JPS606807Y2 - ミラ−装置 - Google Patents
ミラ−装置Info
- Publication number
- JPS606807Y2 JPS606807Y2 JP18086778U JP18086778U JPS606807Y2 JP S606807 Y2 JPS606807 Y2 JP S606807Y2 JP 18086778 U JP18086778 U JP 18086778U JP 18086778 U JP18086778 U JP 18086778U JP S606807 Y2 JPS606807 Y2 JP S606807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- mirror
- base
- spacer
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、光学式ビデオディスクプレーヤー等において
用いられ、ミラーによって反射する光の光軸を微調整す
ることができるミラー装置に関する。
用いられ、ミラーによって反射する光の光軸を微調整す
ることができるミラー装置に関する。
従来におけるミラー装置を第１図により説明すると、断
面丁字形をした基台１にはネジ孔２と二対の通孔３が開
口してあり、通孔３はネジ孔２を中心に上下および、左
右に一対ずつ位置させである。
面丁字形をした基台１にはネジ孔２と二対の通孔３が開
口してあり、通孔３はネジ孔２を中心に上下および、左
右に一対ずつ位置させである。
このネジ孔２には、その先端を鋭くした中心ネジ４がね
じ込んであり、通孔３にはそれぞれ調整ネジ５が回転自
在に挿通しである。
じ込んであり、通孔３にはそれぞれ調整ネジ５が回転自
在に挿通しである。
この調整ネジ５のねじ部はホルダー６にねじ込んであり
、ホルダー６の一側面には中心ネジ４の先端が当接する
よう締付けである。
、ホルダー６の一側面には中心ネジ４の先端が当接する
よう締付けである。
そして、ホルダー６の他側面にはミラー７が接着剤によ
って固着しである。
って固着しである。
このミラー７によって光を反射させ、必要とする位置に
光を反射させるのである。
光を反射させるのである。
ミラー７により反射する光の光軸を調整する場合には、
上下左右の調整ネジ５、を緩めたり、締付けた、すして
、中心ネジ４の先端を回転中心としてホルダー６を上下
左右に傾斜させ、ミラー７の光軸を傾けていた。
上下左右の調整ネジ５、を緩めたり、締付けた、すして
、中心ネジ４の先端を回転中心としてホルダー６を上下
左右に傾斜させ、ミラー７の光軸を傾けていた。
しかし、この構成では光軸の調整後にホルダー６を確実
に固定するために、調整ネジ５を締付ける必要がある。
に固定するために、調整ネジ５を締付ける必要がある。
このため、ホルダー６が変形し、この変形がミラー７に
まで及びミラー７の面精度を低下してしまうものであっ
た。
まで及びミラー７の面精度を低下してしまうものであっ
た。
これは、中心ネジ４と調整ネジ５によりホルダー６に曲
げモーメントを生じさせ、歪を起すためである。
げモーメントを生じさせ、歪を起すためである。
このホルダー６の変形が弾性変形の場合はミラー７の面
精度に悪影響を及ぼすだけであるが、塑性変形の場合に
なると面精度に加えてミラー７の調整精度の信頼性にま
で悪影響を及ぼすものであった。
精度に悪影響を及ぼすだけであるが、塑性変形の場合に
なると面精度に加えてミラー７の調整精度の信頼性にま
で悪影響を及ぼすものであった。
本考案は上述の欠点に鑑み、調整によってミラーを変形
させることがないミラー装置を提供するものである。
させることがないミラー装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
第２図は本実施例を示すもので、ホルダー６と中心ネジ
４との間には断面が略々台形をしたスペーサー８が介在
させである。
４との間には断面が略々台形をしたスペーサー８が介在
させである。
このスペーサー８は弾性限界の高い材料で形成されてお
り、台形の頂部（短辺側）を基台１側に（本実施例にお
いては中心ネジ４の先端に接触させである）、底部をホ
ルダー６側に配置しである。
り、台形の頂部（短辺側）を基台１側に（本実施例にお
いては中心ネジ４の先端に接触させである）、底部をホ
ルダー６側に配置しである。
また、ホルダー６とミラー７の間には弾性材料で形成さ
れた薄肉のクッション体９が設けである。
れた薄肉のクッション体９が設けである。
このクッション体９は両面粘着テープなどが使用できる
。
。
次に、本実施例の作用を説明する。
ミラー７の角度を調整しようとする場合は前述の様に調
整ネジ５を緩めたり、締めたりして行う。
整ネジ５を緩めたり、締めたりして行う。
また、ミラー７を前後させるには中心ねじ４を廻わし、
前後に後退させる。
前後に後退させる。
ミラー７の傾斜角度が決り、ホルダー６を固定する際に
は調整ネジ５を締め付けることにより行うが、調整ネジ
５と中心ねじ４との間に生じる曲げモーメントはスペー
サー８の変形によって吸収される。
は調整ネジ５を締め付けることにより行うが、調整ネジ
５と中心ねじ４との間に生じる曲げモーメントはスペー
サー８の変形によって吸収される。
また、台形の頂部を基台１側に、底部をホルダー６側に
配置しであるので、ホルダー６が基台１側から受ける力
の作用点がミラー７の中心からより遠くなる（本実施例
においては調整ねじ５がねじ込んである点と略々一致し
ている）。
配置しであるので、ホルダー６が基台１側から受ける力
の作用点がミラー７の中心からより遠くなる（本実施例
においては調整ねじ５がねじ込んである点と略々一致し
ている）。
したがって、調整ネジ５の応力によるホルダー６の歪は
、調整ネジ５の付近でのみ発生し、ホルダー６を変形さ
せる曲け゛モーメントは生じない。
、調整ネジ５の付近でのみ発生し、ホルダー６を変形さ
せる曲け゛モーメントは生じない。
また、曲け′モーメントにより生ずるホルダー６の歪や
、ホルダー６とミラー７の熱膨張率の差による歪は、ク
ッション体９により吸収され、ミラー７の面精度を低下
させることはなくなる。
