2は常時第1図時計方向に
偏倚習性をあたえられている。
また揺動片2の前記突出脚部21の自由端にはピン25
が取着してあり、このピン25は、複写機フレーム適所
に取りつけたピン8に、揺動自在に配したレバー6の一
方の端部に形成したスリット61内に遊嵌されている。
揺動片2と重畳して軸3に配された他方の揺動片1は、
第3図から明らかなように、その頂部にコ字状の凹部1
5を有しており、その下部に、先端にピン16をもうけ
た脚部11をそなえている。
さらに該揺動片1の下端は円弧状に形成されていて、こ
の部分には歯がもうけられており、この歯がフレームF
に取着した歯車7の歯と噛合している。
揺動片1と前記歯車7の側面にはそれぞれピン12.7
1がもうけてあり、これら両ピン間には、第1図から判
るように、揺動片1がスナップアクションをなすように
ばね13が取りつけである。
揺動片1の前記脚部11にもうけたピン16は、揺動片
1が回動したときにおけるピン16の円弧状の運動軌跡
内に、前述のレバー6の他方の端部62が存在するよう
な位置にもうけである。
また前記揺動片1および2の頂部の形状は基本的に同様
であって、揺動片2のL字状の切欠き部は、揺動片1の
コ字状の凹部を形成する一方の突部(図示右方の突部)
を欠いた形状になっているものである。
本案はおおむね以上のような構成となっており、つぎに
その作動について説明すると、第1図は原稿載置用のテ
ーブルが一方の端部にあってその係止片Sの立下り部S
1は揺動片1の凹部15、揺動片2のL字状切欠き部2
3に係合している。
この位置において揺動片1は、その凹部に前記立下り部
S1が係合しているので、ばね13の作用に抗して第1
図々示の位置を保持している。
また揺動片2は、伸張したばね26の作用にかかわらず
L字状間部23と前記立下り部S1の係合ならびに前述
のコイルスプリング5の作用によって、同じく第1図々
示の揺動片1と重畳した位置を保持している。
適宜の駆動手段によってテーブルTを第1図右方に駆動
すると、これに固定された係止片Sも右方に変位し、そ
の立下り部S1によって、ばね13の作用に抗して揺動
片1が時計方向に回動する。
立下り部S1は所定距離動いて後揺動片1の凹部15か
らはずれるが、このときまでにばね13は伸張しつつ中
立点をこえて縮少し得る状態となるので、これによって
揺動片1はさらに時計方向に回動する。
一方揺動片2は、コイルスプリング5が締す方向にある
ために、立下り部S1とL字状切欠き部23との係合が
はずれても第1図の位置を維持している。
前述のように、ばね13によって揺動片1がさらに時計
方向に回動すると、その脚部11にもうけたピン16が
レバー6の端部62に当接して該レバー6を時計方向に
回動させることになる。
レバー6が時計方向に回動すると、そのスロット61.
これに遊嵌されたピン25を介して揺動片2は反時計方
向に回動するのでコイルスプリング5がゆるみ、ばね2
6の作用によって揺動片2が時計方向に回動する。
揺動片1,2等の回動の極端位置は、図示しないストッ
パによって規正してもよいし、コイルスプリング5も無
制限にゆるむものではないからその限界位置によって規
正してもよい。
以上各部材の運動をテーブルTと関連して述べれば、テ
ーブルTが始動を開始した後、揺動片1の脚部11の作
用で揺動片2が回動するまでの期間、揺動片2は第1図
々示の位置を維持しているから、伸張されたばね26の
作用が、揺動片2を介してテーブルTに押圧力として本
来のテーブル駆動力に付加されることがなく、テーブル
はその駆動源の作用によってのみ所定の運動をなすこと
ができるものである。
テーブルTが第1図右方から移動してきたときには、そ
の係止片Sの立下り部S1が重畳している両揺動片1,
2の凹部15および切欠き23を形成する左側の突部に
まず当接しつつ左方に変位するので、両揺動片は反時計
方向に回動し、ばね26は伸張しつつテーブルTに制動
作用をおよぼすので該テーブルは減速し、ついでストッ
パ9に当接して停止する。
揺動片1側にもうけたばね13は、揺動片の反時計方向
への当初は伸張しつつテーブルに対する制動作用を助長
するように作用腰中立点をすぎてのちは、ストッパ9と
の協働作用によってテーブルを停止位置に保持すること
になる。
なお揺動片2の反時計方向への回動のさいは、コイルス
プリング5はゆるみ方向であるから、該揺動片の回動に
は何ら支障とはならないことば目明であろう。
以上説明したように、本案によるブレーキ装置は、テー
ブルを始動させるさいには、制動用のばね力がテーブル
にまったく関与することなく、テーブルの本来の駆動源
による作動のみがこれにかかるために、テーブルに所望
の運動をあたえることが容易であり、ブレーキ装置をユ
ニット化することができるために、複写機の他の構成部
分との関係構成を自由に配置、設計することができ、さ
らに安価な部品のみを使用して構成されているため全体
としてコストも比較的低いにかかわらず、公知のスプリ
ング利用のブレーキ装置の欠点をまったく解消すること
を可能ならしめた有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案によるブレーキ装置の要部の側面図、第
2図は、同上断面図、第3図は、各部の関係構成を示す
分解斜面図である。 図中、符号1,2・・・・・・揺動片、3・・・・・・
取付軸、4・・・・・・スリーブ、5・・・・・・コイ
ルスプリング、6・・・・・・レバー7・・・・・・歯
車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可動の原稿載置テーブルTの運動に制動作用を与えるば
    ね26をそなえた制動手段2,26と、停止している前
    記テーブルTが始動するさいに前記制動手段をテーブル
    停止位置に維持しておく維持手段2. 3. 4. 5
    と、 前記テーブルが始動してから所定時間経過後に前記維持
    手段を解除して前記制動手段を次の制動準備位置をとら
    せる手段1,6,2.13とからなる複写機原稿載置テ
    ーブルのブレーキ装置。
JP1170779U 1979-02-02 1979-02-02 複写機原稿載置テ−ブルのブレ−キ装置 Expired JPS606827Y2 (ja)

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JP1170779U JPS606827Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 複写機原稿載置テ−ブルのブレ−キ装置

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Publication Number Publication Date
JPS55113539U JPS55113539U (ja) 1980-08-09
JPS606827Y2 true JPS606827Y2 (ja) 1985-03-06

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JP1170779U Expired JPS606827Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 複写機原稿載置テ−ブルのブレ−キ装置

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