、ホルダー６とミラー７の熱膨張率の差による歪は、ク
ッション体９により吸収され、ミラー７の面精度を低下
させることはなくなる。
本考案は上述のような構成であるから、調整ネジによる
応力歪はスペーサが吸収でき、ミラーを固定する場合に
も、ミラーや、ホルダを歪ませることがなく、また、ミ
ラーの調整、移動を同一方向から行うことができて作業
性がよい。
応力歪はスペーサが吸収でき、ミラーを固定する場合に
も、ミラーや、ホルダを歪ませることがなく、また、ミ
ラーの調整、移動を同一方向から行うことができて作業
性がよい。
第１図は従来のミラー装置を示す側面図、第２図は本考
案の一実施例を示す側面図である。 １・・・・・・基台、２・・富・ネジ孔、３・・・・・
・通孔、４・・・・・・中心ネジ、５・・・・・・調整
ネジ、６・・・・・・ホルダー、７・・・・・・ミラー
８・・・・・・スペーサ、９・・・・・・クッション
体。
案の一実施例を示す側面図である。 １・・・・・・基台、２・・富・ネジ孔、３・・・・・
・通孔、４・・・・・・中心ネジ、５・・・・・・調整
ネジ、６・・・・・・ホルダー、７・・・・・・ミラー
８・・・・・・スペーサ、９・・・・・・クッション
体。
Claims (2)
- （１）基台と、ホルダーと、該ホルダーに固着されたミ
ラーと、該基台とホルダーとを結合する少くとも１本の
調整ネジとを有し、前記調整ネジを調整することにより
該基台に対する該ホルダーの角度を変化させて該ミラー
の反射光軸を調整するミラー装置において、断面が略台
形状のスペーサを、その頂部を前記基台側に、その底部
を該ホルダー側にして、前記基台と該ホルダーとの間に
介在させ、前記スペーサの頂部中心に中心ネジの端部が
当り、前記スペーサの周縁部を調整ネジが基台からホル
ダにねじ込まれた構成としたことを特徴とするミラー装
置。 - （２）該ミラーは該ホルダーに生じる歪を吸収する弾性
材料よりなるクッション体を介して該ホルダーに固着さ
れていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第（
１）項のミラー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18086778U JPS606807Y2 (ja) | 1978-12-25 | 1978-12-25 | ミラ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18086778U JPS606807Y2 (ja) | 1978-12-25 | 1978-12-25 | ミラ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5597837U JPS5597837U (ja) | 1980-07-08 |
| JPS606807Y2 true JPS606807Y2 (ja) | 1985-03-06 |
Family
ID=29192553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18086778U Expired JPS606807Y2 (ja) | 1978-12-25 | 1978-12-25 | ミラ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606807Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4963071B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2012-06-27 | 株式会社 ファースト メカニカル デザイン | 光学素子ホルダ |
-
1978
- 1978-12-25 JP JP18086778U patent/JPS606807Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5597837U (ja) | 1980-07-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS62181918U (ja) | ||
| JPS606807Y2 (ja) | ミラ−装置 | |
| JPS644252B2 (ja) | ||
| JPH0321884B2 (ja) | ||
| JPS58109835U (ja) | 光学式デイスクプレ−ヤのピツクアツプ角度調整機構 | |
| US4314296A (en) | Transducer head mounting structures | |
| JP2598765Y2 (ja) | 回転装置へのミラー取り付け構造 | |
| JP2565715Y2 (ja) | 引出しパネルの調節自在な支持装置 | |
| JP2653154B2 (ja) | ディスク反り検出装置 | |
| JPS58109836U (ja) | 光学式デイスクプレ−ヤのピツクアツプ角度調整機構 | |
| JPH0222808Y2 (ja) | ||
| JP2574063B2 (ja) | 記録装置の取付け構造 | |
| JPS604107Y2 (ja) | 傾き角微調整機構 | |
| JPH0338713Y2 (ja) | ||
| JPS6024521Y2 (ja) | 加工品取付装置 | |
| JP2702730B2 (ja) | ステップモータ固定装置 | |
| JPS59111614A (ja) | ９０゜偏向ミラ−角度調整装置 | |
| JPS6333203Y2 (ja) | ||
| JPH0357093Y2 (ja) | ||
| KR940001124Y1 (ko) | 브이씨알의 오디오 제어헤드 테이프 텐션 자동 조정장치 | |
| JPH0248980Y2 (ja) | ||
| JPS61104335A (ja) | 光ピツクアツプの光軸調節装置 | |
| JPS635894Y2 (ja) | ||
| JP2529329Y2 (ja) | 情報読取装置の制振装置 | |
| JPH0525056Y2 (ja) |